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個別記事の管理2006-12-27 (Wed)
 冬休みですね。。。

 子供達が家にいると、楽しいこともたくさんあるのだけれど、
 お掃除とかしている時にゴロゴロと家でゲームとかされていると、
 「学校へ行って。。。」なんてつい思ってしまいます(苦笑)

 
 幸い、我が家は姉弟が仲がよいほうなので、放っておいてもいつもは2人で
 遊んでいるのですが、実は昨日から3日間は娘の方がバレエで忙しく、息子は
 ひとりで家で暇を持て余しています。。。

 この時期、お友達もみんな忙しいらしく、そしてもちろん、お勉強なんて
 するわけもなく^^;

 なので、何かと私に相手をしろ~~ってやってくるのですが。。。
 男の子って。。。特に下の子っていくつになっても甘えん坊ですよね。。。

 未だに抱っことかおんぶとかって。。。抱っこしたまんまでグルグル
 振り回してくれとか^^;

 本を読んでいると後ろから飛びついてくるし、音楽を聴いていると勝手に
 消しちゃうし、PCをやっていると「貸して~~」と割り込んでくるし。。。

 要はかまってほしいのでしょうね。。。

 
 誰か助けて(泣)。。。
 そんな感じです。

 でも。。。またそれも可愛いのだけれど(笑)

 
 娘の方は、昨日からある先生をお招きして、特別レッスンを受けています。。。

 その先生は、アレックス・ウシュラック先生といって、もともとはロシアの方
 なのですが、ウィーン国立バレエ団の芸術監督を7年間務め、シュツットガルト
 バレエ団ではバレエマスターとして、又、マリシア・ハイデという有名な
 バレリーナと組み沢山の作品にも出演されたそうです。。。

 それと同時に、ウラジーミル・マラーホフという、今のバレエ界ではトップに
 位置するとっても素敵なダンサーがいるのですが、その人を育て、現在でも親子の様な
 関係を続けられているそうです。。。

 また、ローザンヌ国際バレエコンクールの審査員を長い間務めたこともある方です。。。

 
 娘のお教室の先生がとてもアクティヴな先生で、元松山バレエ団の方なのですが、
 以前は森下洋子さん、清水哲太郎さんと一緒に世界のバレエ団巡りなんかを 
 されていました。。。

 しかも、お若い頃にドイツに留学、そしてアレックス先生の元でしばらく
 修行されてたそうで、そのご縁で、娘達は今回の特別レッスンを受けられるのですが。。。

 でも先生はその他にも更にモナコでマリカ・ベゾブラゾヴァとか、ニューヨークでは
 ロバート・デンバース、デヴィッド・ハワード、そしてパリではライモン・
 フランケッティに師事するなどなど。。。

 なんだか。。。うちの先生はものすごい先生だったことを、今更ながらに実感してます^^;

 
 実は昨年の夏にも、アレックス先生をお招きして、身体の各部位の使い方、
 ストレッチ方法、ダメージの克服方法などなど。。。

 とても丁寧にご指導していただいたのですが、本当に、娘はなんて恵まれているんだ。。。
 って私のほうが羨ましくなるくらいでした。。。

 アレックス先生は、ロシアのあのワガノワバレエ学校出身なので、その古典的な、
 変にアレンジを加えていないやり方。。。基礎中の基礎をしっかり叩き込む
 そのやり方に、とても感動しました。。。

 
 でも、恵まれた環境にいる本人というものは、なかなかそれに気づかない
 ものなのですよね。。。

 娘は生まれつき股関節が柔らかく、それだけでも恵まれていて、アレックス先生からも
 「あなたはあとは使うだけですよ。」と言われたのに、自分から必死で上を
 目指そうという強い志のようなものは、彼女からはどうも感じません(泣)

 私は股関節を柔らかくするのに、すごく苦労したし、しかも子供の頃にそんな
 すごい先生から直にレッスンを受けられるチャンスなんてほとんどなかったのに。。。

 なんて思うと、つい娘に一言言いたくなるのだけれど、ここはグッと我慢だなぁ。。。
 なんてまた葛藤が(苦笑)

 ちょっと。。。バレエのことを語ると、やっぱりついつい熱が入ってしまいますね。。。


 20061227150948.jpg

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個別記事の管理2007-03-06 (Tue)
 先日、NHKでバレエの「ジゼル」を放送していました。。。

 ジゼルは。。ストーリーも音楽もとてもシンプルなのですけれど。。。
 私はこれを観るとラストは必ず号泣です。。。

 解っていても。。。いつも泣けてしまいます。。。

 そしていつも。。。
 「愛するということ」について考えてしまいます。。。


 舞台はドイツの農村。まだまだ身分制度がある、封建時代という設定。。。
 
 若く美しい村娘のジゼルは一人の若者アルブレヒトと愛し合っているのですが、
 このアルブレヒト、実は貴族であり領主であり、そして婚約者までいたのです。

 ジゼルはそんなことは何も知らず、そして何も疑わず。。。
 彼の事を自分と同じ村の農民だと信じ込んでいます。。。

 
 ある日、ジゼルに思いを寄せる森番のヒラリオンはアルブレヒトのこの秘密を知り、
 それをジゼルの前で暴露してしまいます。

 もともと身体の弱かったジゼルは、余りのショックに気が狂ってしまい、
 そのまま死んでしまうのです。

 
 ジゼルを裏切り、死なせてしまったアルブレヒトは、失意と後悔を胸に、
 森にあるジゼルのお墓にやって来ます。

 また、衝撃の事実を暴き立て、結局愛するジゼルを死に追いやってしまった
 森番のヒラリオンも、やはり森にやって来きます。

 
 彼女のお墓のある暗い森には、ウィリーという妖精が住んでいるのですが、
 ウィリーというのは、結婚する前に死んでしまった乙女達の精霊で、夜になると
 お墓から出てきては、歌い踊り、通りがかった男性を見つけると、死に至るまで
 踊らせて殺してしまうという恐ろしい霊でした。

 
 ウィリー達はまず森番のヒラリオンを取り囲んで踊らせ、彼を死に至らしめてしまいます。
 続いて、アルブレヒトがウィリー達に見つかってしまいます。

 
 でも。。。やはりウィリーとなっていたジゼルはただ一人、ウィリーの女王の命令に背き、
 そして仲間達の攻撃からアルブレヒトを必死になってかばう。。。
 彼を「死のダンス」から守るです。

 やがて朝が来て、ジゼルの霊に守られたアルブレヒトは救われ、自身のジゼルへの
 愛の深さに改めて気付きます。。。

 そしてジゼルは。。。夜明けと共にまた自分のお墓へと帰ってゆくのでした。。。


 ダンサーにとって、感情表現が1番難しいのは、この「ジゼル」だというお話を
 聞いたことがあります。。。

 確かに1幕と2幕では、別人のように雰囲気をガラッと変えなくてはいけないし。。。
 何よりも、ジゼルのようなピュアな心で人を愛することは、とても難しいことだと
 思うので。。。これを表現するのは、とても大変そうです。。。

 
 全く疑っていなかった恋人に裏切られ、そのショックで死んでしまったジゼル。。。
 それでも彼女はアルブレヒトを少しも恨まないばかりか、それを昇華した純愛を
 アルブレヒトに捧げる。。。

 とても美しいです。。。

 
 人を「真に愛する」ということは。。。どういうことなのでしょう。

 私には。。。それが出来るのでしょうか。。。

 そして。。。「誰」を愛するのでしょうか。。。


 
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個別記事の管理2007-05-07 (Mon)
 空気を祝福する。。。感謝する。。。
 普段は目に見えないものだから、ついつい
 忘れがちになってしまいますね。。。

 それでも。。。
 私達が忘れてしまっていても、精霊達はいつも
 私達に空気を提供してくださっています。。。

 シルフィード。。。
 空気の精。。。

 バレエでも、シルフィードはよく出てきます。。。
 「ラ・シルフィード」というのは、ひとりのシルフィードの
 ことなのですが。。。
 これには、ラコット版というのと、ブルノンヴィル版という
 そのお話の内容は同じなのに、音楽と振り付けが違う
 2種類のヴァージョンがあります。。。


 
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 こちらはラコット版。。。
 シルフィード役のオーレリ・デュポンがとても繊細でそして
 可愛らしい。。。
 ちょっと、オードリー・ヘップバーンに似ているなぁなんて
 思っています。。。


 
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 こちらはブルノンヴィル版。。。
 DVD化されて嬉しいところですが、まだ手に入れてません^^;
 音楽の方は知っているのですが、ラコット版とは本当に、
 全然違います。。。

 これとは別に、ショパンのピアノ曲をオーケストラヴァージョンに
 アレンジした「レ・シルフィード」というものもあります。。。
 こちらは「レ」なので、複数のシルフィード達と一人の詩人が
 森の中で踊る。。。とても幻想的なバレエです。。。
 特にストーリーもなく。。。ただ踊る。。。
 ロシアのマリインスキーバレエ団のレ・シルフィードを観た時は、
 絵が動いている。。。と、つい思ってしまったほどでした。。。

 純潔な人が亡くなると空気の精になり、優雅な若い娘の
 姿で現れるという言い伝えもあります。。。

 シェイクスピアの戯曲「テンペスト」では、空気中に棲む
 妖精「エアリエル」が登場して、魔法使いの使いとして
 活躍していますね^^

 ベートーヴェンの有名なピアノ・ソナタ「テンペスト」も、
 ベートーヴェン自身が、「シェイクスピアのテンペストを
 読むと、この曲が理解できよう。」と弟子に語ったと言われ、
 そこから「テンペスト」という副題がついたと
 言われています。。。

 精霊達は。。。
 芸術の世界でも大活躍してくださっていますね。。。


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個別記事の管理2007-10-29 (Mon)
 昨日の夜は、またまたバレエDVD鑑賞。。。

 私の好きなバレエに「ダッタン人の踊り」というのが
 あって、これは、歌劇の「イーゴリ公」というものの
 中のワンシーンです。。。
 作曲者は、ボロディン。。。

 イーゴリ公の歌劇は、12世紀ロシア、英雄イゴリー公が
 南方の草原地帯に現れた遊牧民族ポロヴェツ人を討つために
 出陣するのですが、とても善戦しながらも、惨敗して捕虜と
 なってしまい、でも、この捕虜生活は長く続かず、
 脱出に成功して再び故郷の土を踏むという愛国の物語です。

 私の好きなバレエのシーンは、捕らわれの身となっている
 イーゴリ公が、東洋系のコンチャック・ハーンの捕虜である
 ダッタン人(正確にはポロヴィツ人)達の踊りを観る
 場面です。。。

 カスピ海のほとりから連れて来られたポロヴェツの娘達の
 哀愁漂う旋律と踊り。。。
 すご~~く美しいのです。。。

 有名な曲なので、聴けばだれでも、「あ~あれか~」って
 思うと思います^^

 ダッタン人という呼び名。。。中国のほうでポロヴェツ人をこう
 呼ぶようになったみたいなのだけど、でも、ポロヴェツ人って
 一体どんな民族??なんて思って調べてみたら、なんだか
 いろいろと出てきました。。。


 タタール

 クマン人

 キプチャク


 「タタールと呼ばれる人々の実態は多様であり、その名が
  用いられる時代と場所によって指し示す民族は異なる。」

 らしいですが、クマン人も広い意味でのタタールの中の
 一部なのでしょうか。。。
 クマン人はポロヴェツ人のことみたいで。。。
 キプチャクはクマン人と同じみたいだけど、そのクマン人は
 11世紀ごろに黒海北岸に現われたと。。。
 (ややこしいです。。。^^;;)

 そんなことを考えながら、DVDを観ていたのだけど(笑)
 主人が「ダッタン人は東洋系だったらしい。」なんて急に
 言い出すので、なんでそんなことを知ってるの??と
 聞いたら。。。

 「そば屋で見た。。。」

 ・・・と。。。

 は???と思っていたら。。。
 あの、「だったんそば」というのは、このダッタン人と
 関係があるそうで。。。
 え~~、こんなところにダッタン人!!と、ちょっとびっくり
 しました(笑)

 ちょっと調べてみたら。。。

  だったんそば(韃靼蕎麦)は、よく血液がサラサラになると
  言われている栄養価の高いおそばで、ロシアのバイカル湖
  付近のダッタン人(モンゴル系遊牧民族)が海抜1500m~
  2000mの高地で、貴重な栄養源として古くから栽培・
  常食していた事から名付けられたそうです。

  だったん蕎麦を常食しているダッタン人達は昔から病気が
  非常に少なく不老長寿だそうですが、その秘訣がこのだったん
  蕎麦の様です。

  現在、世界中で栽培されている蕎麦は、普通種とだったん種の
  2種類ですが、ダッタン蕎麦の主産地は中国雲南省・チベット・
  モンゴル・ネパールなどの2000m以上の山岳地帯で多く
  栽培されています。

  栽培地域が限られているため今でも珍種のそばで、
  ダッタン蕎麦粉は、からし色に近い黄色をしていて
  苦味があります。

  この苦味成分は、ケルセチンと言う成分の苦味でケルセチンは
  血液をサラサラにする作用・免疫力強化作用があるそうです。
  日本蕎麦の約100倍近くもあるルチンと言う成分は幻の
  ビタミンPと呼ばれ、毛細血管強化・修復作用があるそうです。


 ・・・と、おそば屋さんのサイトに書いてありました。。。

 ちょっと食べたくなってきました。

 芸術の秋から。。。食欲の秋へ。。。(笑)
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個別記事の管理2007-12-22 (Sat)
 冬至の今日は。。。
 素晴らしい1日でした。。。

 昨年の終わり頃から、歌いたい、踊りたいという気持ちが
 とても強かったのだけど。。。
 歌は、ご縁ある方々との出会いによって、今年はそういう場を
 いろいろと設けていただくことが出来ました。。。

 踊りは。。。と、ずっと探していたものを、半年ほど前に見つけることが
 出来たのですが、それが、昨日、今日。。。とやっと実現。。。
 
 実際に。。。踊ることが出来ました。。。
 それは。。。

 イサドラ・ダンカン・ダンス


 「クラシック音楽、詩、彫刻、自然、古代ギリシャの神話や
  伝統に霊感を受けた新しいスタイルの舞踊を確立した。

  ダンカンの舞踊は、森羅万象に向かう意識的な手法であり、
  人間の魂の非言語的表出である。

  彼女は、行動を制約するような社会規範のほとんどに
  挑戦したが、これは、

  『精神表現の源が太陽神珪叢(みぞおち)に所在する』

  という概念に従った結果である。」

 
 イサドラ・ダンカンは1877年5月26日、サンフランシスコの
 名家に生まれました。

 同じ年の10月、父が経営する銀行が倒産。少しして両親は離婚し、
 父は別の女性と再婚します。育ち盛りの4人の子供たちと後に
 残されたイサドラの母は、ピアノのレッスンで生計を立てなければ
 なりませんでした。

 2人の息子たちも雑多な仕事を見つけ、幼いイサドラと姉の
 エリザベスも近所の子供達に踊りを教えました。イサドラは、
 踊りのレッスンや学校にいる時間以外は、いつも海辺を散策
 したものでした。寄せては返す波の動きをみていた時、
 舞踊についての最初のインスピレーションが浮かんだ、と
 後に言っています。

 イサドラは、フランソワ・デルサルト(1811-1871)が提唱した
 からだの動きの理論からも影響を受けました。
 自然が最も美しい――自然な動きとは身体構造と重力、
 その両方と調和したもの、というのがデルサルトの考えでした。

 26歳の時ベルリンでおこなった「The Dance of the Future」と
 いう講演でイサドラは、自然こそ舞踊の源だと語りました。
 
 生物はみなそれぞれの自然本能によって--それぞれの感情と
 物理的構造(すなわち身体)によって--動きます。
 
 未開人の身のこなしは自然で美しく、同じようにギリシア彫刻に
 見られる、シンプルなチュニックとサンダルをつけただけの
 古代ギリシア人の動作は美しいものです。

 
 ~踊るヴィーナス―イサドラ・ダンカンの生涯~より





 先生は、メアリー佐野さんといって、サンフランシスコ在住の
 ダンカンダンスの継承者の方なのですが。。。
 日本人とのハーフでいらっしゃって、向こうにスタジオをお持ち
 なのですが、年に数回、日本に戻ってきてくれて、ダンスを教えて下さいます。。。
 本当に本当に。。。とても美しく。。。そしてお人柄も魅力的な
 ものすごく素敵な方で。。。
 憧れてしまいます。。。

 先生が踊ると、周りに景色まで見えてきてしまいそうな。。。
 そんな感じでした。。。

 バレエのスタイルが身についてしまっている私には、
 全身をリラックスさせて踊ることが、逆に難しかったりするのですが。。。

 今の私は。。。
 以前のように、身体が思うように動かない。。。
 バレエを踊ると、今と昔のギャップ。。。そしてそのギャップを受け入れる
 ために生じるジレンマ。。。そういう辛さがあったりして。。。

 だけど、ストレッチやヨガでは、なんとなくもの足りない。。。

 とにかく。。。踊りたい。。。
 
 何か、気持ちよく踊れるものはないのかな。。。と、ずっと探して
 いました。。。

 フラダンスやベリーダンスなども考えましたが、私の求めるところと
 微妙に何かが違う。。。

 そんな時に見つけたのが、このダンカン・ダンスでした。。。

 そして今回、実際に踊ってみて。。。
 これは。。。一生続けたい。。。

 そう思えるくらい。。。素晴らしい体験になりました。。。

 イサドラ・ダンカンは、「モダン・ダンスの母」。。。
 と呼ばれているくらい、舞踊界では有名なので、ダンカンのことは
 子供の頃から知っていました。。。

 でも、当時の私にはダンカン・ダンスの深さが理解出来ず、
 全く興味がありませんでした。。。

 あの頃は、チュチュとトゥシューズの世界だった。。。

 今は。。。「裸足のダンカン」
 と言われた彼女の。。。
 大地としっかりとつながった踊りに。。。とても惹かれます。。。


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 上の2つの写真はメアリー佐野先生です。。。
 素敵ですねぇ。。。
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個別記事の管理2008-01-12 (Sat)
 今日はまた、ダンカン・ダンスに行ってきました。。。

 明日もう一日レッスンがあって、明後日はメアリー先生の
 ミニコンサートがある。。。
 生徒さん達の中で、2,3人、そのコンサートで踊るのだけど
 今日、レッスンのあと、そのリハーサルがあったので、
 ちょっとだけ観てきました。。。

 その時、メアリー先生の踊りをはじめて観ました。。。
 ほんの3分くらい。。。一曲だけだったけど。。。

 先生のその踊りを観ていたら、すごく悲しい気持ちになってきて
 胸が痛くなる。。。というか、涙が出そうな感じと言うか。。。
 自分がなんで悲しいのか解らないのだけど、すごく悲しいのです。。。

 その踊りが終わったあと先生が、
 
 「これは悲しみの踊り。。。
  (ダンカンが)子供を失った時に作った悲しみの踊りよ。。。」
 
 ・・・って。。。

 なんだか。。。
 それを聞いたら、ものすご~~~~~く感動してしまいました。。。

 だって。。。
 何も聞いていなかったし、何も知らないのに、その踊りをみたら
 私は悲しくなった。。。

 これって。。。
 先生が「悲しみ」そのものを踊っていたってことだよなぁ。。。って。。。
 メアリー先生、やっぱりすごい。。。と。。。

 照明も衣装も背景も何もないのに。。。
 普通に踊っただけであれだけ表現出来てしまうなんて。。。


 ダンカン・ダンスって。。。
 バレエとはまた違う。。。
 テクニックだけじゃないなぁ。。。と思いました。。。

 基礎はやっぱり必要なのだけど、それだけでもダメみたい。。。

 いくら上手に踊れても、自分のエゴがあるうちは、きっと表現出来ない。。。

 例えば。。。
 「春」を踊らなくてはいけないのに、「私」を持ったまま踊ったら、
 その踊りは、「春」にはならない。。。

 「私はこれだけ上手に踊れる。。。」と思いながら踊ったら。。。
 挑戦的だったり、攻撃的な踊りになってしまったりするかも。。。

 それを観た人は、そこから「春」は感じないだろう。。。
  
 踊りのテクニックの上達のほかに。。。
 やっぱり、スピリチュアル的な面でも、いろいろと深めていかないと
 きっとこの踊りは踊れないだろうなぁ。。。と。。。

 先生の踊りを観て感じました。。。

 ダンカンダンスのポイントは、太陽神経叢。。。
 そして、大地としっかり繋がること。。。

 なんだか。。。
 すごいものに出会ってしまったな。。。



 ~魂の燃ゆるままに(ダンカン自伝)より~


  私はアパートで昼も夜も、身体の動きによる魂の神聖なる表現と
  しての踊りを追及し続けた。
  何時間も手を太陽神経叢の上で組み、じっと立っていることもあった。

  私は求め続け、すべての動きが湧き出す泉、動力の中心、
  あらゆる種類の動きが生まれる統合体、新たなダンスを映し出す
  鏡をついに発見した。

  そしてこの発見から私の理論が生まれ、それに基づいて、私は
  のちに学校を設立したのだった。。。

  私は体の中にある経路に流れ込み、体全体を光の波動で満たしていく
  魂の表現の源を探し続けた。つまり魂のヴィジョンや思いを映し出す
  遠心的な力を追い求めたのであった。

  何ヶ月もかかって、この一つの中心に全ての力を集中することを
  学んでからは、音楽を聴くと、音楽の光や波動が私のなかにある
  この泉に流れ込むのがわかった。

  その光や波動は、そこから頭脳ではなく魂の霊的ヴィジョンのなかへと
  映し出され、このヴィジョンから光や波動をダンスの中に表現
  するのだった。。。



 ダンカンの言っている意味が。。。
 ものすごくよく解る。。。

 芸術。。。

 天から受け取ったものを、表現すること。。。
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個別記事の管理2008-01-14 (Mon)
 今日は、ダンスの先生のサロンコンサートでした。。。

 舞台でやるわけではなく、昨日までレッスンしていた
 場所でやるので、そんなに広くないし、お客は20人くらい
 しか入れないし。。。

 それに、一緒に踊る生徒さん達も、一昨日急遽決まって、
 そんなにリハーサルもしてないし。。。

 なので、一体どんな感じになるのかと思っていたのだけど。。。

 もう。。。
 素晴らしかったです。。。

 その素晴らしさは。。。
 あんまり言葉にはしたくないです。。。

 こういうものは、本当にその瞬間が大事で。。。
 なんだか、言葉にすると陳腐なものになってしまいそう。。。
 
 ダンカンは、映像に残す事を嫌がったそうです。。。

 でも、そうなのですよね。。。
 こういうのって、映像にしてしまうと、どうしても伝えきれない
 ものがあるというか。。。
 なんとなく、違うものになってしまうというか。。。

 だから。。。
 今日のことは、「感動した。。。」ということだけ記録に
 残しておこうかな。。。(笑)


 終わったあとは、みんなで打ち上げパーティー。。。
 シャンパンで乾杯♪
 これもまた楽しかったです。。。
 
 先生のパートナーの方もまたすごい方でいらっしゃいました。。。
 あまり詳しく書くのはマズイような気もするので、ここでは
 書かないけど、バレエをやっている人ならまずみんな知っている、
 あの、ベジャールともお知り合いだって。。。

 彼のご趣味はお料理だそうで。。。今日のおつまみも
 彼が作ったそうなのだけど、それもすごい綺麗でおしゃれで。。。
 そういうところが、また素敵です。。。

 ちなみに。。。
 モーリス・ベジャール。。。
 ・・・はついこの前亡くなってしまったけど、彼の「ボレロ」は
 超有名ですね。。。


 そして。。。
 すぐに帰られちゃったけど、作家の五木寛之さんもいらしてました。。。
 先生のお知り合いなんだそうです。。。 

 先生がおっしゃっていたのだけど、前もっていろいろ準備をしなくても、
 直感で決めた事は、いつも、不思議なほどうまく行く。。。
 きちんと形になっていく。。。って。。。

 私も。。。
 今日までの流れを、脇で見てきたけれど、リハーサルの時には
 想像も出来なかったほど、素晴らしかった今日のサロンコンサートを観て、
 先生のおっしゃることが、全くその通りだなぁ。。。と感じました。。。


 打ち上げパーティーで、先生のご主人とお話していた時。。。
 実は、デジャヴュを感じました。。。
 その瞬間思い出したのだけど、12月のワークショップのあと、
 私は、今日のことを、夢で見ていました。。。
 本当にそのまんま。。。

 不思議ですねぇ。。。

 今日のあの空間は。。。
 まさに夢のような場でした。。。
 

 一昨年の暮れくらいから、自分の内側からわいて来ていたもの。。。

 歌いたい。。。踊りたい。。。

 これが、だんだんと形になっていくようで。。。
 とても嬉しいです。。。
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個別記事の管理2008-06-01 (Sun)
 ザハロワのガラ・コンサートの映像をyou-tubeで発見しました!
 
 これ。。。ものすごく観たかったんです。。。


 
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個別記事の管理2008-06-05 (Thu)
 ダンカン・ダンスの先生が。。。

 「ひとつのことをずっとずっと深めていくと、いろんなことが解るのよ。」

 ・・・っておっしゃっていましたが、本当にそうですね。。。

 
 全ての道は、ローマに通ず。。。


 最近また、バレエ熱が再然してきているのだけど。。。
 今はYouTubeでいろいろなものが観られるので、便利ですね。

 このふたつの作品ですが。。。


 

 


 最初の動画が、このブログの以前のタイトルの元にもなった
 「シェラザード(シェヘラザード)」で、次のが「薔薇の精」です。。。

 ロシア人のミハイル・フォーキンが、それまでのバレエスタイルに反発心を持ち、
 そしてイサドラ・ダンカンに影響を受けたことによって、こういった作品が
 生みだされていったそうです。。。 

 その彼の作品をフランスに持っていったのが、ディアギレフという人で、彼の率いる
 「バレエ・リュス」は、20世紀前半の芸術界に大きな旋風を巻き起こしたのでした。。。

 バレエ・リュスは、様々な芸術家とコラボを行いましたが、そのメンバーの中には
 ピカソとかサティとかもいたりします。。。

 このバレエ・リュスで大きな役割を果たしたのが、あの伝説の天才ダンサーと
 いわれるニジンスキーで、上のシェヘラザードや薔薇の精を最初に踊ったのも
 彼でした。。。


 20080605143857.jpg   20080605143941.jpg
  牧神の午後より                薔薇の精(タマラ・カルサヴィナと)


 でも、彼は晩年、精神分裂症を患い、狂気の世界をさ迷いながら、逝ってしまいました。

 もっとも。。。
 私の好きなロシアのダンサー、ルジマトフは。。。
 
 「ニジンスキーは最後まで正気だった。。。」
 
 ・・・と語っていましたが。。。


 このニジンスキーと、あとは画家のゴッホの生涯。。。
 
 私は。。。
 そこからなんだか、いろんなことを考えさせられました。。。
 なんとなくどこかに共通点を感じて。。。

 それが何なのだろう???と、考えているうちに、ぶつかっていくところは。。。
 宗教や科学なんかをつき詰めていった先にある。。。
 ある壁の向こう側の世界と同じなのですよね。。。


 その。。。
 向こう側の世界をチラッと垣間見た後に、またここに戻ってくると。。。

 なんだかね。。。

 ふかいのです。。。 
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個別記事の管理2008-06-14 (Sat)
 今日はなんとなく。。。
 このCDが聴きたい気分になりました。。。


 
Circle Is CastCircle Is Cast
(2002/02/12)
Libana

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 「LIBANA」。。。
 というグループの「The Earth, the Air, the Fire, the Water」という歌です。。。
 歌というよりかは、チャントかな。。。


 
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個別記事の管理2008-07-19 (Sat)



 バレエくるみ割り人形。。。
 1幕の最後の、粉雪の踊りですが。。。

 これは、私の初舞台で踊った踊りでした。。。

 なんだか。。。
 観てると、いろんなことを思い出しますねぇ。。。


 こんなことがあったんです。。。

 「Lyricaちゃん、あなただけ足が反対よ。」

 ・・・と、先生に注意されました。。。
 大勢で踊る中、私だけみんなと反対に踊っていたのです。。。

 けれど。。。
 前回の振付の時、先生は絶対にこういう風に教えてくれてた。。。
 と思っていた私は、その時、先生にそう伝えました。。。

 そうしたら先生は少し考えて、みんなをそのパのスタートの
 ポジションに戻らせて、最初からやってみることにしました。。。

 そうしたらやっぱり、間違っていたのは周りのみんなの方で、
 先生すら、それに惑わされてしまっていたのでした。。。


 これは。。。
 私がまだ、小学校の低学年の頃のお話で。。。
 あの頃は、こういうことは、まるで普通に、何も考えずに
 やっていたことだけれど。。。

 今の私だったらこういう場合、なかなかこんな風に、先生に
 ハッキリ言えないかもしれないなぁ。。。なんて思ったら、
 とっても複雑な気持ちになってしまいました。。。(苦笑)


 この頃の私は。。。
 また少し、変わってきたかなぁ。。。なんて思ったりもするけど。。。



 くるみ割り人形を作曲したのは、あの有名なチャイコフスキーです。
 チャイコフスキーって、数々の素晴らしい曲を生み出した人ですけれど、
 その裏に、こんなエピソードがあるんですよ。。。


 1876年の暮れ、チャイコフスキーは以前に作曲を依頼していたある
 女性のファンからの手紙を受取りました。

 
  あなたが私の願いを速やかにかなえて下さることに、あらかじめ
  心からお礼申しあげるのをお許しください。私がどれほどあなたの
  作品に心を奪われているかを申し上げるのは余計でしょう。あなたは
  そうでなくても賛辞にお慣れでしょうし、私のように音楽の世界は
  取るに足らない者の称賛など滑稽にお思いになるかもしれません。
  けれども私があなたの音楽から与えられる歓びはあまりにも大きいので、
  誰であれそれを笑ってはいけません。ですから、どうか私の言葉を
  信じていただきたいのですが、あなたの音楽を聴くと人生がもっと軽やかに、
  快適になるとだけ申しておきます。



 チャイコフスキーは、その翌日に、彼女に返事を書きました。


  あなたがお書きくださったご親切なお褒めの言葉に心から感謝します。
  失敗と障害によって前途が困難になっている音楽家にとって、
  あなたのように、我々の芸術に対してかくも心のこもった誠実な愛情を
  抱いてくださる人たちが少しでもいるのを知るということは、ひとつの慰めなのです。



 これが、彼の運命を変えることになる、文通のはじまりでした。


 文通の相手は、ナジェージダ・フィラレートヴナ・フォン・メックという
 裕福な未亡人。。。
 チャイコフスキーより9歳年上でした。。。

 裕福な生活になじんだ未亡人の彼女にとって、チャイコフスキーほどすぐれた
 音楽家が経済的な苦労のために、作曲に全身全霊打ち込むことができないと
 いうことは、どうしても理解できないことでした。

 彼女は、チャイコフスキーが心おきなく創作の仕事に専念できるように何らかの
 力添えができればと願い、コチェークを介してバイオリンのための小品を多額の
 報酬で依頼したのでした。

 作曲に対する報酬があまりにも多額だったので、チャイコフスキーは彼女が
 経済的援助を申し出ていることに気づき、そして、それを受け入れることに
 したのです。

 そして、ふたりは一度も会うことがなく、実際に言葉を交わすこともなく、
 ただ文通だけで付き合うという、そんな不思議な関係を14年間も続けたそうです。。。
 
 夫人とのつきあいは、チャイコフスキーにとっては、人間関係のわずらわしさを
 忘れて、手紙で意見の交換、感情を打ち明けられる気楽さが何よりも魅力。。。
 ということもあったみたいですが。。。


 夫人に、援助の打ち切りと交際の終わりを持ち出されたとき、チャイコフスキーは
 交際の継続を求めたらしいです。。。
 でも断られ、自分はただお金で買われていただけだったのではないか。。。
 と彼女を恨んだんだそうですよ。。。


 偉大な作曲家もきっと。。。
 いろんなことを抱えていたのでしょうねぇ。。。 
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個別記事の管理2008-08-02 (Sat)
 昨日は、夜、教育テレビでバレエのラ・バヤデールをやっていました。。。
 新国立劇場バレエで、主演はザハロワとマトヴィエンコ。。。

 私にとっては、夢の共演~♪

 マトヴィエンコって。。。
 昔から大好きでね、新国立劇場に、彼のロミオを観にいったことも。。。


 「今日、テレビでバレエやるぞぉ~」

 ・・・って教えてくれたのは、実は父。。。
 テレビ大好きおじいちゃんの父は、そういうチェックは欠かしません(笑)
 でも、そのおかげで見逃さずにすんだのだから、ここは素直に感謝です^^


 バヤデールの影の王国は、去年の発表会で娘が踊りました。。。
 もちろん、まだまだコールドでしたが、バヤデールのこのシーンは、
 コールドの見せ場でもあるので、周りに迷惑をかけないようにと、
 プレッシャーもかかるし、上級の先輩のお姉さん方に混じって、
 必死に練習してたっけ。。。

 なので娘は。。。
 今でもこのシーンを見ると、あの時の大変さが甦ってくるそうです。。。

 解るなぁ。。。その気持ち。。。(笑)


 
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個別記事の管理2008-10-14 (Tue)
 20081013233255.jpg


 この写真は、20世紀の初頭に活躍したロシアのバレリーナ。。。
 アンナ・パヴロワです。。。

 あの、バレエ嫌いだったイサドラ・ダンカンさえも唸らせた、天才バレリーナ。。。


 今日は娘のバレエの発表会でした。。。
 3歳からバレエを始めて、もう何度目の発表会でしょうか。。。
 小さい頃に比べると、親のテンションもだんだん下がってくるので(笑)
 この頃は、だいぶ落ち着いて見ていられるようになりました。。。


 発表会前は、何度か舞台でリハーサルを行います。。。
 その時は、男性ゲストの先生方も加わってのレッスンになるのですが、
 今年、初めて見かける若い男性ゲストの方は、リハの時、いつも
 おふざけモードで。。。

 「今日さぁ、あの先生踊ってる時、衣装の袖にお菓子を隠し持ってたよ~」

 ・・・なんてこの前娘が言っててね。。。(笑)

 なんでも。。。
 娘の話では、レッスンの時、いつもふざけているんだそうです^^;

 バレエをやっている人というのは。。。ストイックなところがある。。。
 ・・・というか、なんとなく独特の恐さみたいなものがあってね。。。
 うちのお教室の先生も、その例にもれません^^;
 私はその緊張感、結構好きなのですが、でも、特に本番前なんていうのは
 いつも以上にピリピリしていたりするから、いくらゲストと言えど、
 「あんなにふざけちゃって大丈夫なのかなぁ。。。^^;」と見ているこっちが
 ヒヤヒヤしていたりしました。。。


 そのくらい、いい加減に見えたそのゲストの先生ですが。。。
 でもね。。。
 今日の舞台、何人かの男性達の中で一番踊りが冴えていたのは、
 実はその先生だったのです。。。


 う~~ん。。。
 なんていうか。。。そんなものなんですよねぇ。。。


 それでちょっと、アンナ・パヴロワを思い出しちゃったのです。。。

 彼女は、一生懸命レッスンしている人を見て、

 「そんなにたくさんお稽古しないといけないなら、私はバレエを嫌いに
  なっちゃうわ。。。」

 なんて言ってたそうです。。。
 そのくらい、あんまり真面目にレッスンしていなかった人らしいのに、
 それでも。。。こうして歴史に名を残すダンサーになってしまうの。。。

 地味にコツコツ頑張っても、一生、日のめを見られない人だって
 いるのにね。。。


 あるダンサーが、「才能半分、努力半分」。。。
 なんて言ってたけど、素晴らしいダンサーの99%の人達はやっぱり、
 見えないところで、相当の努力をしていると思います。。。

 けれど。。。
 残りの1%の人達は。。。
 もしかすると、全く努力しなくても、ホントに簡単に、そして完璧に
 出来てしまう人達なのかもしれません。。。

 なるべくしてなる。。。というか、それが天職。。。というか。。。

 世の中にはそういった、天才と呼ばれる人達が、いたりするのですよね。。。


 これがその、アンナ・パヴロワの映像。。。
 有名な「瀕死の白鳥」です。。。


 



 でも当時の天才も、今の技術からしてみると、正直、ちょっと見劣りして
 しまいますね。。。

 こちらは、今のマリンスキーの花形。。。
 ウリアーナ・ロパートキナの「瀕死」です。。。


 


 バレエの技術も、今はすごい進歩です。。。

 だってね。。。

 当時は世界のバレリーナのほんの数名しか出来ないと言われていた
 フェッテのダブルを。。。
 今では娘のお教室の生徒の子達が、簡単にクルクルと回ってしまうように
 なっているのですから。。。


 そういった地味~なところでも。。。
 少しづつ進化していっているのですね。。。
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個別記事の管理2008-12-24 (Wed)
 さっきまで。。。
 数年前のバレエの発表会のDVDを、子供達と観ていました。。。

 実は、息子もちょっとだけバレエをやっていたことがあって、その時の
 発表会は、姉弟そろって出た唯一の発表会なのです。。。

 しかも、その時の演目は、「くるみ割り人形」。。。

 そう言えば、娘もその時、小学4年生でした。。。
 4年生での、くるみ割りの舞台。。。
 私は粉雪だったけど、娘は花のワルツでした。。。

 
 DVDを観ていたら、いろんなことを思い出しました。。。
 
 その前年の発表会での娘の踊りを観て、めまいを覚えた私は、
 その日から、鬼の先生と化して(爆)家で猛レッスンをしたんだっけ。。。(笑)

 バレエに関してだけは、私、ダメなんです。。。
 妥協が出来ないのです。。。

 納得いくポーズが出来るまで。。。
 例えば、アラベスクに1時間。。。パッセに1時間。。。
 手の動き、首の伸ばし方etc.etc.

 娘曰く、「先生よりママのレッスンのほうが恐い。。。」

 ・・・って。。。(笑)


 あの頃は、私自身もバレエをやっていた。。。というのもあって、
 熱の入れ方がすごかったのかもね。。。
 ロシアの名門、ワガノワバレエ学校のレッスンDVDを買って、
 毎日毎日、娘と一緒にストレッチ&筋トレ。。。
 娘には、ワガノワの基礎レッスンもやらせ、その時は私は鬼コーチ。。。
 もちろん、発表会前は、振り付けのレッスンもしてたから、フリータイムは
 ほとんどバレエに費やしてた。。。

 ホント。。。
 娘もよくついてきたなぁ。。。と思います。。。 

 でも、努力すればやっぱり、それは結果として現れるもので。。。
 あの時の娘の踊りは。。。
 私が言うのもなんだけど、すごく光っていました。。。

 お姉さんたちも娘をチェックしてたし、他のママ達から、
 「うちの子もレッスンしてやってくれない?」
 ・・・なんて言われたりもしてね。。。(笑)


 あぁ。。。
 ホント、バレエに関してだけは。。。人が変わるなぁ。。。私。。。(笑)


 そんなこともあったけど。。。
 今年限りで、10年以上続けてきたバレエを、娘はやめることに
 なりました。。。

 他に、やりたいことが見つかったのだそうです。。。

 娘には。。。
 お疲れさま。。。と、ありがとう。。。を言いたいです。。。


 ずっと解ってたけど。。。
 バレエを本当に愛していたのは、娘ではなく、実は私だったのですね。。。

 バレエは。。。
 私のこの年齢になってからまた始めるのは、ものすごくキツイ。。。
 それに、昔と今の自分のギャップに苦しむのが、解ってるから。。。
 今の自分を受け入れるまでが。。。解っていても大変でねぇ。。。

 だからね。。。
 まるっきり初心者で始めるより、逆に大変な部分がたくさんある。。。


 ダンカン・ダンスに出逢ったとき、素敵だなぁ。。。と感動したけど、
 ダンカン・ダンスとバレエは身体の使い方が両極にあって。。。

 だから、この先、どっちをやろうか。。。と迷っていた私に、主人は簡単に
 両方やればいいじゃん。。。と言いますが。。。
 そうもいかない私。。。

 それでずっとズルズルしていた私にとって。。。
 娘がバレエをやめる。。。という出来事は。。。
 もしかしたら、ひとつのキッカケになるのかもしれないなぁ。。。

 
 DVDを観ながら。。。
 そんなことを考えていた。。。イヴの今日でした。。。


 
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個別記事の管理2008-12-25 (Thu)
 
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 くるみ割り人形は、数え切れないほどDVDが出ていますが、
 本当に夢の世界のように、ロマンティックなものは、やっぱりこれだと
 思います。。。

 レジュニナさんが、とっても可愛らしい。。。


 
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個別記事の管理2008-12-27 (Sat)
 今日は、娘の最後のバレエの日でした。。。

 長年お世話になった先生にご挨拶をして、お教室のみんなにも
 お別れを言って。。。
 
 娘よりも、私の方が泣きそうになった。。。


 今のこの寂しさも。。。
 いつかは想い出に変わってしまうのだろうけど。。。

 
 なんだか今は。。。
 思いきり、浸っていたいなぁ。。。
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個別記事の管理2009-05-28 (Thu)
 最近は家で、月のリズムにあわせてワークアウトをやっていました。。。


 満ちていく月の時は、筋トレ。。。
 欠けていく月の時は有酸素運動がよいそうなので、私の場合。。。
 
 欠けていく月の時は、むか~しに買ったビデオを見ながら
 エアロビをやっていたのですが、満ちていく月の時はこれをやっていました。。。
 これは。。。かなりキツイけど、効果絶大なので、おすすめなのです。。。


 
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 この「2」の方には、タランテラのリズムにあわせて少しだけ踊るところが
 あるのですが、途中、結構長いジャンプが入るのでかなりハード。。。
 でも、ゼイゼイ言いながらそれをこなした時の達成感は、何とも
 言えないのです。。。(笑)


 そして、汗をたっぷりかいたあとに、冷やしておいたハイビスカス&ローズヒップの
 ティーをグイッ。。。と飲む。。。


 それが結構、快感です


 まだまだ身体もかたいし、ラインもすっきりはしていないのですが、
 下準備は整った。。。ということで、6月からフィットネスジムに
 通うことにしました。。。


 ジム。。。といっても、私はマシーンはあまり好きじゃないし、プールも
 めんどくさいので(笑)
 きっとまた、スタジオ専門になってしまうかな。。。
 (昔もそうだったの。。。)


 バレエにしても、ヨガにしても、やるならこういったジムではなくて、
 ちゃんとしたお教室に通いたい。。。と、そう思っていたのだけれど、
 それは、今の現実的には結構難しいということが、この頃
 解ってきました。。。

 気軽に行ける。。。というのが、やっぱり一番続くかな。。。
 なんて思ってね。。。主婦にとっては。。。(笑)


 バレエやヨガだけでなく、ヒップホップやジャズダンス、フラダンスや
 ベリーダンスなど。。。
 いろいろ試せそうなので、それもいいかも。。。と。。。

 きっと、成るように成っていくのだから、出来そうなことから
 やってみよう。。。と、そういう結論に至りました。。。


 やっぱり私は。。。
 歌ったり踊ったりすること、大好きです。。。
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個別記事の管理2009-06-03 (Wed)
 昨日からジム通いを始めました^^

 昨日はエアロビとフラダンスだったのですが、初日ということもあり、
 エアロビは少し軽めに動いてやってみました。。。
 フラダンスも、入門編の「楽しみましょ~」みたいなクラス
 でしたので、そんなに疲れはしませんでした。。。

 スタジオでエアロビをやるのは十数年ぶりなので(笑)まずは
 ベーシックにしたのですが、かなり軽すぎて、ちょっともの足りないかも?。。。
 なんて夜、主人に話したりしていたのです。。。


 で、今日はバレエとまたエアロビをやってきたのですが。。。
 バレエは。。。ジムのバレエだから。。。と、少し甘く見ていたら、
 結構本格的で嬉しくなってしまいました^^

 そのかわり。。。身体はガクガクになりましたが。。。(苦笑)

 エアロビも、今日もベーシックだったけど、今回はちょっと密にやろう。。。と、
 思って。。。(笑)
 
 昨日とインストラクターが違ったので、メニューも微妙に違った部分が
 あることはあったのですが、でも、基本は昨日とそんなに変わって
 いません。。。

 それなのに。。。
 今日のエアロビは、最後の方、死にそうになりました。。。^^;

 
 同じ時間、同じような動きなのに、気合いを入れるとこんなに
 運動量が変わるのですよね。。。


 以前から感じていたことなのですが。。。

 バレエの初心者用のオープンクラスなどに行くと、もちろん内容は
 基礎の基礎的なメニューになっているわけですが。。。

 私はいくら経験者だとは言っても、身体が動かないので、ほとんど
 初心者同然で。。。
 なのでいつもそういったクラスを選ぶのですが、周りの初心者の方が
 涼しい顔でやっていらっしゃる中、いつも、経験者の私だけが
 汗ダラダラになってしまうのです。。。

 ・・・というのも、どうも、身体が昔のことを覚えているみたいでね。。。
 少し手を抜いてやろうと思っているのに、身体が勝手に頑張ってしまうのです。。。

 最初からそこまで伸ばさなくても。。。というくらい足を伸ばしてしまうから
 足はつるし^^;上半身を無意識に引き上げたりするので、ただ立っている
 だけで、ブルブルしてくる。。。(苦笑)
 
 なので、レッスンが終わる頃、みんなが「楽しかったわ~♪」と
 おっしゃっている中、私はひとり、とっても疲れてる。。。(苦笑)


 そんなことを通して、いろいろ考えたこともありました。。。

 
 私もみんなと、「楽しかったわ~」って言ってみたい。。。なんて
 思ったこともあったけど、1度バレエをある程度までやってしまった
 私には、それはもう無理なんですね。。。
 きっともう。。。後戻りすることは出来ない。。。


 数年前に久しぶりにバレエを復活した時は、頭の中に描く自分の身体と
 実際の自分の動きのギャップにショックを受けました。。。
 それで何度か挫折を繰り返し、今では頭ではもう昔のようにというのは
 無理だと。。。完全にそう割り切ったはずなのですが、頭が手を抜こうとしても
 今度は身体が、自分の出来る範囲の精一杯で動こうとしてしまう。。。

 なんだかね。。。
 ちょっと前までは、全然動かない自分の身体に愕然としていたのだけど、
 今は、そんな頑張ってる自分の身体が、ちょっと愛しくなったりもして。。。


 頭と身体。。。
 理想と現実のこのギャップを埋めるには。。。
 もう、あんまり余計なことは考えず、地道にコツコツやり続けるしかない。。。
 そんな気がしています。。。


 今まで、いろんな「ギャップ」のおかげで数回挫折しましたが。。。
 今度こそ!!頑張りたい。。。 
 そう思います。。。


 
 密度濃くやれば。。。
 その分、得るものも大きいような気がします。。。

 いろんな意味でね^^
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個別記事の管理2009-08-30 (Sun)
 昨日、ある学校の演劇部の練習を見学しました。。。

 娘は高校生になったら演劇部に入りたいそうなので、体験で
 参加させていただいたのですが、そこの演劇部は。。。
 すごかった。。。

 今の高校生って、みんなあんなに本格的なレッスンをしてるの??

 そこはまるで、どこかの劇団のようでした。。。
 その風景を見学していたら。。。
 
 「ここって。。。学校だよね??」

 ・・・と、一瞬自分がどこにいるのか解らなくなってしまいました(笑)
 以前、娘のバレエのレッスンを見学していた時と同じ感覚を
 感じていました。。。


 レッスンの中にストレッチとかエアロビまで入っていたりするし、
 ところどころで、バレエ用語までチラホラと聞こえてきたりしてね。。。

 そういうのが始まると。。。
 自分の中に何かのスイッチが入るのが解るのです。。。(笑)
 あとから娘に言われました。。。

 「ママ、あの見学の時だけ目が真剣だったよね!」

 肝心の学校説明会の時より、目が輝いていたそうです。。。^^;;


 子供達の夏休み中は、スポーツジムをお休みしていました。。。
 その分、家でやろうと思っていたけれど、やっぱりバタバタしていて
 それどころではなかった。。。

 年齢と共に、身体を創るのは大変になってくるのに、少し休むと
 また体が動かなくなるのは異常に早い。。。
 逆戻りするのは早いのに、そこからまた、身体をほぐしていくのには、
 と~~っても時間がかかる。。。

 休み明け、ジムに行くのが恐ろしいです。。。^^;


 しばらく行っていないと、めんどくさくもなってくるし、経済的な
 ことを考えたりすると。。。
 もう、やめちゃって家でやればいいかな?なんて気持ちもどこかに
 あったけど。。。
 昨日の娘のレッスンは、とてもいい刺激になりました^^


 ああいった場で、みんなでやること。。。
 これがまた、いいのですよねぇ。。。


 演劇でもそうだと思うけど、バレエも。。。
 ひとつの作品をみんなで創りあげること。。。
 自分はその中の1人なのだと感じながら、いい作品を
 創りあげていこうと、みんなでひとつの目標に向かって
 努力すること。。。

 そして、出来上がった時の達成感。。。
 満足感。。。


 表現していくこと。。。
 創っていくこと。。。

 ・・・というのは、とても楽しいのです。。。


 あれは。。。
 一度味わうと、やみつきになりますよね。。。(笑)



 子供の頃は、「主役」をやりたいばかりだったけど。。。
 もちろん今でも、そういう気持ちも全くないわけではないけど。。。
 最近は「その他大勢」の1人を完璧に演じることの難しさも知り。。。
 
 「いかに目立たないか」

 ・・・ということにも、とても興味があるの。。。


 発表会なんて夢のまた夢。。。と諦めていたのだけど。。。
 でもいつかまた、舞台で踊ってみたいなぁ。。。なんて、
 最近は思うようになってきた。。。

 そういったものを「表現する」ために。。。


 その前にまず、毎日ちゃんとストレッチしなさいよ。。。


 と、もうひとりの自分のつっこみが聞こえてきますが。。。(笑)


 あぁ。。。
 踊りた~~い!
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個別記事の管理2009-09-23 (Wed)
 昨日は、以前娘がお世話になっていたバレエ教室の発表会が
 あり、私たちも観にいってきました。。。


 娘がバレエを始めた3歳の頃は、下の息子はまだ1歳。。。
 まだ赤ちゃんの息子を連れてレッスンに通うのは、ホント
 大変だった。。。

 バレエ教室で出会う先輩ママ達は、今で言うところの
 「セレブ」な方々が多くて。。。
 しかも、みんながなぜか娘一人っ子。。。というお宅。。。

 娘がレッスンをしている間、そういったママ達とお茶をして
 過ごす時間が、私にとっては結構苦痛でした。。。(苦笑)
 まだ小さい息子がぐずろうものなら、冷や汗モノでね。。。(笑)

 
 子供を持てば必ず発生する「親同士のお付き合い」というものも、
 このバレエ教室に関してはかなり特殊で強烈で。。。
 それが苦痛で何度このバレエ通いをやめてしまおうと
 思ったことか。。。


 それでも、なんだかんだと10年以上続け。。。
 結局娘はやめてしまったけれど、昨日の発表会で
 久しぶりにその場の雰囲気の中に親子共々入った時。。。
 未だにそこに、自分達の居場所みたいなものがあることを
 ひしひしと感じ。。。
 なんだか、とても嬉しかったです。。。
 何事もなかったかのように、そこに戻れそうな感じでした。。。


 でもね。。。
 娘も私も。。。
 発表会を観にいったら、やめたことを後悔して、また
 やりたくなったりするのかな?なんて思ったりもしたのですが、
 逆でした。。。


 これで完全に、完結した感じ。。。とでも言うのかな。。。
 二人とももう。。。
 学ぶことは、学びきってしまっているみたい。。。


 娘は娘でもう後は見ていないようで、今やりたいことに
 向かってまっしぐら。。。

 私は。。。
 娘よりも執着心が強いみたいで(苦笑)離れることに
 ちょっと寂しさは残るものの、でももう完全に手離せる感じ。。。


 なんだか。。。
 妙な達成感?みたいなものが、胸に広がりました。。。 



 娘にバレエを始めさせたことは。。。
 彼女に私の夢を託してしまっていたこともあったからでした。。。

 あの頃の私は、自分にはもう無理だから。。。という
 気持ちが、どこかにあったのでしょうね。。。


 でも、「無理」。。。っていうのは、言い訳でした。。。


 昨日舞台に立っていた方の中には、子供が大きくなって
 40歳を過ぎてから初めてバレエを始めた。。。という人も
 いて、それ以来10年以上。。。
 レッスンをほとんど欠かすことなく、ずっと続けている。。。と
 いう方もいらっしゃるのです。。。


 3歳の子供にバレエを習わせる親。。。というのは、自分も
 バレエ経験者という人が結構多いのですが。。。(笑)
 そういうママたちが、その方の舞台を初めて観た頃は。。。
 正直言うと、みんな内心苦笑いしていたのです。。。

 でも、あれから10年以上経った今では。。。
 彼女に対するみんなの見方は全然変わっていて。。。
 その方を。。。とても尊敬するようになりました。。。


 その方は。。。
 ただご自分が踊るのが好きだから続けているだけ。。。
 だとしても。。。

 励まされますね。。。
 自分ももっと頑張ろう。。。という気持ちになります。。。
 ダンス魂に火がつきます。。。
 

 結局。。。
 踊ることが好きなのは娘ではなくて私。。。


 ・・・ということが、とってもよく解る今日この頃なのでした。。。
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