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個別記事の管理2006-03-29 (Wed)
 現代神智学の祖と言われているのは、かのブラヴァッキー夫人で、
 彼女の著書「シークレット・ドクトリン」は、相対性理論のアインシュタインの
 愛読書であった。。とか、トランスパーソナル心理学のケン・ウィルバーが
 自身の著作の参考文献にあげているとか。。様々な分野に影響を与えているようです。


 
シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》シークレット・ドクトリン 宇宙発生論《上》
(2013/04/15)
H・P・ブラヴァツキー

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 また、神智学協会によると、アグニ・ヨガのレーリッヒ夫妻、
 アリス・ベイリー女史、シュタイナー、グルジェフの弟子のウスペンスキーは、
 みな神智学協会の会員(もしくは元会員)だったそうです。
 クリシュナムルティのお父さんもそうらしいです。

 私が持っている「エメラルド・タブレット」という本、その著者が
 「アトランティス人のトート」?!…とびっくり仰天なこの本の編纂をした
 聖白色同胞団のミュリエル・ドリール。。この人も神智学に大きな影響を
 受けたとか受けなかったとか。。


 話しはそれますが、フラワーオブライフの著者の、ドランヴァロさんって、
 白色同胞団と関係ある人??なんて思ってしまうのですが。。どうなんでしょう。。

 
 こんなにあちこちに影響を及ぼしている(らしい)神智学。。
 その開祖であるブラヴァッキー夫人って一体どこからこんな知識を得たの??
 なんて思ってしまいますよね。

 
 ブラヴァッキー夫人の自伝によると、彼女は世界中を旅して秘教を学び、
 エジプト・中東・ジャワ・日本にまで足を伸ばし、インドのラダックから
 チベット入りを試みたそうです。そして、ロンドンで初めてマスターに
 出会ったとも言われています。。。。

 彼女は、最初はエジプトを西洋的オカルティズムの源泉と見ていたそうですが、
 その後インドに渡ってから、東洋的思想に影響され、ヒマラヤのマスターの
 存在を説くようになったそうです。

 
 エジプトと言えば、やっぱりアトランティスのトート??なんて考えてしまいます。
 トート=ヘルメスですので、ヘルメスと言えば錬金術。。

 錬金術というのは、このヘルメスが残したとされている「エメラルド・タブレット」が
 元になっているらしいのですが、これ実は、黄金を作ることが本来の目的では
 なかったようなのです。。。

 
 でも、勘違いして地下にこもって怪しい実験をした人達のおかげで、
 いろいろな化合物が見つかり、それが化学の発展に一役かっていたりと、
 間違いも間違いでなかったような気もする一方(苦笑)、心理学者のユングは、
 自分の患者の見る夢の中に、錬金術のシンボルと同じイメージがたくさん
 現れることに気付き、錬金術師達は、自分でも気付かないうちに、それらの
 シンボルを用いて、自らの無意識を探求し、これを図像化する試みを行っていたのだ。。
 という結論に至ったそうです。。

 
 ユングは、錬金術師達はその「大いなる作業」という過程を通して、
 自らも気付かないうちに精神修行を行っていて、得られる黄金とは、
 すなわち「変容、完成された精神」を意味していると言っていました。

 私的には、意識が変容すれば、実際に黄金だって作れちゃう!
 …な~んて思っていたりするのですが(笑)

 
 あと、ヒマラヤのマスターと聞くと「シャンバラ」なんて浮かんでしまいますね。
 「私はシャンバラを見た!」なんていう、衝撃的??な内容の「チベット永遠の書」
 なんていうのも、読んだ事がありまして(汗)。。


 
チベット永遠の書―宇宙より遥かに深く 「シャンバラ」極限の恐怖の果てに「生」の真理を見たチベット永遠の書―宇宙より遥かに深く 「シャンバラ」極限の恐怖の果てに「生」の真理を見た
(1994/07)
テオドール イリオン

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 昔は、チベットに外国人が入るのは、そうとうな覚悟が要ったようです。
 それはともかくとして、チベットと言えば、私のキーワードでもある「虹」
 という字にひかれて手にした「虹と水晶」という本で読んだ、
 「ゾクチェンの教え」というのを思い出します。。


 
虹と水晶―チベット密教の瞑想修行虹と水晶―チベット密教の瞑想修行
(1992/02)
ナムカイ ノルブ

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 キリスト教のルーツ?なんて言われているミトラ教というものがあるのですが、
 その研究家の東條真人という人は、またすごいお話をされていました。


 東條真人


 ・シュタイナーがいう「秘教的キリスト教」とは、東方ミトラ教の一派
  「パウロ派」「ボゴミール派」「カタリ派」のことである。

 ・アリス・ベイリーの著作もミトラの秘儀のひとつメタトロン神秘主義や
  ハランのミトラ教団(サビアン教団)の教義を下地にしている。

 ・ブラヴァッキーにミトラ教の神学の伝統を教えたのは、イラン人
  ベフラムシャー・シュロスである。シュロフからもらった秘教占星学に
  関する知識をもとに、7光線占星学の解説書が書かれたのである。

 ・スーフィズム(イスラム神秘主義)を欧米に最初に紹介したのは
  グルジェフであるが、グルジェフのスーフィズムは「ナクシュバンディー教団」の
  教えの一部である。しかし、グルジェフはイスラム色を払拭して西洋に
  スーフィズムを紹介したので、グルジェフの教えがスーフィズムを
  基礎にしていることを知らない人もいる。


 などなど。。
 結局、神智学は古代秘教の焼き直し。。みたいな事をおっしゃっています。。
 

 そして。。。


 「ミトラ神」は、キリスト教徒にとっては「キリスト」そのもので、
 ユダヤ教徒にとっては「大天使メタトロン」であり、イスラム教徒によっては
 「イマム・マーディ」、ヒンドゥー教徒によっては「カルキ神」、または
 「クリシュナ」の再臨とされている。神智学では、ミトラ神のことを「ブラフマー」
 あるいは「ロゴス」と呼び、その地球上での姿を「世界教師」と呼んでいる。

 「ミトラ」という名前は、サンスクリット語で「マイトレーヤ」と転訛し、
 インドやチベットなどではマイトレーヤと呼ばれている。

 一方、イラン系ミトラ=ミスラがミフルと転訛。続いてミクル→ミルクル→ミルクとなり、
 最終的に「ミロク」と呼ばれる。このミロクが漢字に翻訳されて「弥勒」となり、
 マイトレーヤの訳語となる。これが「弥勒菩薩」である。弥勒菩薩は仏教における
 メシアである。

 このように、世界中の主要な宗教の中にミトラ神の像が組み込まれている。


 ・・・とのことです。
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個別記事の管理2006-03-30 (Thu)
 人間の存在の目的は、「原初への回帰」だ。これがエジプトのメッセージであり、
 秘伝のすべてに共通したメッセージでもある。そのような教えによれば、
 人が存在するのは、生まれながらの権利である「高い意識状態を回復」する
 ためであるという。

 ~天空の蛇(ジョン・アンソニー・ウェスト/翔泳社)~



 「魔女」とか「秘密結社」と聞くと、どういうイメージが浮かぶでしょうか。。
 なんとなくおどろおどろしいような。。怪しい感じがしますよね。

 
 以前、魔女の本なんて読んでみたのですが、魔女のやっていたことって、
 実は今でいうヒーリングとかアロマセラピー。。ハーブ療法だったり。。
 あとは自然を崇めて、満月にお祭り?したり。。

 占いとか魔法もやっていたみたいですが、人を呪ったりとかっていう、
 そんな怖いものではなかったようです。。(「魔女」って名前がマズイのかも。。)

 今では、西洋のほうで、ウィッチクラフトとかドルイド教などの、
 キリスト教以前の古代宗教の復活が盛んなんだそうですね。。

 
 秘密結社も、裏から政治や歴史をコントロールしている。。
 なんていう陰謀説のイメージが先立ってしまったりしますが、薔薇十字団とか
 テンプル騎士団、あとはピタゴラスなんかのお話をよくよく読んでみると、
 なんだかそこに「古代からの叡智」の影がちらついたりして。。

 
 ダ・ヴィンチ・コードでは、シオン修道会はイエスとマグダラのマリアについての
 秘密を隠してて。。って感じでしたが、「秘密」はそれだけではないような
 気がしてしまいます。。

 
 魔女が今の魔女のイメージになったのには、やっぱりそこに「人間のエゴ」が
 あったからのような気がします。。それを解かっているから大事な物を守り、
 正しく伝えていくために、秘密結社のような組織が存在せざるおえなかったのかな。。
 なんて考えています。。

 
 アーサー王伝説も、実際にいた王様の話。。なんて言われていますが、
 実は聖杯探しの物語は、錬金術と同じ、精神修行のたとえ話だ。。とも
 聞いたことがあります。。

 日本に伝わる神道とか、アメリカンインディアンのホピの伝説とか。。
 世界中にたくさんたくさんありますが、その「出所はどこ??」なんて、
 前回のお話も含めて突き詰めていくと、結局全てひとつのところに繋がって
 いるような気がして、そこに何かありそうだなぁ。。なんて思って
 しまったりするのです。。

 
 そのなにかが、アトランティスのトートであり、金星からきた
 サナートクマラであり、シャンバラのマスターであり。。
 これって全部何かの象徴??なんて考えてしまいます。

 
 あくまでも私の頭の中では。。なのですが、その何かが、手をかえ
 品をかえしながら、その時代にあった方法で、私達人類に、何か大切な事を
 伝えようとしてくれているような気がしてならないのです。

 私の好きなウイングメーカーも、本物だ、偽者だ、なんて真贋論争もあるけれど、
 結局最後までよく解からない。。でも中身は濃い。。

 なんて、その流れは昔の薔薇十字団の流れとそっくりです。。。

 
 以前は私も、それこそ陰謀説のイメージなどで、マインドコントロールで
 人類を乗っ取ろうとしてるのっ?!なんて、気分はすっかりSFモードだった時も
 ありましたが、今では、仮にそういう存在達がいたとしても、きっと私達を
 「愛の方向」へ導こうとしているんだろうなぁ。と感じるようになり、
 素直に「ありがとう」なんて思うようになりました。。。

 
 子供の頃、ピラミッドやストーンヘンジの謎にワクワクしていました。
 そのあとオーパーツなんて知った時は、これはもう人類の文明が
 あるところまでいくと、また最初に戻るんだろうなぁ。。なんて考えて、
 こんなに便利な世界に住んでいる私でも、もしひとりっきりになったら
 原始人並のことしかできないなぁ。。なんて空想していたことがありました。

 そんな空想、したことないでしょうか?
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個別記事の管理2006-04-19 (Wed)
 先日、「ケン・ウィルバーは本当に悟った人だと思う。」と言いましたが、
 「悟る」ということを以前はとても疑問に思っていて、私は、多分体験からの
 影響もあったのでしょうけれど、悟りとは、「感覚」になってしまうことだと
 ずっと思っていました。

 なので、生きているうちに悟ることは無理だろうと。。
 そうでなければ人間としての意味を失ってしまうと。。ずっと思っていました。

 なので「私は悟りました」と言う人を見ると、なぜ?どうして?と
 いつも疑問に思ってしまっていました。

 
 それからいろいろな方のお話を聞くうち、「あれ?悟るというのは、
 もしかすると戻ることではなくて、知ることなの??」と気づき、
 そうしたら途端に「私は悟りました」と言う人達の言っている意味が
 解ってきました。

 
 悟る。。と一言で言っても、例えば頭で理解したことで悟った。。と
 する人もいるし、至高体験などを通して悟った。。という人もいるし、
 その定義は人によって様々だなぁ。。と思います。

 至高体験も、クンダリーニの昇華体験やハートチャクラを開く体験、
 体脱、チャネリング体験などいろいろ。。

 ちなみに、クンダリーニ体験をすると超能力が開化することもあるようで、
 これによってチャネリングなどが可能になったりするそうですが、
 この能力は日をおう毎に薄れていくようです。。

 しかも、クンダリーニ体験は精神的にも身体的にも、とっても危険を伴うので、
 むやみに試すのはやめた方がいいみたいです。。

 
 こんな感じで、悟り。。というものは、一言で「これぞ、悟り!!」と
 いうものはないような気がしていて、なので私の中ではあえて、悟りを
 定義することはしたくないなぁ。。なんて思いがずっとあるのです。

 
 先日お話したウィルバーの本の中に、こんなことが書かれていたので、
 とってもとってもうなずいてしまいました。


 
存在することのシンプルな感覚存在することのシンプルな感覚
(2005/11)
ケン ウィルバー

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 わたしたちは『究極の真実』のすべての形態を知ることはできない。
 心理学的な真実であろうと社会学的な真実、経済学的な真実、生物学的な
 真実であろうと、そのすべてを知りつくすことはできないのである。

 <中略>わたしたちは存在のすべての事実を知ることはできないけれども、
 すべての可能な、または相対的な事実の基底である『存在それ自体の事実』を
 知ることはできる。

 いったん、海が水であることを知れば、すべての波を知らなくても、
 すべての波もまた水であることを知ることができるのと同じである。



 非二次元的な性質が、万物のすべての状態のあるがままの姿なので…
 なぜなら形態は空とひとつであるのだから…、形態の世界は引き続き生起する。
 そしてあなたは、形態の世界と関係を保つだろう。

 あなたは、そこから脱出するのではない。そこから離れるのでもない。
 あなたは完全にそのなかに入っていくのだ。

 
 形態は引き続いて生起するので、あなたは、「ああ、今、完全に悟りを開いた」
 などと言えるポイントはない。こうした伝統では、悟りとは、新しい形態の、
 引き続く生起である。

 そして、あなたはそれらと空性の形態として、関係を保つ。
 あなたは生起する形態すべてと一つである。

 この意味で、あなたは悟っている。
 しかし別の意味では、この悟りは継続するプロセスである。

 なぜなら新しい形態は、常に生起しているからである。あなたは、決して
 それ以上がないというはっきりした状態に入ることはない。

 あなたは、常に形態の世界について新しいことを学ぶであろう。
 この意味では、あなたの全体の自己は、常に進化し続ける自己である。
 あなたは、確かに突破のような悟りの体験をもつことはできる。
 しかし、それは止むことなく生起する形態の、新しい波へ乗っていく、
 終わりのないプロセスの始まりである。

 この意味で、非二元的な意味では、あなたは完全に悟ることはない。
 なぜなら、もう完全に学び終わったという時がないからである。
 その言葉は意味をもたない。




 ちょっと長くなってしまいました(苦笑)


 私は、人は人であるがゆえに「未完」なのであって、それでいいのだと
 思っています。

 「未完」であるけれど「完全」それが人間だと思っています。

 自分は完璧だと。。
 例えば「私はマスターです」と思った時点で学びは終わってしまう。。。

 例えば、教師が生徒に何かを教える時、自分の教授方法は間違っていない、
 これが全てだと思ったら、それでその教師はお終いです。。

 例え私が誰かよりも何かを知っていたとしても、その誰かからも
 私の学べることは必ずあると思っています。だから、迷うことは
 大変なこともありますが、また、楽しいのです。。

 
 こういうところからもこのウィルバーは、読んでいてとても気持ちがいいのです。。
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個別記事の管理2006-05-08 (Mon)
 ある本に「神秘学者」と「神秘主義者」の違い。。が書かれていました。

 神秘学者は、自らの知性と学問を頼りに、探求を進めていく。。
 神秘学者の作業は常に「哲学的探求」とセットなのだそうです。

 これに対して神秘主義者は、階段を一歩一歩昇るようなことはせず、
 祈りや瞑想によって、いわば一足飛びに神の光に参入することを欲する、
 神懸り的に光の中に運び込まれることを願う。。これが神秘主義者だそうです。

 
 私は今まで、どちらかというと体験重視でした。
 自分の身に起こった不思議な出来事。。しかもとても中途半端な体験が
 何の前触れもなく突然起こるので、あれは何だったんだろう?とそれを
 振り返りいろいろ思い巡らすうちに、もしかしたらそういうことかなぁ?。。
 なんて思いが起こり、あとからそれと同じようなことを本で確認して安心する。。
 というようなことが多かったです。

 なので、神秘主義者的な。。しかもあまり努力することなく^^;
 そういう道を辿ることが多かったのですが。。

 でも、バレエをやっていた時に痛感したのですが、ある地点までいくのは
 簡単でもその先にドーンと大きな壁があり、それを越えるにはやはり
 地道な努力、基礎固めがないと無理!!だと。。

 今は、自分の気持ちが神秘学者的道を歩みたがっているような気がします。。。


 神秘体験は、秘儀や密議のような外的手段によるものであったのを、
 そうではなく魂の神への憧憬が何であるかを自覚し、魂を自ら知的に
 高めていけば、よりいっそう高い神秘体験がある



 ・・・と。。。

 
 そう言ったのは、プロティノスです。

 彼についてはまた後日詳しく書いてみたいと思います。

 
 何かを求めることに夢中になりすぎると、見失ってしまいます。
 求めるものはすでにここにあるのですから。。

 なので目的は「楽しむこと」。

 楽しみながら、休みながら道を進んでいくのがいい。。
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個別記事の管理2006-05-11 (Thu)
 プロティノスは、古代西洋の哲学者で、新プラトン派の創始者です。

 有名なのは「流出論」。

 彼は、自分はプラトンの「イデア論」の真の後継者だと言っていたようですが、
 流出論は、当時のアレクサンドリアの神秘主義哲学とイデア論をたして2で
 割ったような感じで。。。

 イデア論は二元論なのですが(簡単に言えば、神と人間の)プロティノスは
 そこを一元論に直したみたいに感じました。

 
 流出論とは、ものすごく端折ってしまうと、この世に存在する全てのものは
 世界(万有)の基盤である一者(ト・ヘン)から段階的に流れ出た叡智(ヌース)の
 模像(ミネマタ)だと。。

 そして人生の目的とは、この一者に帰ることなのだと。。

 人間の魂のみはその叡智と繋がっているので、一者との合一に憧れるのだそうです。

 
 プロティノスの言う「流出」は、ケン・ウィルバーの「下降の道」と同じみたいですね。

 
 プロティノスは若い頃、アレキサンドリアで神秘主義哲学を学び、その後、
 ローマで学校を開いて哲学を教えていたそうですが、その弟子たちが知る限りでも
 何度かこの一者との合一に達しているそうです。

 やっぱり不思議体験を経験しているのですね。。

 彼が言うには、合一を果たすために必要なことは一者への熱烈な愛と魂の浄化
 としての禁欲、その手段は芸術(美)の鑑賞と、哲学(イデアを愛すること)だと。。。

 きっと彼自身がこれらを通して不思議体験したからそう言うのでしょうね。。
 でも、ちょっとひっかかるのが、それを体験できるのは、一部の限られた人のみだ。。
 と言っているところです。

 
 体験を通して感じるものは、きっとみんな同じだと思いますが、到達方法、
 その後の表現方法は本当に様々だなぁと感じました。。

 
 なんだか、「流出論」や「イデア論」をあまりにも簡単に端折りすぎたので(汗)
 ご興味のある方は、きちんとしたものをちゃんと読んだ方がいいです(苦笑)

 そういえば、あのアトランティス伝説を最初に世に出したのはプラトンなんですよね。
 なんでもエジプトの神官からそのお話を聞いたとかなんとか。。

 そして、何で読んだか忘れましたが、プラトンもどこかの秘密結社の
 メンバーだったそうですね。
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個別記事の管理2006-06-17 (Sat)
 夜ごはんの時に、私も懲りずに^^;
 またもや子供達相手に変な質問をしていました。

 
 私「ブロッコリーって何色?」
 娘&息子「緑!」
 私「緑ってどんな色?」
 娘&息子「ブロッコリーの色。」

 
 こんな感じでレモンは?黄色。。黄色って?レモンの色。。
 みたいに冗談でずっとやっていたら、隣で主人がホトホトあきれた顔で
 「ねえ、何やってるの?」と一言。。。

 
 「だってさ。。パパの見ている色と私の見ている色。。
  絶対一緒かどうか分からないでしょ~。」

 
 すると、娘がいきなり立ちあがるとバタバタと走って行き、
 なんだろう??と思っていたら、国語の教科書を持って戻ってきました。

 
 「ママ!これ読んでみて!」

 
 ちょっと食事中にめんどくさいなぁ。。なんてチラッと思ったのですが、
 でも読んでみてびっくりでした。

 
 それは、西研さんという方が書かれた「ぼくの世界、きみの世界」というものです。



 「ぼくの世界、きみの世界」  著・西 研


 ぼくが、小学校の四年生か、五年生だったころのことだ。
 
 ふろからあがって、しばらくぼんやりしながら、天井から
 ぶら下がっているうす暗い電球を見ていた時、ふとこんな考えがうかんだ。


 『この電球は、丸くて、うす暗くて、だいだい色をしている。
  でもこれは、ぼくだけにそう見えているんじゃないか。
  ひょっとしたら、自分以外の人には、全然ちがったふうに
  見えているのかもしれない。』

 
 もちろん、ほかの人にどう見えているかを、具体的に想像してみたわけではない。
 ただ、「自分に見えているものは、あくまでも、自分にそう見えているだけなのだ。

 ほかの人にも同じように見えている保証はどこにもない。」
 そういう思いが、不意にわいてきたのである。

 その時、なんともいえず不思議で、心細い感じがしたことを、
 今でもはっきり覚えている。

 
 この体験は、ずいぶんあとになるまで、だれにも話さなかった。
 人に話すほどの意味があるとは、思えなかったからだ。

 
 だが、大人になってこの話をしてみたら、同じような体験があるという人が、
 かなりたくさんいるとわかっておどろいた。

 それどころか、哲学を研究する人たちの世界では、昔から大まじめに
 議論されてきた問題だったのである。

 
 例えば、甘味や痛みのような感覚は、すべての人に共通しているといえるか、
 という問題がある。



 子供の教科書って、面白いですね。
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個別記事の管理2006-10-30 (Mon)
 昨日は、都内の不思議な空間に、チベットのリンポチェのお話を聞きに行きました。

 
 お話のテーマは「やさしい心」でした。

 
 極楽浄土に辿り着くための一番の近道は、「やさしい心」を持つことだそうです。
 そして、やさしい心というのは、「母親が子供に対して抱いている心」だと。。。
 
 リンポチェはお話されていました。。。

 
 母親が子供に対して抱いている心。。。

 
 それは、母親だけが持っているというものではありません。。。

 でも、至らない私は、子供を持つことで、初めてそれを実感することが出来ました。。。
 だから、子供を持てたことには感謝なのです。。。

 
 昨日のリンポチェのお話からは、私が最近思っていたこと。。

 「今生、私はどうして母親になることを選んだのだろう?」ということに対する
 ひとつの答え。。

 それを頂いたような気もしました。

 
 「母親が子供に対して抱く心」というのは、他者の喜び、苦しみ、そういったものを、
 まるで自分のことのように感じることなのではないかな?って私は思います。

 子供が嬉しそうだと、私も嬉しい。。。
 子供が苦しんでいると、自分の身が引き裂かれるように苦しい。。。
 自分のことはどうでもいいから、子供の幸せを願ってしまう。。。

 こんな気持ちを子供だけでなく、全ての他者に抱くことが出来たら。。。

 
 そして、リンポチェはやさしい心を持つためには、「仏陀の真似」をすればいい。。
 とおっしゃっていました。

 
 お話のあと、少し瞑想をしました。

 チベット式の正式な瞑想は、目を完全に閉じてはいけないそうです。。。

 鼻のつけ根あたりを見て、半眼にするのだそうです。
 そして口も少しだけ開いて。。。

 鼻のつけ根を見るとどうしても「寄り目」になってしまいます。。

 でも、こうすると眉間。。。サードアイの場所に意識が集中する感じがしました。。

 
 たった5分間の瞑想でしたが、でも、これできちんした形で座って、
 もっとゆっくり時間がとれたら、入りやすそうかも。。なんてちょっと思いました。

 そして、瞑想は、やはり我流ではなく、きちんとした正式な形で行ったほうが
 よいそうです。。。

 なので、瞑想の先生にちゃんと教えていただきたいなぁ。。なんて思いました。

 
 それとリンポチェは「般若心経」を強く薦めていました。

 私はお恥ずかしながら以前、般若心経絵本というもので、その内容を初めて知りました。

 でも、その深さに感動したので、これは。。リンポチェが薦められるのも
 とても納得です。。。

 そして、それはマントラとして、唱えるだけでもとてもいいそうです。。。

 そう言えば母は、毎朝唱えてたっけ。。なんて思いながら聞いていました。


 最後の質問コーナーで、リンポチェに質問をしました。
 私は、日頃から思っていたことを聞いてみました。。。


 仏陀の真似をすること。。。

 もし、自分の嫌いな人が成功をした場合、その時私の心の中には醜い感情。。。
 「嫉妬」が浮かびます。

 でも、それを抑えて表面上では「おめでとう。」と笑顔で言うことは出来ます。

 でも。。。その感情そのものが湧きあがってくること。。。
 その感情そのものを止めることはまだ出来ません。

 私はまだまだ自分で自分に言い聞かせている状態。。。
 「フリをしている」だけなのです。。。

 
 演技の優しさでも、それを投げれば相手からは「愛」が帰ってくることは、
 実感しています。。。

 そしてその愛で、私も本当に優しくなれるのです。。

 でも。。。この「フリをすること」。。。これでもいいの??って、
 ずっと思っていました。。。これをリンポチェに聞いてみたのです。。。

 
 リンポチェはおっしゃっていました。

 
 「例えば、相撲取りは、生まれた時から相撲取りではない。。
  お母さんのお腹にいたときは相撲取りではなかった。。。
  でも、訓練を重ねてだんだんと立派な相撲取りになっていく。。。

  心も同じです。。。心の訓練を重ねれば、いつかは立派な心になっていくのです。
  だから、それでいいんですよ。」

 
 リンポチェのお話は、私を心から納得させて下さいました。

 彼の言葉だけでなく、彼から漂ってくる「何か」が私を納得させて下さいました。

 
 私は。。。最近、「ひとり」で出来ることの「限界」を感じていました。
 心のどこかで「教師」を求めていたのです。

 先日買った「夢の修行」の本を読んで、それを確信してしまいました。
 そして、昨日リンポチェにお会いして、その気持ちは更に強くなり。。。

 
 「教師と生徒」という形に対する私の偏見は、今、少し崩れつつあります。
 それは、単に教えてもらうことではないのだなぁ。。と、今は思っています。。。

 
 本物のマスターを見極める目を養えた時、そして、自分の準備が出来た時。。
 私のマスターは現れてくれるのかなぁ。。なんて、そんな気がしました。。。
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個別記事の管理2007-01-21 (Sun)
 昨日はまた、13月暦のお勉強会に行ってきました。。。

 
 この暦は、お勉強会に行くたびに奥の深さを感じ、理解とともに謎も深まります(笑)

 でも、やっぱり頭で理解するというよりは、感覚で感じていくものなんだろうなぁ。。。
 とも思うので、ゆっくり進んでいこうと思っています。。。

 
 前回はヨガでしたが、今回のテーマは「カバラ」でした。

 ゲストの先生は、松本ひろみさん。。。

 先生は、シモン・ハレヴィ氏からカバラを学ばれたそうで、彼の著書、カバラ入門
 などの翻訳もされているそうです。。。

 私、今まで書店でこのシリーズをパラパラっと立ち読みしたりしていたのですが、
 昨日の講師の先生が、まさかあの本の翻訳者の方だったとは、当日まで気づかず^^;

 でも、これでいつも手にしては迷っていたあの本を絶対に読んでみようという
 気になりました。。。

 
 昨日のお話の中では、「生命の木」についてやカバラの歴史などについて
 とても解りやすく、そして楽しくお話してくださいました。。。

 生命の木と身体を対応させて天と地のエネルギーを通す方法とか。。。

 とてもここでは全て書ききれないです。。。

 
 カバラといえば生命の木ですが、それを4つ重ねたものを「ヤコブの梯子」と
 いうのだそうです。。。(「4」というところがまた気になりますね。。。)

 ヤコブの梯子といったら旧約に出てくる、ヤコブが夢で見た天と地を結ぶ天使の階段
 としか知らなかったので、なんだか生命の木を4つ重ねて、その梯子をそう呼ぶ
 というのは、とても感慨深かったというか。。。納得というか。。。

 
 そして、カバラでもうひとつ浮かぶのは「数秘術」ですが、数のお話の中で
 ゲマトリアのことが出てきました。

 ヘブライ文字を数字に対応させていったのは、ヘブライ語では母音を表記しか
 なかったことと関係があるそうなのです。

 この頃私が気になっている「響き」。。。

 それに関したことでチラッと聞いたのですが、外国語は日本語ほど母音が重要ではなくて、
 例えば発音も日本語は母音を変えると意味が全く違ってしまうのに対して、
 外国語では子音のみでなんとかなってしまうらしく。。。

 そんなお話を聞いた直後だったので、なんだかひとりでまた頭がグルグルしていました(苦笑)

 そうそう、ヘブライ文字と言えば、アルファベットの「A」は、角を生やした牛を
 ひっくり返したものだとおっしゃっていましたが、「A」に対応するヘブライ文字は
 アレフ。。。

 アレフは牛を意味するので、なんだかおもしろいなぁ。。。なんて思っていました。

 
 カバラは、私にとっては避けて通れないところというか、なんとなく興味を持った
 ものにはいつも必ず関わってきます。。。

 今年に入ってから真面目にお勉強を始めたタロットもその背景にはカバラ。。。
 秘教の体系がたくし込まれていたりするので、いずれカバラを深めたいとは
 思っていました。。。

 
 秘教と呼ばれるものも世の中にはたくさんあって、私は結局どれも行き着くところは
 同じだと思っていたのですが、でも、興味があっちにもこっちにも広がってしまって、
 今まではなんとなく全てが中途半端な感じがしていたのです。。。

 ひとつのものを深めるより、いろんなものを比較したりする方がおもしろかったというか。。。

 でも昨日、もうひとつ気になっていたスーフィーが実はもとはカバラだったとか、
 イエスはカバリストだったというようなお話を伺って、そしてこの頃の流れからして、
 やっぱりカバラが来てるのかな?。。。なんて気もしました。。。

 
 ヘルメス文書とかトートのお話もチラッと出たので、カバラももっと辿っていくと、
 エジプトとかアトランティスとか。。。なんてまた妄想の道に走って行きそうに
 なったけれど(笑)
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個別記事の管理2007-01-24 (Wed)
 先日の暦のお勉強会で、カバラの松本先生がおもしろいお話をされていました。

 
 生命の木にいろいろなものを当てはめて考えると、とても解りやすくなるそうで、
 例として源氏物語をあげていらっしゃいました。。。紫の上は「ケセド」(慈悲)、
 明石の上は「ゲブラー」(峻厳)などなど。。。なるほどぉ。。という感じです。。。

 
 そして日本神話もまた、生命の木で説明できるとお話されていました。

 今、人としてここにいる私達の最初の目標は、「ティフェレット」を自分の中に
 出現させることなのだそうです。

 ティフェレットは「美」。。。

 ハイアーセルフやガーディアンエンジェルなどもここに当てはまるそうですが、
 ここには「真我」という意味も。。。

 
 惑星でいうと、ティフェレットは「太陽」です。。。
 そして、日本神話でいうと「天照大御神」がここに当たるそうです。。。

 私達の今の目標は、岩戸を開いて天照大御神を外に出すこと。。。とっても納得ですね。。。

 
 先生は、この神話のお話に絡めて、またまたおもしろいお話をして下さいました。。。
 
 
 天照大御神を岩戸の外に出すために、ひとりの神様が祝詞を奏上しました。。。

 「天児屋根命」という神様だそうですが、調べてみたらこの神様は藤原氏の
 祖神とされているのだそうです。。。

 天児屋根命は、天照大御神が天岩屋戸に隠れた時、岩戸の前で美声をあげて
 祝詞を奏上したのだそうです。。。

 
 なんだか、響きがとても気になる私としては、この「美声」というところにも
 とってもひっかかるのですが、先生のお話によると、その時奏上された祝詞は
 「ひふみの祝詞」だったとか。。。

 
 これも調べてみたら、「ひふみの祓詞」と「ひふみの祓」と出てきたのですが、
 先生は「ひふみよいむなやここのたり・・・」とおっしゃっていたので、
 「ひふみの祓」のことだったのかな?ちなみにひふみの祓はこんな感じです。。。


  一二三四五六七八九十 布留部由良由良止布留部
 (ひふみよいむなやここのたり ふるへゆらゆらとふるへ)


 なんだか、響きだけでも素敵ですね。。。

 この「ふるへ。。。」と聴くと、私はなぜか霞みかかった風景が浮かびます。。。
 他にもいろいろ思うことありです(笑)

 
 でも、天照を岩戸から出すのに、なんで数なんて数えなくてはならなかったのだろう。。。
 と不思議な感じがしますが、この「ひふみよ・・・」という言葉の響きは、
 ヘブライ語では「どうしたら美しい人を外に出すことが出来るのだろう。」という風に
 聞こえるのだそうです。。。

 実際、先生が録音した「ひふみ」をユダヤ人の方に聞いてもらったら、
 やっぱりそう聞こえると。。。

 
 このお話を伺った時、私は感動でウルウルしてしまいました。

 そして頭の中は妄想でいっぱいになりました(笑)

 あの失われた10氏族。。。日ユ同祖論。。。竹内文書とか日本は雛型説とか。。。
 頭の中は大忙しでした^^;
 
 
 わけの解らない日本の昔の言葉も、ヘブライ語やシュメール語にすると意味が
 解ったりするそうです。。。

 でも、「言葉」というものは、もちろん意味もあるけれど、その言葉の持つ
 「響き」というものが、やっぱりとても重要な気がするのです。。。

 センタリングやグラウディングをして天と地のエネルギーを通すために行った
 チャクラ発声。。。

 そのチャクラ発声で使う「母音」の響きをとても重要視する「日本語」というものは、
 実はすごいパワーがある言葉なのかもしれません。。。

 
 現代人からすると意味がよく解らない祝詞なども、実はその意味よりも響きの方が
 大切なのだろうと感じています。。。

 なので、お日様に向かって毎日、心をこめて丁寧にひふみの祓を唱えていると、
 私達の中にティファレトを出現させることもできるかもしれない。。。

 そんなことを考えたりしていました。。。
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個別記事の管理2007-01-26 (Fri)
 スーフィーの物語。。。「火の伝説」からです。。。

 
 
スーフィーの物語―ダルヴィーシュの伝承 (mind books)スーフィーの物語―ダルヴィーシュの伝承 (mind books)
(1996/07)
イドリース シャー

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 昔、火をおこす方法を発見したノウルという人がいて、彼はその方法を
 たくさんの部族に演じて見せながら旅をすることにしました。。。

 
 ノウルは多くの部族にその秘密を伝えたのですが、彼の知識を生かして活用する
 部族もいれば、彼を危険人物だとみなして追い払う部族もいました。。。

 そしてついにある日、ある部族で火をおこして見せたとき、彼のことを悪魔だと
 思い込んだその部族によって、ノウルは殺されてしまいました。。。

 
 その後、何世紀かが過ぎ、ノウルの教えはさまざまな形で語り継がれていきました。

 
 ある部族では、火に関する知識を、聖職者たちが彼らだけの秘密として独占し、
 他の人々が寒さに震えながら暮らしているときにも、彼らだけは、富と権力を
 保持しつづけていました。

 
 ある部族では、その使い方が忘れられていたにもかかわらず、火をおこす道具が
 礼拝されていました。

 
 三番目の部族では、ノウルの像が神として祭られていました。

 
 四番目の部族では、火をおこす物語が伝承されていましたが、それを信じる者もいれば、
 信じない者もいました。

 
 五番目の部族では、火が実際に利用され、暖かな暮らしや、料理や、有益な品物の
 製造などが行われていました。

 
 その後さらに時は流れてゆき、これらの部族の住む地域を、賢者とその弟子たちの
 一団が通り過ぎていくのですが、弟子たちは、彼らの目にした信仰の多様さに驚き、
 「これらの信仰はすべて、火を作り出すことに関係があるものばかりで、宗教上は
 何の意味もありません。われわれは彼らを導いてあげるべきです。」と口々に
 師に訴えます。。。

 
 師は「それではここから引き返して、我々の旅をやり直すことにしよう。
 旅が終わったとき、まだ生き残っている者たちは、真の問題がなんであり、
 それをどのように扱えばよいか、学んでいるだろう。」と答えました。。。

 
 弟子たちはそれぞれの部族に真実を伝えようとしますが、
 ことごとく失敗していきます。。。

 
 そして旅が終わったとき、賢者は弟子達にこう言ったのでした。。。

 
 「これでお前達もわかっただろう。人は教えられる事を望んでいない。したがって、
 お前達はまず、教える方法について学ぶ必要がある。

 その際に肝心なのは、いかにして学ぶかを、教えなければならないということだが、
 そのためには、まだ学ぶべき事柄があるのだということを、前もって彼らに
 納得させておかなければならない。

 彼らは、自分には学ぶ用意ができている、と思っている。しかし、彼らが学ぼうと
 しているのは、学ぶ必要があると彼らが勝手に思い込んでいる事柄であり、
 実際に彼らが学ばなければならない事柄ではない。

 このことを理解してはじめて、おまえたちは教える手立てを見出すことができる。
 教える能力を伴わない知識は、知識でもなければ、能力でもない。」




 いろいろなことを考えさせられるお話ですね。。。

 
 エジプトのバダウィー教団の創始者であるアフマド・アルバダウィーは、
 「無知な人間の特徴とは何か?」とたずねられたとき、こう答えたそうです。。。

 
 「無知な人間とは、あまりにも鈍感な知覚しか持ち合わせていないために、
  神への絶えざる専心と自己発展の努力を通じてのみ知りうる事柄を、思考や
  感覚の力によって認識できると思い込んでいる人々である。」

 「モーセやイエスを嘲笑した人々は、とてつもなく鈍感だったか、あるいはそれらの
  聖者が何かを行ったり、語ったりしたときに伝えようとしたことから、
  あえて目を背けていた人々なのだ。」

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個別記事の管理2007-01-27 (Sat)
 イドリース・シャーの「スーフィーの物語」の本をパッと広げて出てきた
 物語を読んだら、なんだかその言葉がとても気になってきました。。。


 
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 その物語の一部をご紹介します。。。


 「砂の話」

 はるかかなたの山々にその源を発し、さまざまな土地を流れてきた小川が、
 ついに砂漠と出合った。小川はこの砂漠も、それまでに克服してきたすべての
 障害物と同じように通り抜けようとしたが、砂の中へ流れ込むと同時に
 吸い込まれてしまうのであった。

 
 この砂漠を渡ることが自分に課せられた務めであると信じていたにもかかわらず、
 小川にはもうそれ以上、先へ進む道はなかった。

 するとその時、砂の中から次のような囁き声が聞こえてきた。

 
 「風は砂漠を渡ってゆける。」

 
 小川は反論した。

 「風が渡ってゆけるのは空を飛べるからであり、私の場合は砂にぶつかって
  吸い込まれるだけだ。それが私の運命なのだ。」

 
 「これまでのやり方で突き進んでいっても、ここを通り抜けることはできない。
  いずれ消滅してしまうか、沼地になるだけだろう。目的地に辿り着きたいのなら、
  風に運んでもらわなければならない。」

 
 「しかし、そんなことが、いったい、どうやってできるというのだ。」と小川は思った。

 
 「風の中に溶け込むのだ。」と砂が言った。

 
 この考えは小川には受け入れ難かった。何かに溶け込んだことなど、これまでに
 一度もなかったし、自分の個性を失いたくはなかった。

 それに、一度自分を無くしてしまったなら、ふたたびもとの姿に戻れるという
 保証がどこにあるというのだろう。

 
 「風には、水を持ち上げて砂漠の上を運び、地上に降ろす能力がある。
  水は雨となって落ち、ふたたび川になるのだ。」


  「でも、その話が本当かどうか、たしかめようがないじゃないか。」

 
 「この話は真実であり、もし信じないのなら、おまえは沼以上のものにはなれないし、
  沼になるのでさえ何年もかかるだろう。そして、明らかに沼は、小川とはまったく
  違った存在だ。」

 
 「いまのままの小川でありつづけることはできないのか?」

 
 「いずれにせよ、おまえはいまの自分でありつづけることは出来ない。おまえの
  本質が運び去られてしまうからだ。やがておまえは、ふたたび小川になるだろう。
  自分の本質について何も知らないので、おまえはいまだに小川という存在で
  ありつづけているのだ。」

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個別記事の管理2007-04-02 (Mon)
 暦の会で以前お世話になった松本先生の、
 カバラセミナーを受けてきました。。。

 この世に「道」はいくつもあって、
 でもどれも目指すもの。。。たどり着く場所は同じ。。。

 先生もそうおっしゃっていましたが、
 私はやっぱりカバラが好きだなぁ。。。なんて
 しみじみ感じてしまいました。。。

 昨日は「サイキの家」という、生命の木を登っていく
 瞑想をやりました。。。
 瞑想というよりは、なんだか誘導催眠みたいに感じたのだけれど。。。

 「あなたの前に家があります。。。どんな家ですか?」

 ・・・のような質問が続き、自分で浮かぶヴィジョンを
 追っていきます。。。

 その質問は生命の木のそれぞれのセフィロトに対応していて、
 例えば。。。

 「バスルームがあります。。。どんな感じですか?
  修繕の必要があるところはありますか?」

 なんて質問。。。
 これは肉体に相当する「ホド」にあたる部分なのだそうで、
 そこで修繕の必要があるバスルームを見た時は、実際に
 身体に何かしらのトラブルがあることもあるとか。。。

 そんな感じで、どんどん生命の木を登っていくのですが、
 一番上の「ケテル」は、瞑想をする部屋になっていて。。。
 そこで3つの質問をして、天からその答えを受け取る。。。
 そしてまた上から降りてきて、最後はその家を出ていきます。。。

 家は、生命の木。。。自分自身。。。 

 瞑想のあとは、みんなで体験をシェアしながら、先生が
 解釈のしかたを教えて下さいました。。。
 それは何を象徴しているのか(例えば、ナイフやはさみは
 それを断ち切りたいという思いなのだそうです)。。。
 そして、それは木のどの部分にあたっているのか
 (肉体や感情、トラウマ、願望などなど)。。。
 
 私も、見たものを自分なりに解釈してみたりしました。。。
 なんとなく、夢分析みたいな。。。
 シンボルを読み解くところとか似ているなぁなんて思ったりもして。。。

 先生は、ヴィジョンを追えなかったりとか途中で寝てしまった
 人もいるでしょう。。。と、最後、ヘブライ文字が一文字書かれた
 紙が入った袋をまわしてくださり、くじ引きのように一人一枚ずつ、
 みんなそれぞれ引いていきました。。。
 そこに、あなたへのメッセージがありますよと。。。

 私がひいたのは、「Dalet」で数字にすると「4」。。。
 生命の木でこれが当てられているのは、ホクマからヘセッドへ
 続く小道なのですが、意味は「門入り口」。。。

 瞑想で出てきたものとか、ひいたヘブライ語が伝えようと
 している私の内側は、自分自身が感じていたものと、見事に
 一致しているような感じがしました。。。

 カバラは本来は秘教。。。
 ユダヤ教の隠されてきた部分で、以前は師匠が弟子に、口伝で
 伝えてきたもの、そして誰でも知ることが出来るというわけでは
 なかったもの。。。

 ある時、生命の木が世に一般公開されました。
 先日教えていただいた「ヤコブの梯子」という、生命の木を
 4つ重ねた形のものも、今までは「秘中の秘」だったそうです。。。
 それが、最近、カバラの伝統的な継承者である、シモン・ハレビ氏に
 よって、公開されることとなったそうです。。。

 今は、これまでずっと隠されてきたものがだんだんと
 公開される時代だと言われています。
 見渡せばそういう触れ込みで、あちこちでセミナーが
 開かれていたりして。。。

 例えば、大金を払ってイニシエーションを受ければ、不思議な力を
 授けてくれるというものもたくさんあります。。。
 でも。。。
 私は、以前からそういったものに対しては少々疑問を持っていました。
 お金を払えば、簡単に受け取れるものなのでしょうか?
 確かに、思い込む意識次第でそういった力を実感することは
 あるかもしれません。。。
 でも。。。

 自分は、本当は一体何を求めているのか。。。
 自分とは何?
 生きている意味は?

 
 カバラは、まずは本などを読んでその内容を知っていく。。。
 最初はそれでいいのだそうです。。。
 でも、その次は、人と触れ合い、人との中で学んで
 いかなければならないものなのだそうです。。。

 生きていることそのものから、学ぶ。。。 
 
 そう感じている私にとってはとても共感できるもので、
 カバラを知れば知るほど、深めていきたいなぁ。。と
 そう思わされてしまうのでした。。。
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個別記事の管理2007-04-11 (Wed)
 ガブリエル


 ガブリエルは"神の使者"といわれ
 "神はわたしの力"という意味があります。
 今ある喜びを認め、その喜びを経験することを教えてくれます。
 愛とメッセージの天使で、コミュニケーションや伝えることや
 表現を仕事とする人への守護、様々な人間関係に調和をもたらします。
 また、受胎から出産までの過程や妊娠や育児をサポートします。
 神のメッセンジャーともいわれ、叡智や直感にアクセスすることを助けます。
 インスピレーションや様々な有益な情報の伝達者であり
 スピリチュアルな生き方において力強い援助をしてくれます。
 

 コミュニケーション、直観をささえる。
 水の支配者、芸術、天の慈悲や人間性。
 創造的事業の心配を癒す、正直であること。
 女性の天使といわれている。


 ○銅色、白、スカイブルー
 ○シトリン
 ○月曜日
 ○蟹座・蠍座・魚座
 ○水・西・秋



 ガブリエルはあらゆる関係性と創造的な流れを
 愛と調和でみたしてくれます。
 スピリチュアルな生き方に対する援助や
 創造性への直観を与えてくれます。
 人間関係や仕事に関しての不安を癒してくれるので
 良い流れや良い情報がほしいときにお願いをすると
 なんらかの直観がわき、行動を促してくれるので
 仕事に出かける時や人と関わる機会などに
 お願いをすると良いや気づきを与えてくれます。
 ガブリエルがそばにいると、白い光や
 銅色がかった色の光がみえます。



 ラファエル


 ラファエルとは"神の癒し"という意味。
 天の医者。人々に愛と喜びと光と知識をもたらす。
 生命エネルギーの統括者で心身と魂のヒーリングをします。
 人間や動物に癒しを与え、癒す人ををサポートします。
 ラファエルのサポートによって愛と喜びと優しさに満ちた
 癒しを感じ、本来の自己を取り戻すことができます。
 孤独や苦難や絶望から解放され、心身と魂を取り戻し
 あなたの中のスピリチュアルな資質を高めてくれます。

 旅人の守護や動物へのヒーリング。 
 行方不明のペットの捜索。
 心身の健康を保つための導き。
 ヒーラーへの支持と指導。


 ○エメラルドグリーン
 ○マラカイト・エメラルド
 ○水曜日・土曜日
 ○牡羊座・獅子座・射手座
 ○風(又は火)・東・春




 疲れたときや落ち込んだ時などラファエルに癒しを頼むと
 ラファエルが優しい波動で包み込んでくれ、よく眠れます。
 健康的な生活へのアドバイスや呼吸の大切さを教えてくれ
 ヒーリングをするときに良いアドバイスをくれます。
 ラファエルがそばにいるとエメラルドグーンのオーブや
 光がみえます。愛にあふれ、優しくて力強い天使です。


 ちなみに、お友達の月のしずくさんによると。。。

 この天使は、あなたがさまざまな知識や情報を、人から人へと伝えて
 行くほど喜ぶのです。その情報がめぐりめぐってあなただけではなくて、
 ほかのすべての人々のつながるなら、さらに喜ぶわけです。 


 だそうです。。。
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個別記事の管理2007-08-03 (Fri)
 先日の娘の発表会で頂いた花束の中に
 ユリと向日葵の花束がありました。。。

 私には、とってもおもしろく感じる組み合わせ。。。

 ユリの香りって、とても強くて。。。
 玄関を開けた途端にユリの香りが。。。
 廊下に出でも、すぐ香ってくる。。。

 ユリは聖母マリアを象徴する花なんですよね。。。
 そしてその香りは、意識を異次元へ飛ばすと。。。
 どこかで聞いたな。。。

 つぼみだったユリの花が開くと、オシベの、
 茶色っぽいオレンジの花粉が、下にたくさん落ちて
 います。。。

 宗教画で描かれるユリは、みんなシベなしなのに、
 ダヴィンチの受胎告知に描かれているユリだけは、
 このシベ付き。。。なんてお話をつい思い出して
 しまいました。。。
 意味深ですよねぇ。。。

 向日葵は、私の大好きなゴッホがたくさん描いた花。。。
 でも、彼があんなにたくさんの向日葵を描いたのには
 理由があるみたいです。。。
 
 向日葵は17世紀ごろに南米からヨーロッパに
 もたらされた花なのだそうですが、いつしか
 この花には、信仰心や愛といった意味が込められる
 ようになりました。

 向日葵の花は常に太陽に顔を向けると信じられて
 いたので、向日葵が太陽に顔を向けるのと同じように
 信仰のあつい人はいつもキリストや神に、顔を向けて
 いるものだとされたのだそうです。

 また、人は、顔が自然と愛している人に向けられると
 されたのだそうで。。。

 こうして、向日葵は、信仰や愛の象徴になりました。。。

 ゴッホは、実は神父になりたかったほど、神に対する
 信仰に厚い人でした。。。
 だけど。。。ゴッホの自伝を読むと、本当の信仰心を
 持っている人ほど。。。
 教会からは、異端視されてしまうのだなぁと感じたり
 もして。。。

 ゴッホは南フランスのアルルで家を借り「黄色い家」と
 名付けました。
 ここに友人や画家たちも呼んで共同生活をしようと考え、
 部屋をたくさんの向日葵の絵で飾りました。

 この共同生活のお手本のひとつとなったのが、
 キリスト教の修道院生活なのです。。。

 ゴッホの考えでは、この「黄色い家」は南フランスの
 太陽を信じる芸術家達が、お互いへの友情に満ちた
 生活を送る場所だったみたいです。。。

 太陽への信仰と愛情に支えられたユートピア「黄色い家」。
 向日葵はこのユートピアにいちばんふさわしい花でした。

 ゴッホがよく、「ひまわりの画家」と呼ばれるのは、
 ただ、向日葵の絵をたくさん描いたからでは
 ないみたいですね。。。
 
 太陽に向かい、信仰と愛をあらわす花。
 ゴッホの理想に近い花。。。
 それが、向日葵だったのでしょう。。。


 玄関に飾ってあるユリと向日葵を見ながら。。。
 なんとなく、思い出したお話。。。

 この花達からのメッセージは。。。
 何だったのかな。。。?
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個別記事の管理2007-08-16 (Thu)
 先日、サラぴょんに教えていただいたNHKの番組
 
 「五木寛之 仏教の旅」

 初日のインドの旅を観ていたら、今まであった私の
 中のブッダのイメージがだいぶ変わりました。。。

 今まで、ブッダという人は哲学者。。。
 そして、厳しい人。。。というイメージがあったの
 だけれど。。。
 大バリニッバーナ経に出てくる仏陀のお話を聞いていたら。。。
 やっぱり、愛の人だったんだなぁ。。。と。。。

 「この世は苦しみで満ちている」

 ブッダはそういう風に言っていたけれど、本当に悟った
 人がなぜそんな風にいうのかなぁ。。。って、思っていた
 ところがありました。。。

 でも、死を目前にしたある日。。。彼はこう言ったと。。。


  アーナンダよ
  王舎城は楽しい
  鷲の峰という山は楽しい
  マンゴー樹園は楽しい

  アーナンダよ
  樹々は美しい
  この世は美しい
  人の命は甘美である



 もう。。。涙が止まらなくなりました。。。

 弟子達は、彼のこの言葉を聞いてびっくりしたそうですが。。。
 でも。。。
 「この世は苦しみで満ちている」と、あえて言い続けた
 ブッダの心を思うと。。。

 そして、ブッダはこうもおっしゃっていました。。。

 
  アーナンダよ
  今でも、また私の死後でも、この世で自らを島とし、
  自らをたよりとして、他人をたよりとせず法を島とし、
  法をよりどころとして、他のものをよりどころとせずにあれ



 そこに映し出されたインドの景色は。。。
 今までの私の中にあったインドの景色とは、だいぶ
 違っていました。。。

 いつか。。。
 ブッダが最後に旅した道を。。。
 私もたどってみたいなぁ。。。

 そんな気持ちになりました。。。

 そしていつの日か。。。
 私もガンジス川を越えることが出来るように。。。と。。。


 
ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)ブッダ最後の旅―大パリニッバーナ経 (岩波文庫)
(1980/06/16)
中村 元

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 P.S.
 サラぴょん。。。
 教えてくれてありがとうね。。。^^
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個別記事の管理2007-08-24 (Fri)
 
天空の蛇―禁じられたエジプト学天空の蛇―禁じられたエジプト学
(1997/10)
ジョン・アンソニー ウェスト

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 『天空の蛇』から、メモです。。。


 「1」は「絶対」。。。「統一体」であり、そこから
 「多様性」が生み出された。「1」は「2」になる。

 多様性。。。すなわち極性。。。
 でも、「2」は決して「1+1」ではない。。。
 「2」は原初の緊張。。。
 永遠に和解することのない正反対のものがあるという
 仮想の状態。。。
 でも、「2」の世界では何も起こらない。。。

 ふたつの対立する力の間には「関係」が確立されなければ
 ならない。この「関係」を確立するのが、第3の力。。。

 「1」が「2」になるとき、同時に「3」になる。。。
 この「・・・になる」が第3の力で、神秘的和解の原理を
 自動的に提供している。。。

 「4」になると。。。やっと物質世界になってきて。。。
 それは、新たな統一体。。。
 物質は「1」の「絶対的統一体」と似たもので、
 三位一体の性質も備えている。。。



 ここまで来て、おもしろいなぁ。。。と感じた事が
 ありました。。。

 物質を構成するとされている四元素。。。

 地・水・火・風。。。

 以前、魔法使いレッスンの時もお話したけれど、水は合成の元素で
 地・火・風。。。全てを含んでいます。。。

 「4」で初めて物質が出てくるけれど。。。
 4(物質)。。。を構成する四元素。。。そして水。。。

 この頃、神話を読んだりしていたのだけれど、
 シュメール神話もエジプト神話も、
 「宇宙は最初は水で満ちていた。。。」
 ・・・と、されているんですよね。。。

 この場合の宇宙って。。。
 物質世界が、この世に現われたということなのでしょうか。。。

 カバラでは、生命の木の一番上の、ケテル。。。
 神様が、自分を知りたくてちょっと身体を傾けたら
 光がダダーッとジグザグに木を降りていって、この世が
 出来たと言われているそうです。。。

 数字でも「1」が自分を意識した時、そこに極性が生まれて
 「2」になったと。。。

 エジプト神話では、トゥム(超越神)は、己を見つめて、
 原初の混沌ヌー(原初の混沌の海)からアトゥムを
 創造したと。。。


 神話が解れば、もしかしたら記憶の謎が少し解けるかも
 しれないなぁ。。。

 そして数字が解ると。。。
 神話の中の象徴も、見えやすくなるかなぁ?

 ここはちょっと。。。
 自分の感覚を頼りに進んでみたいところです。。。
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個別記事の管理2007-09-17 (Mon)
 20070917133455.png


 カバラの松本先生は。。。
 生命の木のお勉強を始めて、ショックだったことが
 いろいろとあったらしいです。。。

 ひとつは。。。

 生命の木には3本の柱が立っていて、左側を「縮小の柱」
 そして右側を「拡大の柱」というのだけれど。。。
 (ちなみに真ん中は「平衡・統合・意識の柱」という
  らしい。。。)
 
 縮小の柱にあるセフィラは、ホッド・ゲブラ・ビナー。。。

 ホッドは「反響」。。。
 外側から来たものに、どう反応するか。。。

 ゲブラは「判断」。。。
 峻厳。。。厳しさのセフィラ。。。

 ビナーは「理解」
 長い長い時間をかけて理解する。。。

 拡大の柱にあるセフィラはネッツァ・へセッド・ホクマ。。。

 ネッツァは「永遠」
 強い情熱、感情、欲望。。。永遠に繰り返されるサイクル。。。
 意識されないで循環されていくもの。。。

 へセッドは「慈悲」
 深い深い愛。。。

 ホクマは「智恵」
 神との合一の感覚。。。


 先生がショックだったのは、この縮小の柱が「女性性の柱」で
 拡大の柱が「男性性の柱」だったことなんだそうです。。。

 でもこれって。。。なんとなく解るなぁ。。。

 本当は、女性の方がよっぽど恐いし強いと思う。。。(笑)

 そしてこの世には、上昇と下降の力が働いているのを
 なんとなく感じています。。。

 全ての人がそうだとは言わないけれど、神との合一を
 目指そうとするのは、男性性の力のような感じがしています。
 無に溶け去ろうとする。。。

 女性性というのは、無から生み出す。。。
 この世に顕現させる。。。下降する力。。。

 イメージ的に、そんなものを感じていて。。。
 思い出そうとする力と、忘れようとする力。。。
 ・・・と、勝手に呼んでますが。。。

 先生は、右を「イケイケの柱」、左を「ちょっと待ての柱」
 なんておっしゃっていました。。。(笑)

 なるほど。。。ですね。。。(笑)


 そして、先生がもうひとつショックだったもの。。。
 それは、植物意識より、動物意識の方が上だった事。。。
 だそうです。。。

 植物意識とは。。。
 イエソドとホッドとネッツァで作る意識。。。
 これは、ただこの世を生き抜いていくだけの意識。。。

 植物は、ただ一生懸命子孫を残すことに命をかける。。。

 子供が親に言われたことを、何の疑いもなく受け入れ、
 言われたとおり、ただ親の価値観で生きていくこと。。。

 動物意識とは。。。
 その上の三角形。。。ホッドとネッツァとティフェレット。。。
 これは、競争社会の意識。。。
 政治家なんかの世界は、まさにここなんだそうで。。。

 素直な植物意識よりも、動物意識の方が上に近いことに
 驚かれたそうです。。。

 これを聞いたら、ちょっと救われちゃったな。。。

 私は子供の頃から、親に素直に従う子じゃなくて。。。
 いろいろと言われ続けて自信を失っていたから。。。

 その上が、ティフェレットとゲブラとへセッドで作る
 人間意識。。。

 美と峻厳と慈悲。。。

 ここでやっと人間になれるんですね、私達は。。。(笑)

 私達がここに生まれて、最初に目指すもの。。。
 それは、このティフェレットを出現させることだそうです。。。

 ティフェレットには、「太陽」が当てはめられていることも
 納得ですね。。。

 天照大神さまの。。。岩戸開きです。。。
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個別記事の管理2007-10-05 (Fri)
 仏陀はこう語ったと言われている。

 「嘘は最初は甘く、最後は苦い。
  そして真理は、最初は苦く、最後は甘い。」

 その通りだ、仏陀は全く正しい。

 真理は苦いが真理そのものが苦いのではない。
 しかし私達はあまりにも長く嘘の中に生きているために
 真理が訪れた時に自分の嘘が粉々に砕かれ
 それが痛むのだ。

 真理は妥協することはない。
 真理が訪れる時、全ての嘘は粉々になるのが定めだ。
 そのために最初は混沌となるが
 その混沌の中から星々が生まれる。
 その混沌から創造性が生まれる。
 そのために、極めて少数の勇敢な魂だけが
 真理を知ることが出来た。
 他の人間は皆、自分達の嘘に甘やかされて生きている。
 玩具を、ぬいぐるみを抱え
 心地のよい考えにすがって生きている。

 たとえば、人間は死を恐れる。
 死を恐れ、不死について何も知らず、不死の考えに
 すがりつく。
 人々は私のところにきて、こう尋ねる。
 「死後に何が起こるのですか?」
 私はこう答える。

 「まず、死の前に何が起こるか考えてみなさい。
  あなたは生きている。
  今、あなたが考えなければいけないことは
  人生が何であるか、ということのはずだ。」

 人生がなんであるかを知れば、今あるものを知れば
 死が訪れたときに、その同じ気づきを
 死に向けることができる。
 それは同じ気づきだ。
 生命を映すその鏡が、死をも映し出す。
 気づきを持てば、死はなくなる。
 誕生もなくなる。
 あるのは永遠だけだ。

 しかし、それはただの考えではなく
 経験でなければならない。。。

                     OSHO




 一冊の本の内容が。。。
 読むたびにどんどん変化していくように。。。
 OSHOのこの言葉も。。。
 自分の成長や変化とともに、変わっていくのでしょうね。。。

 この言葉に触れて。。。
 あなたの内側に、今浮かんでいるものを。。。
 見つめてみてください。。。
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個別記事の管理2007-12-06 (Thu)
 ゾクチェンの修行を完成した人は、死を迎えると、その肉体は
 虹の光になって消えていくといいます。。。


 チベットのリンポチェのお弟子さんであり、詩人さんでもある
 梅野泉さんが、本を翻訳され、その出版記念パーティーがあると
 知り先日行ってきたのですが、そこで、梅野さんが先生だと
 慕っていらっしゃるチベット僧の方で、今は日本で仏教を教えて
 いらっしゃる。。。という方と、同じテーブルになったので、ラッキー!!
 ・・・とばかりに、いろいろとお話を聞いてきたのですが。。。

 今生、その修行を完成させて、虹の身体を手に入れても。。。
 それでもまだ。。。輪廻の輪からは、はずれないのだそうです。。。


 源泉に。。。愛に。。。完全に溶けていく。。。


 最後の最後には、私達は。。。どんな人でも、いつか必ず。。。
 そこに、帰っていくことになるのだけど。。。ね。。。
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個別記事の管理2008-06-22 (Sun)
 ウィッカ。。。というのは、ガードナーが作った新興宗教です。
 なので、全ての魔女がウィッカだとは限らないし、ガードナーの教えを
 そのまま継承している魔女がウィッカなのであって、そこから発展していった
 様々な流派は、正式にはウィッカとは呼べない。。。というのが、正統派
 ウィッカ達の主張みたいです。

 魔女。。。というと、ウィッチクラフト。。。のように、クラフトを重視する
 魔女さん達と違って、ウィッカは宗教なので、魔女術。。。と呼ぶのを嫌い、
 魔女宗。。。と呼ぶ人が多いようです。

 ガードナー自身が語っていたお話は。。。
 今ではほとんどが彼の作り話。。。でっちあげ。。。という説が有力なんだそうです。。。

 ガードナーの弟子の魔女は、彼がある魔女に教えてもらった古の儀式は、
 あまりにも断片的すぎて使えなかったので、儀式魔術の方から少し借用したり、
 ガードナーがクロウリーに頼んで儀式書を書いてもらったりしたらしい。。。
 なんてお話をしていました。。。
 クロウリーが一時期、あるカヴンに所属していた。。。という説も。。。


 けれど今では。。。
 真相は霧の中。。。
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