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個別記事の管理2006-06-01 (Thu)
 会社のおじさんがポンッと肩を叩きながら「今日も洋服似合ってますね~」
 なんて言いながらニコニコしていました。

 このおじさん、いつも顔を合わせるたびに「お!今日の髪型いいね~」とか
 「いつも素敵だね!」とかなんとかそんなことばっかり言ってるのです。。

 
 今から何年も前の。。まだ若いOLだった頃は、おじさんにこういう言葉を
 かけられると、とってもイヤな気分になったりしたものですが(苦笑)
 
 最近ではなんだか、いつもありがとうね。。なんて素直に嬉しく思えるように
 なりました。(さすがに誉め言葉を鵜呑みにはしないですけどねぇ^^;)


 おじさんがどういう気持ちで声をかけてくるのかと、探りだすと深みにハマります。。


 おじさん、誉める。。私、嬉しい。。。

 
 こんなシンプルなことでいいんだよなぁ。。なんて、この頃は思います。

 子供の頃は、誰かに誉められると嬉しかったですものね。

 
 自分の目に映るもの。。。それを自分がどうやって受けとめているか。。

 
 最初は少しムリをしてみました。全てを肯定的に受けとめるために。
 でもそのうち、不思議なのですが、本当に全てが肯定的なものに変わってきました。

 
 とっても強力な魔法の呪文。。。それは「ありがとう」なのです。

 ぜひ使ってみて下さい。最初は疑いながらでもいいんです。。
 ふと気づいた時、現実は変わっていると思います。

 そしてその時、きっとこの言葉のパワー。。。

 その偉大さを心の底から実感すると思います。。
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個別記事の管理2006-06-03 (Sat)
 帝政ロシア末期のロマノフ王朝時代、宮廷に君臨していた謎の僧侶がいました。
 「暗黒の勢力」とも呼ばれていたこの人は、

 「グリゴーリ・イェヒモビチ・ラスプーチン」

 といいます。

 
 ラスプーチンはシベリアの貧しい農家の出身だったそうで、きちんとした
 学校教育などは受けていなかったそうですが、とても優れた知力を
 持っていたそうです。

 
 彼が20歳の時、突然「巡礼の旅に出る」と言いだし、彼の父親と妻を残し
 旅出ってしまいます。一説には畑仕事中に聖母マリアからの啓示を受けたと
 言われていますが、また別の説では単に畑仕事がイヤになった逃げ口上だと
 いうお話も。

 
 その後、10数年の巡礼の旅の中で、だんだんと彼の信者が増えていき、
 その中でラスプーチンは、次第に大きな野望?を持つようになってくるのです。

 
 ペテルブルクに住みついた34歳のラスプーチンは、東方密教の修道院で
 習得したという占星術や呪術など、神秘的な業で上流階級のご婦人方を
 魅了していき、信奉者達の病気まで治してしまったりして、そのうち
 「奇跡を行う神の人」と呼ばれるようになりました。

 そしてこの噂はロシア皇帝ニコライ2世と皇后アレクサンドラの耳にまで
 届くことになりました。

 
 祈祷で皇太子の病気を癒してしまったりもしたそうです。。
 彼の使う祈祷は現在では、密教技術を使った気功のひとつである秘伝功である。。
 と考えられているそうです。

 …でもどうやってそれを身につけたのかは定かではないみたいですが、
 東方正教会在住時に身につけたのでは?とも言われているらしいです。。

 そうこうするうちに、ラスプーチンは皇帝一家の絶大な信頼を勝ち取ると、
 そのうち宮廷内を我が物顔で歩き、政治にまで口を挟むようになりました。

 
 皇帝の側近達が、単なる怪しい祈祷師にしかみえないラスプーチンを
 排除するように皇帝に悲願しても、皇帝一家は全く聞きいれなかったそうです。

 更に宮廷内がどんどん混乱する中、第1次世界大戦でロシアが苦戦し始めた為、
 皇帝が前線に出てしまったあとは、皇后アレクサンドラが大臣や官僚の任命など
 重要なことまで何もかもラスプーチンの予言で決めてしまうようになり、
 貴族達の不満は爆発寸前。。

 
 そんな中、皇后とラスプーチンの愛人関係が囁かれたり、この二人が実は
 ドイツと密約を結んでいるのでは。。という憶測が飛び出し、革命の風潮が
 高まる中、ラスプーチンはとうとう反ラスプーチン派の貴族に暗殺されてしまいました。

 
 この暗殺に関しても、様々な不思議なお話があったりします。
 不死身だったとかなんとか。。

 もしご興味がある方は・・・ここにチラッとだけ書いてありました。


 グリゴリー・ラスプーチン


 私が以前パラパラと見た本には、まだ幼いアナスタシア皇女と一緒に
 映っている写真とか、その他何枚かのラスプーチンの写真が載っていたのですが、
 この人の目つき。。コワイです。。。

 
 なんでいきなりラスプーチンかというと。。

 実は、以前もお話した私の大好きなロシアのダンサー、ファルフ・ルジマトフ。。
 彼が6月に日本でこの「ラスプーチン」をやるのです。。

 2004年にサンクト・ペテルブルグで初演された時にいろいろ噂を聞いていたので、
 それが日本でも観れる!!と思った時は、すごく嬉しかったのです。

 
 …が!!!日にち的にどうしても調整がつかなくて、今回は観れないんです(号泣)

 なので、忘れようと思っていたのですが、6月に入ったとたんにもう気になる気になる。。
 もし、どなたかご覧になった方がいらしたら、ぜひぜひお話を聞かせて下さいね~。
Theme : ひとりごと * Genre : 心と身体 * Category : 歴史・遺跡・伝説
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個別記事の管理2006-06-06 (Tue)
 通っていた高校はキリスト教の学校だったので、いろいろな所から
 牧師さんやクリスチャン関係の人を招いては、お話をきく機会が
 しょっちゅうありました。

 あとは、週に2,3回くらい聖書の授業がありましたが、
 その先生もクリスチャンでした。

 
 学生時代の3年間、「隣人を愛しなさい。」「奉仕しなさい。」ということを
 言われ続けました。そして教会へ奉仕に、半ば強制的に行かされていました。

 
 当時の私は、こういった事が全部「偽善」に見えてイヤでした。

 …というか私自身がそういった気持ちでいました。
 いえ。。偽善にも程遠い、反発でしたね、あれは^^;

 
 いろいろな経験を重ねるうちに、反発することはなくなりました。

 自分を「犠牲」にして人の為に尽くすこと。。
 私には出来ないけれど、それでもそういった行為は尊いことだと
 感じるようになりました。

 
 そして更に経験を重ねていくと、隣人を愛すること。。

 それは「偽善」ではなくて「自然」になりました。
 自分でも不思議なのですが、自然と周りの幸せ、人類全体の幸せを。。
 心から願うようになりました。

 そして「奉仕」というものの捉えかたも自分の中で随分と変化しました。

 
 「奉仕」というものには、絶対に「犠牲」は伴いません。
 少しでも犠牲があったら、それは真の奉仕ではないと思います。

 少しでも多くの人に、心からの安らぎを感じてほしい。。
 と心底思うようになります。

 平和を願うようになります。自分を犠牲にしているように周りからみえる行為も、
 その本人にとっては心からの幸せになります。

 そのために、たくさんの人に知ってほしいと思うようになります。

 これは知識がある、ない。。ではないです。
 「愛」を知っている人は、ただ世間話をしているだけで、まわりの人を癒します。

 
 学生時代の私が今の私のこのお話を聞いたら、きっと眉をひそめていたことでしょう。。

 そして、今の私もクリスチャンではないのです。。
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個別記事の管理2006-06-07 (Wed)
 昔、夢中になっていて、ライヴ通いをしていたのが中川勝彦さんという
 歌手がいました。。

 一部マニアックなファンはいましたが(私達みたいな)世間一般では
 あんまり有名ではなかったかな。。

 でも、実は角川映画の「ねらわれた学園」とか「転校生」に出ていたりするんです。。

 あとは、1986年の日テレの年末時代劇「白虎隊」では沖田総司役で出演されていましたが、
 これがもうハマってるのハマっていないのって。。もう大ハマリだったんです。。

 私は今でも、彼以上の沖田総司は見たことないです。。

 なんだか彼の事を語り出すと止まらなくなりそうですが。。。

 でも中川勝彦さんは、1994年の9月に32歳という若さで、白血病で
 亡くなってしまいました。

 彼が亡くなった時とちょうど同じ時間、都内にとてもとても
 大きな虹が出たんですよ。。

 
 生前中川さんはこんな事言っていました。多分、彼が20代中頃だったと思うけれど。。


 人それぞれ、とらえ方はいろいろだけど、本当の優しさって言葉や頭でわかる
 問題じゃないと思う。“優しさ“っていろんな見方があるね。
 厳しさを優しさととる人もいれば、優しさを大きなお世話ととる人もいる。
 もしかしたら優しさってとても恐いモノなのかもしれないね。


 途中であきらめたりしない。常に自己を邁進し続ける。
 難しい事を言ったり、理屈をこねたりする事じゃない、素直さなんだよ。
 自分にいかに正直になれるかなんだよ。
 自分のやりたい事を自分自身で探していきながら、自分がいかに楽しむか。
 自分の人生なんだもん。しっかり足を踏んばっていなきゃ。
 他人に足をすくわれても、しっかりそいつをにらみ返して何度でも立ち上がりたいね。



 今思うと、多感だった時期。。私は中川さんから、随分と影響を受けて
 いたような気がします。

 
 音楽活動を続ける中、様々なことがあって結構荒れていたりした事も
 あったのですが、発病。。そして闘病のあと一時快方に向かって活動を再開。。

 その頃の彼はなんだか何かを悟ったように、とても穏やかで。。
 音楽の方向性も変わっていたし、そして趣味で絵を描くようになりました。

 死の約半年ほど前に「未知の記憶~Unknown Memories~」という絵本を
 出しているのですが、これが本当にとても素敵な絵本でした。

 飛べないダチョウが海というものを見たくて旅をするお話です。

 そのダチョウのニポのセリフからちょっと抜粋します。


 
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 でもさ、でも僕がここにいるのと同じように、空も、海も、あるんだよね。
 知る前も知ってからもさ、変わらずそこにあったんだよね。

 僕、自分のこと考えると、考える前はわかっていたような気がするんだけどさ、
 でも考えだすと考えた分だけ、わからなくなっていくんだ。

 空もそう、アンモナイトも、海も…。

 焦点をあわそうとすると、逃げちゃうんだよ。あっ、あなたの瞳も同じ…
 そんな気がした。そう、何だかわからないけど、同じなんだ。同じなんだよ。

 あれ?僕、何言ってるんだろう…。



 そして、この絵本のあとがきに書かれていた彼のメッセージ。。
 すごく胸に響いてきました。これは、きっと彼が身をもって
 実感したからこその言葉だと。。私は感じました。



 ぼくときみ。きみとあなた。そして、あなたと私。

 何でもいい。。ひとつずつ、結ばれているものを並べていけば、
 世の中のもの、色んなもの、いくつも結ばれていることが、わかりそうで、
 ひとつずつ、きちっと結ばれているのを確認していくような、そんな感じだった。

 それが一周して、全て結ばれるものなのかどうかは、わからないけれども、
 ニポの生き方を、そんな風にたどってみたかった。

 
 この本は、ひとつの詩からできあがりました。


 「鳥が空を恋ひ
  魚が海を慕ふ様に
  私はあなたを愛するのでしょう…。」

 
 この言葉のようになりたいと、いつも思っています。

 
 途中、ボンゴが口づさむ、


 「あの月のしずくが、
  月の山から流れとなり
  やがて海と結ぶ…」


 と云う詩を考えた時、アフリカの資料の中から、かの青ナイル、白ナイルの
 源流をたどっていくと、それは「月の山」と呼ばれる、ルウェンゾリ山群に
 至る事を知り、思わぬ偶然の一致に思わずぞくりとしました。

 
 そして、そういう山奥にこそ、ボンゴは長い間、神秘のもやに包まれて
 棲んでいたのです。
 
 書けば書く程、調べれば調べる程、ただの偶然では済まない一致が、
 次々とニポの周りに集まりだしたのは、まるで未知の記憶にでも
 触れているような思いでした。
 
 目に見えぬ思いこそが、これらを導いているのだと、その形無いものが、
 いかに大事な事であるのかを、あらためて知ったのです。 

 
 さて、思いとは、一体どこから湧き出てくるものなのでしょう…。

 
 それは、たどっていけば、自分が知らない自分の内部に、もとから在ったような、
 たとえば地球が回っているという事を知った後も、知る前も、変わらずに地球は
 回っていたのだという事実と、それらの宇宙の法則や環境など、様々なものの
 影響を数知れず受けて、自分が今、存在している事、つまりそれら全ての影響を、
 自分という人間が、生まれた時から内包していた事に、ただ後から出会っていくだけの、
 気がついていくだけのものなのではないだろうか。

 
 ここで偶然は、必然になってしまう。

 自然とは、その位大きなものなのではないだろうか。

 
 忘れていたのではなく、気がつかなかったのだという事が、
 そう云えば、僕はたくさんあったような気がする。


 1993.12月 中川勝彦

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個別記事の管理2006-06-10 (Sat)
 一昨日の夜、娘が見たそうです。

 洗面所でひとりで歯を磨いていた時だそうです。ドアを開けっぱなしに
 していたため、そのドアで廊下をふさぐ形になっていたので、そこを通るには
 そのドアをいったん閉めなければ誰も通れないはずだったそうです。

 
 それなのに、急に自分にそっくりの女の子がそこを音もなく走り去って
 いったそうです。。ドアも動かさずに。。

 
 昨日、その話を娘から聞きました。「なんですぐに教えてくれなかったのぉ~~」
 と言うと、あまりの怖さ不思議さに話せなかったと。。

 
 よくよく聞いてみると、ハッキリ見たわけではなくて自分の視界の隅の方で
 走っていくのが見えたらしいのですが、その女の子は自分と同じ背丈、
 自分と同じ髪型。。でも色は自分より白かったそうで。。
 走っていたけど、音は全然聞こえなかったそうです。

 
 まさか!!ドッペルゲンガー??!!!なんてちょっと心配になりましたが、
 でも、視界の隅を誰かが横切っていく。。ということは、私もよくあるので
 そんなに気にしなくても大丈夫でしょう。。

 
 私はよく見るほうですが、そういえば最近は落ちついていました。

 息子もそういう体質を受継いだのか、小さい頃は「あのおじいさん誰?」とか
 「オバケさん、ママについて来てください~♪」とかギョッとするような事を
 しょっちゅう言っていました。

 「ついて来てください~♪」と息子が頼んだおかげか、そのあと私はとっても
 怖い目にあいましたが。。それはまた今度に^^;

 
 以前は、心霊現象にあうと、幽霊だ~~とか成仏してください~~とか
 知ってるお経をひたすら唱えたりとか(苦笑)

 とにかく怖くてしかたがなかったのですが、精神世界に首をつっこむように
 なってからは、そういった現象がなんだか「意識」と深く関わっているような
 気がしてきて、怖い。。というよりは解明したい!!という気持ちの方が
 強くなってきました。

 でも、そう思うようになってからは、逆にあまり霊現象に
 出会わなくなってしまいました。。

 
 娘はパパに似て、そういった類いにはうとい方だと思っていました。

 主人は3,4ヶ月前に「生まれて初めて金縛りにあったぞ~」と喜んでいたくらい、
 不思議体験からは縁遠く。。。

 なのに、その娘がいきなり変なもの見ているし^^;

 でも、そういえば、娘が小学校1年生だったか2年生だった頃、こんな事がありました。

 
 学校の生活科で使うバッグを明日持ってくるようにと先生から連絡があったので、
 娘に忘れないようにすぐにランドセルに入れておきなさいね。と言いました。

 夕食の準備中だったので、私はそのままキッチンにいて、娘ひとりで自分の
 部屋に行き、そしてしばらくして戻ってきました。「ちゃんと入れたの?」
 と聞くと「うん、入れた。」と答えていました。

 
 次の日、掃除をしていると、娘の机の上にその生活科バッグがそのまま
 残っているのを発見。 「あちゃ~~」と思った私は、あの時ちゃんと
 自分でも確認しておけばよかったなぁ。。と後悔しました。

 そして娘が帰ってきてから、持っていくの忘れたでしょ、と言うと彼女は
 「うん。。。でも、おかしいんだよ。昨日絶対に入れたのに!!」って言うんです。

 その時は、よくある子供の言い訳なんだと思っていました。

 
 でも、それから何年もたったある日、娘は言いました。


 「あの生活科バッグはね、すごく不思議なの。私は絶対にランドセルに入れたの。
  でも、その時ね、今思うと変なんだけど、周りの景色が白っぽくて、
  なんだか霧がかかっているみたいだったんだよ。窓の所に飾ってあった赤い花が、
  薄くなっていたの覚えているもん。それで、バッグを入れてからママのところに
  戻ろうとして、廊下に出たところくらいでだんだん霧が晴れてきて、
  普通の景色になったの。。」

 
 娘にその時のことを聞くと、今でもそうやって答えます。

 とても嘘をついているようには思えないのですが。。。
 本当だとしたら一体何だったのでしょう。。
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個別記事の管理2006-06-11 (Sun)
 色って不思議です。。

 ゲーテの「色彩論」という本を、以前に買ってみたのですが、
 全然読んでいなくてそのままで。。。^^;

 なんとなく流れ的にちょっと読んでみようかなぁ。。という気に、
 今なっています。


 
色彩論 (ちくま学芸文庫)色彩論 (ちくま学芸文庫)
(2001/03)
J.W.V. ゲーテ

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 先日ボ~ッと考えていた事があったのですが、自分でも苦笑いしてしまうくらい、
 あまりにもバカバカしい考え。。。

 
 色。。私は赤はこういう色、青はこういう色。。

 見えている色をその色だと信じているけれど、それが人によって全然
 違っていたとしたら。。なんて考えていました。

 私には赤に見えている色が、誰かは青に見えていたり。。

 そうしたら、人それぞれみんな見えている世界は全然違っていたりして。。

 そして違っていることに誰ひとり気づいていなかったりして。。なんて(笑)

 
 こんなこと、誰にも話せないので子供達に聞いてみました。

 
 私「オレンジってどんな色?」
 娘「えっ?どんなって、赤っぽい色。」
 私「赤ってどんな色?」
 息子「赤っていったら赤だろ。。」

 
 案の定、シラ~~~~ッとした空気が流れたので、
 そのお話はそれでやめました。。
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個別記事の管理2006-06-12 (Mon)
 やっと「ユダの福音書を追え」読み終わりました。


 
ユダの福音書を追えユダの福音書を追え
(2006/04/29)
ハーバート・クロスニー

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 この本を読み終わってちょっと考えが変わったかもしれません。

 ナグ・ハマディ文書とか死海文書とか。。あとはユダの福音書の原典とか。。
 読まなくては!!という気があんまり起きなくなってしまいました。
 聖書はちょっとアレンジが加わった歴史物語としてはおもしろそうですが。。

 
 この本は原典ではないので、ユダの福音書の内容はちょこっとしか
 載っていなかったのですが、それだけで十分かも。。なんて。

 
 なんだか、この頃イエスの人間化が加速されていくような。

 …というかもともとたくさんいたマスターのうちのひとりに過ぎなかった
 のかもしれないイエス。。

 教会が神様に仕立ててしまったイエスが、もとの姿に戻っていくような。。

 なんてふと思ってしまいました。。

 
 イエスの教えは確かに「真実」を含んでいるような気がするのですが、
 最近発見される文書に登場するイエスのそれは、なんだかどこかで聞いたような、
 今の時代にマッチしているようなことばかりに聞こえてしまいます。

 
 過越祭の3日前、座って感謝の祈りを捧げている弟子たちを見てイエスは
 声を立てて笑います。

 先生、なぜ笑うのですか?と弟子はイエスに尋ねます。


 「あなたがたのことを笑ったのではありません。あなたがたは自らの意志に
  よってではなく、あなたがたの神をたたえるために祈りをささげているのです。」


 それから少し問答があって、そのうち弟子たちは怒りを覚えます。
 するとイエスは


 「なぜ、あなたがたは怒りを感じるのですか?あなたがたの内にいる神…
  完全なる人を取り出して私の眼前に立たせなさい。」


 と。。

 
 なんだか、こういうやりとりって他でも見られるマスターと弟子の会話と
 似ていますよね。。

 イエスの言葉の意味も。。わざとワケわからなく言うところなんかも(笑)

 
 当時のユダヤ人教師は、群集にはあるところまで教え、それ以上は
 弟子達だけに内密に教えたそうです。

 イエスも、ユダだけこっそり呼び出してこんな事言ってます。

 
 イエス「人間の魂はやがて死んでしまうものです。だが、御国の時を
     成就した人々の霊魂は彼らから離れます。肉体は死んでも
     魂は生き続け、天に上げられるでしょう。」

 ユダ 「その他の世代の人々は何をもたらすのですか?」

 イエス「実りを得たければ、岩の上に種を蒔くことはできません。」

 ユダ 「先生、(他の弟子たち)皆の話に耳を傾けるなら、私の話も
     聞いてください。とても奇妙な幻を見たのです。」

 イエス「13番目の精霊であるお前が、どうしてそんなに躍起になるのですか?
     それはそれとして、さあ話してご覧なさい。私はお前の話を信じるでしょう。」

 
 ユダはイエスにとって12人の弟子の中のひとりではなく「13番目の精霊」
 という特別な存在だったそうです。。

 
 13番目???最近、この「13」という数字はあちらこちらで出てきますね。

 
 この「ユダの福音書」を書いた人物は謎らしいのですが、間違いなく
 グノーシス派の人だろうとの事です。

 でも。。グノーシス派も正統派も。。

 なんだかお互いの欠点のつつき合いっこしているみたいに見えてしまって。。

 
 イエスが特別に見えなくなってきてしまいました(苦笑)
 これって、何かに流されているのでしょうか。。
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個別記事の管理2006-06-13 (Tue)
 今日、また変な夢をみました。
 忘れないようにメモメモ。。

 
 足元に草が生えていました。目の前は海?
 いえ、どちらかというと湖かもしれません。

 遠くの方になにやら白っぽい建物が見えます。

 この風景をちょっとの間だまって見ていただけでした。

 
 突然、変な言葉が聞こえた?イメージ?自分で言った?
 よくわからないけれど。。


 「アーマ・デイトライ」


 その言葉のあと、突然目の前は真っ赤になってしまいました。
 まるで血のような赤で気持ち悪かったです。

 そして、ガクッという感覚とともにまた真夜中に突然目が覚めました。
 心臓はまたしてもドキドキです。

 
 でも、目が覚めたあと気づくと、ブーーーーンというモーター音が響いていました。
 この音って、以前もよく聞きました。。。

 敏感になってくると聞くことあります。

 
 「なんだなんだなんだなんだ。。。」

 
 …と思いながら、そのモーター音を聞いていました。

 そのうち眠ってしまいましたが、次に見たのはごく普通の夢でした。


 
 同じような記憶を持つ方々。。

 でも、これはグリッドを通して遺伝子が情報をキャッチしているせいなの?
 なんて考えたりもして。。

 集合無意識?とか。。

 あとは、お互い知らないうちに情報をテレパシーのように交換してるの?とか。。

 今日の夢の景色だってなんだか。。


 …と、なんとなくまだ抵抗している私です^^;

 
 だって。。
 最近、記憶に関する偶然の一致があまりにも多すぎますよねぇ。。。
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個別記事の管理2006-06-14 (Wed)
 まだ読み始めたばかりなのでなんとも言えないところですが、
 ゲーテ本人はかの有名な「ファウスト」よりも「色彩論」のほうが重要だ。。
 と思っていたそうです。


 少し抜粋してみます。


 そこでわれわれは光を既知のものとして前提にしたが、ここでは
 眼についても同様のことをしたい。<中略>
 自然の全体は色彩を通して眼という感覚に自己を啓示する。

 

 でも、そのあとゲーテは、「眼は形を見ない」とも言っているのです。


 眼が存在するのは光のおかげである。未決定の動物的補助器官から、
 光は光と同じようなものとなるべき一つの器官を呼び起こし、
 こうして眼は光にもとづいて光のために形成される。
 それは内なる光が外なる光に向かって現れ出るためである。



 ふと、以前ウイングメーカーのフォーラムでちょっと話題にのぼった
 「眼の誕生」という本を思い出しました。。


 
眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く
(2006/02/23)
アンドリュー・パーカー

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 ゲーテによると、イオニア学派の哲学者達も「等しいものは等しいものに
 よってのみ認識される。」ということをとっても意味深げに、そして
 繰り返し述べていたそうです。

 ちなみにプラトンとかプロティノスも似たような事、言っているらしいです。。

 
 ゲーテはこういった思想を韻文で表現しています。。


 もし眼が太陽のようでなかったら、
 どうしてわれわれは光をみることができるだろうか。
 もしわれわれの内部に神みずからの力が宿っていなければ、
 どうして神的なものがわれわれを歓喜させることができるだろうか。



 そして


 光と眼のかの直接的な親近関係を否定する者はいないであろう。
 しかし両者を同時に同一のものとして考えることは、ずっと困難である。



 ゲーテは、「太陽」と「光」と「眼」を何かの喩えとして使っているのかもしれない。。
 ともとれますが、でも、私にとって「眼」は重要です。

 そして「光」も光がうみだす「色」も。。


 目を閉じて集中すると見えてくる光の粒子の回転や幾何学模様、
 ホログラフィックな映像などなど。。

 私はそれを「光のショー」と呼んでいますが(笑)。。

 その中心にうっすらと「眼」が見えることがあります。

 気のせいかなぁ?と思っていましたが、その眼は、異次元への扉だから
 にらめっこしてみるといいよ。。と以前、教えていただいた事がありました。


 「眼」。。。というより私にとっては「虹彩」なのですが、
 それはゲートなんだ。。という思いがとても強いです。


 ゲーテはこう主張しています。


 眼の中には静止した光が潜在していて、内部あるいは外部からの
 ほんのちょっとした刺激がきっかけで誘発されるのである。

 われわれは暗闇の中で、想像力の要請によって著しく明るい像を
 呼び起こすことができる。

 われわれの夢の中でいろいろな対象は白日の下におけるように現れてくる。

 目覚めている状態においては、われわれはほんのかすかな外光の作用にさえ
 気づくことができる。そればかりでなく、視覚器官が機械的な衝撃を受けただけで、
 光と色彩が飛び出してくる。



 「虹」と「(瞳の中の)虹彩」がどうして同じ「IRIS」という単語なんでしょうね。。
 全然違うものなのに。

 しかも、どうして「虹彩」という言葉に「虹」という字を使うのでしょう。。
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個別記事の管理2006-06-16 (Fri)
 記憶に関する偶然の一致がここまで続くと、いくら懐疑的な私でも
 「う~~ん。。」と思ってしまいます。

 懐疑的。。と言っても、みなさんのお話を疑っているというのではなく、
 この「自分の思いこみかもしれない。。と思っていたものが、一致してしまう。。
 それも一度やニ度ではない。。」という現象に対してです。

 どこかでそれをそのまま丸ごと受け入れてしまうことに、まだなんとなく
 抵抗を感じている自分がいて、それはどうしてなんだろうなぁ。。と、
 ここのところずっと考えていました。

 
 多分。。「そうか!私達はアトランティス(もしくはレムリア?)にいたんだ~」と
 納得してしまったら、それで終わってしまうような気が、どこかにあるからです。

 
 でも、今までの体験からすると、こうやっていろいろな事が重なる時は
 抵抗しないで流れに任せるのが一番なのです。。

 今までこういったリズムの時にそれを無理矢理否定すると、ものすごい
 大波がやってきて「はい、分かりました~(泣)」と泣かされたこともありました。

 あとは、「気のせい、気のせい」とごまかそうとすると、これでもか!!!
 というくらい次から次へとやってきて、また結局「はい、わかりました~(泣)」
 って事になるんです(苦笑)

 一生懸命やっているのに行き詰まると、はい、どうぞ。。と、またポツッと
 ヒントをくれたりもしますが(笑)

 
 あとは。。一番大切なのは「今」だと思っているからなのです。

 
 不思議な出来事は私にとって、探求のための原動力です。
 この現象が今の私に何を教えようとしているのか。。

 やっぱりここが私にとっては一番重要かもしれません。。

 
 以前も書きましたが、私は「今の意識」が過去も、未来も創り出して
 いるのではないかなぁ。。なんて思うことがあるのです。

 今のこの記憶の偶然の一致も、今、同じような景色や出来事を
 思い出したりする人が増えているのも、もしかすると、最初の一人の
 想像の物語を、多くの人が受信したからでは??とも思うのです。。

 でも、以前も書きましたが、多くの人がそれを自分の、そしてこの地球の記憶
 として心から信じた時、その数が一定の人数に達した時、その想像通りの
 レムリアやアトランティスが「水平時間軸の過去」に、「水平時間軸の今」、
 実際に出現することもあり??なんて考えてしまいました。

 でも、これは垂直時間で考えると、全て今、この瞬間。。なんです。。

 
 もしかすると同じイメージを遺伝子のレベルで共有しあっている私達は、
 みんなで過去や未来の世界を創っているのかもしれません。。

 だから、地に足をしっかりつけて平和な未来を創りたい。。
 なんて思ってしまうんです。。

 ちょっと飛躍しすぎかもしれないけれど。。。


 ・・・とは言いつつも、こういった偶然の一致はおもしろいですし、
 ワクワクしますよね。楽しいです。。

 人間の。。というか今の私達の感覚としては、「記憶」とか
 「なぜか知っている景色」とか。。そんな感じですものね。。

 
 あの塔がある世界は、この地球とは時間も空間も違う場所に、
 今でもあるような気がしています。。

 これは、勝手な思いこみですが、石の遺跡は意識がそこに行くための
 ポータルのような気がしています。。

 レイラインなんて、とっても怪しいです。。
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個別記事の管理2006-06-16 (Fri)
 またまたWMフォーラムの書き込みからの転写。。2005年7月28日

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 先日「グレゴリオ聖歌には、ハートチャクラを開く力がある」
 というお話があったのを思い出して、うちにあるグレゴリオ聖歌の
 CDを引っ張り出してきて聴いていました。


 
グレゴリオ聖歌グレゴリオ聖歌
(2001/12/29)
サン・ピエール・ド・ソレーム修道院聖歌隊

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 ご興味のある方は。。

 
 グレゴリオ聖歌


 以前、日本でもグレゴリオ聖歌ブームがありましたが、その頃にふと
 テレビから流れてくる音楽で、やはりグレゴリオっぽい旋律を使った曲があって、
 それで興味を持ちました。

 うちにあるCDはサン・ピエール・ド・ソレーム修道院聖歌隊の物で、
 上記HPにもあるように、現在のローマ・カトリック教会で公式とされている
 「ソレム唱法」の本家のものです。
 
 日本でもポピュラーなのは、こっちみたいですね。

 でも、私が一番好きなのは、スイスのマリア・アインジーデルン修道院
 聖歌隊の聖歌です。

 ソレムとは違って、「計量(定量?)リズムによる唱法」というものなのだそうです。

 聴けば、すぐ違いがわかると思います。
 このサイトで試聴できます。

 
 カトリック川越教会
Theme : お気に入り&好きな音楽 * Genre : 音楽 * Category : 歌うこと
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個別記事の管理2006-06-17 (Sat)
 先日の記事で書いた娘の生活科バッグの不思議体験。。

 今日もう1回詳しく聞いてみたら微妙に違っていたところと、
 私が忘れていたところがあったので訂正します^^;

 
 今日の娘の証言によると、一人で部屋に行くと、そこはおもちゃやら
 何やらでものすごく散らかっていて、これを片付けなくてはいけないのか。。
 と思ったら、「うわ~~、これどうすればいいの~~」とプチパニックに
 なったそうです。


 その時、ピカッとフラッシュみたいなものが光ったのだそうです。


 すると、今までごちゃごちゃだった部屋が一瞬でピカピカ。。
 綺麗に片付いていたそうです。

 
 机の上もピカピカで教科書とかノートが綺麗に重ねて置いてあったみたいです。
 その一番上に生活科バッグがあったので、娘はそれを取ってランドセルに入れたと。。

 そうそう、そうだった。。と私も思い出しました。

 
 普通、ごちゃごちゃだった部屋が一瞬で片付いたら、大人だったら
 それだけで腰を抜かすと思うのですが、そこらへんはやっぱり子供ですね。。

 
 ただやはり周囲は霧がかかったように薄い感じで、それで窓辺の赤い花ですが、
 実際には置いていなかったはずの赤い花が、その霧のかかったピカピカの部屋の
 窓辺には置いてあったそうです。

 「その赤い花も霧がかかったみたいに薄かったもん。」

 と娘は言っていたのでした。(ここが私の勘違いしていたところです。)

 
 バッグを入れたあと、廊下に出たあたりで霧はだんだん晴れてきて、
 そしてまたフラッシュがピカッと光ったそうです。。

 
 う~~~~ん。。。。

 昔、私自身が、意識が飛んだ体験をしたときも、超難解な本を読んで、
 「うわ~~~」となった時でした。。

 切羽詰った状態になると飛ぶのかも??
Theme : 思うことをつれづれに * Genre : 心と身体 * Category : 夢日記・不思議体験記
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個別記事の管理2006-06-17 (Sat)
 夜ごはんの時に、私も懲りずに^^;
 またもや子供達相手に変な質問をしていました。

 
 私「ブロッコリーって何色?」
 娘&息子「緑!」
 私「緑ってどんな色?」
 娘&息子「ブロッコリーの色。」

 
 こんな感じでレモンは?黄色。。黄色って?レモンの色。。
 みたいに冗談でずっとやっていたら、隣で主人がホトホトあきれた顔で
 「ねえ、何やってるの?」と一言。。。

 
 「だってさ。。パパの見ている色と私の見ている色。。
  絶対一緒かどうか分からないでしょ~。」

 
 すると、娘がいきなり立ちあがるとバタバタと走って行き、
 なんだろう??と思っていたら、国語の教科書を持って戻ってきました。

 
 「ママ!これ読んでみて!」

 
 ちょっと食事中にめんどくさいなぁ。。なんてチラッと思ったのですが、
 でも読んでみてびっくりでした。

 
 それは、西研さんという方が書かれた「ぼくの世界、きみの世界」というものです。



 「ぼくの世界、きみの世界」  著・西 研


 ぼくが、小学校の四年生か、五年生だったころのことだ。
 
 ふろからあがって、しばらくぼんやりしながら、天井から
 ぶら下がっているうす暗い電球を見ていた時、ふとこんな考えがうかんだ。


 『この電球は、丸くて、うす暗くて、だいだい色をしている。
  でもこれは、ぼくだけにそう見えているんじゃないか。
  ひょっとしたら、自分以外の人には、全然ちがったふうに
  見えているのかもしれない。』

 
 もちろん、ほかの人にどう見えているかを、具体的に想像してみたわけではない。
 ただ、「自分に見えているものは、あくまでも、自分にそう見えているだけなのだ。

 ほかの人にも同じように見えている保証はどこにもない。」
 そういう思いが、不意にわいてきたのである。

 その時、なんともいえず不思議で、心細い感じがしたことを、
 今でもはっきり覚えている。

 
 この体験は、ずいぶんあとになるまで、だれにも話さなかった。
 人に話すほどの意味があるとは、思えなかったからだ。

 
 だが、大人になってこの話をしてみたら、同じような体験があるという人が、
 かなりたくさんいるとわかっておどろいた。

 それどころか、哲学を研究する人たちの世界では、昔から大まじめに
 議論されてきた問題だったのである。

 
 例えば、甘味や痛みのような感覚は、すべての人に共通しているといえるか、
 という問題がある。



 子供の教科書って、面白いですね。
Theme : 心、意識、魂、生命、人間の可能性 * Genre : 心と身体 * Category : 神話・宗教・哲学
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個別記事の管理2006-06-18 (Sun)
 今日は朝からバタバタスケジュールでしたが、やっと
 「ダ・ヴィンチ・コード」を観てきました。。


 
ダ・ヴィンチ・コード (1枚組) [DVD]ダ・ヴィンチ・コード (1枚組) [DVD]
(2011/02/23)
トム・ハンクス、オドレイ・トトゥ 他

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 前々からの噂のように、やっぱり2時間半の中に無理矢理つめ込んだ感ありで、
 なんていうのかこう余韻に浸る間もなく次から次へ。。という感じでした。

 ルーブル美術館の中は、え。。これだけ??というくらい少なかったし、
 ロスリンのシーンは、本の中では大好きだったのに、あっけなく終わってしまって(泣)

 案内役の青年だって。。。

 ジャン・レノさん扮する警部やアリンガローサも、あれでは一体なんだったのか
 解からないでしょう。。みたいな。。

 
 それでも。。
 本を読んだ時に私の中に浮かんだ「脳内映画」と実際の映画ってどのくらい
 重なっているのかなぁ。。と楽しみだったのですが、風景に関しての
 そういった点では、かなり満足でした^^

 あのティービングのお屋敷なんて、まったくそのものでした。
 ただ、ティービングさんのイメージはちょっと違っていたけれど。。

 
 歴史の部分は、ものすごく短く端折られていましたが、それでもなぜか
 こみ上げてくるものがあり、泣けてしまいました。

 今まで、人類はこういった道のりを歩んできたんだなぁ。。と。。

 マグダラのマリアに対しても、同じひとりの女性として見ると、
 いろいろ思うことありました。

 以前、テレビのダ・ヴィンチ・コードの特番で、ロスリン教会に刻まれた
 装飾から楽譜を導き出し、それはまるで子守唄のようだった。。というのを
 やっていましたが、その曲を聴いては、何度も涙してしまいました。変ですが(苦笑)

 これを作った人はどういう思いだったんだろう。。とか、すぐそういう事を
 考えてしまうんですね。。

 こう、なんていうか思いを馳せすぎるところがあるというか、
 変に感情移入してしまうというか。。

 
 あと。。

 テンプル騎士団やシオン修道会が守ってきたものって、本当にイエスの
 血脈かどうかは解からないなぁ。。って私は思っていたりもします。
 
 全くの想像ですが。。

 あのレンヌ・ル・シャトーの事件も、ソニエール神父が一体何を見つけたのか。。
 一説ではそれは、ヴァチカンの権力を脅かす重大な資料だったので、
 口封じに教会から莫大なお金を貰ったというお話もあります。。

 でも私は、なんだか、それはいにしえの叡智の何かだったのではないかなぁ?
 なんて思ったりもしたんです。

 
 脱線しました(汗)

 
 なんだかんだ言っても、やっぱりおもしろかったです。

 私の好きなオカルトのお話。。シンボルとかもたくさん出てきたし。。

 ただ、そういうのに興味がない方にはどうなんだろうなぁ?という気もしましたが、
 それでも、この「ダ・ヴィンチ・コード」。。キリスト教国でもない日本でさえ、
 こんなに話題になってしまうのは。。やっぱり何かの流れなのでしょうか。。。

 
 全然関係ないのですが、映画の宣伝で「日本沈没」というのをやっていました。
 何もこんな時期に、わざわざ不安を煽るような映画作らなくても。。と思いつつ、
 ふと。。予言。。古神道系の。。出口王任三郎とか、日月神示なんかに
 出てくるヴィジョン。。

 日本が雛型でっていうアレですが、そういう人達はただ、この映画の
 ワンシーンがヴィジョンとして見えただけ。。だったらいいのに。。

 なんて思ってしまったりもしました。。
Theme : 映画 * Genre : 映画 * Category : 映画
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個別記事の管理2006-06-20 (Tue)
 ゲーテの色彩論から。。


 
色彩論 (ちくま学芸文庫)色彩論 (ちくま学芸文庫)
(2001/03)
J.W.V. ゲーテ

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 以前、「眼は内なる光が外の光に向かって現れ出たもの」「眼が太陽のようで
 なければ、光を見ることはできない」という事を書きましたが、
 今日読んだところでは、「(ゲーテが生理的色彩と名付けた)色彩は、
 視覚のそれ自体の内部における、また外部に対する活発な交互作用を
 指し示しているのである。」とありました。

 
 おもしろいなぁ。。と思ったのはゲーテは様々な実験から、眼が捉えた色彩。。
 その色彩が要求する色彩が、残像として残る。。みたいなことを言っていて、
 例えば赤い花をしばらくじっと見つめたあとに、白い壁を見ると
 その花の残像が緑で見える。。みたいな。。

 要求し合う色は、赤に対して緑、黄色に対して紫、青に対してオレンジ
 なのだそうです。

 本当は光の陰影なども関係してくるのですが、その辺は端折ります。。
 (余談ですが、オーラも曇の日の方がよく見えるって聞きますよね。。)

 
 真っ白い紙の上に黄色いものを置いてそれをジッと見ると、周りに紫
 (ゲーテは菫と呼んでいます)の色彩が浮かぶ。。と書かれていたので、
 早速やってみたら、本当に浮かんできました。

 
 でもその時、ん??って思ったのは、その紫の見え方がオーラの見え方に
 似ていたことです。

 黄色いものの周りにボヤ~ッと紫のかすみみたいなものが。。

 なので、もしややっぱりオーラというのは、眼の錯覚??と思いまして、
 会社帰り、道を歩きながら遠くの木をジッと見てみました。

 でも、木のまわりに見えるのは、白っぽいような、透明の蜃気楼のような。。

 そんな感じで、もし眼の錯覚ならば、木の緑に対して見えるのは赤のはず。。
 なので、やっぱり錯覚ではないのかなぁ??なんて思ったり。

 
 それともうひとつ気になったのは、以前ウイングメーカーのCDを
 聴きながらウトウトしていたら突然変なものが見えたことがあるのですが。。

 赤い火の玉と緑の火の玉みたいなユラユラしたものが、太極図みたいな形で
 お互いくっつきあって回転していました。

 そしてその時、CDの曲のいつもと違う部分が、すごく強調されて
 聞こえていたのを覚えています。。

 これは喩えですが、いつもはギターの音が強調されて聞こえるところが、
 その時だけベースの音が一番よく聞こえる。。みたいな。

 いつもと違う曲に聞こえるのです。

 なので、意識が少しずれていたのかなぁ?なんて気もしているのですが。。

 
 その時から赤と緑って何かあるのかなぁ?なんて思うこともあったのですが、
 ゲーテは、赤が要求する色は緑、緑が要求する色は赤。。と言っているので、
 ちょっと気になったのでした。

 これは勝手な解釈なのですが、外の光を赤で捉えた場合、内の光で緑を
 生み出してそれらを合わせて無色にしようとする。。

 それが「眼」の働きなのかどうかは解からないのですが、
 そういうこと??なんて思いました。

 
 ただ、いくら実験でそういった結果が出て、それらの現象が証明されても、
 なんで赤には緑なの??という疑問はまだ残っているのですが^^;

 
 ゲーテは言っています。


 夕焼け雲が赤みがかった微光を舗石の上に投げかけたとき、
 草の緑は限りなく美しく見えた。



 さすが、詩人ですね。。
Theme : スピリチュアル * Genre : 心と身体 * Category :
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個別記事の管理2006-06-22 (Thu)
 ラピスは、私の誕生石です。

 ターコイズもそうだとは知っていましたが、ウィキペディアではブルートパーズや
 ジルコンも誕生石になっていました。

 ジルコンって何だろう?と思ったらジルコニアの事みたいでした。

 この際だからとちょっと調べてみたら、ジルコンは「水晶と同じく、
 オールラウンドな治療石」とか「ダイヤモンドのもつエネルギー吸収の働きと、
 水晶の持つエネルギー発散の力の両方を持つ。」「吸収し、保ち、表現する石」
 なんて書いてありました。

 ただちょっと気になったのは、ジルコンは「発声をサポートする石」というものあり、。。

 発声かぁ。。と、個人的にちょっと気になるのですが、
 このお話についてはまたいつか。。

 
 ラピスもターコイズもブルートパーズも「青」ですが、青と言ってもいろいろです。

 
 オーラソーマの本をちょっと見てみました。。。

 
 ラピスの「ロイヤルブルー」は、神秘の色で、直感を磨くそうです。
 そしてこの石はパワフルなエネルギーで直観力を高める石。
 サイキックな能力を開花し、より高い次元へ持ち主を導いていくと言われているそうです。

 
 ターコイズの「ドルフィンブルー」のキーワードは「自由」です。
 そしてこの石はネイティブアメリカンにとって、常に地上に生きる空の神を表し、
 そのためこの石は託宣の石としても使われました。

 創造性を発揮し自分を表現していきたいときに役立つそうです。

 
 ブルートパーズは、残念ながら手元の本には載っていなかったのですが、
 ちょっと調べてみたら

 「持つ人の魅力やスピリチュアルな能力を引き出すといわれるトパーズ。
  ブルートパーズは、さわやかな淡青色が綺麗な石です。
  ユダヤ教の祭司は、トパーズを指導者にふさわしいカリスマ性と
  アピール力をもたらす宝石として愛用していました。

  ヒーリングストーンとしても多様性があり、肉体とメンタルの両面に
  働きかけてくれるとされています。」

 なんて書かれているのを見つけました。

 それで、ブルートパーズのカラーは「咽喉チャクラ」の色だとか。。

 また喉系か。。

 
 ちなみに「ブルー」は信頼と保護の色だそうです。天の色ですものね。

 
 ゲーテの色彩論では、「色」というのはもともとは「陰影でおおわれた光」
 だと言っていて、色のついた影を創り出す実験をいくつか紹介しています。

 そういった実験で「有色の陰影」の出現の謎が解けるまでは、こういった現象は、
 だいたい戸外で見られ、しかも主にそれが「青」に見えることが多かったので、
 空気に一種の隠れた青色の性質があるのでは?。。なんて考えられて
 いたこともあったそうです。

 
 どこかで読んだのですが、「青」という色は古代では重要視されていたけれど、
 そのあと一時期、ヨーロッパの方で忌み嫌われる時期があったらしいです。
 不吉な色。。みたいに。。

 それがだんだん見直されて、今ではかなりいい位置に立ってますよね。

 
 そういえば子供の頃、


 「空が青いのは、海の青が映っているから。
  海が青いのは、空の青さが映っているから。」


 なんてお話、聞いたことありませんでしたか?
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個別記事の管理2006-06-25 (Sun)
 
不思議の国のアリス不思議の国のアリス
(2005/12)
ルイス キャロル

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 アリスの物語は有名ですからお話は知っていましたが、こうして本を読んでみると
 なんだかいろいろ深いのです。

 読んでいて「う~~ん。。」と思ってしまうところが多々あります。

 
 作者のルイス・キャロルは、本名チャールズ・ラトウィッジ・ドジソン(ドッドソン)
 という、オックスフォード大学の数学講師だっだそうで、一生独身のまま
 「クライスト・チャーチ」というオックスフォードの寮で生活していたそうです。

 
 その寮の学寮長に三人娘がいて、その真ん中の娘さんが「アリス」でした。

 
 1862年7月4日に、児童文学史上の大事件として知られる事になる
 「アイシス川での川遊び」が行われました。

 アイシス川というのは、テームズ川の上流で、そこでキャロルは、いつものように
 アリス達に即興で物語をお話していたのでした。

 その時のお話が特別におもしろかったので、アリスはそれを本に書いてほしい。。
 と頼んだそうです。

 
 その後も、キャロルはこれを出版するつもりはなかったのですが、
 彼にこのお話を出版させる決意をさせたのは、同じイギリスの幻想作家で、
 「リリス」や「金の鍵」「お姫様とゴブリン物語」そして「ファンタスティス」
 などの作者、ジョージ・マクドナルドでした。


 ルイス・キャロルとジョージ・マクドナルドは共通の関心事がいくつも
 あったりして、とても親しかったそうです。

 キャロルは独身でしたが、ジョージ・マクドナルドとは家族ぐるみで
 お付合いしていたみたいです。。

 
 話はそれますが、ジョージ・マクドナルドという作家は、私の大好きな作家です。

 彼は、ルイス・キャロル以外にも、トールキンやカスタネダなんかにも
 多大な影響を与えたそうですね。。

 確かに「リリス」なんてもう。。
 なんとも言えない異様な、不思議な世界が大好きでした。


 
リリス (ちくま文庫)リリス (ちくま文庫)
(1986/10)
ジョージ・マクドナルド、George MacDonald 他

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 今回、そのジョージ・マクドナルドとあの「不思議の国のアリス」の
 ルイス・キャロルに、そんな繋がりがあったのか。。という事を知り、
 ますますアリスに興味が出てきてしまいました。

 また、アリスと言ったらこの絵だなぁ。。というくらい有名な
 「ジョン・テニエル」の絵もとっても素敵なんですよ。


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Theme : 本の紹介 * Genre : 小説・文学 * Category : 読書日記・本の紹介
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個別記事の管理2006-06-26 (Mon)
 まだ私が幼稚園生か、小学校にあがりたてくらいの頃のお話です。。

 母の用事で一緒に外出すると、その用事が済むまで私はよく、
 公園やおもちゃ屋さん、本屋さんなどで待っていたりしました。

 あの頃は今よりのんびりしていたんですよね。。

 今のご時世、小さい子供をひとりどこかに置いて買い物なんて、
 とても心配で出来ませんものね(泣)

 
 私はおもちゃ屋さんで母を待つ間、決まって直行するお気に入りのおもちゃがあって、
 いつもいつもその大好きなおもちゃの前で、いろいろ空想したりして、
 ひとりで遊んでいました。

 
 それはお人形のりかちゃんのお家でした。

 
 当時、りかちゃん人形ブームで、私はりかちゃんやお友達のはるみちゃん、
 ふたごの赤ちゃんとか、りかちゃんの家族とか。。

 ほとんど全部持っていたのですが(笑)、りかちゃんハウスだけは持っていなくて。。。
 親も、そう簡単には買ってはくれませんでしたから、本当に長い間、
 いつもおもちゃ屋さんで眺めていたんです。

 
 今でも、とても鮮明に覚えているのですが。。。
 
 ある日、私は夢を見ました。欲しくて欲しくてたまらなかったりかちゃんハウス。。
 それをとうとう手に入れた夢でした。もう天にも昇る気持ち。。

 やっとあのりかちゃんハウスが!自分の家にりかちゃんハウスがある!!
 おもちゃ屋さんにしかなかったりかちゃんハウスが!!。。

 あの時の嬉しさは、今思い出してもドキドキするくらいです。。

 
 そして、目が覚めたのですが、まだ小さい子供だったせいか、あの時私は
 夢と現実の区別がついていませんでした。だから、どこまでが夢でどこで
 目が覚めたのかはよく覚えていません。

 でも。。
 その日の朝、私の枕元に、そのりかちゃんハウスが実際にあったのです!!!

 
 覚えているのは、パジャマのままベッドから飛び出し、台所にいた母の元へ
 走っていったこと。。

 絶対にこっそりプレゼントしてくれたのだと思いました。

 そして「ありがとう!!」と母に告げたのも覚えています。

 
 でも、母は知らない。。と言うのです。

 最初、母が嘘をついて私をからかっているのだろうと思っていました。
 何度か「嘘でしょ。。」と聞いても、母は知らないの一点張り。。

 それでも、そんなことはどうでもよかったんですね。
 あの時は、とりあえず、欲しかったりかちゃんハウスが手に入った事で
 良しとしてしまったんだと思います。

 
 自分が成長するにつれ、あの出来事にだんだん不思議感が強くなってきて、
 その後も何度か父や母に訊ねましたが、答えはいつも一緒でした。

 でもでも!!現物があるじゃない!!なんで???と。。 
 いろいろ考えたのですが、今でもよく解かりません。

 
 考えたのは、夢遊病説。
 まさか、眠っている間におもちゃ屋に??…なんて事は、まずありえないです。。
 だって、おもちゃ屋さんは電車に乗っていかなければならないから(笑)

 
 次に、全部明晰夢説。。。
 台所に立つ母に訊ねた場面も実は全部夢で、実際に買ってもらった出来事の方が
 印象が薄くて忘れているのかも。。と。

 でも、それだったらもういい加減、母達も買ってくれた事教えてくれても
 いいと思うのですが。。というか、今現在、両親はそんな出来事があった事
 自体忘れているようです。「りかちゃんハウス?なんだっけ?」って。。

 
 最後は物質化説。。
 これが一番とんでもない説だと思うのですが、いろいろ調べているうちに、
 今の私の中ではこれが一番ありえそうな気がしてしまって。

 
 …といいつつ、結局はよく解からないままなのですが、ただ、あれは
 多分物質化だったのだろう。。と思ったら、世にある物質化現象のお話を
 肯定的な目で見られるようになりました。

 「物質化は出来る」という前提で、物事を考えられるようになったので、
 そこが私にとっては一番重要です。。
Theme : スピリチュアル * Genre : 心と身体 * Category : 夢日記・不思議体験記
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