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今日はハロウィンですね!
以前は日本ではあまりなじみのなかったこのハロウィンですが、
今ではあちこちにハロウィングッズが。。。
かぼちゃのお化け「ジャック・オー・ランタン」や魔女のとんがり帽子に
マントなどなど。。。街のあちこちで見かけますね^^
アメリカなどでは、子供達が「Trick or treat!」(お菓子をくれないと
いたずらしちゃうぞ~)と言いながら、ご近所をまわったりもします。。
そして、このハロウィンは私の大好きなケルトや魔女にもとっても関連した行事で、
私はワクワクなのです^^
火、水、風、地。。。
火はその神秘的な性質や、純粋なエネルギーに近いということから、
特に神聖視されました。。。
伝統的な魔女のサバトに、その聖なるかがり火が高々と燃え上がる光景は欠かせません。。。
そして年に8回あるサバト。。。そのうちの1回はこのハロウィンの日に行います。。。
ケルトでは10月31日の夜、「ソーウィン祭り」というものが行われますが、
ソーウィンは、1年の終わりを表すものです。
この日は冬の始まりのイヴ(前夜)に当たります。
ソーウィンは、アイルランドの自然をつかさどる神ダグダが、超自然的な力を持つ
戦いの女神モリガンと夫婦になる時です。
この夜は、この世とあの世の間にかけられたヴェールが最も薄くなり、
死者と語らうことができると信じられています。
このとき死者はお墓から抜け出し、生きた人間達の間を歩き回るという
言い伝えまであるのです。。。
ケルトの木の暦で、この季節当てられている木は「リンボク」です。。。
このリンボクは、キリストの茨の冠の材料になったとされている木だそうです。。。
なので、キリスト教の修道士達からはとくに不吉な植物と見なされていました。
でも、リンボクが不吉の象徴とされるのにはもっと古い起源があります。
この木は、古くから黒魔術や呪いに用いられた木と言われているのです。
リンボクの刺は長く、強く、特別に鋭いため、肌を刺すには絶好の植物だったのです。。
引っかき傷はしばしば敗血症を引き起こし、先端に毒を塗った刺は、
有効な武器になります。。。
こうして、リンボクは「眠りのひと刺し」の刺として知られるようになりました。
有名な「眠れる森の美女」のお話も、おそらくこんなところから
生まれたのかもしれません。。。
「ケルトの木の知恵」より、「リンボク」の木の教えです。。。
リンボクは、意地悪なお婆さんとして崇められてきました。
意地悪婆さんは「白い女神」の持つ魔女の相だからです。
(白い女神は3つの姿を持っています。)
その刺は、私たち自身の中にあって私達を傷つける陰湿な心根を思い起こさせます。
この心の刺も、放っておくと根を張り、やがてびっしりはびこって手が
つけられなくなります。。。
私たちはリンボクを見ると、「さまざまな形で自分や他人を傷つけていることを
忘れてはなりません、傷つけあわないようにするにはどうしたらよいか考えなさい。」
と言われている気持ちになります。
自分自身のこの陰湿な心根と向き合う勇気を持てば、リンボクは人間が持つ
この暗い側面を克服するよう導いてくれ、心の負い目を返上する力になってくれます。
そして、死は誰にとっても逃れられないものであるという事実を
受け入れさせてくれます。
それこそは、この世でただひとつ、すべての人々が確信できる事実なのですから。。。
ハロウィンは、ただ仮装してはしゃぐだけの日ではないのです。。。
とても神聖な日です。。。
以前は日本ではあまりなじみのなかったこのハロウィンですが、
今ではあちこちにハロウィングッズが。。。
かぼちゃのお化け「ジャック・オー・ランタン」や魔女のとんがり帽子に
マントなどなど。。。街のあちこちで見かけますね^^
アメリカなどでは、子供達が「Trick or treat!」(お菓子をくれないと
いたずらしちゃうぞ~)と言いながら、ご近所をまわったりもします。。
そして、このハロウィンは私の大好きなケルトや魔女にもとっても関連した行事で、
私はワクワクなのです^^
火、水、風、地。。。
火はその神秘的な性質や、純粋なエネルギーに近いということから、
特に神聖視されました。。。
伝統的な魔女のサバトに、その聖なるかがり火が高々と燃え上がる光景は欠かせません。。。
そして年に8回あるサバト。。。そのうちの1回はこのハロウィンの日に行います。。。
ケルトでは10月31日の夜、「ソーウィン祭り」というものが行われますが、
ソーウィンは、1年の終わりを表すものです。
この日は冬の始まりのイヴ(前夜)に当たります。
ソーウィンは、アイルランドの自然をつかさどる神ダグダが、超自然的な力を持つ
戦いの女神モリガンと夫婦になる時です。
この夜は、この世とあの世の間にかけられたヴェールが最も薄くなり、
死者と語らうことができると信じられています。
このとき死者はお墓から抜け出し、生きた人間達の間を歩き回るという
言い伝えまであるのです。。。
ケルトの木の暦で、この季節当てられている木は「リンボク」です。。。
このリンボクは、キリストの茨の冠の材料になったとされている木だそうです。。。
なので、キリスト教の修道士達からはとくに不吉な植物と見なされていました。
でも、リンボクが不吉の象徴とされるのにはもっと古い起源があります。
この木は、古くから黒魔術や呪いに用いられた木と言われているのです。
リンボクの刺は長く、強く、特別に鋭いため、肌を刺すには絶好の植物だったのです。。
引っかき傷はしばしば敗血症を引き起こし、先端に毒を塗った刺は、
有効な武器になります。。。
こうして、リンボクは「眠りのひと刺し」の刺として知られるようになりました。
有名な「眠れる森の美女」のお話も、おそらくこんなところから
生まれたのかもしれません。。。
「ケルトの木の知恵」より、「リンボク」の木の教えです。。。
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リンボクは、意地悪なお婆さんとして崇められてきました。
意地悪婆さんは「白い女神」の持つ魔女の相だからです。
(白い女神は3つの姿を持っています。)
その刺は、私たち自身の中にあって私達を傷つける陰湿な心根を思い起こさせます。
この心の刺も、放っておくと根を張り、やがてびっしりはびこって手が
つけられなくなります。。。
私たちはリンボクを見ると、「さまざまな形で自分や他人を傷つけていることを
忘れてはなりません、傷つけあわないようにするにはどうしたらよいか考えなさい。」
と言われている気持ちになります。
自分自身のこの陰湿な心根と向き合う勇気を持てば、リンボクは人間が持つ
この暗い側面を克服するよう導いてくれ、心の負い目を返上する力になってくれます。
そして、死は誰にとっても逃れられないものであるという事実を
受け入れさせてくれます。
それこそは、この世でただひとつ、すべての人々が確信できる事実なのですから。。。
ハロウィンは、ただ仮装してはしゃぐだけの日ではないのです。。。
とても神聖な日です。。。
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