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個別記事の管理2006-11-01 (Wed)
 このCDについては、以前も書きましたが、再び書きたくなりました。


 
Buddha SpiritBuddha Spirit
(2006/04/11)
Anael & Bradfield

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 このCDは、ほとんど毎晩のように聴きながら眠るのですが、なぜ今また
 紹介したくなったかと言うと、それは。。。今、個人的にチベットが
 「旬」だからです(笑)

 
 下地になっているのは、チベット密教のマントラです。。。

 Anaelの天使のような高音VOICEで奏でる、神聖なサンスクリット語。。。

 
 使われる楽器は、ピアノ、フルート、そして「チベッタンベル」。。。
 これだけです。。。すごくシンプルなのに、すごく響いてくる。。。

 このチベッタンベルの「チーーン」という響きは、とても素敵で大好きなのです。。。

 
 今までいろんな音を聴いてきて、私が個人的にクラッとなると感じるのは。。。
 意識が遠のきそうに感じるのは、オルゴール(元はドルイドベルですね。。)や
 クリスタルボウルの響き。。。ハープ、そして、このチベッタンベルの響きです。。。

 やっぱり。。。よく言われているように、周波数。。。振動。。。
 これに関係するのでしょうね。。。

 そして、このCDでは、Anaelの声の周波数。。。これもかなり。。。

 
 また、このCDの特徴は、チベットのマントラとイギリスの音声学を融合
 させたところらしく。。。もう。。。これ以上ないです。。というくらい、
 私好みです。。。

 
 中のブックレットは、仏教エッセンスがいっぱい(笑)仏陀の彫刻や絵、
 手の形とか。。。

 あとは、梵字とか極彩色の曼荼羅。。。
 そして蓮の花。。。

 エッセイも書かれているのですが、輸入版なので、中身は全部英語です。。。
 なのでズボラな私はそれは未だにちゃんと読んでいないのだけど^^;

 でも。。この機会に気合を入れて読んでみようかなぁ。。。

 
 一番最初のページには、仏陀の絵とそして詩のような一節が。。。

 
 2500年以上前の満月の夜、北インドの町でゴータマ・シッダールタは彼の右手を
 膝の上に伸ばし、そしてそっと大地に触れました。。。その時彼は悟り。。。
 菩提樹の木の下で仏陀となりました。。。


 
 お釈迦様って。。。子供が出来たけれど、その子供の顔も見ることなく、
 29歳の時にお妃様と子供を残して出家したんだそうですね。。。

 やっぱりここが男性と女性の違うところなのでしょうか???

 そんな勝手に出てっちゃうなんてコラコラなんて、畏れ多くも思ってしまう私^^;

 まぁ。。
 最終的には、それはお妃様や子供も含めた、全ての為になるのかもしれませんが。。。

 
 先日頂いてきたリンポチェの小冊子の中にも、家庭への執着を捨てて。。
 みたいなお話が載っていましたが、やっぱりちょっと男性的なものの見方だなぁ。。。
 なんて思ったりもしました。。。

 
 関係ないけれど、お釈迦様は29歳で出家して35歳で悟りを得られたそうで。。。
 その修行期間は7年間。。。「7」ですね。

 私が以前、ちょっと興味を持っていたワークも、完成まではだいたい
 7年間って書いてありました。。。

 
 …と、お話がそれましたが。。。

 そう言えば、仏教のある一派では女性は悟れないと言われていると、
 この前リンポチェがおっしゃっていました。

 でも、そのあとすぐに「でも大丈夫、大乗仏教ではそんなこと言ってないからね、
 安心してください。」とフォローを入れてくれるリンポチェに、温かい優しさを
 感じました。

 ただ、「女性は悟れない」って聞いたとき、「そうかもねぇ」。。なんて。。。
 ちょっと思った私。。。

 それとはまた違うところでは、これからは女性。。。
 しかも子持ち一般主婦がひっぱっていく時代。。。なんてお話もチラッと聞いたけれど。。。

 
 どうなのでしょうね。。。

 
 融合とか。。。統合とか。。。やっぱりそんなキーワードが浮かびますね。

 
 今は、いろいろなことが変化していく時。。。そんな感じがしています。


 
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個別記事の管理2006-11-02 (Thu)
 先日のお話会でリンポチェは、

 「あなた方が今生、こんな良い国に生まれてこられたのは、
  前世で善い行いをしたからなのですよ。」

 とおっしゃっていました。。。

 
 「天上のシンフォニー」という本を読んでいるのですが、今ちょうど主人公が
 インドの滞在を終え、チベットへ向うところです。。。

 
 その彼と一緒に旅をしている女性、彼女は今では社会的にも地位を得て、
 お金にも困らない生活を送っていましたが、インドの貧困の実態を目の当たりにし、
 今まで自分が生きてきた道を振りかえります。。。

 
 「今まで自分が求めていたもの、そして手に入れたもの。。。
  それは何だったのか。」

 ・・・と。

 
 私にはいくつかの前世とおぼしき記憶があります。。。

 最近、多くの人とヴィジョンのシンクロがあった記憶の物語。。。
 この記憶が「今」の私にとっては一番重要なメッセージを含んでいると感じています。。。

 ただ、あるキッカケで(これも流れの一部ではあるのですが)その記憶がかなり
 クリアになった時、それと同時に他の過去生の。。。その生を生きた意味が
 なんとなく解かったような気もしました。。。

 
 ある時私は男性で、裕福な家と縁を結ぶため、その家に無理矢理婿入りさせられました。

 子供ももうけ、家庭を持ちましたが、妻との心の交流は一切なかったので
 子供達も私になつかず、物質的には何ひとつ不自由しませんでしたが、
 心は冷えきっていました。

 そして私は、家の中の大きな書斎の机にうつぶせて一人で寂しく息をひきとりました。。。

 「虚しい」という気持ちをすごく強く感じました。。。

 
 亡くなったあと、だんだんと自分の身体が宙に浮いてきて、上から自分の姿を
 眺めていたのですが、私は泣きながら自分に「ご苦労様でした。」と思っていたのを
 覚えています。

 そこで醒めましたが、今の私も泣いていました。

 
 以前、WMの掲示板で、自分の過去生だと感じている記憶は、今の自分に必要な記憶を
 全体の記憶の中から引き出しているのでは?という話題が出ました。

 だとしたら、この記憶が私に訴えてきたものは?

 
 私は、あの生は。。。物質的な豊かさを体験するための生だったのかなぁ?とも思います。

 そしてそれは、最終的には何も残らないということを、心から納得するための
 ものだったのかもしれません。。。

 
 物質的に。。。この目に映るもの。。手にとれるもの。。。そういったものの中でのみ
 満たされたとしても、最後には何も残らない。。。

 でも、頭で解かっているだけでは、人はつい欲望に流されていってしまいます。。。

 
 そして、そういったことはキッカケがないとなかなか気づけなくて。。。
 でも、そのキッカケというものの多くが「苦悩」の中にあるというのは。。
 ちょっと悲しいですね。。。

 
 でも。。。リンポチェがおっしゃるように、今私達がこんなに素晴らしい場所に
 生きることが出来るのが、前世の善い行いによるものならば、それにもっと
 感謝しなくてはと思うし、それをありがたく受け入れたいとも思うのです。。。

 
 お釈迦さまは、6年間は山で苦行をされたそうですが、それでは本当の光に
 辿り着けないことを悟り、里におりてきたそうです。。。

 そして菩提樹の下に座り、最後の悟りを得られたと。。。

 
 今私たちが生きているこの場所は、一体どこなのでしょうか。。。

 今ここにいられることに感謝しながら、今を精一杯生きたいですね。。。
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個別記事の管理2006-11-02 (Thu)
 影響力というものに気づいた?

 表面にはすぐには出ない。。。

 見えないところで影響していくんだよ。。。

 それが表にでてくるのはずっとあとなんだ。。。

 そしてそれに気づくのは難しい。。。

 だから言葉には気をつけなくてはいけないよ。。。

 そこだけちょっとがんばってみて。。。

 いつも愛の言葉、光の言葉を意識していてみて。。。
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個別記事の管理2006-11-04 (Sat)
 おばあちゃんと外に遊びに行っていた息子が家に帰ってくると、
 「これママにあげる!」ってティッシュに包まれた何かを私にくれるのです。。

 何だろう??とそっとそれを開いてみると、中にあったのは四つ葉のクローバーでした。。。

  !!!!!!とびっくりです(笑)

 だってね、私も今まで四つ葉のクローバーを見つけたのは数えるくらいしか
 ないのですから。。。

 
 「こんな貴重なのはめったに見つからないんだよ。ママはいいからあなたが
  持っていなよ。。。」と言ったのですが、「ママにあげたい!」と息子は言うのです。。。

 
 私  「これを持っているとね、幸せになれるんだって。」
 息子 「うん、だからママにあげる。」
 私  「あなたが幸せになることがママの幸せなんだよ。だから
     あなたが持っていなさい。」
 息子 「ママにあげたいの。」
 私  「何で?」
 息子 「ママが好きだから!」

 
 なんていい子なんだろう。。。と真面目に思いました。。。アハハ^^;

 しばらく親子で、あなたに。。いいやママに。。と譲りあっていましたが(笑)
 結局、私がありがたくいただく事にしました。。。

 そのあと息子をギュ~~~ッとハグです。。。 

 
 小さな子供って。。。どうしてこんなに無条件に親を愛せるんだろう。。。って思います。。。
 私のほうが見習いたいくらいだ。。。と思ってしまいました。。。

 
 そんなことがあって、胸がジーンとホンワカしました。
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個別記事の管理2006-11-06 (Mon)
 月のしずくから生まれた女たちは
 「月の庭」をこの地上に作ることを思いついた。
 淋しい夏の終わりだった。
 アレクサンドリアからナイルを下り、古い神殿で沐浴し、
 裸身を月の光にさらし、祈り、そして夜の旅に出た。
 善も悪も、何の意味もなたない砂漠こそが、祈りの庭にはふさわしい。
 月の光で編まれた衣をまとい、透明な意識だけを友にした。
 女たちはすでに脱ぎ捨てたのだ。
 哀しみと絶望のしみついたピエロの衣裳を。

 ~梅野 泉さんのポエム「月の庭」より~


 
 昨日2006年11月5日の満月の夜。。。
 東京の沙羅舎で行われた月の女神たちのお祭りは。。。

 私にとっては階段を、一気に2,3段昇ってしまったような。。。
 そんな不思議な感じがした。。。とても素敵なイヴェントでした。

 
 実は。。。先日のリンポチェのお話会の帰りに、友達と駅で立ち話をしていたら、
 梅野さんに声をかけられたんです。。。

 「今日来ていた方々ですよね?」って。。。

 そして、このイヴェントを教えて頂きました。。。

 
 昨日のイヴェント終了後、梅野さんとしばらくお話をしていましたが、
 どうやらこれは、また次に続きそうな感じです。。。

 
 もし、リンポチェのお話会に行っていなかったら、、、
 もし駅で立ち話していなかったら、、、
 もし梅野さんが私たちのことを覚えていなかったら。。。

 
 イヴェントストリングスに感謝です。。。
 全ての出来事は完璧で。。。そして繋がっているんですね。。。



 オープニングセレモニーの「浄めの儀」は。。。小さな、それでもとても厳かな
 感じのするストーンサークルを囲む、白い衣装を身にまとった3人の男性達に
 よって執り行われました。。。

 
 古代の土笛を吹く宇々地さん、沙羅舎のオーナーでもあるダンスのデヴァダスさん、
 そして舞踏家の伊藤虹さん

 
 デヴァダスさんと伊藤虹さんの神聖な踊り。。。「舞」という表現が一番ぴったりかな。。。
 とても素敵でした。

 デヴァダスさんは、モダンやクラシックバレエを基礎にヨーガや気功、古神道や
 古武道などの方法を取り入れた、新しいダンスの確立を目指して、独創的な舞台を
 展開されている方なのだそうです。。。

 伊藤虹さんは舞踏家。。。日本の舞踏はあまり詳しく知らなかったのですが、
 以前大好きなロシアのダンサー、ルジマトフの踊りを観て以来、とても興味を
 持っていました。。。

 やっぱり。。。魂の叫びを感じるような踊りは最高です!!!

 こういうものに触れるたびに、私はまた踊りたくなってきて、
 ストレッチを再開するのです(笑)

 
 そして、宇々地さんの「古代土笛」の響き。。。もう。。。クラクラきました。。。
 頭にズーンと響いてきて、私はずっと。。頭のてっぺんが痛いくらいでした。。。
 微妙に真ん中からはズレた位置でしたが^^;

 
 私は。。。この儀式の間、なんだかとても懐かしい気分でいました。。。

 ストーンサークルを囲んで行う神聖な満月の儀式。。。
 自然と背筋がピッと伸びてしまいます。。。

 昨日は室内だったけれど、これがもし、屋外。。。本物の月の光の元で行われたら
 どんなに素敵だろうと思っていました。

 昨日は蝋燭の炎でしたが、煌々とかがり火をたいて。。。
 場所は。。例えば海。。。砂浜で空は満点の星空で。。。。

 なんて、いろいろ想像してしまいました。。。

 
 そのあと、天地(アマチ)というネイティヴジャパン女性ヴォイスユニットの
 「天と地をつなぐ」祈りの唄が始まりました。。。

 
 ネイティヴっぽい、いろんなおもしろい楽器を使ってました。。。

 そして、古代レムリアのマントラが静かに唄われました。。。

 これは、古代レムリア文明のマントラに彼女達がメロディーをつけたそうですが。。。
 「6回繰り返します。。。自分の内に向って、こう在りたいというヴィジョンを
 イメージしながら聞いてくださいね。」って、おっしゃってました。。。

 
 あぁ。。もう、なんてタイムリーなの。。って思いながら(笑)聴いていました。

 ただ、これは私の個人的な感覚なので適当に聞いておいてほしいのですが、
 「声が違う。。。」という印象を受けたのです。。。

 私の喉がなんだかつまるような感じがしました。。。

 その時ふと、レムリア(本当にそれがレムリアだったのかは解かりませんが)のマントラは
 「倍音」で唱えられていたんだ。。という感覚があったんです。。。

 「ホーミー」みたいな。。。根拠はありません(笑)

 
 そのあと、素敵な女神達「Ha-nau(ハーナウ)」による唄とフラダンス。。。

 ハーナウって、ハワイ語で「誕生」という意味だそうです。。。

 とても長い黒髪にガーベラの花を飾った彼女達の踊りは、神秘的であり、そして
 官能的でもあり。。。

 女性ならでは美しさ。。神聖な色気を感じました。。。

 なんだか、同じ女性の私まで目が釘づけ状態(笑)
 女神だわ。。って(笑)

 フラダンスも素敵。。。と、すぐ影響される私なのでした。。。

 
 そうそう、昨日の出演者の方々が着ていた衣装は「Little EAGLE」といって、
 Kaoricoさんという方がデザインされているブランドだそうですが、これがまた!!!
 なんて私好みのスタイルなの!!って、感動するくらい素敵なお洋服でした。

 最近、木綿や麻のゆったりした服がいいなぁ。。とずっと思っていたので、
 もう今の私の感覚にジャストヒット。。。Kaoricoさんもシャーマンの雰囲気が漂う、
 とっても素敵な方でした。。。

 
 そしていよいよ、ニチャン・リンポチェのお弟子さん。。。梅野泉さんによる詩。。。
 「月の庭」の朗読です。。。

 梅野さんは、エジプト、アレクサンドリア育ちでいらっしゃるそうで、
 ダライ・ラマのインタヴューなどもされたことがあるそうです。。。

 
 宇々地さんの土笛をバックに静かに、でも力強く詩を。。。唄うように
 読みあげる梅野さん。。。

 なんだか、この時だけ、今までとちょっと空気が変わりました。。。
 やっぱり。。彼女はすごい。。。この感覚。。。あまり言葉に出来ないくらいです。。。

 
 最後は出演者全員と、集まっていた方々による歌と踊りのセッション。。。

 フラダンスの女神に手を引かれて、気づけばセンターでスポットライトを浴びて
 踊っていた私たち。。。

 気づけば隣には宇々地さんが古代の太鼓を響かせていて。。。
 気づけば梅野さんにハグしている私たち(笑)

 
 今思い出すと、あれ?って感じです(苦笑)

 恐るべし。。。満月パワー。。。

 
 でも。。。とってもとっても素敵な満月のお祭りでした。。。
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個別記事の管理2006-11-07 (Tue)
 たつみや章さんの書かれた「月神シリーズ」(講談社)
 4部作になっていますが、第1部だけでも十分、面白いです。。

 古代日本が舞台のファンタジーなので、日本人の私達には入っていきやすいと思います。


 
月神の統べる森で月神の統べる森で
(1998/12/16)
たつみや 章

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地の掟 月のまなざし地の掟 月のまなざし
(2000/01/28)
たつみや 章

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天地のはざま天地のはざま
(2001/03/27)
たつみや 章

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月冠の巫王月冠の巫王
(2001/12/13)
たつみや 章

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 子供向きだけあってとても解り易いのですが、その行間から感じられるものは
 深いと思います。

 私は、自分が母親のせいか、大切な事は子供でもわかるようなシンプルな言葉で伝えたい。。
 と常日頃から思っておりましたので、そういった点でも、この本には
 共感できたのかもしれません。

 でも、おすすめの一番の理由は、この本を読んでいる時、なぜか私は
 ドキドキしてしまったからです。


 この「月神シリーズ」なのですが、なんだか不思議な出会いを感じた
 本達でした。。。

 昨年の夏休み前に、娘が「月神の統べる森で」を学校の図書室から借りてきました。。。

 普段は借りてきた本は1週間で返さないといけないのですが、それは夏休み用だったので、
 その間はずっと借りている事が出来ました。

 
 夏休みも終わる頃、私は娘がどんな本を読んでいるのかなぁ?なんて、
 その本をパラパラッと。。。そうしたら思いきりハマってしまい、徹夜で
 読み通してしまいました(笑)

 しかもボロボロ泣きながら。。。

 
 さきほども書きましたが、読んでいる間中、ドキドキしていました。。。

 
 秋になり、ちょうど今から1年くらい前だったと思うのですが、あの本が
 どうしても忘れられなくて、私は娘に頼んでもう一度借りてきてもらいました。。。

 
 そして、やっぱりドキドキで読んだのですが、お話の続きもすごく読んで
 みたいなぁって思い始めました。。。

 ただ、娘によると、学校には続きの本はないらしいので、もし読むとしたら、
 自分で買うか、図書館に探しに行くかしないと。。。という感じでした。。。

 
 でも、近所の図書館には置いてありませんでした。。。

 わざわざ取り寄せてもらうのもなぁ。。というのもあったし、あと、あの頃は、
 いろんな本を読んでいて、書籍代が家計を圧迫していたので^^;買うのもちょっと。。。
 なんて。。。迷っていました。。。

 
 そんな時、学校からの「図書だより」というお手紙でびっくりしました。。。

 そこには、月神シリーズの続きの3冊。。。「地のおきて 月のまなざし」
 「天地のはざま」「月冠の巫王」を入荷します!。。。というお知らせが!!

 
 「こ、これは。。。私の為に入荷してくれたみたいじゃないのぉ(泣)」。。。

 なんて、ひとり悦に浸った私です(笑)

 
 ただ、問題がありました。。

 月神シリーズ入荷予定は、12月になっていました。そして決まりでは図書室の本は
 1人1週間に1冊です。。。

 そして我が家は12月いっぱいでその学校を転校することになっていました。。。

 
 もうすぐ転校してしまうのだから、子供達には自分の読みたい本を借りてほしいよなぁ。。。
 って思いました。。。

 それに、時期的に冬休みに入ってしまうので、借りてきてくれたとしても全部を
 読むのは無理そうだなぁ。。と。。。

 しかも新しく入荷した本は、人気があるから簡単に借りられないしなぁ。。って
 思っていました。。。

 
 ある日、娘と息子が一緒に帰宅してきました。。。
 何やらニコニコしながら。。。

 そして「ジャ~~~ン!」と二人が差し出したのは、なんと月神の本、
 3冊!!「ど、ど、ど、どうしたの?こ、こ、これ??」私はこんな感じでした^^;

 
 なんでも、冬休みスペシャル期間ということで、1人2冊を冬休みいっぱい借りる事が
 出来たそうです。。。(我が家は冬休み前には返さないと。。だったのですが。。。)

 そして、娘が2冊、息子が1冊をそれに当てて借りてきてくれたのでした。。。

 他には誰も借りる人はいなかったみたいで、3冊揃ってちゃんとあったよ。。。
 とのことでした(涙)

 
 なんだか嬉しくもあり、申し訳なくもあり。。。
 子供達には、「ごめんね&ありがとう」の連発でした。

 娘は「私が読みたかったんだよ。」なんて言ってたけど。。。

 そして、あの時ちょっと感じたのですが、「ごめんね。」と言うより「ありがとう。」と
 言った時の方が、子供たちの顔は輝くような気がしました。。。

 
 そんな出来事もあり、この本たちは、私にとって読むべくして読む本だったんだなぁ。。
 という想いが強い本たちなのでした。。。
Theme : 読んだ本の紹介 * Genre : 本・雑誌 * Category : 読書日記・本の紹介
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個別記事の管理2006-11-10 (Fri)
 リンポチェのお話会のあとくらいから、「落ち着きなさいエネルギー」を
 強く感じていて、ブログを書く時もなるべく真面目に書かなくては。。
 となぜか思っていました。。。

 最近どうも、上の方から「落ち着きなさい」というメッセージ?が
 来ているような気がして仕方がありません。。。

 
 「落ち着きなさい」というものと一緒に、「自分の内を見つめなさい」という
 メッセージも感じます。。。

 
 以前夢で、「あなたは直感で勝負しなさい。」と言われたことがありました。

 その頃はちょうど、本を読んでも全く頭に入ってこない時で。。。
 最近ではあの頃よりもだいぶ活字を読めるようにはなってきましたが、
 それでも読めるものと読めないものがあるのを感じています。。。

 
 これは。。。どういうことなのかなぁ。。って考えていました。。。

 
 今は、本当に情報が氾濫していて、そしてそれがすぐに手に取れてしまう便利さは
 あるけれども、逆に混乱を招くこともあります。。。

 子供たちの教育に、メディア・リテラシーが取り入れられるようになってきたのも、
 納得です。。。


 メディア・リテラシー


 私が今、読めるものと読めないものがあるのは、直感で自分に必要な情報か
 どうかを選別しているからかな?とも思いました。。。

 どんなに貴重な情報であっても、その時の自分のキャパ以上のものを無理矢理
 取り込もうとすると、肝心なところを見失ってしまうような気がしました。。。

 
 外から与えられるものではなく、自分の感覚が求めているもの。。。

 日々の生活や信頼出来る人とのコミュニケーションの中で、自然と出てくるもの。。。

 そして自分の内に向った時に聞こえるもの。。。

 そういったものに、重点を置くようにしたいな。。と思いました。。。

 
 最近の私は、そういった内なるものを信じようとする気持ちが、少し薄らいで
 いたような気もしないでもないです。。。

 
 今は、情報はあまり仕入れないで、自分に起こったことをじっくり検証するとき。。。

 見失ってるよ。。。意識的に改めなさい、思い出しなさい。。。と
 誰かから言われているような気が。。。なぜかするのです。。。
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個別記事の管理2006-11-12 (Sun)
 今年の初め。。。と言っても13の月の暦でいうところの今年なので、
 7月の終わり頃ですが。。。私は、ある人と初めてお会いして、そして
 いろんなお話をしていました。。。

 会って少しした頃から、なんとなくいい香りがするなぁ。。。と感じていました。。。
 花の香りです。。。

 
 気のせいかなぁ?というくらいの、ほのかな香りでしたが、でもとてもいい香りでした。。。
 花のような、少し甘い香り。。。何の花かまでは解らなかったけれど。。。

 
 それは。。自分の香水の香りではなかったので、私はその人の香りなのかと
 思っていました。。。

 でも、ちょっと聞いてみたらその人は「何もつけてないよ。」とおっしゃっていました。。。

 
 その日の夜、一段落してホッとくつろいでいると、またどこからともなく
 花の香りが漂ってきました。。。

 昼間と同じ香りです。。。

 あれ?と思い、でも意識してみると、その香りはたしかにそこに感じるのです。。。

 
 なので、同じ部屋にいた主人に「花の香りするよね?」と聞いてみました。。。
 でも、彼はそんな香りは全然しないと言うのです。。。

 私は、こんなにはっきりするのに、どうして感じないのか不思議なくらいでした。。。

 
 その日以来、事あるごとにその香りを感じることは多かったです。。。
 でも、最近ではそういうこともなかったので、ちょっと忘れていたのですが、
 昨日、あるブログを読んだら、また思い出してしまいました。。。

 
 そのブログによると、天使がそばにいると花の香りがすることがあるそうです。。。
 天使に限らず、高次元の存在が、その存在をアピールしている時。。。

 
 え。。。あの時いたのは、誰???。。。

 ・・・と私の中には数人の高次元の存在が浮かんでしまいました(笑)

 
 昨日部屋でパソコンをしていたら、3回くらい白い光が視界を横切りました。。。
 
 はっきり見たわけではなくて視界の隅をサァッと通っただけですが。。。
 それは白い煙のような、でも少し光っていて、細長い感じでした。。。

 
 気のせいだろうとほとんど気にしていなかったのですが、深夜に帰ってきた
 主人が突然、「ねぇ、やっぱりこの家なんかいるよね。。。」なんて言い出し。。。
 よくよく聞いてみると、彼も私と同じものを廊下で見たらしいです。。。

 その彼が一言。。。

 「小さい竜みたいだよね。。。」

 …って。。。


 こんな時にやめてね。。。って思わず。。。
 でも、言われてみれば確かに。。。とも思ってしまったのですが^^;

 
 彼と結婚してから、今住んでいる家も含めて私たちは4件の家に住みましたが、
 どの家にいた時も「ねぇ、この家になんかいるよね。。。」と必ず言っている
 私たちなのですが(笑)
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個別記事の管理2006-11-13 (Mon)
 いつか読んだ本に、「お金や家などの財産は、あの世に持っていくことはできないけれど、
 知識という財産なら持ってくことができる。」と書かれていました。。。

 
 「知りたい」という気持ちに火がついた頃は、いろんな分野の本を読み漁っていました。。。

 今この世に存在している「知」を、出来るだけおみやげに持って帰りたい。。。
 先人達が残してくれたものを、たくさん知りたい。。。

 そんな想いでいっぱいでした。。。答えを探していたんですね。。。

 
 そのうち、体験というものが気になってきました。。。

 今まで経験してきた行き当たりばったりの不思議体験ではなくて、きちんとした
 実践方法を通して、意識的に神秘体験をしてみたい。。。そう思っている時期も
 ありました。。。

 頭が知識でいっぱいになっても、自分が実際に体験しないことには、
 心が納得できない。。。そんな風に思っていました。。。

 
 でもいつからか、そういった欲求も、だんだん薄れてきました。。。

 
 以前どこかで読んだのですが、

 「ヒーラーになる人は、何もしなくても自然となってしまうので、
  そういった能力を追求しないように。。。」

 ・・・と。。。

 私もまったくその通りだと思いました。。。

 
 起こることは全て完璧。。。
 宇宙の完璧な流れの中、存在している完璧な私達。。。

 
 知識は、本当に自分に必要なものは、自然と宇宙が与えてくれる。。。

 そして体験も。。。普通に朝起きて、普通にご飯を食べて、普通にお仕事に行く。。。
 そんな日常の体験も神秘な体験も、何の変わりもないのだということに気づきました。。。

 
 基本は楽しむ。。。

 そういうのがいいなぁ。。。なんて思う今日この頃です。。。


 でも、知識を求めることも、体験を求めることも、間違ったことでは決してなくて。。。
 無駄なことというのは、一切ないとも思います。。。

 心が求めている時は、必要だから求めているのだとも思います。。。

 
 多くの人が何かを求めるのはなぜなのだろう。。

 なんて考えていました。。。

 それはきっと、みんな幸せになりたい。。。心の底からホッと安心したいから
 なのだと思うのです。。。

 だから、どこかでもがいている自分を感じているうちは、周りの。。。
 世界の平和まで考える余裕なんて、本当はないのです。。。

 
 だから。。。
 そういう時は無理しないで、自分の幸せを追求してもいいのだと。。思います。。。
 真の幸せを。。。

 
 でも人は。。。本当の愛で満たされると、生きていること、ここに存在できていること。。。
 もうそれだけで幸せで。。。感謝の気持ちでいっぱいになります。。。

 そうすると、不思議と他者の。。。周りの幸せを自然と願うようになってしまうのです。。。

 不思議だけど。。。みんななぜか自然とそうなっていくのですよね。。。

 
 そして、そんな愛で満たされた人の波動はホンワカと温かく。。。

 そういう人の側にいるだけで、ただ世間話をしているだけで、周りの人の波動まで、
 ホンワカと温かくなってしまうのだなぁ。。と感じています。。。
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個別記事の管理2006-11-15 (Wed)
 「倍音」って、このところ気になっているキーワードのひとつです。。。

 というのも、先日の「月の庭」。。。満月のお祭りの時に聴いたレムリアのマントラ。。。
 あの時に「本当は、倍音だったんだ。。」となぜか感じたこと。。。

 あれがとても気になっていました。

 そして、ずっと以前にレイオルトに言われたこと。
 「歌いながら瞑想しなさい。」

 
 音。。。その周波数。。。意識。。。

 
 マンダラには、極彩色の絵や彫刻のマンダラの他に、声や音のマンダラがあるそうです。

 マンダラは多次元へと向うポータルと言われていて。。。
 そして「音のマンダラ」に深く関わっているのが「倍音」なのだそうです。。。

 
 音には、基本的な音の他に2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12倍の
 振動数を持つ、倍音が含まれているそうです。

 倍音によって、音階は構成されていて、 その含まれ方によって、音色が違うのです。
 
 
 マンダラに深く関わる倍音。。。

 この倍音こそ、無限の世界へのポータルであり、そこは、感覚や意識を開く上で、
 計り知れない力が隠されているそうです。。。

 そしてその倍音のあり方によって、エネルギーは無限に変わっていくのだそうです。。。

 
 倍音唱法(ホーミー)もその一つです。

 楽器では、例えば尺八、笙、パイプオルガン、チェンバロ、お寺の梵鐘、
 チベタンボール、クリスタルボールなどなど。。。

 ドルフィンヒーリングも、倍音の力を使った方法と考えても良いかと思われます。
 最近では、セラピー、ヒーリングに多く使われ、ますます需要が高まり、
 だんだんと理解も深まっているようですね。

 
 やっぱり、意識を。。。例えば変性意識状態に持っていく周波数というのは、
 確実にあるような気がします。。。

 今ではサイマティクスなどの研究もされているし、そういったものも、
 だんだんとヴェールをはがされてハッキリと解ってくるかもしれないですね。。。
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個別記事の管理2006-11-17 (Fri)
 先日、流れに任せているのが一番。。。楽しむのが一番。。。と書いておきながら、
 実は私にはたま~に。。。定期的にやってくる波。。。葛藤があったりするのです。。。

 なんと言うか。。。焦燥感に駆られる時があるのです。。。

 これも、流れの一部なのだろうと思いつつ、じっくり観察してはいるのですが。。。

 
 リンクさせていただいているはせいんさんのブログ、「ベルゼバブの孫」では、
 いつもグルジェフの教えを学ばせていただいていますが、私にとってグルジェフのお話は、
 なんだかすごくズキズキとくるものがあるのです。。。

 
 そして「Lyricus」のサイト。。。

 
 Lyricus


 そこにある講和を最近ポツポツと訳し読んでいるのですが、これもまたなんだか
 ドキッとすることが載っていたりします。。。

 
 グルジェフは。。。人間は怠け者だといいます。
 真に目覚めることから目をそむけて、眠りの世界で楽に生きていると。。。

 
 そしてLyricusは、変容を妨げるのは「恐れ」だといいます。
 何に対する恐れなのかというと、変化に対する恐れです。。。

 
 人はみなどこかで、変容後は、普通の生活に戻ることが困難だと知っているから。。。

 そして、人は本当は普通に生きることを実は愛しているので、なので変わることへの
 潜在的な恐れによって、自ら変容することから目をそむけている。。。

 
 真の変容って何だろうって。。。私にはそれがよく解らないのです。。。
 何の為に変容するのか。。。

 でも。。。自分の内をよくよく見つめてみると、それが解らなくてもどこかでそれを
 望む気持ちがあるのも確かです。。。

 そして、そこから目をそむけているのも。。。

 グルジェフの話でズキズキくるのはそのせいなのです。。。
 言い訳をする自分を責められているような感じがしてくるから。。。

 
 ただ。。。様々なリスクを負ってまで、本当に変容を望んでいるのかといったら、
 それもまた疑問なところです。。。

 それは。。。私が本当に望んでいることのもうひとつの側面は。。。

 愛という存在になること。。。だからです。


 以前の仏陀と菩薩のお話にも通じると思うのですが。。。

 変容を望むのならば、そこには乗り越えなければならない壁が。。。
 高い壁がありますよね。。。

 そして必要なものは、「勇気」と「決断」。。。今まではそう思っていたのです。。。

 
 でも、先日、ある方に言われハッとしたことがあります。。。

 壁を乗り越えた後に待っているであろう試練に立ち向かう「覚悟」が必要だと。。。

 すごくハッとしました。。。

 そうなのです。。。

 私にはまだこの「覚悟」がなかったことに気づいたのでした。。。

 ありがとうございます。。。本当に私は周りの人に恵まれているなぁ。。
 とまたしみじみと感じました。。。

 
 今の私にはまだ宣言するだけの確実なものは、自分の中には見つけられません。。。
 迷いだらけです。。。

 でも。。時折起こるこの葛藤は。。。結構きついものがあったりしますね。。。

 はっきりと選択するまで続くのでしょうか。。。

 最終的に選択するのは。。。自分しかいないのだけれど。。。


 でも。。。起こることは全て完璧。。。

 こういう苦悩(っていうのかどうかですが)すら、いつかは完璧だったんだと思える日が
 くるのだろうと、ひきつりながらですが、この状況を楽しんでもいます。。。
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個別記事の管理2006-11-21 (Tue)
 私はテレビがあまり好きではなくて普段はそんなに観ないのですが、
 先日たまたまついていたテレビをふと見ると、世界遺産をやっていました。。。

 その日はギリシャの「メテオラ修道院」をやっていたのですが、
 そのまま目が釘付けになりました。。。


 メテオラ


 「メテオラ」とは、ギリシャ語で「宙に浮く」という意味だそうです。。。

 
 高い高い岩山の上にそびえ立つ修道院。。。
 俗世間から離れ、そこで暮らす修道士達は、一日6時間、祈りを捧げているそうです。。。
 
 毎日毎日。。。

 
 とても印象的だったエピソードは。。。

 その高い岩山は、現在では電動式のロープウェイで上り下りすることが出来ますが、
 ほんの少し前までは、縄で作った網の袋を使い、その中に人が入り、それを上にいる
 修道士達が手動で上げたり降ろしたりすることで、岩山の上と下を行き来して
 いたそうです。。。

 そして、その網は、切れるまで取り替えられることはなかったそうです。。。

 もしロープが切れて落ちてしまったとしても、それは神のご意思だと。。。

 
 そしてもうひとつは、「イコン」と呼ばれる、修道院の壁などに描かれていた絵画。。。

 イコンとはギリシア語の「アイコーン(エイコーン)」(像)という言葉に
 由来しているそうで、東方正教会の伝統で大切にされてきた板絵の聖画像の
 ことだそうです。。。

 
 聖書の「出エジプト記」の中に「いかなる像も創ってはならない。」と書かれて
 いることから、カトリックの教会に見られるような、マリアやキリストの像を
 置かない代わりに、こういった絵を描くようになったそうです。。。

 
 イコンは、東方教会では「永遠への窓」と呼ばれていて、それを見る者が、
 地上の現実を越えて神的な世界に目を注ぐように促すと言われているそうです。

 それは単なる宗教芸術に尽きるものではなく、修道者たちが毎日の祈りの中で
 これを描く、いわば祈りの結晶だと。。。

 一枚の絵をしあげるには長い月日がかかり、遠近法を無視した画法は多くの象徴から
 成りたち、目の形、耳の形などのひとつひとつに神学的意味が込められているそうです。

 
 上智大学の教授でもある、百瀬神父は 

 「イコンには不思議な魅力があり、すぐに馴染めないものであっても、
  時のたつうちに味わいが出てくる。見る者に心の安らぎを感じさせる。
  『見る』ことを通じて神の神秘を『観想』させるという意味でも、
  『永遠への窓』と呼ばれるのであろう。」

 とおっしゃっていました。。。

 
 なんだか。。。WMの絵画を連想してしまいます。。。

 
 イコンには、絵画のほかに彫刻などもあるそうですが、メテオラの修道士達も、
 長い時間をこのイコンを作成することに費やし。。。日々を過ごしていたそうです。。。

 イコンの作成という祈りに。。。

 
 この番組を観ていたら、ドキドキしてしまいました。。。

 私はやっぱり、こういうギリシャ正教とか、あとはコプト正教とか。。。
 そういう東方正教会系の雰囲気に惹かれる傾向があるみたいです。。。

 ローマ・カトリック系の教会より、こちらの方が好きかもしれません。。。

 
 そして、こういう人里離れたところで、ひっそりと祈りの生活を送る修道士達の
 姿を見て、「羨ましい。。。」なんて、つい思ってしまいました。。。

 やっぱり。。。スピリチュアルなことが深まれば深まるほど。。。
 俗世間での生活は、まるで修行のように感じてくる時もありますね(苦笑)

 それでも、日々感謝しながら、毎日を丁寧に生きたい。。。とは思っているけれど。。。
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個別記事の管理2006-11-23 (Thu)
 実は昨日、お仕事をやめました。。。

 10月の始め頃に風邪をひいた時、咳がひどかったのですが、長引いた咳も
 やっと治ったかなぁ。。と思った頃、また風邪をひいてしまい、気管支を
 痛めてしまったようでした。。。

 私のお仕事は、話すお仕事。。。声が商売道具なので、咳が出ていると
 仕事になりません。。。

 風邪をひいたときは来ないで下さいね。。なんて言われます。

 それでここのところずっとお休みしていましたが、なんだかズルズルと
 お休みしているのも申し訳ない気がしてきたので、いったん辞めることにしました。。。

 
 今年いっぱいは、のんびりしようかなぁ。。と思っています。。。

 
 今、周りの流れがとても早くなっているのを強く感じるのですが、それに
 身体がついていけないのか、体調はボロボロです(泣)

 咳もそうですが、アレルギー症状が現われたりします。。。

 でも、なんとな~くですが、これは、内面の何かから来ているような気がします。。。
 「病は気から」。。。変化の時なのかなぁ。。。なんて。。。

 
 最初の風邪をひいたとき、「薬はなるべく飲まないで、水をたくさん飲んでみてね。」
 と教えていただきました。

 中から出てきた良くないものを、水が洗い流してくれるからと。。。

 今の私は、薬を飲みなさいね。。って言われるより、こちらの方が不思議と
 納得してしまう。。。こんなところにも自分の変化を感じます。。。

 
 2度目の風邪をひいたとき、夜、少し喉が痛くなってきて「明日お仕事なのに、
 マズイなぁ。。」って思いました。。。

 薬は飲みたくなかったのですが、仕事のことを考えると。。。なんて、そんなことで
 グルグル思い悩み(苦笑)結局お薬を飲んでしまいました。。。

 なぜか、ものすごい罪悪感に苛まれながら。。。

 
 でもそんな気持ちで飲むお薬は、どんなに効く薬だとしても効かないのですよね。。。
 次の日は結局悪化して、会社を休む事に。。。

 こんなことなら薬なんて飲まなければよかったよぉ。。。なんて思ってしまいました。。。

 その日も、家族からは「薬を飲みなさい。」と言われ、またグルグルしてました。。。

 でも、とりあえずお水を飲もうと決め、それでもどこかで本当にこれでいいのかなぁ?
 という気持ちも残り。。。

 そして私はお水を飲みながら、雑誌を開いたのです。。。
 スターピープルです。。。

 
 その一番最初のページには、山川紘矢さんのエッセイが載っていて。。。
 その内容は、彼があのサンジェルマン伯爵などの精霊とコンタクトを
 とった時のお話でした。。。

 
 山川さんは、サンジェルマン伯爵から仕事を頼まれ、それを引き受けると
 承諾した途端、重い喘息にかかってしまい、それまでお勤めされていた大蔵省を
 辞めなければいけなくなってしまったそうです。。。

 その病はひどく彼を苦しめたそうなのですが、病院には行かなかったそうです。。。
 ベッドから起き上がれず発作が起こると、まるで瞑想状態になって耐えるだけ
 だったそうです。。。

 やせ細り、回復するまで7年はかかったと書かれていました。。。

 なぜ彼は病院に行かなかったのか。。。

 それはコンタクトをとっていた精霊達に、こう言われたからだそうです。。。

 
 「医者に行ってはいけない。薬を飲んではいけない。
  ただ水を飲め。殺しはしない。」

 ・・・と。。。

 
 なんだか、私にとってかなりグッドタイミングなお話でびっくりしたのですが、
 でもその路線で進みなさいと言われたような気がしました。。。

 それで間違ってないよって言われているようでした。。。

 
 一部の人達から見たら、どんどん頭がおかしくなっていくようにしか
 見えないのだろうなぁ。。とは思いつつ、でも、自分の中の何かがそう
 確信してしまうと、これはもう、そうするしかなくなってきてしまうのです。。。
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個別記事の管理2006-11-25 (Sat)
 今までいろんな方々から頂いたメールを読み返したりしていました。。。

 なんだか、おもしろいですね。。。

 本と同じで、その時の自分の状態によって、その内容が変わるのです。。。

 あぁ、あの時はこのお話を聞いてああいう風に感じたのに、今は違うなぁとか。。。
 そういう風に言ってくれてたのに、私は勘違いをしていたかも。。。とか。。。
 もしかしたら、私はものすごく的外れなお返事をしていたかも。。
 なんて今更焦ったり(苦笑)。。。

 新たな発見がいろいろあっておもしろいです。

 そして、そういった楽しい?メールを下さる方々はネット上で知り合った方が
 多いのですが。。。

 こういった言葉のみのやり取りも、なんだかおもしろいな。。。
 なんて思っていました。。。

 
 今まで、リアルでお付き合いするお友達や周りの人達と、スピリチュアルなことを
 語る事はほとんどありませんでした。

 なぜなら。。。以前の私がそうだったように、もしそんなお話を無防備に
 した日には、変な人扱いされてしまうだろうなぁ。。なんて思いがあったから。。。

 
 ネットを始めて最初の頃は、音楽関係のサイトばかりを覗いていました。

 そしてそういったサイトの掲示板で知り合った方々と交流を持つようになり、
 そしてメール交換などをするようになり。。。

 とても親しくなった方とは実際にお会いした事もあったけれど、それで一度
 めんどうなことに巻き込まれて以来、もうネット上で知り合った人とは一線を引こう。。。
 と思うようになっていました。。。

 
 そんなこともあったので、スピリチュアルな事に関心を持つようになり、
 そういった事を心置きなくお話できる、素の自分をそのまま出せるお仲間に
 たくさん出会っても。。。

 「ネット上だけのお友達」という意識がどこかにあり、なんとなく
 寂しい気持ちもあったりしました。。。

 
 それがどうしたことか、ある時を境になんだか私の中のそういったこだわりが
 自然となくなったみたいで、今ではみんなに会いたい。。。という気持ちが
 すごく強くなってきました。。。

 そして、以前のような寂しさも感じなくなってきました。。。

 こうやってどんどん、ありのままの自分でいられる方々とのお付き合いの輪が、
 リアルで広がっていったら、嬉しいなぁ。。。なんて思います。。。

 これもまたまた流れなのでしょうね。。。とってもいい流れです。。。

 
 インターネットって、普通だったら出会えない人とまで出会えてしまえて。。。
 なんだか不思議ですね。。。

 
 WMと出会ってから、興味の幅はグンと広がりました。。。

 WMは芸術、宗教、哲学、物理学、社会情勢、宇宙科学etc.etc.
 いろんなジャンルを通して全体を見渡さなければ、理解出来ません。。。

 なので自然と視野が広がっていきます。

 私はまだまだ完全な理解には至らないけれど、WMを通して知り合った方々、
 ブログを通して知り合った方々は、それぞれみなさんがなんとなく得意分野をお持ちで、
 本当に様々なことを日々、教えていただいています。

 それぞれの持っているもの。。。

 それは知識だけでなく、その人の持ち味。。。

 そういったものをシェアしあうこと、想いを分かち合うこと。。。

 自分と違う考え方は、素直にはい。。とすぐ受け入れる必要もないけれど、
 否定はしない。。。常に保留。。。

 それを自分の中で吟味し、消化していくことによって、成長が加速していくのを感じます。。。

 私にとって「出会い」とは、天からの最高の贈り物。。。
 出会った方々みなさんが、宝物です。。。

 みなさんとの交流から得られるものは、本から得る知識よりも新鮮で。。。
 そして貴重です。。。


 このブログに一度でもコメントされた方は、自動的に旅のお仲間に
 なってしまうのです(笑)

 みなさん、どうかこれからも、たくさんの想いを分けてくださいね。。。

 みなさんとは、ずっと手を取り合って、共に道を歩いていきたいです。。。


 こんなことをいろいろ考えていたら、ふと「人は日々変わっていくもの」と、
 そんな想いが浮かんできました。。。

 これからも、自分がどう変わっていくのかは、解らないですよね。

 昨日の自分と今日の自分は、もう違う人かもしれない。。。

 そう考えると、今、この一瞬一瞬を真剣に生きる。。。
 そういうのって大事だなぁ。。なんて思います。。。
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個別記事の管理2006-11-27 (Mon)
 最近、テレビでよく見かける「しょこたん」こと中川翔子ちゃんのお父さん。。。
 中川勝彦さん。。。

 私は昔彼の大ファンでした。。。

 若くして白血病で亡くなってしまったのですが、彼はとても繊細で、
 そしてあったかい人でした。。。

 
 闘病中彼は、「未知の記憶~Unknown Memories~」という絵本を創りました。。。

 今では入手不可能だし、ご存知の方もほんの少数だと思うのですが、
 とても素晴らしい絵本だと、私は思います。。。

 その表紙には「stream of my life」なんて文字も見えるのだけど。。。

 「青春の想い出」という記事でも書いたのですが、この絵本はあるひとつの詩。。。
 彼の想いが凝縮されたひとつの詩から出来上がったそうです。。。

 
 「鳥が空を恋ひ 魚が海を慕ふ様に 私はあなたを愛するのでしょう…。」

 
 その彼が、生前語った言葉が、未だに私の心に残っています。。。

 彼の言葉は胸に染み入るものがたくさんあったのですが。。。そのひとつ。。。

 
 ファンのひとりが彼に言いました。

 「せっかくのライヴでみんなが盛り上がっている時に、ノリが悪い子って
  やっぱりイヤですよね?」

 ・・・と。。。

 でも、そんな質問に彼はこう答えました。。。

 
 「ただ立っているだけでも、何も動いていないように見えても、
  その人なりに何かを感じているんだよ。」

 
 この言葉を聞いたのは私がまだ高校生の時だったけれど、
 「この人は、解っている人なんだ。」。。。そう感じたのを覚えています。。。

 
 自分の発した何かに、たとえ反応が返ってこなかったとしても、
 相手が無反応のように見えても。。。そんなことは在りえない。。。

 そう感じています。。。
 
 何も感じないということはないと思うのです。。。
 ましてや、感動が深ければ深いほど、もしかすると言葉には出来ないことも
 あるのかもしれません。。。

 
 実際に近くにいれば。。。肉体同士で近寄っていれば、無言でも、相手と
 どれだけ交流できているかというのを肌で感じることは、そんなに難しいことでは
 ないと思うのですが、例えば、ブログのような世界では、それを感じることは
 難しいこともあるのかもしれません。。。

 だから、反応がないと不安になることもあるかもしれないけれど。。。
 
 でも、その反応がない時、自分がそれをどう受け止めているのか。。。

 そこを見つめれば、今の自分の状態が見えてきます。。。
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個別記事の管理2006-11-29 (Wed)
 タロットって以前から好きだったのですが、私の場合、何かを占うというよりも、
 自分と向き合うために使うことが多かったです。。。

 最近は全然手をつけていなかったのですが、先日久しぶりにタロットに触れたくなり、
 引っ張り出してみたものの、以前使っていたカードはどれも、しっくりこないのです。。。

 今の私が一番気になるカードは、「カモワン・タロット」です。
 なぜかこのカードに呼ばれているような気がして。。。

 ただ、私の中でなぜか「今年いっぱいは待って。」という感覚があるので、
 まだ手にしてはいないのですが。。。

 でも、実際に手にする前に、いろいろ調べてみようと思ったら、いろんな
 興味深いお話が出てきました。。。

 
 一説では、南フランスには教会のキリスト教とはまったく違った形で伝わった
 教えがあるそうです。。。

 「マグダラのマリアの教え」

 これが、現在に伝わるヨーロッパの秘教の源流になっているそうです。。。

 この教えを受け継いだのが13世紀に大弾圧を受けて壊滅した「カタリ派」だそうです。
 その後カタリ派は、その教えをアーサー王伝説、錬金術、そしてこのタロットの中に
 隠して今に伝えた。。。と言われています。。。

 
 マグダラのマリアの教え。。。イエス・キリストの本当の教え。。。

 この教えの源泉を辿ると。。。エジプト、そして。。。


 ・・・と、またまた妄想の道に入ってしまいそうですね(笑)


 
 ~*~カモワン・タロットとは~*~ 「秘伝カモワン・タロットを参照」

 もともと、タロットカードの絵柄には、その元となる絵が存在していたらしいのです。

 それらの絵(象徴画。。。神聖幾何学を用いて描かれた)には、古代エジプト
 (紀元前5000~6000年頃)から連綿と受け継がれる、グノーシス(神智)の
 智慧と密儀がちりばめられていたということです。

 そしてそれらの象徴画は、秘密教団の中で弟子の啓発と教育の為の教材として使われ、
 代々伝えられたものであったようです。

 
 実は、その絵柄の中にちりばめられている、深層意識の象徴群を読み解く事ができれば、
 「偉大な智慧・神性の回復」を実現する為の方法論が湧出し、自己解放や
 人間完成の為の大きな助けとなるらしいのです。

 
 しかし、それはなにぶん密教に属する為、師から弟子へと口伝(アルカナ)によってのみ、
 読み解く鍵が与えられたそうです。

 
 実はこのグノーシスの秘密の智慧は、仏教にも多大な影響を与え、大乗仏教を
 生み出す源泉となった可能性があるそうです。。。

 
 ところが、ヨーロッパにおけるキリスト教会のグノーシスに対する凄まじい
 弾圧などによって、この密儀の伝統が失われるのを恐れた人々は、これをゲームの
 カードの中に隠す事を思いついたのです。

 公に発行された一見稚拙にも見えるカードの絵柄の中に深い智慧が潜んでいようとは、
 誰が想像できたでしょう。うまい隠し場所ではありました。

 
 しかし、時代の変遷とともに、だんだんと口伝が失われ、カードのみが一人歩き
 するようになり、芸術家や魔法家によって独自にアレンジされたりして、いつの間にか
 絵柄に多大の変更が加えられ、その象徴体系はひどく歪められてしまったのでした。

 
 そこで、フランスのマルセイユで代々タロットカードの印刷・発行を生業としていた、
 フィリップ・カモワン氏はこれを復刻する事を思い立ったのでした。

 彼は、家伝の秘図や資料を渉猟し、またやはりタロットの研究家であった映画監督の
 アレハンドロ・ホドロフスキー氏の協力を得て、最新のコンピューター技術を駆使し、
 とうとう本来の形に最も近いものを完成させました。

 それがこのカモワン版タロットカードなのです。

 占いだけがこのカモワンタロットの役割でない事は、上記の説明でお解かり
 いただけたと思います。

 しかし、占いのツールとしてこのカモワンタロットを用いれば、共時性により、
 占いという方式を借りて、潜在・深層意識の中で明確になっていない問題点等が
 浮き上がり、絵柄を見た本人に答えが現成して、意識の変容が起こる仕組みに
 なっているのです。

 意識の変容が完了すれば、問題点は自然に了解され、適切な対処方法が分り、
 方針が決まることになります。

 
 心理的な効果から言うと、カモワンタロットは占いというより
 「タロットセラピー」と言ったほうが近いのかも知れません。
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