個別記事の管理2011-03-02 (Wed)
 声楽の先生が新しい先生に変わりました。

 以前の先生の最後のレッスンの時に一度お会いしていたので、
 雰囲気はなんとなく解っていましたが、どんなレッスンに
 なるのかは、期待半分、不安半分でした。
 以前の先生がとても素敵な先生だっただけに、よけい。。。

 新しい先生の第一印象は、とても真面目で丁寧。。。
 という感じかなぁ。。。
 でも、とっても穏やかな先生です。

 「何か要望はありますか?」と聞いてくださったので、
 声楽はまったく初めてで何も解らないので、初歩の初歩の
 基礎から教えて欲しい。。。と答えました。

 そのせいなのか、、、
 息の吸い方とか吐き方。。。吸った息をどこに溜めて
 どういう風な意識で吐いていくのかとか。。。
 喉を開く時、どこを開けばいいのかとか。。。

 そういう細かな技術的なことをいろいろ丁寧に
 教えてくれました。

 先生に言われたそんなことを意識して歌ってみたら、、、
 急に声が出しやすくなって、楽に声量が出てきたし、
 自分でも気づかないうちに、声にビブラートがかかったよう
 だったのでびっくりしました。

 呼吸の使い方に神経つかっていたせいか、自分の声の
 振るえには全然気づかず^^;
 先生に指摘されて、あれ??って。。。(笑)


 今までカラオケなどで歌う時は、私は喉を使って
 ビブラートを効かせて歌っていたんですね。

 けれどもそういったビブラートは「ちりめん」と言われて
 いる不安定なビブラートなので、声楽の発声練習する時は
 使わないほうがいい。。。と、以前の先生に言われたのです。

 なのでそれ以来、一切使わないようにしていたのですが、
 じゃぁあの、声楽家の方達が効かせているビブラートって
 どうやったら出るんだろう??と、、、 
 不思議でした。

 腹筋を使ってお腹から声を出すと自然にかかる。。。とは
 何かで読んだのですが、その「感覚」というものが
 全く解らなかったから。。。

 でも昨日、先生のおっしゃるとおりに意識してやってみたら、
 自然とビブラートは出てきたの。。。


 う~~ん。。。
 やっぱり声楽もバレエと一緒で、基礎の積み重ねなのかも。。。

 それにこういったものって、いくら知識を溜め込んでも、
 歌ったり踊ったり出来るようにはならなくて、、、

 それが実際に出来るようになる為には、やはり練習あるのみ
 なんですね~
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個別記事の管理2011-03-04 (Fri)
 声楽の先生に、ヴォイスレコーダーを持っていると便利よ。。。と
 言われたのですが、今はバレエも始めたところなのでいろいろと
 必要なものを揃えなくてはで、、、そこまで手がまわらない。。。

 けれども、レッスンで覚えたメロディーを家についた頃には
 忘れてしまっているという状況ではさすがにマズイなぁ。。。と。。。

 楽譜がまともに読めない私は、キーボードで音階をとることにも
 四苦八苦してしまうので、どうしようかと思っていたら、
 こんなCDを見つけました。


 
CD コンコ-ネ50番[中声用]CD コンコ-ネ50番[中声用]
(1993/10/25)
教材用、浅田啓子 他

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イタリア歌曲集イタリア歌曲集
(1997/05/25)
志村年子,永田峰雄 松本美和子、永田峰雄 他

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 早速購入してみました。
 けど、、、考えてみたら、このCD2枚分で安いヴォイスレコーダーを
 買えたのでは??^^;;
 

 私はメロディーを覚えるために購入したのですが、アマゾンの
 レヴューなどを読んでみると、歌のお手本としてもなかなか
 深いCDのようです。

 これらの歌を聴いて「う~ん、深い。。。」と思えるように
 なるのは、私の場合、まだまだ先になりそうですが。。。


 グループレッスンの時は、ソルフェージュのお勉強も少し
 やっていました。
 その都度先生が楽譜のコピーを渡してくれてそれで歌っていたのですが、
 その楽譜がコンコーネだったことをこのCDを聴いて初めて知った私。。。

 そもそも。。。
 コンコーネなんていう言葉は、個人レッスンに切り替えてから
 初めて知ったくらいでしたので。。。


 そんなわけでコンコーネを歌う時、グループレッスンの頃はドレミで
 やっていましたが、今は母音でやっているんですね。
 けれどもこのCDはドレミなので、ソルフェージュのお勉強も出来て
 よさそうです。

 グループレッスンの時の先生は、「歌う人は楽譜は読めなくても
 全然いいのよ。」っておっしゃって下さいましたが、でも、
 読めたに越したことはないしね。


 イタリア歌曲の方は、ただ普通に聴いているだけでも楽しいです。
 
 楽譜の方には、このイタリア歌曲は初学者の多くは、最初は
 お経のように感じてつまらないかもしれないが・・・みたいな
 ことが書かれていましたけれど、そんなことはないです。。。

 すごい好きです。。。

 でもまぁ。。。
 もっと若い頃の私だったら、つまらないと感じたかもしれないね。

 今はだいぶ、、、
 「わびさび」が解ってきたのかな?(笑)
* Category : 歌うこと
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個別記事の管理2011-03-05 (Sat)
 今日は、新しいお教室での初レッスンでした。

 前回のお教室とは違い、今回はれっきとした「成人クラス」ですので
 ご年配の方や主婦の方も多く、レッスンに行く前の緊張感は
 以前の時とは比べ物にならないくらい、軽かったです。

 前は、不安やプレッシャーのようなものがあったけど、でも、
 それに負けてどうする!!それを乗り越えるんだ~~!!
 みたいな気分でいたの(笑)

 でもまだまだ若く、現役を引退してから2年も経たない娘さえ、
 そのレッスンには私と同じようなプレッシャーを感じていたようで、
 それを彼女はすごく嫌がった。。。

 それを理由でお教室を変えることにはなったのだけれど、実は私も
 どこかで少しホッとしている感じかな。


 今回も私は、、、
 またまた無理しようとしてたのかなぁ。。。

 そういう場面で逃げられないのって、、、
 私の長所でもあり、短所でもあるんです。。。

 娘みたいに、やだぁ~ってすんなり言えたら楽なのにね。
 なんか、挑戦しちゃうところがあるんです(苦笑) 


 今回のお教室の先生は、すごく上品な感じで優しくて、、、
 以前のようなプレッシャーは全くなくお稽古できる感じです。

 今度の先生は、決して無理はさせないけれども、でも、
 ポイントポイントに対する要求はとても高い感じがしています。

 今日はストレッチから始まって最後のセンターまで、途中具合が
 悪くなることもなく、なんとかこなすことが出来ました(^^)

 レッスンに使われているピアノ曲が、今日はたまたまオペラ特集
 だったのか、「私のお父さん」とか「カルメン」とか。。。
 結構好きな曲がたくさん出てきたので、そういった音楽も
 楽しみながらレッスンすることが出来ました。

 先日見学していた時は、ライモンダ特集だったので、きっと、
 その日によっていろいろ変わるのかも。。。

 そういうのも楽しみです☆


 イサドラ・ダンカンのダンスを経験した時、その先生が
 おっしゃっていましたが。。。

 「少しづつ、少しづつなのよ。
  長く続けて、少しづつ積み上げていくんです。」

 ・・・と。。。

 今回の先生もそういうスタンスの感じがしました。

 「無理しないでくださいね~」と何度もおっしゃってくださったので、
 とても気持ちが楽になりました。


 前回のお教室の先生は、大人には時間がないから、出来ないと思った
 ことでも挑戦していかないと、出来るようにはならない。。。と
 おっしゃっていました。

 私は、、、
 実は頭はこの先生寄りの考え方だったのかもしれません。

 いや。。。
 頭じゃないな、、、感情かな。。。

 頭では「ゆっくり無理せず」を理解していたつもりだったから。

 やるからにはまともに踊れるようになりたいし、
 上手にもなりたい。。。

 それはみんなそう思うと思うけど、そういうことに対して私は
 やっぱり、なんとなくどこかでまだ、、、
 焦っていたんだなぁ。。。と思います。

 声楽に関してはこういう焦りは全く感じないのに。。。
 どうしてバレエに限っては、こうなっちゃうのでしょうね、私って。。。


 でも、、、
 身体が動かない今、、、無理が全然出来ない今。。。
 どうしても、「ゆっくりゆっくり」にならざるを得ない。。。

 今度こそ頑張って続けたい。。。


 今日は魚座の新月です。。。

 魚座は、芸術とも関係のある星。。。

 そんな日に、ここでのお稽古がスタートしました。
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個別記事の管理2011-03-06 (Sun)
 
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 分析家になるためには自分自身を知らねばならない、だから自分が
 まず分析を受けなければならない、と書いてあるんですよ。
 それを見て、すごいショックを受けましてね。
 いまだったら常識ですけれども、僕はぜんぜん知らなかったので
 すごくびっくりした。



 なるほどぉ。。。と思いました。

 人を分析する前に、まずは自分自身をしっかり知らないといけない。。。
 というのは、分析家になる人には常識だったのですね。

 私も知りませんでした。


 私は心理分析家になろうとか思ったことはぜんぜんないのですが、
 自分の中には無意識にあらゆることを分析してしまう癖が
 あることは解っています。

 占星術を学んだら、それがよりハッキリ解りました。

 無意識的なものを司る月が乙女座で、乙女座のキーワードの中には
 「分析!!」ってありますからね(笑)

 だからこそ思ったのですが、、、
 自分以外の何か、、、その対象は人だったり出来事だったりしますが、
 それを無意識にも分析してしまう時、私は「私」というフィルターを
 通している。。。ということをちゃんと自覚しないといけないし、
 そのためにも、「私というフィルター」というものが、どんな
 構造になっているかを知ることはとっても重要。。。ということを
 ある時しみじみ実感したんです。

 
 そんな分析好きな乙女座には、「整理整頓癖」みたいなものもあって(笑)
 なんか、あちこちバラバラになってくると、もっとスッキリ綺麗に
 整理しておきたい~~~みたいな気持ちがムクムクと湧きあがって
 くることがあるんです。

 
 以前はガーデニングとか家のインテリアなどにそういうのがよく
 現れていたけど、こっちの家で両親と同居するようになって
 そういうことが出来なくなってからは、私はもっぱら、それを
 ブログでやることが多くなったような気がする~

 今回こっちのブログに戻ってきて、あれやこれやといろいろ
 整理していた時の感覚が、昔、実際にアパートを引っ越した
 時に、家具やカーテンとか植える花とか!(笑)
 そういうものに没頭してた時の感覚に似ていました。

 やりたくても、実際出来ないことにこだわっていては
 辛いだけだと、、、そう考えるうちに今ではインテリアや
 花にこだわることに関して、めっきり興味なくなってしまったけど、
 こうしてブログを書いたりとか読書したりとかすることで、
 そういう部分の欲求を埋めているのかもしれないよねぇ。

 そんな欲求がリアルで満たされたら、ブログ書く気はまったく
 なくなってしまうかもしれない。

 けど今は。。。
 こうして書く必要がどこかにあるから書いている。。。

 みたいな。


 ・・・とね。。。
 こういう風に、知らないうちに自分のことさえも
 分析し始めるのです(笑) 
* Category : 徒然日記
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個別記事の管理2011-03-08 (Tue)
 前回のレッスンのあとの筋肉痛が、今日あたりやっと完全に
 治った感じです。。。

 レッスンのあと先生と少しお話しましたが、その時に、
 
 「動けているから大丈夫みたいですね^^
  でも、明日は筋肉痛になりますよ~」

 ・・・って言われたけど、翌日はホント、全身筋肉痛になって、
 動くのが大変でした^^;


 レッスン自体はそこまでハードではなかったのに、こんなに
 全身痛くなるということは、それだけ身体を使っていたって
 ことだよなぁ。。。

 そう思うと、前みたいにレッスンはものすごくハードだけど、
 筋肉痛になるのは足だけ。。。というのよりいいのかもしれないな。


 今月は様子見でまだ週1回だけど、来月からはもう少し
 レッスン回数を増やしていきたいと思っています。

 先生も、週1回だといつも筋肉痛になってばかりよ。。。と
 おっしゃっていました。

 理想は週3回くらいっておっしゃってたけど、私としては
 慣れたら毎日でも行きたいくらいなのでした。


 この前先生に、「精一杯やってやれるところまで」というのと
 「力を出し切らずにワンレッスン最後までこなす」というのでは
 どちらがいいのですか?と聞いてみたのですが、そうしたら、
 「その時の自分の身体の調子と相談しながら、出来そうな時は
 やればいいし、無理そうな時は無理しなければいいし。。。」
 みたいに言われました。

 それもそうだよね。。。

 あんまり考えないで、やっぱりその場その場で対処していけば
 いいのだろうな。。。と思いました。


 バレエや声楽に関しては、難しいことを考えるのは
 出来るだけやめようと思います。。。
* Category : 踊ること
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個別記事の管理2011-03-09 (Wed)
 マダム・ニジンスキーと河合さんとのエピソードが知りたくて
 購入してしまったこの本ですが。。。


 
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 河合さんのアメリカやスイス留学時代のいろいろなエピソードが
 載っていて面白いです。

 どうやらこの本は「書いた」のではなくて、目の前に聞き手の
 人がいて、その人に河合さんが「語った」ことをそのまんま
 文章にしたものらしく。。。
 だから、スラスラと読みやすいのですね。

 
 とても気に入ったところがあったのですが。。。

 河合さんがユング研究所で資格をとる時に、試験のひとつとして
 論文を書くことになった場面があって、その時彼は、
 「日本神話」をテーマにそれを書くことを決めたんですね。

 それをマイヤーさん(ユングの高弟だった人)に話すと彼は
 河合さんに「それならケレーニイに会いなさい。」と言って
 早々に会う段取りをしてくれちゃうんです。

 ケレーニイという人はマイヤーさんのお友達だったそうなのですが、
 河合さんにとっては「大先生」みたいな人だったので、彼は
 かなり恐縮したんだそうです。

 そして、実際に会った時、河合さんはケレーニイさんに
 自分のアイデアなどをいろいろ話したのですって。。。
 するとケレーニイは、、、

 「あなたは詩を書きますか?」

 と聞いたそうです。
 河合さんが「詩はぜんぜんわかりません。」と答えると、、、

 「文献はあまり読まなくてよろしい。日本の神話を繰り返し繰り返し
  読みなさい。
  何度も何度も読んでいたら、あなたの心に自然に詩が生まれてくる。
  それを書いたら、それが最高の論文である。」

 ・・・と、そうおっしゃったのだそうです。


 私は、、、
 ケレーニイのこの言葉にものすごくものすごく。。。
 共感してしまったのでした。

 心の中にあるものを「言葉」というツールを使って表現する
 のだとしたら、それは「詩」。。。という形が一番。。。

 そう感じているからです。

 心に浮かんだものを無理矢理ちゃんとした文章にしようとすると、
 どんどん、、、どんどん。。。
 違う方向に走っていってしまうような気がするの。。。

 よけいな言葉を重ねれば重ねるほどね。。。 

 詩って。。。
 頭では解らなくても、なんていうのかな。。。
 エネルギーレベルでかなり直接伝わってくるものだと
 感じています。。。


 けれども、河合さんは詩が書けないから、代わりに物語りと
 いう形を通していろいろ書いてきたのだそうで。。。
 物語りも、確かに似たような効果がありますよね


 ケレーニイの著作は、そういう形で書かれているそうでね、
 だから文献学的には批判されることが多いのですって。

 もったいないね~

 近いうち、彼の著作を読んでみたいな。。。と思いました。
* Category : 読書日記・本の紹介
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個別記事の管理2011-03-09 (Wed)
 2006年の春ごろだったと思います。
 朝、目覚める寸前くらいで、もうほとんど意識はハッキリ
 しているけれど、まだなんとなく夢見心地。。みたいな状態の時に。。。

 「アレフですよ。」

 ・・・という声が聞こえてきました。

 その言葉を聞いて、私は一瞬で頭の中でいろいろな事を考えました。

 「アレフ???それってどこぞの宗教団体の名前では。。。」

 そんなことを考える私の思考とほぼ重なるように、、、

 「アレフですよ!ア・レ・フ!!
  よーーーーーく覚えておきなさい。アレフです!!」

 ってね。。。
 随分強く言われたのです。

 あそこまで強調するからには、それなりに理由があるのだろうと
 思ったので、私はその後も、この「アレフ」についていろいろ
 調べたりしていました。


 まず「アレフ」。。。と聞いて私が一番最初に思いついたものは、
 ヘブライ語のアレフでした。

 ヨハネの黙示録に「私はアルファでありオメガである。」という
 言葉が出てきますが、ヘブライ語の「アレフ」というのは
 ギリシャ語の「アルファ」に相当しますよね。
 英語で言えば「A」。。。

 つまり、アルファベットの1番最初の文字であり、スタートの文字です。。。

 そしてこのアレフには、「牛」という意味があったりもします。

 この文字のご先祖は、今から三千年以上も前に、原カナン文字として
 考え出されたそうで、もともとは「牛の頭」という意味だったそうです。
 ここからフェニキア文字が誕生し、世界に広められていったようです。

 フェニキア文字の第一文字は、「A」を左に90度回転させたような
 形をしているらしいですよ。
 角のある牛の顔みたいな形ですよね。

 ちょっとずれるかもしれませんが、ルーン文字の一番最初の文字は
 「フェオ」と言って、「家畜」や「財産」を現す文字です。
 現在英語の「fee」(料金)というのは、ここから来ているようです。

 フェオがなぜ「家畜」の意味を持つようになったかと言えば、
 その文字の形が、牛が草を食む姿からとられたものだからだと
 以前、英国人のルーンの先生に伺ったことがありますので、
 きっと、牛=家畜。。。となっていったのでしょうね。

 このように、、、
 ルーンでも、アルファベットの先頭の文字は「牛」に関係して
 いるのです。。。 
 

 「一番最初」「先頭」ということから、「アレフ」というのは
 一番優れているものを表すようになっていたようです。

 現代ヘブライ語でも「アレフ、アレフ」というと「最高」と
 いう意味になるのだそうです。


 その「最高」を現す一番最初の文字が、どうして「牛」に関わるのか。。。
 そこが私としては、とても不思議だったのです。。。


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* Category : 神話・宗教・哲学
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個別記事の管理2011-03-10 (Thu)
 昨日の夜、娘が突然。。。

 「ちょっと、また??!!今日前日なんだよ~~

 ・・・と、怒り出しました。

 その時、彼女の携帯メールがなっていたので、なんで怒っているのかは、
 だいたい察しがつきました。。。

 
 娘の彼氏は超マメな男の子で、ふたりが付き合いだした頃からほぼ
 毎日、、、メールは欠かさないし、今日で付き合ってから何ヶ月目だね。。。
 とかいうこともちゃんと覚えているようなタイプ。。。
 メールでそういう記念日を毎月伝えてきてくれるのだそう。。。

 一方娘は、、、そういう点ではかなりズボラで。。。
 あんまりこだわらないタイプです。

 
 一歩引いたところでこういうふたりを見ていると、、、
 やっぱり、うまくバランス取れているもんだなぁ。。。なんて、
 つい思ってしまいますけど(笑)娘本人にとっては、いろいろ
 思うこともあるようです。。。


 彼は、学校の中間や期末試験間近になると、勉強に集中するから
 メールは出来ないよ。。。と言うのだそうです。

 娘は元々がそういったことに無頓着なほうですから、彼氏に
 そう言われたら、「あぁそうなの、わかった。」みたいに
 普通に思っている人なんです。
 だから娘も彼にメールをすることは控えるんですって。

 ・・・というか、娘からメールすること自体がほとんどない
 のでは??くらいなんですけど^^;;


 けれども、娘のほうが中間や期末の試験がある時は、
 彼はこちらの都合はお構いなしに、毎日メールしてくるので、
 そういう部分が娘にとってはカチンと来るみたいなのですね。。。
 
 身勝手だ。。。って。。。


 娘に、、、だったら彼にちゃんとメールできないよ。。。って
 言っておけば?と言ったら、ちゃんと言ってるんだと娘。。。

 じゃぁ、テスト前日の彼からのメールはなんて書いてあったの?
 と聞くと、「明日のテスト頑張ってね。」という一言だったって。。。


 私も娘の彼氏のことは、小さい頃から知っていますし、彼の
 パパとママのこともよく知ってますから、なんとな~~くだけど
 そこに見えるものがあるのですよねぇ。。。


 彼のあの性格からして、、、
 自分が試験中はメールできないよ。というのも、娘の試験前に
 「がんばってねメール」をわざわざ送ってくるのも、、、
 彼の気遣いなのではないかなぁ。。。と思うのですよね。
 試験前にメールできないことも彼にとっては、重大問題なのでしょう。。。

 だから娘が言うような「お構いなし」ではないのでは
 ないかなぁ。。。なんて思ったりもするのです。

 でも、そういう彼の気遣いが、娘がああいった性格だった
 ゆえに、逆効果になる。。。

 ふたりが微妙な部分でかみ合ってなくて、娘はイライラして
 しまうんですよねぇ。。。

 そういうことを娘に話してみながらも、でも、娘の気持ちも
 やっぱり無視は出来ません。。。

 私もやっぱり女性だから、娘の気持ちは痛いほどよく解るんですよ。
 男性のそういった態度が往々にして「身勝手」に見えてしまうものだと
 いうことも。。。

 だから、さりげなく彼氏をフォローしながらも、娘には

 「うんうん解るよ、あなたの気持ちはママよ~~~く解る。。。 
  だってパパだってね。。。」

 ・・・と、さりげなく娘の気をそらしてみた(笑)

 我が家でこういう役を引き受けてくれるのは、いつも夫なのでした
 ごめんねぇ^^;


 娘達が、それは「自分というフィルターを通してみている相手の姿」だと
 いうことを実感するまでには、いろいろと経験が必要になって
 くるのでしょうね。。。

 だから親の私達は、温かく見守るしかない。。。


 男女間って、、、
 微妙にずれているところ、たくさんあるんですよね。

 だから娘も彼氏もお互い相手に「もっとこうしてほしい」みたいな
 ところが、少しはあるのだろうと思うけど。。。

 でも偉いな。。。と思うのは、ふたりとも相手に自分の中の
 理想を無理に押し付けようとは、しないことかな。。。

 なんだか今の子達って、、、
 私達が若い頃に比べると、あまりガツガツもしていなくて、
 本当にのんびりというか、おっとりしているというか。。。

 私はそういうところ、実はいいなぁ。。。と思っているのです。


 それでも、娘達を見ていると相変わらず、

 「男は女を理解できず、女は男を受け入れきれない」

 のだなぁ。。
 なんて思ってしまったりします。。。^^;

 このあたりは、永遠のテーマだったりするのでしょうか。。。


 なんだかんだ言って、男女間。。。それだけでなくすべての
 人間関係って、フィフティー・フィフティーで成り立っているものだと
 思うのですが、だいたいにして、こういったすれ違いを通して
 いろいろなことを経験していくように出来ているんですねぇ。。。


 夫と私は、娘達とは逆の関係で。。。
 どちらかというと、夫が娘タイプで私は彼氏タイプでした。。。

 そんな無頓着な夫に鍛えられて、最近では私もあんまりこだわらなく
 なってしまいましたが、つきあい始めの頃はそれはそれは、
 不満だらけでした(笑)

 だから昔はそれこそ、娘の彼氏のようなマメな人がよかったよぉしょぼん
 と何度も思ったこともありましたが、でも。。。
 自分と違うタイプだったからこそ、学ぶものは大きかったのかも
 しれないよなぁ。。。と、この頃はとても思うのです。


 夫は。。。
 娘と私の会話を横で聞いていて、「そういうものなのかぁ。。。」と、
 うなってました、、、今更。。。(笑)

 彼は相変わらず、、、
 女性を理解しきれていないようです
* Category : 徒然日記
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個別記事の管理2011-03-10 (Thu)
 出エジプト記の中で、モーセは人々が「金の子牛像」を拝んでいるのを
 見て怒っていますよね。

 この金の子牛は、カナンの「バアル神」(その全身のエルだという説も)
 だというお話を、以前カバラの先生に伺ったことがありました。
 「牛」はバアルの象徴なのですって。

 でも私的には、バアルと牛。。。という結びつきはなんとなく
 どこか不自然というか、、、ピンとこなくて。。。

 なのでこの金の子牛は、当時エジプトのメンフィスで崇拝されていた
 「アピス」だという説の方が、なんとなくスッと来ます。

 そのあたりはハッキリしないにしても、どちらにしても
 ヤハウエへの信仰が始まる前の古代の宗教は、「牛崇拝」と
 関わりがあることは確かなのですよね。
 ヒンドゥー教などでは、牛は今でも聖なる動物ですしね。


 この「牛」と何か関わりがあるのではないのかな。。。と
 私が感じているのが、魔女が崇拝する「角のある神」です。

 ジェラルド・ガードナーが興したウィッカでも、女神と共に
 「角のある神」を崇拝しますが、ガードナーが参考にしたのは
 マーガレット・マリー(マレー)の説だというお話もありますし、
 このマリーは、元々はジェームズ・フレイザーの金枝篇に触発された。。。
 などというお話も聞いたことがありました。

 マリーは、魔女達の有角神信仰はとても古く、旧石器時代にまで遡れる。。。
 そう考えたようでした。。。

 
 
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図説 金枝篇図説 金枝篇
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 ☆マーガレット・マレーの仮説

 マリーの話の中でキーポイントになってきたのがこの「角のある神」
 だったのですが、例えばどんな神様がいるかと言えば。。。
 以前まとめたことがあるので、それをそのままここに載せておきます。。。


  ~角のある神についてのメモ~

  ●ケルヌンノス

   *ケルトでパン神に当たる神は、ケルヌンノスであり、この名前は
    「角のある者」を意味する。

   *ケルヌンノスに捧げられた祭壇が、現在のノートルダム寺院がある
    場所の下で発見された。

   *デンマークの泥炭地で、1891年に発見された「グンデストルップの大釜
    と呼ばれる素晴らしい銀の釜(BC2~BC1世紀頃のもの)。。。
    そこには、アポロやマーキュリーとともに、ケルヌンノスが表されている。

   *イタリアのヴァル・カモニカの宗教的な壁画(BC4~3世紀)にも
    ケルヌンノスが描かれている。
    (ヴェル・カモニカの岩絵群

   *グンデストロップの大釜、ヴェル・カモニカの岩絵、その二つとも
    ケルヌンノスのそばには、「角のある蛇」がいる。

   *英国では、ケルヌンノスの彫像がたくさん発見されている。


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  ●パン

   *ヨーロッパにおける最も有名な角ある神はパンである。
    彼は、古代ギリシャで最も辺境な地方、アルカディアの農民と羊飼いの
    神だった。オリンポス山の洗練された神々より古く、原始的な神、
    豊穣をもたらす神である。

   *パンフェイジ(全てをむさぼる者)、パンジェネター(全てを産む者)とも
    呼ばれる。・・・生と死は表裏一体を表している。。。

   *パンが激怒すると、激しい恐怖を人々は抱いた。←「パニック」という言葉の由来

   *自然は偉大であり、畏敬の念を生じさせ、時として恐ろしいものとなる。
    同時に「パン」という言葉は「全て」を意味した。

   *パンは、時として遍在する神として描かれる。ゆえに彼は半人半獣になる。
    東洋の宗教芸術では、クリシュナが同じように表現されており、その偏在的な
    姿は、「バカヴァッド・ギーター」に生き生きと描かれている。

   *古代ギリシャのテッサリアの魔女達は、パンを崇拝していた。
    パンはローマのディアナ(ダイアナ)に相当するギリシャの女神、アルテミス
    秘密の恋人だと言われた。

   *ローマ人はパンを「ファウヌス」もしくは「シルヴァヌス」と名付けた。
    彼の陽気さ、無邪気さが初期のキリスト教には不快なものに映り、
    彼は角と尻尾を持つ悪魔の原形となった。


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  ●ヤマンタカ

   *さらに東のチベット、ネパール周辺の芸術では恐ろしい形相をした
    角のある神が描かれている。
    中でも「ヤマンタカ」という神は、注目に値する。
    ヤマンタカは、たいてい牛の角を持った姿で描かれるが、時には
    チベットのヤクの大きな角を持った姿で描かれることもある。
    彼は彼の「叡知」である女神と交接し、オーラの炎で包まれている。
   
   *仏教徒たちは、ヤマンタカを邪悪な神ではなく、仏教を守る
    「憤怒神」とみなしている。「死の破壊者」とも呼ばれている。

   *ヤマンタカは、ボン教でも崇拝されているが、この事実は、ヤマンタカの
    真の起源と歴史を探る手がかりになる。
    ボン教は、魔術や自然の精霊や神々と深い関わりを持っていた。
    原始的な宗教で、おそらくチベット北部やモンゴルなど、アジア僻地の
    古代シャーマニズムを起源としていた。

   *スーフィーのイドリース・シャーは「東洋の魔術」の中で、ボン教の
    魔術師、司祭によるヤマンタカの召喚の様子を描いている。


   daitokmo.jpg
* Category : 神話・宗教・哲学
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個別記事の管理2011-03-11 (Fri)
 少し前に、有吉京子さんのSWANを読み返していた時、主人公の
 真澄ちゃんと草壁さんが「赤い靴」の映画を観に行くシーンを
 読み、「懐かしいな~」なんて思っていたところでした。

 この映画は子供の頃何度か観ました。

 バレエ大好き少女でしたから、バレエ映画というだけでもう
 ワクワクしながら観ていたわけなのですが、内容に対しては
 それほどしっかり理解出来ていなかったのではないのかな。。。
 なんて思います。


 先日バレエのレッスンの時、更衣室で数人の方が「赤い靴の映画、
 観たことある?」なんてお話をされているのが耳に入ってきて、
 「あぁ、なんか今、赤い靴来てるなぁ。。。」なんて思っていた
 ところだったのです。

 
 そうしたら今日、、、
 いつも読ませていただいているバレエ関連のブログで、今年の
 夏に赤い靴のリバイバルが公開されるというニュースを知りました!


 
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モイラ・シアラー、アントン・ウォルブルック 他

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 アマゾンでこの映画のレヴューを読んでみたらこれがまた
 面白い。。。

 ディアギレフとかバランシンとか。。。
 そんな裏?話がチラホラと。。。
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個別記事の管理2011-03-11 (Fri)
 息子の担任の先生がインフルエンザにかかって、今お休み中だそうです。

 インフルエンザって、まだ流行ってるの?。。。と聞いてみたら、
 クラスでは落ち着いてきたようだけど、少し前まではお休みしている
 子が結構いたのだそう。。。

 そうだったんだぁ。。。って。。。

 娘はともかく、息子がそういったものに感染してこないことは
 結構驚きなことなのです。

 以前はありとあらゆる感染症を、誰よりも早くもらってくるような
 子でしたから。


 予防接種は受けていません。。。
 キライだから^^;

 でも、アロマでスプレーを作ってしょっちゅう部屋中にまいたり、
 子供達が帰ってきたら、頭からそれをかけまくったり(笑)
 あとはハーブでチンキ剤をつくってうがいしたりとか。。。

 それをするようになったら、我が家ではマスクもしていないのに
 インフルエンザには誰もかからなくなった。。。

 植物の力って、すごいなぁ。。。って、日々実感しています。

 ルームスプレーは、ラバンサラとユーカリ・ラディアータとティートリー、
 チンキ剤は、セージとタイムで作ります。

 ユーカリはグロブルスを使ってこのレシピを作ると臭くて、
 痛んだバナナみたいな匂いがするのでみんな嫌がります^^;
 なのでラディアータの方がお薦めです。


 そしてこれは、、、ここだけの話だけど。。。
 植物の力。。。プラス、魔法を使ってます。

 「私達の身体に入ったインフルエンザウィルスは、
  みんなビフィズス菌に変化する」

 ・・・という魔法です☆
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個別記事の管理2011-03-11 (Fri)
 学校は、私立はこういった時、その学校独自の判断で簡単に
 休校に出来てしまうけれども、公立はなかなかそうもいきません。

 娘の話によると、私立の学校は今週いっぱいは登校禁止に
 なっている学校が多いようですね。

 習い事教室なども、そういうところ多いです。


 娘の学校も、停電や電車の運休の関係で、今週はほとんど
 休校でした。
 期末テストも中止になりましたし。。。

 息子の中学校は、毎日普通に学校があるのですけれども、
 全体の1/3くらいの生徒は休んでいるようです。


 こんな状態なのだから親は、子供が学校に行っている間は
 何事もなく無事に帰ってくるまで落ち着かないでしょうし、
 春休みまでもう数日しかないのだから、いっそのこと
 このまま休みにしちゃえばいいのに。。。なんて私なんかは
 思ってしまったりもしますけど。。。
 そうもいかないようですね。いろいろと。。。

 近所の小学校は、防災頭巾をかぶった低学年の子達が
 列を作って登下校していたり、親が迎えに行っている家も
 あるし。。。

 このあたりの給食センターが地震で被害を受けたので、
 しばらくのあいだはお弁当もち。。。なんてお手紙が
 学校から来ましたけれども、こんな時でも、半日授業に
 しないところが何というか。。。

 日本人って、ホント、真面目なんだなぁ。。。ってね。。。

 学校に関しては、融通がきかない真面目さというか。。。
 そんなものを感じたりもしたのです。


 夫の会社のおじさんは、会社まで自転車で2時間かけて
 通勤されてくるそうです。

 そのおじさんも会社の中で一生懸命節電を心がけたりとか、
 あとは、近所の公園の噴水がこんな時でも普通に出ている
 光景を見て、区役所に電話して噴水を止めるようにと話したりとか。。。

 中には、「そんな節電なんてしなくたってさ~」みたいな
 人もいらっしゃるようですが、私は、区役所に苦情を言うくらい
 熱いおじさんのほうが好きです。。。

 こういう熱さも、真面目さからきているのかな。。。


 夫に聞いた話ですが、海外では、こういった状況に陥っている
 被災地で、暴動や略奪が起きていない日本が不思議だと。。。
 なんで日本ではこうなんだ??みたいな話し合いを持ったとか。。。
 そんな感じのニュースがあったって。。。

 経済に関してもそこまで混乱していないし、原発のことで
 いろいろ難しい問題が起きていても、落ち着いて、冷静に
 見守っている人が多い。。。

 こういうのが、海外から見ると不思議なんだそうですけど、
 日本人としては、何が不思議なのかがわからない。。。(笑)


 昨日、パキスタンの方達が被災者の方の為に、身体の温まる
 スパイスの入ったスープを持ってきてくれた。。。なんて
 いう、心温まるニュースを見ましたけれども、そのときも
 被災者の方々は、ちゃんと列を作って、順番を待っていらっしゃい
 ましたものね。。。

 それを見ていたらふと、海外にいった時それをやったら。。。
 いつまでも順番がまわってこなかったなぁ。。。という
 経験を思い出しましたよ。。。


 日本人って、不思議です。。。



 今、世界中の人達が日本に援助の手を差し伸べてくれていて、
 泣きたくなるくらい嬉しいですね。。。

 こういう思いは、素直に受け入れたいものですね。。。

 まだ余震の心配もあるし、原発のこともあるし。。。
 そんな危険な場所にわざわざ赴いて救助活動をしてくれる
 海外の方々の温かさ。。。
 素晴らしいことだと思うし、感謝の気持ちでいっぱいです。


 少しの寒さは我慢して、暖房のスイッチを止めたりとか。。。
 食事もなるべく粗食にしたりとか。。。

 辛い思いを、被災地の方達だけに背負わせたくないんだ。。。


 でもこういう生活を少し続けただけで、、、
 今までの生活のうえで、私達がいかに無駄遣いをしていたか。。。
 ということを、ひしひしと感じさせられました。。。


 日本の原発の被害を受けて、原発の見直しを始めた国も
 いくつかあるようですし。。。


 悪いことばかりではないよね。
 きっと。
* Category : 徒然日記
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個別記事の管理2011-03-11 (Fri)
 トルコのアナトリア地方で、シュメールよりももっと古い時代の
 遺跡が発見されています。


 チャタル・ヒュユク


 ウィキを読んでみると、こんなことが書かれていました。


 「壁には動物の頭、特に牡牛のものが多く、牡牛の頭骨や角を芯にして
  土で復元するように塗り固めているものがみられる一方、牡牛や牡鹿の頭が
  取り付けられている例もある。
 
  動物の頭像は、3個、5個、7個といった単位で低い基壇や壁にとりつけられたり、
  新しい時期の角がついたささげ物を置くのに使用した台と似た土柱に
  取り付けられることもあった。

  このような動物の頭像で、特に牡牛の角は男性の神格を表していると
  かんがえられている。

  一方で、第Ⅶ層で発見されたようなヒョウの壁画や乳房の模型には、
  土偶ともに地母神や出産の女神を表していると考えられている。」



 2011030923224648d.jpg

 
 やはり。。。
 こんな時代から「牛の頭」が重要視されていたのですよね。

 ウィキには「角」は「男性の神格を現す」と書かれているし、
 魔女宗でも有角神をそのように見ているところがあったりします。。。

 ヤン・ブレキリアンはその著書の中で、ケルヌンノスの角について
 こう語っています。。。


 ケルヌンノスという神の性格と、その神話を生んだシンボルを
 理解するのに不可欠なのは、彼の頭の角がそれであるという
 点であろう。

 鹿の角は2月に落ち、毎年一つずつ枝角を増やしながら
 5月から9月にかけて再び生えてくる。
 鹿は翌春さらに輝かしい角を取り戻すために冬ごとに
 角を失うのだ。

 恋敵との戦いを経て、持てるすべての力を牝を受胎させる
 ことに捧げる頃、その角は見事な枝振りに達する。
 そして生殖における役割を果たすと、疲れきった牡は再び
 独りになり、ついで彼の誇りであったその飾りをも失うのである。

 かくしてケルヌンノスが生殖力と再生のサイクルを象徴している
 ことは明らかとなろう。

 衰退の後には再生と繁栄が訪れる。
 そして、自然についても、魂についても、このサイクルは
 同じことなのである。



 けれども私は、、、
 実際のところは、ちょっと違っていたのでは?。。。
 なんて考えている人なのです。。。
 
 神話や神々の役割にこういった深い意味を見出すような
 神話学や象徴学が発達したのは実は後世、、、
 近代や現代になってからで、そういった「意味づけ」をして
 いったのは、どちらかというと今を生きている私達。。。

 古代人は実はいろんなこと解っていたんだ。。。と考えることは、
 確かにロマンを感じることではあるけれど、でも、当の古代人は、
 実はもっとシンプルだったのでは?なんて思っていたりします。。。

 なぜなら人は、、、
 どんどん進化していく生き物のはずだから。。。
 やはり、古代人より現代人の方が、それなりに大人になっている
 はずだと思うのですよ。。。
 そう信じたい。。。というかね(笑)

 例えば、子供の鋭さ。。。
 
 ・・・のようなものが、古代人にはあったかもしれないので、
 そういった感じで無意識に、ポイントをついていた。。。
 ということはあるかもしれないけど。。。


 ケルトのケルヌンノスの角は鹿の角ですし、パンは山羊ですが、、、
 これも私の考えなのですが、それらのルーツもやはり牛だったのでは?と
 思ったりもするのです。。。

 なぜなら、、、
 以前も書きましたが、ヘブライ文字の一番最初の文字「アレフ」や
 ルーン文字の最初の「フェオ」が現しているものが「牛」だったから。。。

 元々は牛だったものがそのうち、「角を持つ」という意味で、牛も鹿も山羊も
 混同視されるようになり、その土地土地でそれぞれ発展していったものが
 ケルヌンノスの鹿の角であったり、パンの山羊の角であったりと。。。
 そんな風であったのではないかと。。。 

 私の物語の中では、そんな展開が繰り広げられていたりします。。。(笑)


 でも、そうすると今度は。。。
 そもそもなぜ、古代の人々が牛の頭を重要視したのか。。。
 という疑問が、また浮かんできてしまうのですけれども。。。
 

 続きはまた次回に。。。
* Category : 神話・宗教・哲学
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個別記事の管理2011-03-11 (Fri)
 マリンスキーの「春の祭典」を観ました。。。

 指揮がゲルギエフだったので、これは見逃せない~~って
 思ってね☆


 春の祭典は、ベジャールの印象が強くて。。。
 しかも、子供の頃には全く興味がわかない作品でしたので、
 私の中ではずっと「つまらない」カテゴリーに入っていた
 ものです。

 子供の頃のそういった印象って根深い。。。というか。。。
 ちゃんと観てみようかな。。。なんて思ったのは、今から
 ほんの数年前のことでした。。。


 ストラヴィンスキーの音楽自体が、私には微妙に難解で。。。
 抽象的すぎるというか。。。

 なので、「火の鳥」とか「ペトルーシュカ」なんかも
 イマイチだったのですが。。。

 人は変わるものですね(笑)

 今観ると、今聴くと、、、
 非常におもしろい。。。


 昔難解に感じていたものが、心地よく感じる。。。みたいな。


 ベジャールの春の祭典は素晴らしいと聞くけど。。。
 私はやっぱりニジンスキー版の方が好きだな。。。

 今観ることが出来るのは、その再現版でしかないですけれども
 実際に彼が振付けしたものは、すごかったでしょうね。。。


 もっともっと、胸に迫るものあったのではないかな。。。


 ただ。。。
 当時のダンサー達は、そのニジンスキーの感性についていける
 人がいなかったみたいですし、その舞台を理解できる人も
 少なかったみたいです。。。


 ニジンスキーはやっぱりゴッホとかぶるなぁ。。。

 時代より早く進みすぎて苦労した人達。。。

 そんな風に感じてしまう人達です。

 改革者。。。ウォーリアー。。。刺激剤。。。みたいな。 


 春の祭典(ウィキより)


 1910年、ストラヴィンスキーは、ペテルブルクで『火の鳥』の
 仕上げを行っていた際に見た幻影(”輪になって座った長老たちが
 死ぬまで踊る若い娘を見守る異教の儀式”)から新しいバレエを着想し、
 美術家ニコライ・レーリヒに協力を求めた。

* Category : 踊ること
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個別記事の管理2011-03-12 (Sat)
 2011年3月11日(金)14時46分。。。
 三陸沖を震源に、国内観測史上最大のM8.8の地震が発生しました。

 私が住んでいる関東地方では、震度5強、6弱くらいの、、、
 生まれてから今まで、一度も経験したことのないような
 大きな揺れでした。


 午前中に父と母が出かけたのですが、今足の調子を悪くしている
 父はやはり歩くのが無理で、途中で帰ってきてしまいました。
 母はそのまま電車に乗って、出かけたようです。

 娘は期末テスト中で、お昼少し過ぎに帰ってきたので、
 一緒に昼食をとりました。

 そのあと娘は2階の部屋に行き、、、
 しばらくして私がコーヒーでも入れようとリビングに行ったら、
 少し揺れ始めました。

 父が「あ、地震だな。」と言いましたけれど、地震に慣れて
 しまっている私達日本人は、少しくらいの揺れでは全然驚きませんよね。

 いつものことだろう。。。くらいにしか思わず、そのまま
 コーヒーを入れようとしていたのですけれども。。。
 
 なんだかやたらと長いし、気のせいかだんだん強くなってくる
 ような感じがしてきたので、2階にいた娘を大声で呼びました。

 2階にいるのと1階にいるのはどっちが安全なのだろう??
 と、頭がグルグルしていましたけれども、とっさに呼んで
 しまっていました。

 娘は机の下に隠れていたみたいなのですが、急いで降りてきて、、、
 その間も私は必死で、どこにいるのが一番安全なの??と
 考え続けていたのだけれど、結局、玄関のドアを開けて、
 そこでふたりでしゃがみこんでいました。。。

 その時はもう、かなり大きく揺れていて、、、
 そしてあまりに揺れが長かったので、だんだん気持ちが悪く
 なってきました。。。
 船酔いみたいな感じでした。。。

 目の前で、母の花達のプランターが倒れたりしていたのですが、
 もうその頃は、私は半分どっか行っちゃってたみたいで。。。

 夢の中にいるような感じでした。。。

 地震がおさまってから、リヴィングにいる父に大丈夫?と
 声をかけると、父は無事だったのですが、食器棚のグラスや
 ハーブのキャニスターなどが全部落ちていて、リヴィングは
 ガラスの山でした。。。

 私の部屋の本も散乱していましたし、娘がいた2階の部屋は、
 もう、とんでもないことになっていました。
 とっさにだったけど、、、娘を下に呼んでよかったです。。。

 前の家は屋根の瓦が落ちていたりしました。。。


 部屋の中を片付けている時も、私はなかなか戻ってこれないというか。。。
 本当に、フワフワしちゃっていて、なんの感情もわいてこない。。。
 逆に、いろいろと思考がフル回転だったな。。。

 そして、今起きていることに全く実感のないまま、、、
 娘とふたりで部屋を片付けていたんです。。。

 片付け終わって、娘と一緒にコーヒーを飲んでいたら、、、
 急にドッと疲れがやってきました。。。

 
 息子、夫、母、そして弟。。。はその場にいなかったのですが、
 なぜか不思議と、そんなに心配していませんでした。

 胸騒ぎとかなかったし、なんの根拠もないのですけれども、
 彼らは大丈夫だろう。。。と、確信していました。。。

 
 母だけ、乗っていた電車に閉じこめられたりして少し大変な
 思いをしたようですが、たまたま居合わせた親切な方に
 車に乗せていただけたようで、無事に帰ってきました。

 息子も夫も弟も、特に大変な思いもせず、帰宅しました。


 昨日は息子の塾のテストがあったのですが、もちろん延期です。
 娘と私は、今日のバレエのレッスンもお休みしました。
 母も、今日はいつも行くサークルは休んでいました。

 電車も動いていなかったですし、、、
 こんな時は、出来るだけ家族で固まっていたいですよね。

 でも息子の学校は今日が卒業式でしたので、在校生も登校でした。
 なんで今日に限って。。。なんて思いましたけれども、
 何事もなく無事に帰ってきたのでよかったです。
 卒業生やその親御さん達は不安だったでしょうに。。。

 夫は仕事があるからと、今日も普通に出かけていきました。。。

 そうそう、父はああ見えて意外に繊細で、、、今日は寝込んでいます。
 乙女座だからかな。。。


 あれからテレビのニュースをつけてずっと見ていましたが、、、
 時間が経つにつれて、どれだけの方がどんなに大変な被害に
 あわれたのか。。。ということが解ってきて、、、

 阪神淡路大震災の時もそうでしたが、あとになってから、
 どんなことが起きたのか。。。ということがだんだんと
 見えてくるのですよね。。。

 でも、、、
 テレビで津波の様子などを見ていても、そのあまりすごさに。。。
 なんだか未だに、実際に起こったこととは思えず。。。

 私の感情みたいなものが、、、
 まだしっかり戻ってきていないような感じがしています。。。

 夢を見ているみたいです。。。

 
 私達は被害、、、といったって大したことなかったですが、
 仙台や岩手の方の方々はどんなに大変な思いをしているんだろう。。。と
 そう思いつつも、なんだか私はまだ、どこかでフワフワしてしまっていて。。。
 なんだか、申し訳ない気持ちが少しします。

 今もまだ余震が続いていて、こうして日記を書いている間に
 2度ほど揺れました。


 今日は、母の誕生日でした。
 明日は娘の誕生日。。。

 
 そして。。。
 今日は、改革の星、天王星が牡羊座に移動する日だったのですよね。。。
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個別記事の管理2011-03-13 (Sun)
 昨日、夫が普通に仕事に出かけると聞いた時、正直言って私は、
 日本がこんな状態の時に、普通に仕事をしなくてはいけない
 状態というのは、異常なことのように感じました。

 夫を責めているわけではないんですよ。
 誰を責めているわけでもないです。

 でも、こんなにとんでもないことが起きているときに、、、と、
 「異常」だと感じてしまったのが正直なところでした。


 仕事から帰ってきた夫に話を聞いてみると、今日はたくさん
 電話がかかってきた。。。と言っていて、ある人は、

 「納品まだですけど、こんな事態ですから何かあったのかと
  心配しています。大丈夫ですか?」

 ・・・という電話をしてくる。。。

 でもある人は、

 「約束の品がまだ届いてないんだけど。一体どうなってるんだ?」
 
 ・・・という電話をしてくる。。。

 そういう差がはっきりしていた。。。と。。。
 そんな風に言ってました。

 こんな話を聞くと、、、考えてしまいますよね。。。



 原発のこと、、、
 その場で関わっている人たちは、本当に大変な思いをされて
 いることだろうと思います。。。

 命懸けで頑張っているのだろうと思う。。。

 だから、どんな結果になろうとも、私はその人たちの頑張りを
 陰ながら応援していたいと思います。

 誰かを批判したりするよりも、今はみんなが一丸となって
 頑張る時だよね。。。

 これを機に、世界中の人たちと本当に仲良くなれるといいよね。。。


 何もできない私だって、節電だけは出来るのだから、、、
 なるべく電気を使わないようにしようと思っています。

 ブログを書くことさえ申し訳ないような気がしてるけど、、、
 これだけは、すみません。。。


 起こっていることがあまりにもすごすぎて。。。
 現実に起こっていることと思えないくらい。。。

 まるで、映画を観ているみたいです。。。
 こんなこと言うのは、不謹慎だと思っていますが。。。

 でも、、、
 映画ということで、ふと思い出したことがあったのです。


 以前の日記


 そういうわけで、私は。。。
 熱く頑張りたいと思っています。。。

 他人事を他人事とは思わず、、、
 とにかく、自分に出来ることは、小さなことでもやっていこうと
 思っています。。。


 日本は不思議な国なのだから、絶対大丈夫です。。。
 危機一髪で、絶対神風が吹いてくれるのだから。。。 
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個別記事の管理2011-03-14 (Mon)
 昨晩テレビで計画停電のニュースを見て、東京電力のサイトを
 見ようと思ったのですが、全く繋がらず。。。

 けれども、世の中には親切な人がたくさんいらっしゃって、
 情報をご自身のブログなどで知らせてくださっていてね。。。
 私はそこからだいたいの情報を得ることが出来ました。

 感謝です。ありがとうございます。。。


 私の住んでいる地域が2つのグループに載っていて、どちらか
 解らなかったのですけれども、可能性としては朝一で電気が
 止まることもありそうでしたので、夜のうちに洗濯を済ませ、
 あとは干すだけにしておきました。。。

 
 今日、娘の学校は、期末テストの真っ最中だったのですが、
 計画停電の影響で電車が止まっていたりしたので休校になりました。

 今は、学校の連絡網もすべてメールで来るようで、昨日の
 夜には「明日は学校あります。」という連絡が来ていました。

 けれどもそのメールのあと、クラスの友達からいろいろ
 メールが来て、ひとりの子は、「お母さんが明日は学校に
 行くなと言うので休む。。。」と話していました。

 私も娘に休んじゃえば?と言ったのだけど、娘は期末テストを
 受けないと春休みに再登校になってしまうからそれは
 イヤだし、お友達に休みの連絡を学校に伝えてくれと
 頼まれたから自分は行かないと。。。と。。。

 そんな状況でしたので、私も今朝は早めに起きて、テレビで
 ニュースを見ていたのですが、混乱していたようでしたし、
 娘には、もうやっぱり学校休みなさい。。。なんて言ったんです。

 仕事はともかく、学校なんて、そこまで無理することもない。。。

 そのうち学校から連絡が入り、結局休校になったのですが。。。


 こういう状況に慣れるまでは、しばらくこういったことも
 続きそうですが、でもそのうち軌道に乗り始めるでしょうから、
 こういう時は落ち着いて、少しのん気にその場その場を対処
 していくしかないと思っているのです。。。

 絶対に、、、なんとかなりますから。。。 


 私の方も、今後バレエや声楽のレッスンなどは、もしかしたら
 しばらくお休みしないといけないかもしれないな。。。とも
 思っていたりします。

 電車が動かないこともあるけれど、気持ち的にもなんとなく。。。

 そういったことはもう、今後の成り行き任せですけれども、
 今必要ないことは潔く手放さないと。。。と思っています。

 また、気持ちよく出来る状態になったときにやればいいのですものね。


 今のこの事態、、、
 思うこといろいろあります。

 でも、怖れる必要は全くありませんし、ネガティブな未来を
 想像することは避けたほうがいいと思います。
 不安にならずに、馬鹿みたいにポジティヴに。。。
 希望を持っていこうと思っています。。。

 これは実は、、、自分が思っているよりも難しいことです。。。

 でも、ここが頑張りどころです。


 今はとにかく、真摯に現状を受け入れ、自分に出来ることを
 していきたいと考えています。


 今日、息子は、、、

 「猿が動物園から脱走する相談をしている。」

 ・・・という夢を見たそうです。

 なんだかとても、、、
 象徴的だなぁ。。。と思いました。 
* Category : 夢日記・不思議体験記
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個別記事の管理2011-03-16 (Wed)
 昨日、息子が「猿が動物園から脱走する計画を立てている夢」を
 見たことを日記に書きましたが、、、
 そのあと、息子といろいろ話をしました。

 実は、一昨日の夜、、、
 私は夜寝る前に、「夢で何か教えてください。」とお願いして
 眠ったんです。

 けれども私自身は、そんなたいした夢は見ませんでしたから、
 前日そんなことをお願いしたことすら忘れかけていましたが、
 そう言えば昨日息子は、朝起きた瞬間に、「今日、変な夢を見た。」
 と言い出しましたから、ずっとあとになってから、もしかして
 そういうことだったのかな??。。。なんて思った次第。。。

 親子って。。。
 こういう繋がりってあると思っているんですよ。

 息子の方が、受信がよかったのかもしれませんし^^;


 夢。。。
 というのは、だいたい象徴的に見るものだと思っていますが、
 その解釈というのは、とってもとっても難しい。。。

 やっぱり、私のフィルターを通して解釈してしまいそうに
 なるから。。。

 でも、息子に聞いてみたんです。。。

 「あなたにとって猿、、、っていうと、どんなイメージ?」

 すると息子は、猿は「賢い」って答えました。

 「じゃぁ、動物園は猿にとってどんなところ?」

 と聞くと、息子は「牢獄」。。。と答えました。。。


 これをそのまま彼の夢に当てはめてみると、、、

 「賢い者が牢獄から脱走する相談をしているところ」

 ・・・という風になるのかな??
 なんて思ったのでした。。。


 これを今のこの現状に当てはめてみると。。。
 一体、そこにどんなメッセージがあるのでしょうね。。。

 私は私なりに受け取ったものがありましたが。。。
 これも、人それぞれなのでしょう。。。


 こんな状態なのに、昨日はまた、母に対してムッとして
 しまった私です。。。

 節電に協力しようと、なるべく電気をつけず、日が落ちるギリギリ
 まで雨戸を閉めずに外の光を部屋に取り入れようとしていたら、

 「こんな時間まで戸を閉めないと、周りからおかしいと
  思われるから。。。」

 ・・・と、無理矢理電気をつけさせられ、戸を閉められた。。。
 まだ、午後3時半過ぎですよ。。。

 こういうジェネレーションギャップ的な揉め事にはもう慣れっこで、
 最近では何も言わずに親の好きなようにさせてた。。。
 という表現もなんですけど、そうさせてたのですが。。。

 親も高齢ですしね。。。

 けど、昨日はちょっと頭に来ちゃった私です。。。


 こういう時に、自分のことだけしか考えない。。。って
 一体どういうことなの???!!!ってね。。。(苦笑)


 買占めとかね。。。
 そういうのは、不安感や、分離感から来ているものだと
 思っているのです。。。

 自分自身を犠牲にしてまで。。。ということは必要ないと
 思っていますが、やっぱり、出来ることはしなくちゃ。。。

 今は、人目なんて気にしている場合じゃないでしょ。。。

 だから。。。
 変に微笑むよりも、今は怒りを表したほうがいい。。。

 そう思ったのですよ。。。


 このように。。。
 私はスルー術が下手なのですが、その点、子供達はうまい。。。
 
 そのあと息子が、、、
 こっそりとまた、戸を開けに行ってて笑ってしまいました。。。

 母はそれに対しては、、、
 さすがに何も言わなかった。。。

 孫の力は偉大だわ。。。
 そして、女の子である娘より、男の子である息子の方が、
 母の扱い方がうまい。。。


 異常な状態が続いている時は、、、
 意識的に気持ちをポジティヴに。。。
 嘘でもいいからポジティヴに持って行かないと、すぐに
 不安感にとりつかれてしまうんです。
 
 そうすると、無意識になって、そして感情に巻き込まれて、、、
 昨日の母のような冷静さを失った行動をしやすいんですよ。。。

 こういう時こそ、もっと「全体的なものを見渡す視野」を
 持たないと。。。ね。。。


 母にはここでは悪者やってもらっちゃった。。。(苦笑)
 ごめんね。。。


 一番身近な人達。。。
 一緒に暮らす人同士の間では、そういうのがモロに出るから
 エネルギー消耗するような衝突とか起きちゃったりしがちに
 なるかもしれないけど。。。


 もう。。。
 どんどんどんどん。。。
 次から次へと、流していこうね。。。


 我が家では。。。
 子供達の役割が、すごいわ。。。


 原発のことは。。。
 私達に出来ることは、、、真剣に祈ることですね。。。




 ・・・という日記を、本当は昨日、15日の午後に書いていたんですよ。

 ここまで書いたとき、家の中で親との間にすごいことが
 起きてしまって、そのショックで、私は頭痛と吐き気で
 今まで寝込んでしまっていました(苦笑)


 今、日本で起きている出来事と、自分自身の身近で起きている
 ことがやけにシンクロしてしまって、妙な気分でした。

 もうこの際。。。
 内側にある膿を、どんどん出してしまおうと思う。。。


 寝込んでいる時に、お友達からいただいたメールには
 本当に癒されました。

 心配していた人の無事がわかって安心しました。


 ネットを通じて安否が確認できているお友達や知り合いの
 人に対しては、直接連絡していませんが、ブログなど
 ちゃんと見てますよ~

 私も、お友達に自分の近況を知らせる意味でも、こうして
 普通に、日記を書き続けています。

 そして、、、
 今というこの重要な時期の、記録もかねて。。。


 みんなで一緒に、今を大事に生きていこうね。


 ダスカロスの夏のサークルでお話してくださる、
 ギリシャのハラランボスさんからのメッセージを
 先ほどいただきましたので、シェアします。


 勇気を持ってしっかり生きましょう 
 希望のエレメンタルを沢山飛ばしましょう
 
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個別記事の管理2011-03-18 (Fri)
 千葉県の浦安市(東京ディズニーランドのあるところ)は、
 市の3/4が埋立地なのだそうですが、多くの場所で液状化現象が
 起きていて、電気どころかガスも水道も止まってしまっている。。。
 と、昨晩のニュースで知りました。

 房総の方でも津波の被害に遭われた方がたくさんいらっしゃった
 みたいで。。。


 東北のほうに気をとられていたので、こんなに近いところでも
 そんな大変な思いをされていらっしゃる方々がいたんだ。。。
 ということに気づけませんでした。。。


 阪神淡路大震災の時は、ちょうど妊娠出産でバタついていた。。。
 ということもあったけど、遠い地でのことでしたし、、、
 私はなかなか実感を持てずにいました。

 けれども今回は関東もかなりひどい揺れでしたし、停電や
 買占めなどによる混乱が続いているおかげ。。。

 おかげ。。。というのは、とても変な表現ではあるけれど、
 でも、、、今回はそのおかげで、東北のことも他人事とは
 決して思えず、なんとか自分に協力できることは協力したい。。。と、
 強く強く思っています。。。

 そして、私と同じような思いを抱えている人が、日本中、、、
 そして世界中に、本当にたくさんいらっしゃる。。。
 みんなが一致団結して、頑張ろうとしている。。。

 そういうところでは、感動しています。。。


 先日、親との衝突があって以来、実は体調がおもわしくなく。。。
 軽いめまいが続く毎日です。。。

 こちらでは未だに余震が続いていたりしますが、余震でなくても、
 私はいつも、クラクラと揺れている感じがして困ってしまいます。。。(苦笑)

 今日は昨日より、だいぶ楽になってきたけどね。。。


 先日の親との衝突は。。。
 言ってみれば、セ・リーグの強行開幕にまつわる、上部のお偉方と
 若い選手団との考え方の相違。。。

 あれと同じです。。。


 日本の一大事。。。
 ひいては世界の一大事。。。という今という時期に、
 家族間でこういったことが起こるということも。。。

 見事に象徴的だなぁ。。。なんて思っていたりします。


 天王星が牡羊座に移動してまだ間もない今。。。
 古いものと新しいものの衝突が、どうしても起きてしまう
 ようですね。。。



 甚大な被害を受けた被災地の方達は、今日を生きることが
 精一杯。。。

 そんな状態である大変な方達がたくさんいらっしゃるのに、
 軽々しく何かを書くことはどうなんだろう。。。という
 思いも実はありました。

 けれども今日は、少しだけ書いておきたいことがあるのです。。。


 これは。。。
 まだ余力がある人たちと共有したい思いです。。。

 
 すべてのもののもとはひとつ。。。


 だから、被災者の方々の痛みを。。。
 本当に真剣に自分のこととして受け止めて、今起きている
 出来事から学べるものは学びつくしたいです。。。


 目に見える出来事は、内面の現れ。。。
 でも今のこの状況は、個人的な内面ではなくもっと集合的な
 内面に関わっているのだろうと、、、
 私は感じています。

 被災地の方々は、、、
 全体のために、ああいった辛い役割を担ってくださったの
 だから、絶対に絶対に、他人事にすることは出来ません。。。 


 そして、放射線、、、というのは、、、
 感情の浄化と関わりがあるそうです。。。 


 そして。。。
 今は土星が天秤座にかかっていますが、、、
 日本は天秤座の国。。。と言われていたことを思い出します。。。

 占星術の専門家の中には、違う見方をされている方もいらっしゃいますが、
 私の中ではイメージ的に、日本はやはり、「和」を大事にする
 天秤座のイメージと重なります。。。


 土星は試練を与えてくるけれども、その試練はより良く
 なるための試練です。。。


 だから。。。
 絶対に絶対にいつかは必ず復興できる。。。

 土星は、その人に、、、この国に越えられないような
 試練は課さないそうですから。。。

 だから。。。
 気持ちさえ落とさなければ、何が起きても大丈夫なんです。。。


 今はともかく。。。
 自分のことだけを考える。。。ということはやめましょう。。。

 自分と違う考え方、自分の思い通りにいかないように見えることなど
 に対する批判的な物の見方を捨てましょう。。。

 対応が遅いように見える政府や行政に対して文句を言いたくなる
 気持ちも解りますけど、こんな状況で、国がこれ以上悪くなることを
 望んでいる日本人なんていません。

 やり方は違っても、みんな頑張っている。。。みんな、、、
 真の気持ちは同じです。。。

 みんな深いところでは同じなんだ。。。

 ・・・ということを、信じていましょうね。。。

 
 今は。。。
 自分の気持ちを清らかに保っていることに集中していれば、
 あとは、宇宙がうまく運んでくれるのだと信じています。。。


 
 表面への現れ方はそれぞれ違っていたとしても、
 今の我が家のように。。。
 こうして強制的に感情の浄化をさせられている人も多いのかな?
 なんて思ったのです。。。

 だからね。。。
 こうして書いてみたくなったのでした。。。
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個別記事の管理2011-03-18 (Fri)
 牛。。。と言えば、ヒンドゥー教では牛は今でも聖なる動物ですが、
 もっと遡ればアーリア人達が、牛を神聖視していたといいます。

 調べていけば世界各地で神聖な牛を探すことはできるのですが、
 でも「なぜ牛なの?」という理由は、やはりなかなか見つからないのです。。。


 
ヨーロッパ異教史ヨーロッパ異教史
(2005/08)
プルーデンス ジョーンズ、ナイジェル ペニック 他

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 魔女のことがいろいろ知りたくて読んだ本なのですが、、、
 いろいろと興味深いことが書かれていました。


 ギリシア神話で有名な女神ヘラは、そのルーツは実はクレタ
 なのだそうです。。。
 そしてもっと遡ると中東の方になるのかもしれないそうですが。。。

 ギリシャ神話に組み込まれたあとのヘラは、、、
 なんだか嫉妬深くてあんまり良い感じの女神ではなくなって
 しまいましたが、クレタなどは女神信仰があったところですから、
 そういう土地にいた頃のヘラは、ギリシャ神話のそれとは、全く
 違っていたのかもしれませんよね。。。 


 昔。。。
 神々への神殿などが建てられるようになる前は、人々は
 樹木や柱を女神に見立て崇拝していたそうで、その樹木を囲み、
 輪になりみんなで踊っていたそうです。。。

 ギリシャ最古とも言えるくらいの古い木造の神殿は、、、
 神殿と言えるのかどうか解りませんが、、、それは、なぜかゼウス
 ではなくヘラに捧げられたもので、そこに祀られていたのは
 やはり、「柱」なのだそうですよ。

 そう言えば。。。
 日本でも、、、「御神木」なんていう考え方がありますね。。。

 
 そしてもうひとつ面白いのは、、、
 神々にはそれぞれ枕詞というものがついているようなのですが、
 ヘラの枕詞が、「牡牛の目をした。。。」なのだそうです。。。


 前の記事で書いたお話の中に出てきたように、「角」が
 「男性の神格を現す」ということになると、ヘラの枕詞に
 「牡牛」とつくのは、なんだか不思議な感じがしてしまいます。

 男神が神話の中心になる以前の世界で活躍していた女神の
 はずですし、ギリシャでもクレタから入ってきたばかりの
 頃は、「ゼウスの妻」ではなかったでしょうから。。。


 以前、、、
 こんなお話を聞いたことがありました。。。 

 日本の物部氏。。。物部守屋。。。
 
 古神道派のこの物部氏は実は色々な霊力を持っていて、
 「角が2本生えていた」。。。という言い伝えがあるのだそうです。。。

 でもそれは、実際に角が生えていたわけじゃなくて、やはり
 象徴的に言われていたようですが、「角がある」ということが
 何を意味していたかというと、霊能力・サイキック能力があった
 という意味だったとかで。。。

 
 これを初めて聞いた時、角がなぜサイキックの象徴になるの???
 と、ものすごく謎だったのですが。。。

 もしやそのあたり、牛と何か繋がりはないのかしら??と。。。
 そんなことを考え始めたのでした。。。
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