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先生曰く。。。
音大を受験する人は、高校の3年間、声楽のレッスンを受けて、
試験に挑むのだそうですが、だいたい、合格できるレベルに達するまで、
3年くらいかかるのが普通なのだそうです。
私は、まじめにクラシックの声楽を始めてから、今で1年半ちょっと
くらいなのですが、音大を受験出来るくらいのレベルには、もう
なっているそうです。
なので先生に、「Lyricaさんは進みが早いですね。」と言われました。
でも。。。
ここで調子に乗ってはいけない。。。と、心の中で呟いていた私(苦笑)
これが私のいつものパターンだから。。。
ある程度までは、飲み込みや成長が、人並み以上に早い。。。というのが。
今までのパターンからすると、ある時また、壁にぶつかるのだろうと思う。。。
その時に、すぐに挫折しないように、焦らず目指さず、ゆっくりのんびり丁寧に、、、
着実に実力を伸ばしていくようにしようと思ってます。。。
歩みを止めないように。。。
昔、知り合いだったオペラ歌手の人が言っていたけど、、、
クラシックの歌を歌うための専門的な教育を受けると、だいたい、
最初の5年間くらいは、どんどん声が変わっていくらしいです。。。
歌の「技術」が身についていく。。。ってことですね。
でも、そのあたりまでいくと、今度はなかなか変化しなくなるそうです。。。
これも、その人の才能、努力、そして良い先生。。。
そんな三拍子が揃った時に限り。。。の話かもしれませんが^^;
だから、、、
その5年からあとが、勝負。。。なのかもしれないですよね。。。
ここからは、単に「技術」だけに関わってくるものでもないと思いますが。。。
ベリーダンサーの、コリーナ・シャクティの言葉。。。
私たちの芸術の深みは、どれだけ自分の内なる
ワークをしたかを反映している。
やっぱり。。。
こういうことなのでしょうね。。。
私の場合は、その前に、今は技術を確実に習得しなければ。。。
なのですけど(笑)
今日は、オペラのアリアの楽譜を買いました。。。
音大を受験する人は、高校の3年間、声楽のレッスンを受けて、
試験に挑むのだそうですが、だいたい、合格できるレベルに達するまで、
3年くらいかかるのが普通なのだそうです。
私は、まじめにクラシックの声楽を始めてから、今で1年半ちょっと
くらいなのですが、音大を受験出来るくらいのレベルには、もう
なっているそうです。
なので先生に、「Lyricaさんは進みが早いですね。」と言われました。
でも。。。
ここで調子に乗ってはいけない。。。と、心の中で呟いていた私(苦笑)
これが私のいつものパターンだから。。。
ある程度までは、飲み込みや成長が、人並み以上に早い。。。というのが。
今までのパターンからすると、ある時また、壁にぶつかるのだろうと思う。。。
その時に、すぐに挫折しないように、焦らず目指さず、ゆっくりのんびり丁寧に、、、
着実に実力を伸ばしていくようにしようと思ってます。。。
歩みを止めないように。。。
昔、知り合いだったオペラ歌手の人が言っていたけど、、、
クラシックの歌を歌うための専門的な教育を受けると、だいたい、
最初の5年間くらいは、どんどん声が変わっていくらしいです。。。
歌の「技術」が身についていく。。。ってことですね。
でも、そのあたりまでいくと、今度はなかなか変化しなくなるそうです。。。
これも、その人の才能、努力、そして良い先生。。。
そんな三拍子が揃った時に限り。。。の話かもしれませんが^^;
だから、、、
その5年からあとが、勝負。。。なのかもしれないですよね。。。
ここからは、単に「技術」だけに関わってくるものでもないと思いますが。。。
ベリーダンサーの、コリーナ・シャクティの言葉。。。
私たちの芸術の深みは、どれだけ自分の内なる
ワークをしたかを反映している。
やっぱり。。。
こういうことなのでしょうね。。。
私の場合は、その前に、今は技術を確実に習得しなければ。。。
なのですけど(笑)
今日は、オペラのアリアの楽譜を買いました。。。
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マウリッツハイス美術館展に行ってきました。
マウリッツハイス美術館展
・・・とは書いたものの、実際に絵は観てきませんでした。。。
美術館の前で引き返してきてしまった。。。
なぜなら、、、
あまりに混雑しすぎていて、気持ちが萎えてしまったからです。。。
この美術展は、半年、いやもっと?、、、くらい前から楽しみにしては
いたのですが、あの混雑の中では、私はやっぱり観る気は起きない(涙)
実は以前も一度観に行こうとしたことがあったのですが、その時は、
暑すぎて気分が乗らなくなり、昨日は、まるでディズニーランド並みの
行列にクラッとなって、断念してしまいました。。。
根性が足りない。。。と言ってしまえばそれまでなのですが、、、
せっかくの絵なのに、落ちつかない、ワサワサとした気持ちで観たくないのです。。。
それじゃ、鑑賞したことにはならないんだ。。。私の中では。。。
マウリッツハイスって、なぜかスイスと勘違いしてしまっていたけど、
考えてみたらオランダだったんですね。。。
フランドル、、、ですものね。。。
昨日、一緒に行った友達と、「こうなったら現地に行ってそこで観よう!」
なんて、冗談で言っていたのですけれども(笑)
東京が終わったら今度は神戸でもやるみたいなので、神戸旅行も兼ねて
そっちに行ってもいいかなぁ。。。
オランダに行くよりは、現実味があるかもしれないですね(笑)
この展覧会の目玉は、なんといってもあの、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
ですけれども、私は、フランドル絵画がすごく好きで、フェルメールもそうだけど、
他の絵も結構楽しみにしてたんです。。。
だからせめて図録だけでも欲しかったのですが、やはり中に入場しないと
それも購入できなかったみたいで。。。
でも、入場するのに何時間も待つなんて。。。って感じでした(涙)
まじめに、神戸行こうかなぁ。。。
神戸での開催でも、やはり同じくらいは混んでいるだろうと思うけど、、、
なんだかこうして書いているうちに、無性に神戸に行きたくなってきたような。。。
神戸とか長崎とか、、、好きなのですよねぇ。。。
異人館巡りしたい。。。
話がそれてしまいました。。。(苦笑)

『ターバンの娘』(真珠の耳飾りの少女) フェルメール 1665年

・・・とは書いたものの、実際に絵は観てきませんでした。。。
美術館の前で引き返してきてしまった。。。
なぜなら、、、
あまりに混雑しすぎていて、気持ちが萎えてしまったからです。。。
この美術展は、半年、いやもっと?、、、くらい前から楽しみにしては
いたのですが、あの混雑の中では、私はやっぱり観る気は起きない(涙)
実は以前も一度観に行こうとしたことがあったのですが、その時は、
暑すぎて気分が乗らなくなり、昨日は、まるでディズニーランド並みの
行列にクラッとなって、断念してしまいました。。。
根性が足りない。。。と言ってしまえばそれまでなのですが、、、
せっかくの絵なのに、落ちつかない、ワサワサとした気持ちで観たくないのです。。。
それじゃ、鑑賞したことにはならないんだ。。。私の中では。。。
マウリッツハイスって、なぜかスイスと勘違いしてしまっていたけど、
考えてみたらオランダだったんですね。。。
フランドル、、、ですものね。。。
昨日、一緒に行った友達と、「こうなったら現地に行ってそこで観よう!」
なんて、冗談で言っていたのですけれども(笑)
東京が終わったら今度は神戸でもやるみたいなので、神戸旅行も兼ねて
そっちに行ってもいいかなぁ。。。
オランダに行くよりは、現実味があるかもしれないですね(笑)
この展覧会の目玉は、なんといってもあの、フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」
ですけれども、私は、フランドル絵画がすごく好きで、フェルメールもそうだけど、
他の絵も結構楽しみにしてたんです。。。
だからせめて図録だけでも欲しかったのですが、やはり中に入場しないと
それも購入できなかったみたいで。。。
でも、入場するのに何時間も待つなんて。。。って感じでした(涙)
まじめに、神戸行こうかなぁ。。。
神戸での開催でも、やはり同じくらいは混んでいるだろうと思うけど、、、
なんだかこうして書いているうちに、無性に神戸に行きたくなってきたような。。。
神戸とか長崎とか、、、好きなのですよねぇ。。。
異人館巡りしたい。。。
話がそれてしまいました。。。(苦笑)

『ターバンの娘』(真珠の耳飾りの少女) フェルメール 1665年
最近久しぶりに、チャイコフスキーの『白鳥の湖』なんかを
聴いたりしています。
このCDは、、、
チャイコフスキーの譜面を、淡々と再現したんだなぁ。。。と、
そんな印象を感じさせるような演奏です。
指揮者によって、その「色」が全然変わってしまったりしますが、
この、アンドレ・プレヴィンさんの指揮は、あえてその色を消して
自分というものを全く主張していない感じがするの。。。
そういうのって、かえって難しいのでは?なんて思ってしまいます。。。
バレエをやっている人は、踊りの練習をするために、もっとゆったりと
したテンポのCDを好みますし、実際私もそちらのテンポに慣れて
しまっているので、このCDのテンポは「速い!!」って感じてしまったりも
するのですが、ただ普通に、曲として鑑賞するには、こういったテンポのほうが
自然なのでしょうね。
この白鳥の湖を含む、チャイコフスキーが作曲を担当したバレエは、
今でこそ「3大バレエ」なんて言われていますが、彼の生前は、
全くヒットせず、大失敗だと言われていたようです。
今そんなことを聞いても、ホント、信じられない。。。と思ってしまうけど、
当時の人達には非常にウケが悪くて、「もう、バレエ音楽なんて金輪際
作らないぞ!!」と、チャイコフスキーは言っていたのだとか・・・
その後、プティパとイワノフによって振付や演出を変更されてからは、
その真価が世間にも認められ、今に至っています。。。
・・・ということは、音楽よりも、振付や演出に問題があった。。。
ということなのかもしれませんね。。。
このCDでは、当時の譜面通り、現在「黒鳥のグラン・パ」で使われている
音楽は、一幕の王子と村娘のパ・ド・ドゥの場面に挿入されています。
なので3幕の黒鳥の音楽は、原典がそのまま使われているのですが、
チャイコフスキーが、黒鳥用に用意したその音楽は、現在では「白鳥の湖」の
舞台の中では、あまり使用されることはなく、独立して、ガラなどで、
「チャイコフスキー・パ・ド・トゥ」として踊られることが多いです。
これは、プティパとイワノフが振付を改定した時に、勝手にいじって
変更してしまったからなのですが、それが今では、すっかり定着しています。
そうしていじったことによって舞台は成功し、チャイコの音楽も
こうして世に残ったわけだから、それはそれ。。。なのですが、
それを作曲家の譜面通り、原点に戻そうとした人がいました。
それが、ブルメイステルで、彼の演出では、チャイコフスキーの譜面通り、
その原点に立ち返った形で、音楽が進行していきます。
実は私は、このブルメイステル版が、大好きだったりします。
「白鳥の湖」は、その終わり方も悲劇であったりハッピー・エンドであったりと、
様々なバージョンがありますが、ブルメイステル版は、終わり方も幸せなのが
やっぱり好きです。
あとはやっぱり、3幕が飽きないところ。。。
各国の招待客が、みんな悪魔の手下。。。という設定になっています。
そこにあの、本来の黒鳥の音楽によって踊られるグラン・パ・ド・ドゥは、、、
流れ的に、グッと惹きつけられるし。。。
なんとも言えず、ドラマティックな感じがするのです。。。
子供の頃、お誕生日とかクリスマスプレゼントに私が親にねだったのは、
いつもバレエ音楽の全曲のレコードでした。
でも、レコードのそれはテンポが速くて全然踊れないので、レコードの
回転を下げたりとか、裏ワザを使って録音したりとかね。。。
そんな、いろいろ試行錯誤していたりしたことを思い出しました(笑)
だから、このテンポで聞くと、なんというか、、、
変な懐かしさがこみあげてきたりもするのでした。。。
今は、踊れるテンポのCDがたくさん出ているから。。。
便利な時代になりましたね(笑)
聴いたりしています。
![]() | チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲) (2008/01/23) ロンドン交響楽団 プレヴィン(アンドレ) 商品詳細を見る |
このCDは、、、
チャイコフスキーの譜面を、淡々と再現したんだなぁ。。。と、
そんな印象を感じさせるような演奏です。
指揮者によって、その「色」が全然変わってしまったりしますが、
この、アンドレ・プレヴィンさんの指揮は、あえてその色を消して
自分というものを全く主張していない感じがするの。。。
そういうのって、かえって難しいのでは?なんて思ってしまいます。。。
バレエをやっている人は、踊りの練習をするために、もっとゆったりと
したテンポのCDを好みますし、実際私もそちらのテンポに慣れて
しまっているので、このCDのテンポは「速い!!」って感じてしまったりも
するのですが、ただ普通に、曲として鑑賞するには、こういったテンポのほうが
自然なのでしょうね。
この白鳥の湖を含む、チャイコフスキーが作曲を担当したバレエは、
今でこそ「3大バレエ」なんて言われていますが、彼の生前は、
全くヒットせず、大失敗だと言われていたようです。
今そんなことを聞いても、ホント、信じられない。。。と思ってしまうけど、
当時の人達には非常にウケが悪くて、「もう、バレエ音楽なんて金輪際
作らないぞ!!」と、チャイコフスキーは言っていたのだとか・・・
その後、プティパとイワノフによって振付や演出を変更されてからは、
その真価が世間にも認められ、今に至っています。。。
・・・ということは、音楽よりも、振付や演出に問題があった。。。
ということなのかもしれませんね。。。
このCDでは、当時の譜面通り、現在「黒鳥のグラン・パ」で使われている
音楽は、一幕の王子と村娘のパ・ド・ドゥの場面に挿入されています。
なので3幕の黒鳥の音楽は、原典がそのまま使われているのですが、
チャイコフスキーが、黒鳥用に用意したその音楽は、現在では「白鳥の湖」の
舞台の中では、あまり使用されることはなく、独立して、ガラなどで、
「チャイコフスキー・パ・ド・トゥ」として踊られることが多いです。
これは、プティパとイワノフが振付を改定した時に、勝手にいじって
変更してしまったからなのですが、それが今では、すっかり定着しています。
そうしていじったことによって舞台は成功し、チャイコの音楽も
こうして世に残ったわけだから、それはそれ。。。なのですが、
それを作曲家の譜面通り、原点に戻そうとした人がいました。
それが、ブルメイステルで、彼の演出では、チャイコフスキーの譜面通り、
その原点に立ち返った形で、音楽が進行していきます。
実は私は、このブルメイステル版が、大好きだったりします。
「白鳥の湖」は、その終わり方も悲劇であったりハッピー・エンドであったりと、
様々なバージョンがありますが、ブルメイステル版は、終わり方も幸せなのが
やっぱり好きです。
あとはやっぱり、3幕が飽きないところ。。。
各国の招待客が、みんな悪魔の手下。。。という設定になっています。
そこにあの、本来の黒鳥の音楽によって踊られるグラン・パ・ド・ドゥは、、、
流れ的に、グッと惹きつけられるし。。。
なんとも言えず、ドラマティックな感じがするのです。。。
子供の頃、お誕生日とかクリスマスプレゼントに私が親にねだったのは、
いつもバレエ音楽の全曲のレコードでした。
でも、レコードのそれはテンポが速くて全然踊れないので、レコードの
回転を下げたりとか、裏ワザを使って録音したりとかね。。。
そんな、いろいろ試行錯誤していたりしたことを思い出しました(笑)
だから、このテンポで聞くと、なんというか、、、
変な懐かしさがこみあげてきたりもするのでした。。。
今は、踊れるテンポのCDがたくさん出ているから。。。
便利な時代になりましたね(笑)

『朝顔図屏風』 鈴木其一 19世紀初頭
随分前に録画して、見ないで放置していたNHKの「美の饗宴」という番組の
中で取り上げられていた作品。
今朝、再放送をやっていたのでそっちを観てしまいました(笑)
上の写真は『朝顔図屏風』の左側。
右側はこちらです。

鈴木其一という人は、江戸時代の琳派の画家だったそうですが、この絵は
当時の日本では、全く人気がなかった絵なのだそうです。

それが海を渡った西洋、アメリカではこの絵が大絶賛されたそうで、
今でも、メトロポリタン美術館の至宝となっていて、あちらでは
大人気の絵なんですって。
この写真では全然解りませんが、テレビの綺麗な画面で観た時、
この絵の印象がなんとなくクリムトとかぶりました。
金屏風の金と、この濃いインディゴブルーのコントラストが、私にそれを
連想させたのかもしれなくて、だからなんとなく、この絵が西洋の人に
受けがいいのも、解るような気がしたりして。。。
この深い青は本当に綺麗で、日本の「藍」ですよね。。。
テレビでは、「サムライ・ブルー」なんて言っていましたが・・・
屏風を少し折った状態で立てると、この青い朝顔が本当に浮かび上がって
見えるので、素敵でした。
今まで、こういった日本の屏風絵に興味を持ったことなんてなかったのですが、
こうしてじっくり見てみると、素敵なのですね。

ずっと日本にいると、当たり前のようで気づかなかったりするものを、
こうして海外の人に見つけて教えてもらえることってよくあります。。。
私はいつも、海外とか遠くのものばかり追ってしまうほうなのですが、
たまには立ち止まって、身近なものをじっくり鑑賞するのもよいですね。。。
逆に新鮮で、今まで見つけられなかった素晴らしさをそこに見つけることが
出来るので、感動します。

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