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個別記事の管理2013-05-07 (Tue)
 GW中に、『貴婦人と一角獣展』に行ってきました。


 貴婦人と一角獣展


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 フランス国立クリュニー中世美術館の至宝とされているこの6枚のタペストリーは、
 国外に貸し出されたことはほとんどなく、過去に一度、1974年にニューヨークの
 メトロポリタン美術館に貸し出された以外は、ずっとフランスから出たことのない
 ものなのだそうです。

 今回、クリュニー中世美術館の改修が行われるそうで、その期間中だけ
 日本にやってくることになりました。

 そんな「至宝」と呼ばれるものをこうして日本で実際に目にすることが
 出来るなんて、、、

 この貴重な機会に感謝です。


 このタピストリーは、女流作家、ジョルジュ・サンドやプロスペル・メリメが
 その作品の中で言及したことにより、有名になったそうです。

 ジョルジュ・サンドは、あのショパンの恋人だった人ですね。
 メリメは、『カルメン』の作者です。


 貴婦人と一角獣(ウィキより)


 私は中世ヨーロッパの芸術って大好きなのです。。。
 特に、初期の頃のものとか。。。

 ルネサンスが花開いた後の洗練された芸術も素敵なのですが、
 私はその一歩手前の中世の香りに、、、妙に惹かれるところがあったりします。

 古いタロットや写本などの絵柄などを観ていると、なんだかゾクゾク
 してくる感じがします。


 そういった香りがかすかに漂ってくるような、大きな6枚のタペストリーに
 ぐるりと囲まれた部屋の中央に立ち、その雰囲気をじっくり味わっていたら、、、
 何とも言えない、不思議な気持ちになりました。

 ちょっと、言葉ではうまく表現できませんが、、、


 今回は、このタペストリーの他にも、中世の美術品がいくつも来ていて、
 中世好きの人には、もうたまらない展覧会になっていると思います。

 いつかフランスの、クリュニー中世美術館に行ってみたくなってしまいました。


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  『触覚』                      『味覚』


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  『嗅覚』                             『聴覚』


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  『視覚』

 
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  『我が唯一の望みに』


 これらのタペストリーのテーマは、長いこと謎に包まれていたようですが、
 現在では、それぞれ五感を表現しているということで落ち着いているようです。

 最後の『我が唯一の望みに』に関してだけは、未だにハッキリしていない
 部分もあるようですが、それは、五感のあとにくる「第六番目」の感覚を
 表現していると、言われてきていたそうです。

 ウィキによればそれは、「理解する」という感覚になるのだとか。。。
 あとは、「愛」ですとか「処女性」、「これから結婚に入ること」を
 示しているという説もあるみたいですね。

 美術展での説明では、現代風にそれを「第六感」、つまり「直感」と解釈すると
 いうようなことが書かれていました。

 15世紀という時代に、その制作者や依頼主が、このタペストリーにどういった
 意味を込めたのかということは、今では想像することしか出来ませんが、、、

 こういった「解りにくいもの」というのは、その時代時代によって、その
 解釈というものは、変化していくものですね。。。

 そしてその解釈そのものこそが、その時代の人類の意識を反映しているようで、、、
 なんだか面白いです。


 
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個別記事の管理2013-05-09 (Thu)
 もう何年も前の話ですが、「倍音のワーク」というワークショップに
 参加したことがありました。

 
 あのワークの最後に、そこにいた参加者同士でハグをしあったのでした。


 このワークの少しあと、同じ先生が個人的に開かれている発声などの
 ワークショップに参加したのですが、その時も同じように、最後は
 みんなでハグ大会。。。

 あの頃の私は、スピリチュアルモード全開でしたので、その場で
 出会った初対面の人同士、男女関係なくハグし合うことにまったく
 抵抗感を感じたりはしませんでした。


 そこは公民館のような場所の一室で、次にそこを使う方々が部屋の外で
 順番を待っていました。

 そこでその方たちは、ガラス越しに私たちがハグし合う姿を見ていた
 ようなのですが、みなさん、目が点になっていたようでした。

 その方たちは年配の女性の方々のグループでしたが、部屋から出てきた時、

 「見ていてびっくりしたわ。よくそんなこと出来るわね~」

 ・・・と、私に話しかけてきました。

 決して嫌味っぽく言われたわけではなかったのですが、、、
 心底驚いていたようでした。

 私は、、、少し照れ笑いをしながら会釈し、
 特に何も言わずにその場を後にしたのでした。。。


 そんな感じで、、、
 この日本では、「ハグする」ということはあまり一般的なことではないし、
 私もスピリチュアル的な場以外でそういった場面に出会ったことは
 ほとんどありません。

 それに、やはり普段は知らない人や、特に知らない異性とハグをしたいという
 気持ちにはあまりならないです。


 でも、、、
 娘とはよくハグし合っています。。。
 普段からしょっちゅう。。。

 息子は、最近は照れて逃げてしまうようになりましたが、
 無理矢理捕まえて、背中から抱きついてしまうことは
 今でもよくあります(笑)

 ただし、そんな感じで無理矢理ハグしても、それは私の自己満足
 でしかないし、ほとんど何も感じられないのですが、娘とハグすると、、、
 何とも言えない、安心感、至福感のようなものを感じます。


 倍音ワークやスピリチュアル的な集いで、誰かとハグしたりした時も、
 恥ずかしいという想いとか、躊躇のようなものは感じませんでしたが、
 娘とハグし合っている時のような至福感を感じられたことは、
 正直、今まで一度もありませんでした。


 でもね、、、
 昨日は、そういうことが起こったのです。。。


 それは、ベリーダンスのレッスンの時に起こりました。。。

 昨日はなんというか、ダンス中、ものすごく「入れた」のです。
 
 前回の時は、その感覚がいま一つだったのですが、昨日はとても
 突き抜けられたんですね。。。

 それはきっと、自分のその時の調子もあると思いますが、同時に、
 その時の場のエネルギーも関係していると思うのです。

 そして、そういったものはきっと、そこで一緒に踊っている人達も、
 感じると思うのです。

 そして、、、
 相乗効果で、みんながさらに、入りやすくなる。。。


 きっとそれでだと思うのだけど、レッスンの終わりに、先生が
 ハグタイムをとったのです。

 そしてその時のハグは、、、
 まるで娘とハグしている時と同じような、至福に充ちた素敵な瞬間でした。。。


 ハートが開く感覚。。。
 泣きたくなるような感覚。。。
 

 そういう時は、余計な事は一切考えないで、、、
 ただ、感じていられるのです。。。


 相手のハートと自分のハートが繋がって、、、
 一体となったような、、、そんな感覚を。。。


 時々、日常から完全に離れる時間を作ってあげることって、
 とても有意義なことですね。

 
 ヨガでもいいし、歌やダンスでもいいし、、、
 何かを通して、少し瞑想に入ってみる。。。

 何も求めずに。。。


 シンプルに、、、
 リフレッシュできます。


 そうすると日常の色が、普段よりも濃く、そして鮮やかに
 輝きだしていくようです。。。


 偶然にも、今日はフェイスブックでこんな画像があがっていました。。。


 hug.jpg
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個別記事の管理2013-05-13 (Mon)
 宇都宮美術館で、クリムトの絵を観てきました。


 生誕150年記念 クリムト 黄金の騎士をめぐる物語


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 宇都宮は家からは少し遠かったのですが、お天気もよかったので、
 ドライブがてら、夫と出掛けてきました。

 宇都宮美術館には初めて行ったのですが、とても素敵な場所に
 それはありました。

 駐車場から美術館に向かう途中、「うつのみや文化の森」の中を
 通っていくのですが、そこが今は、新緑がとても美しく。。。
 素晴らしい景色と空気を堪能することができました。

 昨日はクリムト目当てで行ったのですが、、、
 次回は森の探索のためだけに出掛けてもいいな。。。と思うくらい、
 気持ちがよかったです。


 美しい自然というものに触れると、癒されますね。。。


 クリムトの絵自体は、そんなにたくさんはなかったのですが、、、
 あの時代の芸術界の香りというものを少し感じることはできた気がします。

 既存のものへの激しい反抗心、抵抗心。。。
 ・・・と同時に、熱に浮かされた時に見るヴィジョンのような、、、

 妖しさ。。。


 今、称賛されているような画家たちも、当時は必死にもがいていたり
 したのですね。。。

 クリムトもそうですが、あのゴッホも。。。
 そして、作曲家のマーラーも。。。

 いつもいつも思いますが、、、
 時代を先取りして、開拓していく人というのは、、、大変ですね。。。


 芸術家や科学者って。。。
 いろいろ大変だな。。。って、いつも思う。。。


 クリムトも、そうした古い体制に反抗して「ウィーン分離派」というものを
 立ち上げましたが、結局、その中でもいざこざが起こり、最終的には
 そこを去っていきました。。。


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  『第一回ウィーン分離派展ポスター(検閲後)』1898年

 会場では、これの検閲前のポスターも展示されていました。


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  『アッター湖畔』1900年

 風景画って、クリムトのイメージと結びつかない感じがしますが、、、
 実は彼の作品の油彩画の作品のうち、4分の1くらいは、こうした
 油彩画を手掛けているのだそうです。

 そして、このアッター湖畔の地の風景は、46点も描いているのですって。

 ここには、彼の恋人の別荘があり、、、
 クリムトにとってこの地は、、、心安らぐ愛の地だったのかもしれませんね。


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  『人生は戦いなり(黄金の騎士)』1903年

 人生は戦いなり、、、
 クリムトも、「spirit warriors」のひとりだったのかも。。。


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  『成熟』(ストックレー・フリーズの下絵)1908年~1911年 

 このあたりになってくると、クリムトおなじみの世界ですね。。。

 金、、、エジプトのホルスの眼、、、そして、ケルトの渦巻き。。。
 そして、男と女。。。


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 クリムトの抱いているこの猫。。。
 ちょっと前に亡くなった、家の猫に似ているの。。。
 
 正確には、、、隣のおばの家で飼っていた猫。。。


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 あの子が亡くなってからこの写真を見るのは初めてだったので、、、
 妙にしんみりしてしまった。。。

 ・・・と同時に、、、
 クリムトもこの猫も、今はもういないんだよね。。。と思ったら、
 「無常」、、、という言葉が、頭の中で響いたりもしました。。。


 クリムトの絵には、「金」が使われていることが多いですが、
 彼もやはり、ジャポニズムの影響を受けていたようで、、、
 そのために昨日は、個人蔵の日本の金屏風なども一緒に展示されて
 いたりしましたが、思わず、その美しさに見とれました。

 最近は、、、
 「日本の美」というものを、西洋の人から教えてもらうことが
 多いような気がします。。。

 私たちにとっては当たり前のことが、、、
 海外の人には、素晴らしい。。。と映ることは、たくさんあるようです。。。

 それは、芸術然り、、、また、その精神性然り。。。
* Category : 絵画
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個別記事の管理2013-05-24 (Fri)
 もうすぐ、声楽の発表会です。。。

 そのことに関して、最近ずっと考えていたことがありました。


 声楽もそうなのですが、それは、ヴォーカルレッスンを始めてから、
 よけいに感じていたことでした。。。


 先日、発表会に向けて歌の練習をしていた時、、、
 ものすごく嫌だったのですが、自分の歌を録音して、それを
 聴いていたのです。

 先生達はどの先生も、自分の歌を聴くことはとても学びになる。。。と
 おっしゃるので、しかたなく、聴いてみることにしました。

 ・・・と言っても、肝心のベルカントのほうではなくて、
 ヴォーカルレッスンの発表会で歌う歌を、まずは聴いてみることに
 したのでした。

 そっちのほうが、まだマトモに歌えるだろうと思ったからです(笑)


 一回目はもう恥ずかしくて、落ち着いて聴いていられなかったのですが、
 何度か繰り返し聴くうちに、少し冷静に自分の歌をチェックできるくらいに
 なってきました。


 そして、、、
 それを聴いた感想はというと、、、


 「綺麗すぎる。。。」


 ・・・というものでした。


 基本通りに、先生に注意されたところはそれこそ意識して
 丁寧に、とてもまとまって歌えてはいるのですが、、、

 「味」。。。というのかな。。。

 そういうものがない感じがして、、、
 これは聴いている人もつまらない、、、というか、感動できないだろうな。。。
 ・・・と、そんなことを感じたのでした。


 なぜそうなのか。。。

 その原因は、もう自分でもすでに解っています。

 それは、、、
 その歌に、「心」がこもっていないからなのです。。。

 心をこめられないのは、囚われているからです。。。
 自分自身を解放できていないから、歌に完全に入り込めない。。。

 録音していたから余計に、、、というのも、ありますが。。。


 今の私の歌は、歌のレッスンを始める以前の自分の歌よりも、
 乾いた感じの歌になってしまっているなぁ。。。と感じています。

 なぜなら今は、ひたすら「技術」を習得する時期であって、
 レッスンもそういったことを中心に指導してもらっているところで。。。

 ですので歌っている時も、口をこう開かなくては、、、とか、
 腹筋をこう使わなくては、、、とか、、、

 そういった基礎的なこと。。。
 知識的な面に気を取られながら歌うので、全然、感情がこもって
 いないのです。。。

 感情にまで辿りつける余裕がない。。。みたいなね。


 例の「守・破・離」で言ったら、今はひたすら「守」の段階なのですよね。。。


 ヴォーカルレッスンの先生が、以前こんなことをおっしゃっていました。
 先生も、そのまた先生に言われたことらしいですが、、、


 本番では、、、
 なんだかんだ言っても結局は、歌に入ってしまった者勝ちなのだよ。


 ・・・と。
 
 
 そういう点では、、、
 時に少しかじった人より、全くの素人の人の歌のほうが、
 周りを感動させることが出来たりすることもあったりして。。。

 
 知識や技術を身につけることはとてもとても大切なことですが、、、
 学ぶことの落とし穴は、そこに囚われてしまうこと。。。

 私は、そう感じています。

 そして、もうひとつの落とし穴はエゴの肥大化です。


 私も過去に、それらの落とし穴に落ちたことがありましたので(苦笑)
 歌やダンスの世界でまた同じ過ちを繰り返さないように、
 謙虚さだけは、常に忘れずにいようと思っています。。。


 ・・・と、話がまた少しずれてしまいましたが。。。

 
 発表会当日まであと少しですが、、、
 レッスンで先生に注意されたところを、無意識になっても
 しっかり歌えるくらい、身体に馴染ませて。。。

 でも本番、舞台の上では、そういった細かいことはすべて忘れて、、、
 ただただ心を込めて、、、ハートから歌えればいいな。。。と。。。

 そう思っています。


 それでもやはり、緊張するとは思いますが、これからもどんどん、
 舞台の場数を踏んで、そういった点も少しずつクリアしていきたいです。


 とにかく流れの中、様々な場面で感じ取ったメッセージは。。。
 

 「ハートから、心をこめて歌う」


 ・・・ということでしたので、当日はその点に、意識を集中できれば
 いいな。。。と思います。


 
* Category : 歌うこと
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個別記事の管理2013-05-27 (Mon)
 昨日、無事に声楽発表会を終えることができました。

 歌った曲は、『Time to say Goodbye』


 カラオケでこの歌を初めて歌ってみた時は、もうボロボロでした。
 それで、この歌を完璧に歌えるようになりたいと思ったことが、
 声楽を習い始めるキッカケでした。

 「完璧」といっても、私が自分の歌や踊りに満点をつける日は、
 多分一生来ないので(笑)、いちお、「人前で歌ってもなんとか
 恥ずかしくない」くらいに歌えれば、、、と思っていたのですが、
 発表会という場で、この歌を歌うことができたので、今回は、
 そういった点では、ひとつの目標クリアとなりました。


 けれども、今回の出来栄えは、自分の中では40%以下。。。

 その理由はいろいろあります。


 まずひとつは、練習不足。
 
 ベリーダンスを始めたりしたので、そちらに気を取られることが多く、
 歌のほうの練習をけっこうサボっていたこと。

 次に、気持ち的な問題。

 会場受付してから控室に通され、着替えやメイクなどの準備をする
 時間が、なんと、たったの15分!!

 出演者の他のおばちゃん達が、スタッフに詰め寄り(笑)
 強引に少し早く控室に通してもらえたので、20分くらいは確保
 出来ましたが、それでもバタバタでした。

 さらに、今回は会場の都合上、控室での声出しは禁止だとのことで。
 そして、出演順に声出し室に案内され、そこでたった3分間しか
 声出しは出来ず。。。

 『Time to say Goodbye』は、普通のテンポで歌っても
 4分はあるので、一回も通して歌えないよ~~(汗)と。


 こういう事態をもう予測はしていたので、いちお行きの車の中で
 声だしなどはしていたのですが、、、
 あまり大きな声を張り上げると、運転中の夫がびっくりして
 事故ってしまっても困るし、外にも声が聞こえてしまうだろうしで(苦笑)
 ですので、全然まともには声出しできず。


 そんなこんなで、いろいろとバタバタとし、気持ち的にもスッキリ
 しないまま、舞台袖に案内され。。。

 挙句の果て、ピアノの人とのテンポが合わずに、息が続かなくなったりとか。


 ダメだった原因、その責任はすべて自分にあるのです。

 でもエゴは、まだまだそれを周りのせいにしようとするところがあります。。。

 こういう時こそ、ハートの美徳の実践なのですが、、、
 私もまだまだ未熟。。。

 歌っているところを録画した映像を観た娘に、、、

 「ママ、最後のほう、もう、やけになってない?」

 ・・・とか、言われたりもして。。。
 さすが、娘はごまかせないな。。。と思いました。


 ちょっとね、、、
 いろいろとうまくいかないもどかしさ、気持ち悪さが、
 外に出てしまったのかな。。。なんて思ったりもします。


 そのあたりが、特に反省するところですね。


 そんなわけで、いろいろ残念な感じでした。今回は。
 歌の中に入り込めなかったことがね。。。


 でもなんというか、、、
 年齢を重ねて、図太くなったせいか(笑)
 ボロボロでも、ドーンと落ち込んでしまうようなことはなくなりました。

 ま、いっか。。。と。


 ただ、「ま、いっか」で終わらせてしまっては意味がないので、
 今回の経験を、必ず次に繋げていきたいと思います。

 しかもこの歌は、私にとっては特別な歌であるのですから、
 いつか必ず、また、歌う機会を持ちたいと思っています。

 絶対に、リベンジです


 今回のことで思ったのは、、、

 どんな状況であっても、常に揺らがないような、そんな不動の精神を、
 もっともっと培っていかなくてはなぁ。。。と、そんなことを考えたりしました。

 
 頭では解っていても、舞台にあがるとやはり緊張するものです。

 この緊張をなくしていくには、場慣れするしかありません。。。

 舞台の数をこなしていくこと。
 そういった機会は逃さず、どんどん参加していくこと。

 そして、普段から瞑想などをして、周りに左右されないような
 静かな空間を、自分の中に創る練習をしておこくと。

 そしてもちろん、歌の基本訓練を地道に続けること。

 あとは、様々な芸術に触れ、内側の感性を磨いていくこと。


 ・・・と、いろいろと課題も見えてきたりしました。


 こういうことをやっているのが、私はやっぱり好きみたいで、、、
 楽しくて仕方がない。。。

 自分にこうして課題を課していくことが、なぜかワクワクするのです。

 そして、それをクリアした時の爽快感。。。
 それがまた、たまらない。。。

 
 高い理想。。。
 そうやって高みを目指すのは射手座の気質ですねぇ。。。
 やっぱり。


 なんだか、、、
 自分で自分を笑ってしまいます(笑)


 さて次は、ヴォーカルのほうのライブコンサートです。

 声楽の発表会が終わるまでは、そちらに集中していましたが、
 これからは気分を切り替え、こちらの歌のほうの歌詞の暗譜です。

 今頃、先生はアラビア語を一生懸命覚えてくださっていることだと
 思います。

 感謝!


 そして。。。

 この歌の歌詞は、、、
 とてもとても、、、深いのです。。。


 悟りの歌のように、、、私は感じています。


 『The War is Over』 

 My statures are falling
 Like feathers of snow
 Their voices are calling
 In a whispering world
 Waiting for the morning glow

 まるで雪で出来た羽のように、
 私の姿は崩れ落ちていく。。。
 彼らの声が呼んでいる
 朝焼けを待つ、世界の囁きの中で。。。

 Heaven is calling
 From rainy shores
 Counting wounded lights falling
 Into their dreams
 Still searching for an open door

 雨の降る海岸から、天国が呼んでいる。。。
 傷ついた光が彼らの夢の中へと落ちていくのを数えながら、
 まだ、そのドアが開くのを探している。。。

 In morning dew
 A glorious scene came through
 Like war is over now
 I feel I'm coming home again

 朝露の中、栄光の光景が浮かび上がる
 まるで、戦争が終わったかのように
 自分が再び家に帰ってきたように、、、感じる。。。

 Pure moments of thought
 In the meaning of love
 This war is over now
 I feel I'm coming home again

 思考の純粋な瞬間
 愛が意味するものの中で。。。
 この戦いは終わった
 私はまた、家に帰ってきたんだ。。。

 An arrow of freedom
 Is piercing my heart
 Breaking chains of emotion
 Give a moment to pray
 Lost innocence to find its way

 自由の矢が、私のハートを貫く
 感情の壊れた鎖は、祈りの瞬間を与える
 その方法を見つけるために、無邪気さを失った。。。
 
 Fields of sensation
 A cry in the dark
 Hope is on the horizon
 With a reason to stay
 And living for a brand new day

 感覚のフィールドでは、、、
 暗闇の中で叫んでいる
 希望は、地平線の上にある
 留まるための理由とともに。
 そして、新しい日々を生きるということに 

 In morning dew
 A glorious scene came through
 Like war is over now
 I feel I'm coming home again

 Pure moments of thought
 In the meaning of love
 This war is over now
 I feel I'm coming home again


 salaam Allah alad donia
 alal'insaan
 Ah ah oh ah
 Mata nahia behob ou aman
 Salaam Alah, Salaam Alah
 Salaam Alah alad donia
 alal'insaan

 (salute God and bless life and humans
  when we live in love and safety
 salute God, salute God)


 (神に敬意を表します。
  そして、我々が愛と安全の中で生きるとき、生命と人類に祝福を。
  あぁ神よ、神よ)

 In morning dew
 A glorious scene came through
 Like war is over now
 I feel I'm coming home again

 Pure moments of thought
 In the meaning of love
 This war is over now
 I feel I'm coming home again
 To you

 思考の純粋な瞬間
 愛が意味するものの中で。。。
 この戦いは終わった
 私はまた、家に帰ってきたんだ。。。
 あなたのところへ。。。
 


 
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個別記事の管理2013-05-28 (Tue)
 もう何年も前なのですが、ネットでたまたまこんな画像と出会い、
 ものすごく惹かれて、、、ずっと気になっていました。。。


 20130528161326966.jpg



 そして最近、また、たまたまなのですが、こんな画像と出会いました。


 20130528162734618.jpg

 
 こちらもまた、なんて素敵なんだろうと、うっとり見ていたのですが、
 多分、絵を描いている人は上の絵と同じ人なのではないのかな?と思い、
 少し気になっていました。


 そんなある日、これもまた、たまたまだったのですが、何かの拍子で、
 フェイスブックのお友達のお友達のページを見た時に、判ってしまったのです。

 その人の挙げていた写真の中に、これらの絵が含まれたカードが、
 何枚か並んでいるのがチラッと映っていたのです。。。


 これってもしかして、オラクルカードか何か?と思い、
 探してみたら、見つけました。。。


 
Kuan Yin OracleKuan Yin Oracle
(2012/07/01)
Alana Fairchild、Zeng Hao 他

商品詳細を見る



 何年も前から、ものすごく惹かれていた絵でしたので、
 即、購入してしまいました。


 オラクルカードにはあまり興味がなく、これまでも使ったことは
 なかったのですが、、、
 こんな、、、迷いもなく購入してしまった自分が不思議。

 でも、カードの説明書がまたまた英語なので、、、
 オラクルカードとして使うかどうかは、ちょっと解りません。

 多分、、、
 観賞用になりそうな気配です(笑)


 
 観音様って、本当は女性ではないですよね。。。
 男性でもないけど。。。

 でも、考えてみたら、、、
 女神も本当は、女性ではないのですよね。。。

 わざわざ「男神」なんて言ったりもしますけれども、、、
 それには本当は、性別はないはず。。。
 

 でも人って、、、
 自分の思考の範囲でイメージを描き出しますから、、、
 そうやって、イメージで遊んだりすることも、時には楽しいのかも
 しれませんね。


 観音様。。。というと、浮かぶのはバラやユリの花ではなく、
 やはり蓮の花。。。

 蓮の花のこの画像も、とてもお気に入りだったのですが、
 これもまたつい先日、久しぶりに見る機会があり、、、
 綺麗だな。。。と、見とれていたところでした。


 フラワー・ロータス


 今は、、、
 そういう流れが来ているのかなぁ。。。なんて思いながら。


 西洋的なものに目が行きやすい私ですが、、、
 東洋的なものも、やはり素敵ですね。


 やっぱり、、、
 両方を混ぜたものが、一番神秘的に感じたりもします。。。


 
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個別記事の管理2013-05-30 (Thu)
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  マンダラ by Anja Koerts


 いつもお世話になっているアロマ系のお店から来るメルマガの内容に
 今回はふと目がとまりましたので、シェアします。


 手放すって聞くと、なんだか、何もかもあきらめて、
 もうどうでもいいや~って感じで、生きていくような気がしますけど、

 実はぜんぜん違って、すっごく高度で、素晴らしいテクニックなんです。


 たとえば、お友達と話している時、
 「こうしたほうがいいんじゃないかな~」って、
 アドバイスしたくなること、よくありますよね。

 でも、そのアドバイスしたくなるっていうのが、自分の小さな欲求です。

 この、小さな欲求を手放します。


 またあるとき、お友達を自宅に何人か招こうかなって計画して、
 招待して準備をがんばっても、数人しか来れなかった。 

 そしたら、ちょっと残念でがっかりしてしまった。
 準備とか大変だったのに!と、イライラしてしまった。


 このがっかりもイライラも、元々は、来てほしいっていう
 小さな欲求があるから。

 ここで出てきた小さな欲求も、手放します。


 できれば、最初からお友達を招待する段階で、小さな欲求に気づいて、
 手放しておけば、がっかりもイライラもなかったわけです。


 そして、小さな欲求を手放すかわりに、自分で自分をハッピーに
 することを意識していきます。



 そうすると、もっと素敵な人と出会えたり、もっとタイミングよく
 物事が運んだり、自分が想像していなかった素晴らしいことが
 起こるようになります。


 小さな欲求を満たすより、もっと大きなハッピーを得る方がいいと
 思いませんか?

 どんどん手放して、素敵な人生を送りましょう♪




 「水系」の人は、相手を「そのまま理解する」ということが苦手だと、
 私には映っています。

 「水」は感情と繋がっているエレメントですので、慈悲のエネルギーに
 充ちていて、共感力、そして同情する力がとても強いように感じています。


 「他人のことを自分のこと」

 ・・・と。。。

 誰か、自分以外の人の喜びも悲しみも。。。
 まるで、本当に自分のことのように受け止める。。。良くも悪くも。。。
 
 そして、実際にそう感じることが、彼らにとっては、あまりにも自然なこと。

 ただ同時にそのエネルギーは暴走しやすく、無意識でいると、思い込みが強くなり、
 相手に「自分自身の物語」を投影し、実際の相手を「そのままの姿」で見ることが
 できなくなってしまうことも。。。

 すると、せっかくの優しさも、相手にとってはありがた迷惑になって
 しまったりすることもあったりしてね。。。


 自分自身を相手に投影する。。。というのは、水に限らず、ほとんど
 すべての人が行っていることですが、、、
 共感力が強い分、水にはその傾向がより強く出ることが多いように見えます。。。

 もっとも、、、
 意識的に生きはじめた人は、水でも、、、そして他のエレメントでも、、、
 そういったことは、だんだん少なくなってきますが。。。



 そういった、慈愛の心溢れ、たくさんの愛情を私に注いでくれた人に
 対して、私は子供の頃から、、、

 「どうして私のことを、まったく理解してくれないんだろう?」

 ・・・と。。。

 ずっと、そう感じてきていました。。。


 「あなたはこういう子だから」とその人に断定されると、、、
 すごく胸が苦しくなりました。


 それは、私が自分自身だと思っている姿とは、全然違う
 自分であったからです。

 けれども、その人にそう言われると、、、
 それは、父や母だったのですけれども、自分のほうが間違って
 いるのだろうと、、、無意識にそう思い始めてしまうのです。

 ですから、、、
 親の言葉が子供に与える影響というものは、絶大だと。。。

 私は、、、そう思うのです。。。


 私は、親に反発をしながらも、それでもどこかで、、、
 自分自身が間違っているのだと信じてしまっていたようで、、、
 本当の自分を抑え込み、ずっと、偽りの自分を本当の自分だと
 思い込みながら、何十年も生きることになりました。


 その間何度か、親に自分のことを説明しようと試みましたが、
 そのたびに、、、

 「あんたは難しい。あんたは大変だ。」

 ・・・以上。みたいなね(苦笑)


 親との間でいろいろ大変だったある時、、、

 私自身が、「本当の私を解ってほしい」というエゴを手放して
 しまえばいいんだ。。。と、思ったことがありました。

 もう、、、
 何年も前のことです。


 実際、そうなのでしょう。。。

 その人に映る私が、自分の思っている私と全く違っていても、、、
 それはそれ。。。

 その人にはそう映っているのだな。。。と、そう思えてしまえば、、、

 「本当の私はそうじゃない!!」

 なんて、思わなくて済むのですし。。。


 そして、、、

 ほとんどの人が、自分自身のことすら理解していないのですから、、、
 自分自身を理解する以前に、他人のことを真に理解するなんて、
 無理なのだと。。。


 でもね、、、
 これはなかなか、難しいことです。。。

 
 相手と関係が深くなれば深くなるほど、これを手放すことは
 ますます難しくなっていきます。。。

 ましてや、毎日毎日、一緒に暮らしている家族の間では。。。


 私が私だと思っている自分と、夫、そして子供達がママだと思っている
 私の像は、、、幸いなことに、あまりずれていません。。。

 ですから、この四人の中では、あまり深刻な問題が生じません。。。

 ただし、、、それは、今でこその話。。。

 子供達はともかく、夫と私という二人の人間の間では、、、
 お互いに映る像を、同じ形に擦りあわせるまでに、、、
 何十年かの年月を必要としました。。。

 理解し合うまでに、それなりの苦労や努力がありました。。。


 母との間では、、、
 母とは、夫や子供達よりも、お付き合いは長いはずなのに、、、
 いつまでたっても、その気持ちよさを獲得できません。

 
 物語は、、、こうして、ずっと続いていくのでしょう。。。


 そして、、、
 私がこうして、時々立ち止まり考え、、、

 成長する機会を与え続けてくれる母には。。。

 深いところでは、感謝の気持ちでいっぱいです。。。


 先日、ツイッターの「ネイティブアメリカンの名言」の中で、
 こんな言葉を見つけました。。。


 「家族のあいだに調和が保てれば人生は成功だ。」【ウテ族】


 
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