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今日は、歌の発表会でした。
昨日、発表会前最後のボイトレのレッスンがあり、あれこれやってきたあとに、
家でもしばらく練習してたら、「マズイ!」って感じになり。。。
何がマズかったのかと言えばそれは、、、
練習しすぎで、喉が少しだけ痛くなってきてしまったのです。
「あ~~~~、またやってしまった~~~(涙)」
と、すぐに歌うのをやめたのですが、やはりその後もなんとなく喉の調子が悪く、
今朝もまだイマイチで。。。
でもなぜか、、、
本番になったら、急に調子が良くなりました。。。
今日は、あまり大げさな会ではなかったので、気を楽に持っていたのが
逆によかったのかもしれませんね。
午前中は、ボイトレのクラスのほうの発表で、サラ・ブライトマンの
『Fleurs Du Mal』を歌いました。
先日の日記にも書きましたように、この歌は、イントロの部分の
高音がうまく出るかどうかが不安だったのですが、歌う前に先生が、
観ていらっしゃる方々に、、、
「最初、超音波みたいなものすごい高音が出ますが、そこで苦労していた
みたいなので、ちゃんと出たら拍手してあげてください。」
・・・とおっしゃってくれて(笑)
「あ、こんなこと言ったら逆にプレッシャーになっちゃうかな?」
ともおっしゃってたけど、、、
私は意外と、こういうプレッシャーは大好きで、、、
良い意味でプレスして(押して)くれたりしました。
やる気が出るというか、テンションがあがるんですね。。。
こういうの、、、
私のホロスコープのある位置にある、「牡羊座のエネルギー」のせいだと、
自分では感じていたりします。
「競争心」とか「負けず嫌い」というものが、「自分自身」に向かうんです。
自分が「これやる!」と思ったことがその通りに出来ないと、、、
何かに負けたような気がして、頑張ってしまうの。
ボイトレの先生は、私のことをね、、、
おそらくちゃんと解っていらっしゃるのかもしれません。
「この人にはこれが効く」みたいなツボを、生徒一人一人に対して、
ちゃんと心得ていらっしゃるのではないかなぁ。。。
そんな感じの先生です。。。
それって、先生としてとても素晴らしいことですよね。。。
いつものように「スポットライトの魔法」も、後押ししてくれました。。。
娘もそうみたいですが、私はスポットライトが当たると、なぜかスイッチが
入ったりします。
目立ちたがりなのかしら?(笑)
でもあれって、眩しくて周りが見えなくなるので、ある意味、、、
自分の世界に入りやすくなったりしますよね。
そんなわけで今日は、自分でもびっくりするほどちゃんと出ました。高音。。。
そして、温かい拍手をしてくれたお客のみなさまには、本当に、
感謝、感謝です。
午後は声楽のほうで、『鏡天花』という歌を歌いました。
これは『トラスティベル~ショパンの夢~』という、ゲームのエンディング曲です。
娘のリクエストにこたえて歌うことにしたのですが、、、
なんだか、ゲームの曲といっても、侮れない。。。
・・・というか、とても素敵な曲です。
素敵ですが、これもまた、いろいろ難しかったです(苦笑)
今回は、声楽の先生がとても頑張ってくださりました。
耳コピでわざわざ楽譜を作ってくださって。。。
レッスンの時、初めてこの演奏を生ピアノで聴いた時は、
鳥肌が立つくらい感激でした。
一度、レッスンに娘を連れて行ったことがありました。
生演奏を聴かせてあげたくて。
そうしたら娘も、すごい感動していました。
ただやっぱり、、、
いつものことなのですが、本番で演奏してくださるピアノの先生との
伴奏あわせがたった一度きりしか出来ないというのが、、、
ちょっとキツイところでした。。。
仕方ないのですけれどもねぇ。。。
でも、伴奏あわせがたった一回きりというのでは、やはり無理です(涙)
テンポとか間の取り方とか、歌い手と伴奏者との間で、呼吸が全くあわないから。
これまでの発表会で、そういったことはしみじみ解っていたので、
今回は、イメージだけでも掴んでおいていただきたくて、ピアノの先生には
事前に楽譜と共に、音源も渡しておいたのですけれどもね。。。
でも多分、、、ちゃんと聞いておいてくれなかったみたいで(苦笑)
娘は、この歌が聴けるのをとても楽しみにしていただけあって、、、
今日のピアノには、ちょっとガッカリしていたみたい。
まぁ私も。。。
伴奏に文句を言えるほどプロではないのですが^^;
でも、、、でもね。。。って(苦笑)
ショパンが亡くなる少し前、その病床の彼の枕元で、友人であるポトツカ夫人が
ピアノを弾きながら歌を歌った、、、というお話があるそうです。。。
これは、真偽のほどは確かではないそうなのですが、でも、、、
ゲームの最後のこのシーンはおそらく、そのお話になぞらえたものなのでしょうね。。。
ですので私も、そういった感情を込めて歌おうと思っていたのですが、、、
ピアノとの息が合わなすぎて、それどころではなかった(涙)
今日は声の調子がとても良かっただけに、、、
そこがちょっと残念だったかな。。。
でも、まぁ、、、
楽しい経験でした。
人生、いろんなことがあるからこそ楽しいのですよね、きっと。。。
昨日、発表会前最後のボイトレのレッスンがあり、あれこれやってきたあとに、
家でもしばらく練習してたら、「マズイ!」って感じになり。。。
何がマズかったのかと言えばそれは、、、
練習しすぎで、喉が少しだけ痛くなってきてしまったのです。
「あ~~~~、またやってしまった~~~(涙)」
と、すぐに歌うのをやめたのですが、やはりその後もなんとなく喉の調子が悪く、
今朝もまだイマイチで。。。
でもなぜか、、、
本番になったら、急に調子が良くなりました。。。
今日は、あまり大げさな会ではなかったので、気を楽に持っていたのが
逆によかったのかもしれませんね。
午前中は、ボイトレのクラスのほうの発表で、サラ・ブライトマンの
『Fleurs Du Mal』を歌いました。
先日の日記にも書きましたように、この歌は、イントロの部分の
高音がうまく出るかどうかが不安だったのですが、歌う前に先生が、
観ていらっしゃる方々に、、、
「最初、超音波みたいなものすごい高音が出ますが、そこで苦労していた
みたいなので、ちゃんと出たら拍手してあげてください。」
・・・とおっしゃってくれて(笑)
「あ、こんなこと言ったら逆にプレッシャーになっちゃうかな?」
ともおっしゃってたけど、、、
私は意外と、こういうプレッシャーは大好きで、、、
良い意味でプレスして(押して)くれたりしました。
やる気が出るというか、テンションがあがるんですね。。。
こういうの、、、
私のホロスコープのある位置にある、「牡羊座のエネルギー」のせいだと、
自分では感じていたりします。
「競争心」とか「負けず嫌い」というものが、「自分自身」に向かうんです。
自分が「これやる!」と思ったことがその通りに出来ないと、、、
何かに負けたような気がして、頑張ってしまうの。
ボイトレの先生は、私のことをね、、、
おそらくちゃんと解っていらっしゃるのかもしれません。
「この人にはこれが効く」みたいなツボを、生徒一人一人に対して、
ちゃんと心得ていらっしゃるのではないかなぁ。。。
そんな感じの先生です。。。
それって、先生としてとても素晴らしいことですよね。。。
いつものように「スポットライトの魔法」も、後押ししてくれました。。。
娘もそうみたいですが、私はスポットライトが当たると、なぜかスイッチが
入ったりします。
目立ちたがりなのかしら?(笑)
でもあれって、眩しくて周りが見えなくなるので、ある意味、、、
自分の世界に入りやすくなったりしますよね。
そんなわけで今日は、自分でもびっくりするほどちゃんと出ました。高音。。。
そして、温かい拍手をしてくれたお客のみなさまには、本当に、
感謝、感謝です。
午後は声楽のほうで、『鏡天花』という歌を歌いました。
これは『トラスティベル~ショパンの夢~』という、ゲームのエンディング曲です。
娘のリクエストにこたえて歌うことにしたのですが、、、
なんだか、ゲームの曲といっても、侮れない。。。
・・・というか、とても素敵な曲です。
素敵ですが、これもまた、いろいろ難しかったです(苦笑)
今回は、声楽の先生がとても頑張ってくださりました。
耳コピでわざわざ楽譜を作ってくださって。。。
レッスンの時、初めてこの演奏を生ピアノで聴いた時は、
鳥肌が立つくらい感激でした。
一度、レッスンに娘を連れて行ったことがありました。
生演奏を聴かせてあげたくて。
そうしたら娘も、すごい感動していました。
ただやっぱり、、、
いつものことなのですが、本番で演奏してくださるピアノの先生との
伴奏あわせがたった一度きりしか出来ないというのが、、、
ちょっとキツイところでした。。。
仕方ないのですけれどもねぇ。。。
でも、伴奏あわせがたった一回きりというのでは、やはり無理です(涙)
テンポとか間の取り方とか、歌い手と伴奏者との間で、呼吸が全くあわないから。
これまでの発表会で、そういったことはしみじみ解っていたので、
今回は、イメージだけでも掴んでおいていただきたくて、ピアノの先生には
事前に楽譜と共に、音源も渡しておいたのですけれどもね。。。
でも多分、、、ちゃんと聞いておいてくれなかったみたいで(苦笑)
娘は、この歌が聴けるのをとても楽しみにしていただけあって、、、
今日のピアノには、ちょっとガッカリしていたみたい。
まぁ私も。。。
伴奏に文句を言えるほどプロではないのですが^^;
でも、、、でもね。。。って(苦笑)
ショパンが亡くなる少し前、その病床の彼の枕元で、友人であるポトツカ夫人が
ピアノを弾きながら歌を歌った、、、というお話があるそうです。。。
これは、真偽のほどは確かではないそうなのですが、でも、、、
ゲームの最後のこのシーンはおそらく、そのお話になぞらえたものなのでしょうね。。。
ですので私も、そういった感情を込めて歌おうと思っていたのですが、、、
ピアノとの息が合わなすぎて、それどころではなかった(涙)
今日は声の調子がとても良かっただけに、、、
そこがちょっと残念だったかな。。。
でも、まぁ、、、
楽しい経験でした。
人生、いろんなことがあるからこそ楽しいのですよね、きっと。。。

昨日の発表会の時に、なんとなく感じていたことのメモです。。。
午前中は、ボイトレのクラスのほうの発表だったのですが、
昨日そこに集まった方々の年齢層は高く、若い子はあまりいませんでした。
先生も前日、「今回は〇ちゃん(娘のこと)、ちょっと可愛そうだったかなぁ。」
なんておっしゃっていて(笑)
プログラムを見ると、娘は全然知らなそうな曲ばかり。。。
つまり、「昭和の歌」ばかり。
私はいちお、知ってはいますが、どちらかというと、私の父が好んで
聴いていたような歌で、私とですら、やっぱりちょっと世代が違う。。。
そんな中、サラ・ブライトマンとか歌ったら浮きまくるかもしれない。。。^^;
と、そんな思いもあったし、娘なんてさらに・・・なんて思ったりも
したのですが、、、実際は、全く大丈夫でした。
先生の盛り上げ方もひとつの大きな要因ではあったと思うのですが、
昨日の午前中の場では、なんというか、「一体感」のようなものを
とても感じることができました。
昨日出演されていた方々は、みなさんそれぞれ、個性豊か、、、
というか、オーラが強いというか、、、存在感溢れる、、、というか。
そして、私の親世代の人、私と娘のその中間くらいの若い子とか、
そういった幅広い年齢層。。。
そこは本当に「色とりどり」という感じではあったのですが、
「みんな歌うことが好き」という共通点を持ったもの同士の連帯感。。。
そんな、一体感のようなものを、ヒシヒシと感じることが出来て、、、
なんだか、とってもあったかい気持ちになることが出来たのでした。
しかもみなさん、ユーモアが溢れていて面白かったし、会を進行させている
司会者の方とのコミュニケーションもしっかりとれていて。
場がとっても和やかだったのです。
一方、午後の声楽のほうの発表会はというと。。。
昨日は歌だけではなくピアノやフルートやファゴットなどの楽器演奏の
発表、そして自作の曲の披露などがありましたが、全てがクラシック系の
音楽の発表でした。
そしてそこに漂う雰囲気が、午前中とは全く違っていたので、
なんだか面白いなぁ。。。と思っていました。
「和やかさ」というのは、ほとんどありませんでしたね。
そしてそういった芸術家肌の人って、演奏前は完全に自分の世界に
集中しきってしまう人がやっぱり多いなぁ。。。と、そう感じていました。
司会者の方の話なんて、ほとんど聞いてないのだもの(笑)
会話が成り立たない。
話しかけられても、無視。。。というか、話しかけられたことに気づいてない。
なぜなら、自分の内側の世界に入り込んでいるから。
ただ、自分の作品について語ってくださいと言われた時だけは、熱くなる(笑)
熱く、そして詳細に語る。。。
たとえ周りの人が退屈で眠くなっていようとも(苦笑)
周りの空気は読まない、、、というか、読めない。
それだけその作品に、熱い思いを注いでるってことですよね。。。
さすがに昨日は素人の発表会でしたので、実際にそこまで
極端な人はいませんでしたけど。
ちょっと、そんな匂いをところどころで感じました。
芸術家たちって、、、ステージを降りれば変わるのでしょうけれども、
一度舞台の上に立つと、外の世界はシャットアウト。みたいな。
そんな雰囲気を感じたりもします。
そしてこれは多分だけど、、、
他者をチェックする目も、おそらく厳しい。。。と、そう感じています。
これまでの経験から思うのは、ああいう場では「ダメだし魔」か、
あとは、周囲に対して完全に「無関心」。
そのどちらかになりやすい。
まぁ簡単に言ってしまえば、午後は「堅苦しい世界」、、、
そんなイメージでした。
でも、、、
クラシックの世界って、どうしてもそういうところありますよね。
そしてそういった世界では、見る目は厳しく、なかなか認めては
もらえないけれども、、、
でも、本当に素晴らしい演奏が出来た時は、もう、それはそれは
ものすごーーく、絶賛、そして尊敬されたりもするのです。
バレエの世界にずっといたので、、、
午後のあの、堅苦しい雰囲気にも普通に馴染んでいられる私ですが、、、
あれは、夫にはけっこう辛い世界のようでした。
私の声楽の発表会にはいつも来てくれる夫ですが、、、
彼はいつも、睡魔と闘ってます(笑)
人の脳というのは、自分のキャパを超えるものを詰め込もうとすると
眠ろうとしてしまうらしいですが、ああいったクラシック系の世界は、
興味のない人にとってはホント、睡眠薬以外の何ものでもないでしょうね。
どっちの世界が好き?と聞かれたら、以前の私だったら、断然午後の世界
なのですが。。。
年齢と共に、その堅苦しさを維持していることが出来なくなってきて
しまいました。
そして、昨日の自分を観察してみれば、、、
午前中の空気のほうが、なんだか楽しめていたことに気づいたりもして。
変わったなぁ、私。。。なんて思ったし、、、
またまた、歳を感じたりもして。
ゆるくなってしまったのねぇ、、、きっと。
良くも悪くも。
よく言えば、極端さが薄れ、バランスがとれてきた。。。
・・・とも言えます(笑)
少し前になってしまいましたが、渋谷のBunkamuraで『シャヴァンヌ展』を観てきました。
シャヴァンヌ展 水辺のアルカディア ビュヴィス・ド・シャヴァンヌの神話世界

19世紀フランスを代表する壁画家として知られるピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ
(1824-1898)は、フランスの主要建造物の記念碑的な壁画装飾を次々と手がけ、
また壁画以外の絵画においても才能を発揮し、数々の名作を残しました。
イタリアのフレスコ画を思わせる落ち着いた色調で描かれたそれらの作品は、
古来、桃源郷と謳われて来たアルカディアを彷彿とさせ、格調高い静謐な雰囲気を
湛えています。また、その含意に満ちた奥深い世界は、象徴主義の先駆的作例と
言われています。
古典的様式を維持しながら築き上げられたシャヴァンヌの斬新な芸術は、新しい世代の
画家にも大きな影響を与えただけでなく、日本近代洋画の展開にも深く寄与しました。
本展はこの巨匠を日本で初めて本格的に紹介する貴重な機会といえましょう。
(公式サイトより)
シャヴァンヌって、私は今まで全く知らなかったのですが、以前他の展覧会に
行った時に、シャヴァンヌ展のお知らせを見かけ、そのリーフレットに描かれていた
絵に、なんだかとても惹かれ、今回の展覧会に行ってみたくなりました。
その絵は、上の動画でも説明されていた、『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』
という絵でした。

『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』 1884年-89年頃
これ↓は、上の絵の一部。。。

シャヴァンヌって、ピカソとかゴッホとか、、、
いろいろな画家に影響を与えた人なのですって。
今回、彼の絵をいろいろ観て感じたのは、私は個人的には彼の絵に対して、
そこまで強烈な引力のようなものは、あまり感じなかったのですが。。。
では最初に観た時、なぜあんなに興味をひかれたのかな?と思ったら、
それはおそらく、リーフレットに書かれていた「神話世界」という言葉と、
あとは、「色使い」が原因だったのかもしれません。
アンリ・ル・シダネルとかモーリス・ドニの絵が私はとても好きなのですが、
そこに共通しているものって、「ほんわかとした温かさ」なんですね。
その「温かさ」は、実は色使いもとても関係しているのでは?なんて
私は思っていたりして。
それって、フランスの色使いなんです。フランスの伝統色。
シダネルもドニもフランス人画家なのですが、シャヴァンヌもフランス人なんですね。
パリで絵画修業する画家はたくさんいましたが、、、
そういう人達の色使いとは、微妙に何かが違うというか。。。
それを言葉で表すのは無理なんですが、しいて言えば、「匂い」。。。
みたいな?
本場フランスで生まれ育った人というのは、洋服とか食べ物とか、そして風景とか
空気の匂いとか、、、
その他いろいろ。。。
「フランスの香り」というものが、どこかに染み込んでいたりするものなのかなぁ?
なんて思います。

『幻想』 1866年

『瞑想』 1867年

『海辺の乙女たち』 1879年

『キリスト教の霊感』 1887-88年頃


19世紀フランスを代表する壁画家として知られるピエール・ピュヴィス・ド・シャヴァンヌ
(1824-1898)は、フランスの主要建造物の記念碑的な壁画装飾を次々と手がけ、
また壁画以外の絵画においても才能を発揮し、数々の名作を残しました。
イタリアのフレスコ画を思わせる落ち着いた色調で描かれたそれらの作品は、
古来、桃源郷と謳われて来たアルカディアを彷彿とさせ、格調高い静謐な雰囲気を
湛えています。また、その含意に満ちた奥深い世界は、象徴主義の先駆的作例と
言われています。
古典的様式を維持しながら築き上げられたシャヴァンヌの斬新な芸術は、新しい世代の
画家にも大きな影響を与えただけでなく、日本近代洋画の展開にも深く寄与しました。
本展はこの巨匠を日本で初めて本格的に紹介する貴重な機会といえましょう。
(公式サイトより)
シャヴァンヌって、私は今まで全く知らなかったのですが、以前他の展覧会に
行った時に、シャヴァンヌ展のお知らせを見かけ、そのリーフレットに描かれていた
絵に、なんだかとても惹かれ、今回の展覧会に行ってみたくなりました。
その絵は、上の動画でも説明されていた、『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』
という絵でした。

『諸芸術とミューズたちの集う聖なる森』 1884年-89年頃
これ↓は、上の絵の一部。。。

シャヴァンヌって、ピカソとかゴッホとか、、、
いろいろな画家に影響を与えた人なのですって。
今回、彼の絵をいろいろ観て感じたのは、私は個人的には彼の絵に対して、
そこまで強烈な引力のようなものは、あまり感じなかったのですが。。。
では最初に観た時、なぜあんなに興味をひかれたのかな?と思ったら、
それはおそらく、リーフレットに書かれていた「神話世界」という言葉と、
あとは、「色使い」が原因だったのかもしれません。
アンリ・ル・シダネルとかモーリス・ドニの絵が私はとても好きなのですが、
そこに共通しているものって、「ほんわかとした温かさ」なんですね。
その「温かさ」は、実は色使いもとても関係しているのでは?なんて
私は思っていたりして。
それって、フランスの色使いなんです。フランスの伝統色。
シダネルもドニもフランス人画家なのですが、シャヴァンヌもフランス人なんですね。
パリで絵画修業する画家はたくさんいましたが、、、
そういう人達の色使いとは、微妙に何かが違うというか。。。
それを言葉で表すのは無理なんですが、しいて言えば、「匂い」。。。
みたいな?
本場フランスで生まれ育った人というのは、洋服とか食べ物とか、そして風景とか
空気の匂いとか、、、
その他いろいろ。。。
「フランスの香り」というものが、どこかに染み込んでいたりするものなのかなぁ?
なんて思います。

『幻想』 1866年

『瞑想』 1867年

『海辺の乙女たち』 1879年

『キリスト教の霊感』 1887-88年頃
今日は時間もあったので、WMのホロスコープと少しにらめっこでも
してみようかと思っていました。
なので、占星術にはまっていた頃に買いこんだ本を、久しぶりに何冊か
ひっぱり出してきてパラパラとしていたら、すごいワクワクしている
自分を発見してしまいました。
やっぱり私って、こういうの、好きなのねぇ。。。と、、、
なんだか苦笑いしてしまいました。
占星術というものは、、、
勉強すればするほど、理解すればするほど、そのすごさが解ってくるものだと、
私は思っています。
なぜそう思うの?と聞かれても、それをすぐに簡潔には説明できないけど、
誰でも、一度ちゃんと使ってみれば、そのことが解るはずだと思っています。
だからこそ。。。なのですが、、、
占星術があまりに使える道具であるからこそ、それに頼ってしまいがちな
自分がいることにある日気づいて。。。
占星術を知る前に、無意識に使っていた、自分の感覚というか、察知能力というか、
観察眼というか、、、
・・・が、少し鈍りがちになっていたことに、ある日気づいたのです。
本能的なものというか、直観的なものというか、、、が衰えていく。。。
みたいなね。。。
なので、「ダメダメ、このまんまじゃ、どんどんそれが衰えてしまう~~」
という危機感を感じて、私は占星術を手放そうとある時思ったわけなのですが。。。
うーーん。。。
一度使い方を覚えてしまった便利な道具を手放すことって、本当に、
とっても難しいものなのだなぁ。。。と、しみじみ感じてしまいますねぇ(苦笑)
占星術は封印。。。
なんて極端なことはせずに、けれどもあまり依存しすぎないようにする。。。
そんな中庸な道を、これからは探していきたいものです。。。
目に見えないものを目に見えないもののまま、マインドではなくハートで理解する。。。
・・・ということが、どうしても苦手。。。という人もやっぱりいると思うのです。
そういう人は、「理論的」に「言葉」を使って説明された方が、解りやすい。。。
ということもありますよね。。。
そういった場合にこの、「占星術用語」という象徴言語は。。。
非常に、便利なものだと。。。
そう感じるのです。。。
先日、歌の発表会があった時に、そこで小さな女の子がピアノを弾いていました。
この曲です。。。
『アラベスク』。。。
ピアノの練習曲としては有名な曲ですよね。。。
その女の子が途中、つっかかり、つっかかりして頑張って弾いているのを観ていたら、
思い出したことがありました。
私の家の斜め前に住んでいた女の子がピアノを習っていて、週に一度、ピアノの
先生がその子のお家に来ていました。
そこからこの『アラベスク』がいつもいつも聴こえてきていたのですが、
子供の頃の私は、それを耳で聞いていただけで、なんとなく弾けてしまっていました。
あの頃は、、、
簡単な曲なら、聞いているだけで弾けてしまっていて、子供の頃はそれが
全然大変でもなく、普通のことだと思っていました。
なので、発表会のあの女の子の苦労ぶりを観ていたら、、、
子供の頃って逆に、「習った」ほうが、弾けなくなってしまったりすることも
あったりして?なんて。。。
そんな風にも思ったりしてね。。。
ある時遊びに行った従姉妹の家に、エレクトーンがあったので弾かせてもらいました。
その頃は、高校も卒業した、10代の終わり頃だったと思います。
中学生くらいになったら、ピアノの鍵盤に触る機会なんてめったになかったので、
ものすごく久しぶりでした。
その時、愕然としたのですが、、、
全く弾けなかったのです。
子供の頃は、ピアノを習ってなくても普通にピアノが弾けたのに、、、
そのつもりで弾こうと思ったら、指が全然動かないし、勘も働かなってしまっていて
音ははずしまくるしで。。。
ワンフレーズまともに弾くのに、どれだけかかってるの?という感じに
なってしまっていました。
昔あれだけ簡単に弾けていた『アラベスク』も、全然弾けなくなっていて、
本当に、びっくりでした。。。
なんだか、、、
子供の頃は出来たのに、大人になると出来なくなってしまったことって
たくさんありますよね。。。
私の場合は、ピアノもそうですが、絵とかも、今では描きたくても全然
描けなくて困ってます。
子供の頃は絵を描くことも本当に大好きで、毎日毎日、しょっちゅう
いろんな絵を描いていました。
だから今でもお店で、クレヨン、色鉛筆、絵の具なんかのいろんな色がズラッと
並んでいたりするのを見ると、ワクワクしちゃってしかたない。。。
でもね。。。
今では、当時の創造性の欠片もないというか。。。^^;
真っ白い画用紙の前で、何も浮かばずに呆然と立ち尽くしてしまいます^^;;;
子供の頃って、大人から見たら「すごい!!」と思ってしまうようなことを、
案外スラスラとやってしまっていたのではないのかなぁ。。。なんて思います。
どんな人でも。。。
私の場合は、環境の影響もありピアノとか絵とかでしたが、、、
そのあたりは、人それぞれ、個性によって出てくるものは違うと思います。。。
頭も身体も、、、ものすごく柔軟だしね。。。子供は。。。
成長と同時に、、、学校でお勉強を始めると同時に、、、
そういう才能が、どんどんしぼんでいくような気がしなくもありません。。。
中には、例外な子もいますけど。天才と呼ばれるような子。。。
でもなんだか、、、
受験とかなんてまさに、、、それを閉ざすためにあるような気がしてしかたない(苦笑)
そんなこんなで、、、
占星術も、使えば使うほど、その「何か」が閉ざされていくような気がしてね。。。
でももう、一度知ってしまったものを、自分の中から完全に削除してしまうことは
出来ないのですし、天使から人間、そして人間から真の人間へと進化していくように、、、
便利な道具を手にしつつ、一度失くした翼を、また新たに創造すればいいのだと。。。
そんな風に思った今日この頃です。。。
ホロスコープ研究しようと思ったのに、、、
こんなことを考えていたら、時間が過ぎていってしまいました(笑)
してみようかと思っていました。
なので、占星術にはまっていた頃に買いこんだ本を、久しぶりに何冊か
ひっぱり出してきてパラパラとしていたら、すごいワクワクしている
自分を発見してしまいました。
やっぱり私って、こういうの、好きなのねぇ。。。と、、、
なんだか苦笑いしてしまいました。
占星術というものは、、、
勉強すればするほど、理解すればするほど、そのすごさが解ってくるものだと、
私は思っています。
なぜそう思うの?と聞かれても、それをすぐに簡潔には説明できないけど、
誰でも、一度ちゃんと使ってみれば、そのことが解るはずだと思っています。
だからこそ。。。なのですが、、、
占星術があまりに使える道具であるからこそ、それに頼ってしまいがちな
自分がいることにある日気づいて。。。
占星術を知る前に、無意識に使っていた、自分の感覚というか、察知能力というか、
観察眼というか、、、
・・・が、少し鈍りがちになっていたことに、ある日気づいたのです。
本能的なものというか、直観的なものというか、、、が衰えていく。。。
みたいなね。。。
なので、「ダメダメ、このまんまじゃ、どんどんそれが衰えてしまう~~」
という危機感を感じて、私は占星術を手放そうとある時思ったわけなのですが。。。
うーーん。。。
一度使い方を覚えてしまった便利な道具を手放すことって、本当に、
とっても難しいものなのだなぁ。。。と、しみじみ感じてしまいますねぇ(苦笑)
占星術は封印。。。
なんて極端なことはせずに、けれどもあまり依存しすぎないようにする。。。
そんな中庸な道を、これからは探していきたいものです。。。
目に見えないものを目に見えないもののまま、マインドではなくハートで理解する。。。
・・・ということが、どうしても苦手。。。という人もやっぱりいると思うのです。
そういう人は、「理論的」に「言葉」を使って説明された方が、解りやすい。。。
ということもありますよね。。。
そういった場合にこの、「占星術用語」という象徴言語は。。。
非常に、便利なものだと。。。
そう感じるのです。。。
先日、歌の発表会があった時に、そこで小さな女の子がピアノを弾いていました。
この曲です。。。
『アラベスク』。。。
ピアノの練習曲としては有名な曲ですよね。。。
その女の子が途中、つっかかり、つっかかりして頑張って弾いているのを観ていたら、
思い出したことがありました。
私の家の斜め前に住んでいた女の子がピアノを習っていて、週に一度、ピアノの
先生がその子のお家に来ていました。
そこからこの『アラベスク』がいつもいつも聴こえてきていたのですが、
子供の頃の私は、それを耳で聞いていただけで、なんとなく弾けてしまっていました。
あの頃は、、、
簡単な曲なら、聞いているだけで弾けてしまっていて、子供の頃はそれが
全然大変でもなく、普通のことだと思っていました。
なので、発表会のあの女の子の苦労ぶりを観ていたら、、、
子供の頃って逆に、「習った」ほうが、弾けなくなってしまったりすることも
あったりして?なんて。。。
そんな風にも思ったりしてね。。。
ある時遊びに行った従姉妹の家に、エレクトーンがあったので弾かせてもらいました。
その頃は、高校も卒業した、10代の終わり頃だったと思います。
中学生くらいになったら、ピアノの鍵盤に触る機会なんてめったになかったので、
ものすごく久しぶりでした。
その時、愕然としたのですが、、、
全く弾けなかったのです。
子供の頃は、ピアノを習ってなくても普通にピアノが弾けたのに、、、
そのつもりで弾こうと思ったら、指が全然動かないし、勘も働かなってしまっていて
音ははずしまくるしで。。。
ワンフレーズまともに弾くのに、どれだけかかってるの?という感じに
なってしまっていました。
昔あれだけ簡単に弾けていた『アラベスク』も、全然弾けなくなっていて、
本当に、びっくりでした。。。
なんだか、、、
子供の頃は出来たのに、大人になると出来なくなってしまったことって
たくさんありますよね。。。
私の場合は、ピアノもそうですが、絵とかも、今では描きたくても全然
描けなくて困ってます。
子供の頃は絵を描くことも本当に大好きで、毎日毎日、しょっちゅう
いろんな絵を描いていました。
だから今でもお店で、クレヨン、色鉛筆、絵の具なんかのいろんな色がズラッと
並んでいたりするのを見ると、ワクワクしちゃってしかたない。。。
でもね。。。
今では、当時の創造性の欠片もないというか。。。^^;
真っ白い画用紙の前で、何も浮かばずに呆然と立ち尽くしてしまいます^^;;;
子供の頃って、大人から見たら「すごい!!」と思ってしまうようなことを、
案外スラスラとやってしまっていたのではないのかなぁ。。。なんて思います。
どんな人でも。。。
私の場合は、環境の影響もありピアノとか絵とかでしたが、、、
そのあたりは、人それぞれ、個性によって出てくるものは違うと思います。。。
頭も身体も、、、ものすごく柔軟だしね。。。子供は。。。
成長と同時に、、、学校でお勉強を始めると同時に、、、
そういう才能が、どんどんしぼんでいくような気がしなくもありません。。。
中には、例外な子もいますけど。天才と呼ばれるような子。。。
でもなんだか、、、
受験とかなんてまさに、、、それを閉ざすためにあるような気がしてしかたない(苦笑)
そんなこんなで、、、
占星術も、使えば使うほど、その「何か」が閉ざされていくような気がしてね。。。
でももう、一度知ってしまったものを、自分の中から完全に削除してしまうことは
出来ないのですし、天使から人間、そして人間から真の人間へと進化していくように、、、
便利な道具を手にしつつ、一度失くした翼を、また新たに創造すればいいのだと。。。
そんな風に思った今日この頃です。。。
ホロスコープ研究しようと思ったのに、、、
こんなことを考えていたら、時間が過ぎていってしまいました(笑)

先日、お友達に、、、
「旦那さんは目覚めているの?」
・・・と、聞かれ、私はその時、
「彼は目覚めてないよ。」
・・・と答えました。
なぜなら、そのお友達が私に聞きたかったことは、、、
「彼は、覚醒の(神秘)体験をしているの?」
という意味だと感じましたので、それだったら、答えは「NO」だからです。
けれども、、、
違った意味でなら、私は夫は、目覚めていると。。。
そう思っていたりします。
私自身は、10代の時にそういった体験をしました。。。
それを体験したということを、「覚醒」と呼ぶのであれば、、、
私は、10代で覚醒しました。。。
ということが出来ます。
・・・が、私は、あの体験をしただけで「私、覚醒してるんです^^」
なんてことは、とても言えません。
なぜなら、、、
あの体験は、「キッカケ」にしか過ぎなかったからです。
そしてあの体験を「単なるキッカケ」だとハッキリと言っているのは、、、
今のところ、ウイングメーカーくらいしか見当たりません。
覚醒の体験をしていなくても。。。
目覚めている人達はいます。。。
それは、、、
震災が起こった時の、被災地の方々の行動を見ていて、、、
しみじみ感じました。。。
全員がそうだとは言いませんけれども、、、
お話を聞きながら、「あぁ、悟られているんだなぁ。」と。。。
そう感じた場面も多かったです。
特にスピリチュアル的な知識が何もなくても、、、
その人生の中で彼らは、、、悟ってこられたのだろうと思います。
人間はもともとは、、、
その深いところでは知っているのですから。。。
彼らは日々の生活の中で、、、
その部分を活性化させてきたのだなぁ。。。と、そう感じました。
経験、、、というものがなければ、、、
それは、神秘体験というだけの意味ではなくて、普通の体験も含みますが、
経験がなければ、深まっては行きません。。。決して。。。
ただ本やネットやワークショップなどで、知識だけは増えていったとしても、、、
山に籠って修行して、ニルヴァーナの体験をしたとしても。。。
それでも、真に目覚めていない人はたくさんいます。。。
「実践」が足りていないからです。。。
ではその「実践」とは、どこで行うのかと聞かれたら、、、
私はやはり、、、「日々の生活の中です」と答えると思います。
震災のような、ああいった異常な状況が起きた時、その人がどんな行動を
とるのかというのを観察していれば、その人が本当に目覚めているのか、
そうでないのかは解ります。
その人が普段、、、どんなに素晴らしいことを言っていようとも。。。
口だけでは、誰でも、なんとでも言えます。
聖書を三日読めば、イエスと同じことが言える。
仏典を三日読めば、仏陀と同じことが言える。
でも、いざとなった時は、、、
言っていたことと、実際の行動がまったく伴わない。
ニルヴァーナの経験をしたとしても、、、
現世を軽視しているようでは、それは本当の悟りではない。。。
私にはそう映る。。。
スピリチュアルな世界の知識とは、、、
現実逃避をする弱い自分を正当化するためにあるのではない。。。
今、この瞬間に目の前に起こる現実を、、、
それは、どんな現実であろうとも、
「今って、なんて貴重なものなんだ。。。」
・・・と、心底感動し、常に幸せな気持ちで今を生きられるように
なるためのもの。。。
私は、そんな風に思っています。。。
私がずっと、インドを避けてきたのは、、、
そういうことでした。
インドの精神世界は、そっちの目覚めばかりに集中しすぎていて、、、
この現世で生きる。。。ということを、軽視しすぎだと。。。
そう感じてきていたからです。。。
もちろん、、、
私自身も、どこかの人生では、インドあたりで必死でそっちを目指していた
こともあったのでしょうけれども(笑)
そんなわけで、、、
その視点から見ると、夫はもうすでに、目覚めている人だと思います。。。
ただ、、、
ウイングメーカーで言うところの「サヴァリン・インテグラル」の意識に
到達するためには、、、
やはり、特殊な体験も必要なのだろうとは思います。。。
ただし、、、
グランド・ポータルが起これば、どんな人でも自動的に、「それ」は
起こってしまうのでしょうけれども。。。
断言はできませんが、、、
私は個人的には、いつの日か、そういった日がくるのだろうと信じています。
だとしたら、今、私たちがエネルギーを注ぐものは、、、
悟りを目指して山に籠ることではなくて、エゴ・パーソナリティの浄化をして、
魂をそのまま映し出せる器にしておくこと。。。
その方がなんだか、有効的に感じる今日この頃です。。。
ハートの美徳の実践。。。ですね。。。

※画像はNBSサイトより
昨日3月23日、上野の東京文化会館でパリ・オペラ座の『椿姫』の舞台を観てきました。
一言で言うと、ものすごく感動した、ものすごく素晴らしい舞台でした。
『椿姫』は、物語はアレクサンドル・デュマ・フィスの(原題は『椿の貴婦人』)。
振付はノイマイヤーで、音楽はショパンです。
子供の頃からバレエ大好きでしたが、私はずっと、古典派、ロシア派でした。
そんな私の価値観を一変させたものが、このオペラ座の『椿姫』でした。
テレビでたまたま、この舞台を観た時、、、
それはもう、「感動」という一言では済ませられない程の、強烈な「しびれ」の
ようなものを感じ、、、
番組が終わった後も、しばらくは呆然と動けなかったことを、今でも覚えています。
その時放送されていた舞台は、DVDにもなっている、これでした。
![]() | パリ・オペラ座バレエ 「椿姫」 [DVD] (2010/06/23) パリ・オペラ座バレエ団 商品詳細を見る |
マルグリット役は、アニエス・ルテステュ、アルマン役はステファン・ビュリオン。
その他にも、ドロテ・ジルベールとかカール・パケット、そしてジョゼ・マルティネスとか。。。
脇を固めるダンサー達も、豪華絢爛。。。
この舞台、本来はアルマン役をエルヴェ・モローが務める予定だったのだそうですが、
怪我により降板。急遽、ステファンがその代役を務めることになったのだそうです。
・・・が、私にとってはそれが、ハマリ役でした。
ステファンのアルマンが、私の中のイメージと、見事に合致し。。。
で、それ以来、彼の大ファンにもなりました(笑)
アニエスとステファンのコンビは、昨年のオペラ座の来日講演、『天井桟敷の人々』で
一度、観ていました。
でも今回、あの『椿姫』を生で観れる!!!!となった時、、、
私はやっぱり、彼らの舞台を選んでしまいました。
他の組は、イザベル・シアラヴォラとマチュー・ガニオ、オーレリ・デュポンと
エルヴェ・モローがあり。。。
「どれも全部観たい~~~~~~~!!!!!」
・・・って(笑)
本音としてはそうでしたが、何せバレエはお高い(涙)
どうしても一組に絞らないと。。。と思ったら、やはり、アニエスとステファンのを
選んでしまいました。
しかも。。。
アニエスは、本場フランスでは既に、アデュー公演(引退公演)を済ませていますし、
彼女の全幕が観れるなんて、もしかしたらもう、これが最後かもしれないと思ったら、
尚更でした。
フランスでのアデューでも、彼女はこの、『椿姫』を踊られたのでしたよね。確か。
さて。。。
肝心の昨日の舞台ですが。。。
もうしょっぱなのシーンから、私は泣きそうになりました。
あの、無音の中で進められる、マルグリットの遺品の競売のシーンから。。。
『西の魔女が死んだ』の映画の試写会に行った時も、そうでした。。。
しょっぱなから泣きました、私(笑)
前もって、ストーリーが解っていると、、、
なんでもない場所から既に、感無量になってしまうものなのですよね。
昨日のそのシーン、、、
周りからもすすり泣く声が聞こえてきていたので、みんな同じですね。
そして、音楽が始まった時。。。
「あぁ。。。素晴らしい。。。」と。。。
そこでもまた、こみあげてくるものがありました。。。
生オーケストラで音楽を聴くことは慣れていたはずなのに。。。
やっぱり、ショパンは違います。
あの、胸にグッとくるもの。。。
「哀愁」のようなもの。。。
この『椿姫』の舞台を、あそこまで余韻の残る感動で包み込んでしまうものに
している要因のひとつは、やはり、ショパンの音楽にあると思います。
昨日、ピアノを弾いていらっしゃった方のおひとりが、
フレデリック・ヴィセ=クニッテルさんという方で、、、
この方はたしか、DVDでも弾いていらっしゃる方だったと思うのですが、
彼は、ポーランド出身なんですって。
あんなに音楽が胸に響いてきたのは、そのせいもあるのかなぁ。。。
なんて思いましたよ。。。
娘がピアノを習っていた時に言っていましたが、、、
ショパンの音は、ポーランドの人が弾くのが、一番味が出る。。。
・・・って言われているのだそうです。
それを聞いて、ものすごく納得した記憶があります。
昔、何の知識もなかった頃、YouTubeでショパン聞き比べを延々していた時が
あったのですが、その時私が一番素晴らしい!!と感じた人も、ポーランド人でした。
ルービンシュタイン。
その人が、ショパンの大家と言われている人だと知ったのは、その後だったのですが、
なるほどなぁ。。。と思いました。
ポーランド人の血。。。DNA。。。
その中に、何かがあるのかもしれませんね。。。
そんな素晴らしい音楽に彩られ、衣裳もさすがにオペラ座だけあって、
ものすごくセンスがいいし美しいし。。。
そして、ノイマイヤーの振付って、じっと見ているとものすごく複雑だなぁ。。。と、
いつも思います。
難しいリフトも多くて、すごく大変そう。。。

けれども、そういった複雑な動きの連続であっても、全く流れが止まることなく、
本当に自然に踊っているアニエスとステファンの技術の素晴らしさにも感動です。
昨日は二階の最前列という、とても素晴らしい位置から観ることが出来たのですが、
でもやはり少し遠くて。。。
オペラグラスを持っていかなかったのが、心残りです。
アニエスの表現するマルグリットの表情が、、、大好きなので。。。
これに関しては、家に帰ってから、DVDで確認しながら妄想にふけってしまいました(笑)
ステファンの踊りは、DVDの頃よりもはるかに成長され、洗練されていて、、、
動きがものすごくなめらかになっていました。
でもね。。。
私はDVDの中でチラリと見える、彼のあのぎこちなさが、、、
実は、結構好きだったりしました。
高級娼婦マルグリットに、純粋に恋をする、ピュアな青年。。。という。。。
そんなイメージに見事にあっていたような気がして。
昨日の彼のアルマンは、当時のアルマンよりも、心に余裕のあるアルマンのように
見えました。

マチュー・ガニオや、エルヴェ・モローのアルマンも、いろいろなところで
絶賛されていますので、ぜひ観たい気もしますが。。。
もしもう一度、『椿姫』を観れる機会があったとしても。。。
私はやっぱり、ステファンのを観てしまうのだろうなぁ。。。
それほど、大好きなのでした。

舞台しょっぱなから泣けてきたので、最後はどうなることやら。。。と
思っていましたが、涙で目がかすむくらいで、初めて観た時のように、
号泣することはありませんでした。
あの時は、しゃくりあげるほど泣いたので(笑)
さすがにそれは、ホールでやるのは恥ずかしいかと^^;
そして、最後の舞台挨拶や、カーテンコールの時に、その涙はすっかり乾き、
とても楽しく、幸せな気分に包まれました。
大拍手、そしてブラヴォーの嵐。。。
また、アニエス最後の舞台ということもあり、「さようなら、see you again」の
横断幕が降りたり、キラキラの紙吹雪が舞ったり。。。
最後の最後は、舞台上のダンサー達、会場のお客さん達。。。
みんなが手を振って、別れを惜しみました。
いつも最後に、会場で感じることのできるあの「一体感」が、、、
本当に、大好き。。。
美味しいものを食べれば食べるほど、舌が肥えていくように。。。
素晴らしいものを観れば観るほど、目も肥えていく。。。
肥えるというのは、、、
良くも悪くもあるなぁ。。。とは思うけど。
でも、その肥えてしまった目を、本当に満足させてくれる舞台というものに、、、
久しぶりで出会えたような気がしました。。。
やっぱり。。。
本物は違う。。。
世界の頂点に立つ人たちはすごい。。。
本当に、素晴らしかったです。。。
あと数時間で、新月になりますね。
牡羊座の新月です。
「ザ・スタート」という感じがしますね。
4月1日からは、2014年度が始まりますし、ついでに消費税も上がりますし。。。
なんとなく、流れというかエネルギーというか、、、
「何か」が変わるような気がしていたりします。。。
その変化直前の今、、、
我が家の外は大荒れのお天気です。。。
この嵐がおさまり空が晴れた時、、、何かが始まるのかな?
これからちょっと、、、
いろいろと忙しくなりそうです。
楽しい忙しさだけど^^
5月にはまた、お台場のビッグサイトで行われるデザイン・フェスタで
ダンス・ショーに出演します。
今度踊るのは、ベリネシアン。。。
次回は、南国ムードたっぷりで踊ります。
そして6月には声楽の発表会があります。。。
次もまた、『鏡天花』を歌うことになっているのですが、、、
前回と違い、今度はちゃんとドレスを着て、大きなホールで歌います。
この歌は、人前で歌うのはこれで二度目ということもあり。。。
気持ち的に少し余裕あり。。。
そして、7月にはボイトレ教室のライヴもあります。。。
これも、先日プチ発表会が終わったばかりなので、なんとなくまだ
気持ちが乗らないのですが、でも、歌う予定の曲は早めに教えてね。と
先生に言われているので、もうそろそろ決めないと。。。
発表会ではいつも、サラ・ブライトマンの歌を。。。と、そう思っていたけれど、
昨日久々に娘と一緒にカラオケに行ったら、気が変わりました(笑)
私ってホント、、、コロコロ気が変わるなぁ。。。と、
自分でも思います(苦笑)
最近ではほとんど、、、
その場のノリで生きています(笑)
7月のライヴは、生バンド演奏です。。。
予定では、サラ・ブライトマンの『ハーレム』を、ジル(プチシンバル)を持って
ベリーダンスを踊りながら歌おうかと思っていたのですが、、、
エレキギターとか普通のドラムなどのバンド演奏だと、、、
ちょっと、イメージが変わってしまいそうな気がして。。。
かと言って、「ドラムはダラブッカでお願いしますね^^」なんて言えるわけないですし(笑)
だったら、、、逆に、サラの歌はカラオケを使う発表会の時のほうがいいかなぁ。。。と。
そんな気がしました。
7月の時はもっと、バンドを活かせるような歌のほうがいいかも。。。と。
バンドっぽい曲と言っても、、、
若い頃に歌っていたような曲は、今の私が歌うとちょっとイタイ気もして^^;
そして今は、昔と違って「真剣に訴えたい気持ち」とか「ロック魂」、「反骨精神」
みたいなものが薄くなってしまって、ずいぶんと丸くなってしまったので。。。
そんな気持ちで、バリバリのロックを歌っても、、、
多分、ちぐはぐになってしまうでしょうから。。。
ボイトレを始めてから、坂本真綾ちゃんの歌は全く歌っていませんでした。。。
彼女の歌は、、、私には、すごいラクラクに歌えてしまうのです。。。
声があってるのか?歌い慣れているからなのか?
でも何と言うか、、、
彼女の歌の持っている世界観とかね。。。
やっぱり好きなのだと思います。私は。。。
昨日のカラオケで、ものすごーーく久しぶりに歌ってみたら、、、
スッと感情が入っていけるというか、、、なんか、気持ちいいなぁ。。。と。。。
改めて思いました。。。
だから次回のライヴの時は、、、
真綾ちゃんにしようかなぁ。。。なんて思い始めた今日この頃。。。
ただ、、、
どの歌にするのか。。。
それがまた、悩むのだけど(笑)
牡羊座の新月です。
「ザ・スタート」という感じがしますね。
4月1日からは、2014年度が始まりますし、ついでに消費税も上がりますし。。。
なんとなく、流れというかエネルギーというか、、、
「何か」が変わるような気がしていたりします。。。
その変化直前の今、、、
我が家の外は大荒れのお天気です。。。
この嵐がおさまり空が晴れた時、、、何かが始まるのかな?
これからちょっと、、、
いろいろと忙しくなりそうです。
楽しい忙しさだけど^^
5月にはまた、お台場のビッグサイトで行われるデザイン・フェスタで
ダンス・ショーに出演します。
今度踊るのは、ベリネシアン。。。
次回は、南国ムードたっぷりで踊ります。
そして6月には声楽の発表会があります。。。
次もまた、『鏡天花』を歌うことになっているのですが、、、
前回と違い、今度はちゃんとドレスを着て、大きなホールで歌います。
この歌は、人前で歌うのはこれで二度目ということもあり。。。
気持ち的に少し余裕あり。。。
そして、7月にはボイトレ教室のライヴもあります。。。
これも、先日プチ発表会が終わったばかりなので、なんとなくまだ
気持ちが乗らないのですが、でも、歌う予定の曲は早めに教えてね。と
先生に言われているので、もうそろそろ決めないと。。。
発表会ではいつも、サラ・ブライトマンの歌を。。。と、そう思っていたけれど、
昨日久々に娘と一緒にカラオケに行ったら、気が変わりました(笑)
私ってホント、、、コロコロ気が変わるなぁ。。。と、
自分でも思います(苦笑)
最近ではほとんど、、、
その場のノリで生きています(笑)
7月のライヴは、生バンド演奏です。。。
予定では、サラ・ブライトマンの『ハーレム』を、ジル(プチシンバル)を持って
ベリーダンスを踊りながら歌おうかと思っていたのですが、、、
エレキギターとか普通のドラムなどのバンド演奏だと、、、
ちょっと、イメージが変わってしまいそうな気がして。。。
かと言って、「ドラムはダラブッカでお願いしますね^^」なんて言えるわけないですし(笑)
だったら、、、逆に、サラの歌はカラオケを使う発表会の時のほうがいいかなぁ。。。と。
そんな気がしました。
7月の時はもっと、バンドを活かせるような歌のほうがいいかも。。。と。
バンドっぽい曲と言っても、、、
若い頃に歌っていたような曲は、今の私が歌うとちょっとイタイ気もして^^;
そして今は、昔と違って「真剣に訴えたい気持ち」とか「ロック魂」、「反骨精神」
みたいなものが薄くなってしまって、ずいぶんと丸くなってしまったので。。。
そんな気持ちで、バリバリのロックを歌っても、、、
多分、ちぐはぐになってしまうでしょうから。。。
ボイトレを始めてから、坂本真綾ちゃんの歌は全く歌っていませんでした。。。
彼女の歌は、、、私には、すごいラクラクに歌えてしまうのです。。。
声があってるのか?歌い慣れているからなのか?
でも何と言うか、、、
彼女の歌の持っている世界観とかね。。。
やっぱり好きなのだと思います。私は。。。
昨日のカラオケで、ものすごーーく久しぶりに歌ってみたら、、、
スッと感情が入っていけるというか、、、なんか、気持ちいいなぁ。。。と。。。
改めて思いました。。。
だから次回のライヴの時は、、、
真綾ちゃんにしようかなぁ。。。なんて思い始めた今日この頃。。。
ただ、、、
どの歌にするのか。。。
それがまた、悩むのだけど(笑)
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