スポンサーサイト

 --,-- --:--
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

スケルトン・キー

 30,2011 23:15
 
スケルトン・キー [DVD]スケルトン・キー [DVD]
(2012/05/09)
ケイト・ハドソン、ジーナ・ローランズ 他

商品詳細を見る



 急に、、、わけもなく怖い映画が観たくなる時があります。。。
 滅多にないのですけれど。。。

 今回もそんな感じになって、たまたま目についたこんなのを
 借りてみました。。。


 ホラーは、人が変な形で死んだり血が出たりするのがよく
 ありますけれども。。。
 私は、ああいうのは大の苦手。。。
 最近ではそういったものを観ると、ただ嫌な気分になるだけで
 なく、真面目に具合が悪くなってしまうようになりました。


 そういったスプラッターものではなくて、心理的に怖いものは、
 意外と好きです。。。

 この映画は、、、
 そういう意味では、かなり「当たり」でした。。。

 
 ルイジアナ州の古い荘園に住む老夫婦のもとで、住み込みの
 介護士として働くことになったキャロライン。

 重病の父親を看病もできず亡くした彼女は、それを埋め合わせる
 かのように、脳卒中のため口もきけず、身体も動かせないまま
 余命1ケ月という家の主人、ベンの世話をはじめる。

 そんな彼女に、女主人のヴァイオレットは、すべての部屋を
 開けることができるスケルトン・キーを預ける。キャロラインは
 30余りある部屋を自由に行き来できるようになるが、どの部屋も
 何十年も昔のままの状態で、鏡が取り外されていることを不審に思う。

 やがて、屋根裏から聞こえてくる妙な物音に気付いた彼女は、
 預かったキーでも開けられない部屋がひとつだけあることを知った。
 それは、屋敷の忌わしい過去の秘密、殺された黒人奴隷の夫婦が
 呪術を行っていたという禁断の部屋だった・・・。

 (アマゾンサイトより転載)



 ベンの役を、ジョン・ハートが演じていました。

 彼は、子供の時に「エレファントマン」という映画を
 観て以来、、、私の中ではなぜか特別な存在となった
 俳優さんです。。。

 余談ですが、あの映画にはアンソニー・ホプキンスも出て
 いたのですが、当時の私にはあまり印象に残りませんでした。。。


 映画の内容は、、、というと。。。
 つまらなくはないけれども、特に面白いというわけでもない。。。
 誰と誰が物語の悪役なのか、なんとなく序盤から想像がついて
 しまうので、結末がなんとなく予想できる。。。

 だからきっとこの映画も、またすぐに忘れてしまうのだろうな。。。
 なんてね。。。

 そんな印象を持ちながら観ていたのですが、最後の大どんでん返しが
 起きた時、、、一気にゾゾ~~っと、寒気がやってきました。

 そして、今までの映画の流れが頭の中に走馬灯のように蘇り、、、

 「そういうことだったの。。。」

 ・・・と、なんとも言えない気分になる。。。

 さっきまで何気なく観ていたシーンが、頭の中で、
 ものすごく怖いシーンとして塗り替えられていく。。。

 きっと。。。
 忘れられない映画になるのだろうな。。。と、印象が変わった。。。


 こちらのサイトに、内容についてとても詳しく書かれていました。。。
 ただ、どんでん返しの結末についても書かれているようなので、
 知りたくない場合は、読まないほうがよいかもしれません。。。

 
 スケルトン・キーについて(ネタバレも含む)


 なんだかこの頃。。。

 アフリカづいている?
 黒人奴隷達のことを考える機会が増えてる?

 昨日の「黒い乳母」の歌の歌詞ではないですが、、、
 この映画の中でも、白人の主人にこきつかわれる黒人召使い達が
 物語の主要な軸を占めていたので。。。

 つい、そんな気分になってしまいました。。。


 魔女について興味を持っていた頃。。。
 私がどうしてもその世界にもう一歩踏み込んでいこうという
 気持ちになれなかった理由は、そこから感じる「黒い」部分に
 どうしてもなじめなかった。。。ということもありました。

 映画でもスプラッターものを見ると、頭痛がしたりして本当に
 具合が悪くなってしまうと書きましたが、それがなぜかと
 言うと、きっと。。。

 そこに、人間のおぞましい部分。。。
 狂気の部分を感じてしまうからなのかもしれません。。。

 こういった目を背けたくなる部分は、誰でも心の奥底に
 持っているものだと思うし、例外なく、私にだってある
 部分だと思っているのですが、それを強調して見せられると、
 私は本当に、、、胸が苦しくなってきて吐き気がしてきてしまうの。。。

 昔はそんなことなかったのですが、、、
 最近は、もうダメです。。。


 魔女たちもそうですが、黒人たちにも、悲しい過去がありますね。。。
 虐げられ、何も悪いことをしていないのに、ひどい目にあわされ。。。

 そういう目に合わされたとき、、、
 その相手を呪いたい。。。復讐してやりたい、と思ってしまう気持ちは、
 とてもよく解ります。。。

 だから、、、
 そういう行為を非難することは出来ませんし、非難するつもりも
 ないのだけど。。。
 でも、、、私はもう、イヤなのです。。。
 生理的に受けつけられないの。。。 


 そこにずっといたら。。。
 結局、本人も苦しいでしょうに。。。と、そう思うのでした。。。


 この映画の中に、「フードゥー」というものが出てきました。。。

 アフリカのブードゥー教は宗教で、古代アフリカの頃から
 伝わっている伝統的なものですが、フードゥーというのは
 それとは少し違って、呪術専門みたいです。。。

 ニューオリンズの黒人達の間で、ブードゥーが形を変えて
 発達していったものらしいです。
 
 そのことについても、上でリンクしたサイトに詳しく載っていました。。。


 呪術。。。
 以前、ジェームズ・フレーザーの「金枝篇」を読んだ時に
 しみじみ感じたことですが、、、

 呪術というものは、ある「法則」さえ知ってしまえば、
 それは誰でも使用可能なのだと思っています。。。

 古代の人はその法則を知っていて、それを「幸せに生きる」と
 いう目的のために役立てていたように感じますが、歴史の中、
 様々な辛い出来事があって、人の心が傷つけられ歪んで
 しまった時、それを使う「目的」がずれてしまって。。。

 その使用目的がずれると。。。
 こういう映画のような恐ろしいことも起こってしまうのでは?

 ・・・と。。。
 そんなことを思ったりもしました。。。 


 そして、映画の中では、こんな風に言っていました。

 「フードゥーは、信じなければ全く効果はない。」

 きっと。。。
 そういうことなのでしょうね。。。呪術というものは。。。

 人間の意識について、、、
 科学的に解明されていった暁には、呪術の秘密も、
 一般的に広く明らかになるかもしれませんね。。。


 それにしても。。。
 映画の中で流れる「いけにえの呪文」のレコードの響き。。。

 それがなんだか、ものすごく怖かったです。。。


 

Comment - 0

Latest Posts - -

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。