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アトランティスの記憶Ⅵ

 12,2011 15:01
 それからしばらく経ったころ、、、
 Lunaが自分の故郷に戻ることになりました。
 緑の国の王と例の兄弟子も、彼女に同行することになりました。

 その頃すでに、アトランティス全体に不穏な空気が漂い始めていたようです。

 でもこの時点でそれに気づいていた人は、マスターである王達を含め、
 ごくごく少数の人達でした。

 この時点では、Lunaはまだそれに、気づいていませんでした。

 緑の国は、いまだに平穏そのものでしたが、中枢である水の国では
 これから起こることに対する準備についての話し合いが始まっていました。

 なので、7つの国からそれぞれの王が、水の国に集結することになって
 いたようです。


 Luna達一行は、水の国に行く前に一度船で島へ渡り、2頭の白い
 ライオン像がその入口を守る、水の神殿へ参拝にいきました。

 この白いライオン像は、アトランティスではあちらこちらで目に
 することが出来ます。

 ライオンは。。。「守護者」の象徴。。。

 その白いライオンを2頭、向かい合わせに配置する事で、そこに
 「結界」を張る事が出来ました。

 そしてお城や大神殿など重要な場所の入口には、必ず2頭の白い
 ライオン像を置いて、中を守っていました。。。

 アトランティスには、物質的なレベルの邪悪、、、というものは
 少なかったのですが、違う次元の邪悪からそこを守る必要がありました。

 それは想念とか思念、テレパシー的なものです。

 そういった粗雑な波動がそこに入り込み、神殿内の精妙な波動を
 乱さないように、ライオン像がそこに置かれていました。


 lion.jpg


 何年かぶりに、故郷に戻ってきたLuna。。。

 水の国はいわば、アトランティスの首都です。。。
 そこには、大きなお城や重要な神殿がたくさんあり、道も綺麗に
 整備されていました。。。白い道です。。。
 そして、街のいたる所に、池や噴水がありました。
 

 彼女達を出迎えてくれたのは、水の国の王と縁が深いMという男性でした。
 彼は、緑の国には何度か来ていた事もあったようで、王や兄弟子達とも
 顔見知りでした。

 Lunaも、彼のことはよく知っていました。
 緑の国に旅立つ前、よく遊んでいた人だったからです。

 彼女は、公式の場では頭に薄いヴェールをかけ、顔を隠していることが
 多かったようです。
 これは彼女に限ったことではなく、当時の巫女達の習慣でした。

 当時の人達は、古代のギリシャ人のようなチュニックのようなものを
 着ていることが多かったのですが、巫女たちは、その先に石のついた
 腰紐を巻いていました。

 身につける紐の色や石の種類は、巫女自身のエレメントによって
 異なっていたようです。

 各自が自分の波動を高めてくれるようなパワーを持つ、色や石を選び、
 それを使っていました。


 その日Lunaがかけていたヴェールは、限りなく白に近いブルーで
 小花の模様がついたものでした。

 緑の国の王や兄弟子達と握手をしながら言葉を交わすMのことを
 彼女はそのヴェール越しに、とても懐かしい気持ちで見ていました。


 当時のアトランティスの王族やその周辺の人達は、現代人に比べると、
 もっと意識がハッキリしていて、かなり多くの人達が自分の前世の記憶や
 今生での役割などをしっかりと認識していました。

 Mや兄弟子達との縁も、Lunaにとっては今回が初めてではないことが
 彼女にも解っていましたし、そこにいた全員が、それを理解していました。


 Lunaが水の国に戻ってきてからまた数年の間は、とりあえず何事もなく
 平凡な日々が過ぎていきました。


 Lunaが勤めていた神殿は、王宮の中庭にある回廊を通っていく場所に
 ありました。
 その回廊の両脇には、大きなイオニア式の柱が何本も立っていて、
 そこだけ屋根がついていました。
 その柱は白いままではなく、えんじ色に塗られていました。

 中庭には王族の関係者の人達が大人も子供もいつもたくさんいて、
 みんな楽しそうに過ごしていました。

 そこにもやはり噴水や池がありましたが、子供達はよくその池の中に
 入って遊んでいました。

 Lunaはいつも、王宮からその回廊を通って神殿へ向かいます。
 彼女のグループには王の娘もいて、その王女が巫女達の筆頭でした。
 王女には小さな弟がいましたが、その王子もよく、遊び仲間たちと
 その池で遊んでいました。

 Lunaは楽しそうに過ごす人達をいつも横目で見ながら、静かな
 神殿内へと進んでいきました。。。

 神殿の中には、石で作られた正方形の、足首くらいの深さまで水の張られた
 プールのようなものがあり、その四隅にはそれぞれ四角い背の低い
 やはり、えんじ色の柱が立っています。

 その柱の上には白い石で作られた小さなライオンの頭の像が
 置かれていていました。
 (もしかすると、柱ごとに動物が違うかもしれません。)

 
 巫女たちはそこに足を浸し身を清めてから、王女に従って
 何かに祈りを捧げていたようです。


 

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