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暗譜

 04,2013 11:37
 awaken.jpg


 声楽の発表会までは、ずっとそちらに集中していたので、
 次のライヴで歌う歌の歌詞の暗譜はそのあと。。。と、後回しにして
 きていたのですが、考えてみたら、残りあと2週間しかないことに
 その時になって気づき。。。

 でも、サビの部分はほとんど覚えていたので大丈夫だろうと思いきや、
 意外とその歌詞は覚えづらく、だんだん自信がなくなってきました。


 ある日、「絶対に今日中に覚える!」と決意し、一生懸命練習していたのですが、
 いくら繰り返しても、どうしても完全に覚えきれずに、いつも途中でひっかかり。。。

 ひっかかる個所はその時によってまちまちで、、、
 ひとつ覚えるとひとつ忘れる。。。の連続で、なかなかマトモに歌えず、
 こんな調子で大丈夫なんだろうか。。。と、ますます不安になってきたのでした。


 けれども、その次の日になってみると、、、

 不思議と全部綺麗に暗譜できている。。。
 スラスラと歌えてしまえるのです。。。


 覚えられない~と焦っていたのに、実は覚えていた。。。

 ・・・というようなことは、おそらく誰もが学生時代の試験前に一度は
 経験しているのではないのかな、、、なんて思ったりもしますが。

 こういうことが起こると私はつい、、、
 人間の脳って、一体どういう仕組みになっているんだろう?なんて。
 
 そんなことを考えたくなってきてしまったりもして(笑)


 一度スラスラ歌えたら、その安心感も手伝って、その後は、
 何度歌ってもスラスラ歌えるようになり、、、

 もう大丈夫。。。

 ・・・と、そう思ったのも束の間、、、
 レッスンの時に、先生の前で歌おうとしたら、一部の歌詞がいきなり
 抜けてしまって、頭が真っ白になってしまい、自分でもびっくりしました。

 バッチリだと思っていたのになぜ??と。


 こういうの、緊張するとよくありがちですが、、、
 どうして、こういうことが起こるのだろう?と、とても気になってきました。

 それで、あれこれ考えました。


 私が歌っている時、先生は歌詞のプリントを横でじっと眺めながら
 私の歌を聴いていたのですが、、、

 多分、そのせいなのだと思います。
 私の頭の中の歌詞が飛んでしまったのは。。。


 先日の、バンドリハーサルの時も、私はまた、歌詞が飛びました。
 その時飛んだのは、レッスンの時に先生の前で忘れた所とは
 また違う箇所でした。

 この時も、家で散々練習していって、今度こそ完璧に覚えたわ!と
 思っていたのに・・・です。


 なぜ、覚えていたものを忘れてしまうのか。。。


 これは、私が自分自身を観察していた結果、おそらくそうだろうと
 思ったことなのですが、ちゃんとインプットしてあるはずの歌詞を
 その時意識に浮かび上がらせないようにしているのは、多分、
 私自身の「思考」です。

 あれこれと、よけいなことを考えている思考。

 これが、歌詞が飛んでしまう原因。


 先生が隣で歌詞を見ながら私の歌を聴いている時、、、
 私は視界の隅にその先生の姿をとらえているわけですが、そうすると、
 「歌詞を間違えたらどうしよう。」とか「発音とかチェックされていたり
 するのかしら?」とか、、、

 もう、ものすごい勢いで思考が回転しているのが解るのです。

 考えている、、、というよりも、溢れてくる、、、という表現のほうが
 それに近い感じがします。

 そして、、、
 その思考に囚われすぎていると、、、
 そこに意識を集中させてしまうと、歌詞が飛びます。


 バンドのリハの時もそうでした。

 たくさんの人たちに囲まれて、、、しかも、その筋のプロの人達が、
 自分のために演奏してくれていて、なおかつ、そんな人たちに、
 私の歌を聴かれてる~~~(汗)と思うと、無意識に、、、

 「この人、ダメだと思われたくない!」、、、と、、、
 
 そうやって、必要以上に自分をよく見せようとするエゴが働くの。。。


 そして、空回る。


 思考、、、エゴ。


 歌ってる時は、これっていらない!!!
 思考、止まって、、、って、、、
 
 
 しみじみ思います。


 今日試しに、あえて家族全員が集まってザワザワしている部屋の中で
 少し瞑想状態に入って、思考の活動をちょっとだけ鈍らせてから、
 その状態で、何度か歌ってみたら、、、
 一度も歌詞を間違えませんでした。

 それどころか、ものすごく気持ちがよかった。。。


 考えずとも、勝手に歌っている感覚なのです。。。
 身体が。。。

 そして、メロディーの、歌詞の、音の「ヴァイヴレーション」と
 一体化している感じがしてくるの。。。

 この感覚が、「歌に入り込む」。。。という感覚。


 ただ、、、
 この感覚を、大勢の前に立った時にすぐに獲得できるのか。。。


 そこが問題です。


 「スポットライトの魔法」、、、と私は勝手に呼んでいるのですけれども(笑)

 これはバレエ時代から感じていたことなのですが、、、
 私の場合、スポットライトがそれを助けてくれることが多かったりします。

 自分にライトが当たると、眩しくて周りがあまり見えなくなり、、、
 そこに特殊な世界を築きやすくなる感じがするからです。


 ・・・と、ヴォーカルライヴのことになぞっていろいろ書きましたが。。。


 人間の脳ってきっと、、、
 一度見たこと聞いたことは、全て完璧にインプットする機能が、
 ちゃんとついているのでしょうね。

 それは、おそらく辺縁系あたりなのかな。
 そこにある、海馬あたりが、おそらく記憶を司る場所だったと
 思いましたが。。。

 ですから、大人になって記憶力が悪くなったと思っても、、、
 実は、子供の時と同じように、ちゃんとインプットはしているように
 思うのです。

 ただ、大人は子供よりも「体験」の数が多いですから、、、
 そういった体験によって「学んだこと」もたくさんあり、、、

 なんというか、、、
 辺縁系より、大脳新皮質、、、要は「思考」が、フル活動して
 しまいがちなのでは?

 ・・・なんて思ったりしてね。


 2歳児、3歳児でさえ言語を覚えることが出来るのですから、、、
 「歌詞を覚える」という行為自体は、決して難しいことでは
 ないはずですよね。。。

 それが大人になると難しくなってしまうのは、、、

 それだけ子供の頃より「エゴ」が強くなっているから。。。と
 いうことであり、、、

 その膨れ上がったエゴをいかに理解し、うまく手綱を握っていくか、、、
 
 それは、大人になった時にやっと挑戦できる、醍醐味だったり
 するのかもしれませんね。 

 そしてそれがうまくいった時の快感は、、、
 きっと、経験の少ない子供のうちは、味わえないことだろうと思います。。。

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