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国立モスクワ合唱団

 18,2011 12:52
 新宿のオペラシティで、国立モスクワ合唱団の公演を観て来ました。


 moscow.jpg


 G.スヴィリードフ:合唱のためのコンチェルトより「哀歌」
            (2011年3月の震災犠牲者の霊に捧げる)

 S.ラフマニノフ:無伴奏合唱による「晩祷」作品37(抜粋)
          Rachmaninov: Vespers
          1. 来たれわれらの主、神に
          2. わが霊(たましい)や主を崇めよ
          5. 主宰や今爾(なんじ)の言(ことば)にしたがい
          6. 生神女(しょうしんじょ)よ、喜びたまえ 
         メゾ・ソプラノ:エレーナ・グリダソヴァ
         テノール:ボリスラフ・モルチャノフ
         テノール:セルゲイ・ゴージン
         バス:アレクサンドル・ビレツキー        

G.カンチェリ:Amao Omi -無意味な戦争
        (混声合唱とサクソフォン四重奏のための。2005年。)
         Kancheli: Amo Omi (Japan Premire)
         ソプラノ:オリガ・ピャトニッツキフ
         共演:カルテット・スピリタス Quartet SPIRITUS

 - - - - - - - -

 ロシアのクリスマス・キャロル:お月様通り過ぎた
 M. ブランテル:カチューシャ
 A.ワルラーモフ:赤いサラファン ソリスト:オリガ・ポポヴァ(ソプラノ)
 ロシア民謡:果てもなき荒野原 ソリスト:アンドレイ・ボリセンコ(バス)
 ロシア民謡:若い私は夕暮れに ソリスト:マリヤ・ブイノソヴァ(ソプラノ)
 ロシア民謡:ステンカ・ラージン ソリスト:アンドレイ・クルィジャノフスキー(バス)
 古いワルツ:アムール河の波 ソリスト:アリベルト・シトジコフ(バリトン)
 M. フラトキン:愛の歌 ソリスト:ベラ・カバノヴァ(ソプラノ)
 ロシアの古いロマンス:黒い瞳 ソリスト:エヴゲーニー・カプスチン(バリトン)

 ~アンコール~

 ロマ(ジプシー)の古いロマンス:夕焼けではなく
 日本民謡:ソーラン節
 ロシア民謡:カリンカ


moscowChoir.jpg


 今回楽しみにしていたのは、カンチェリの「無意味な戦争」でした。
 日本ではこれが初演と聞いたので、興味をそそられました。

 私は結構この、「初演」という言葉に弱い。。。(苦笑)

 カンチェリもそうですが、ラフマニノフの「晩祷」なども、
 家でCDで聴いていたりすると、素敵な曲だなぁ。。。とは
 思いながらも、結構途中で眠くなってきたりするのですが。。。

 でもやっぱり、こういうのは「生」で聴くものなのですよね。。。
 CDでは、その歌の本当のところは絶対解らない。。。

 そう思うから、、、
 今回のこの機会を逃したくなかったのでした。。。


 人間の声って、、、
 本当に素晴らしい。。。
 素晴らしい楽器です。。。


 大勢の人達が、声だけでなく、魂まで合わせて歌う時、
 そこには、倍音のシャワーが降り注ぎ。。。
 空間のエネルギーが、グヮングヮンと動くのがわかるの。。。

 バスの人達の低い声が一斉に響いてくる時、それはまるで
 チベット僧達のマントラの響きのようで。。。

 ヨーロッパの大聖堂などで、ああやって訓練して磨き上げられた
 声の歌い手の方達が魂をあわせて歌う聖歌を聴かされたら、、、
 もう、きっとどんな人でも、いやでも敬虔な気持ちに
 させられてしまうのだろうなぁ。。。なんて思います。。。

 
 声楽を習うようになってから、こういった歌声をまた、
 違った目で見るようにもなりましたが、つくづく思うのは、
 西洋人がその身体の中に持っているパイプのようなもの、、、
 
 パイプというのは、私のイメージなのだけど。。。

 なんというか、空気の通り道みたいなものって、やっぱり
 東洋人より全然太い感じがするの。。。

 もう、、、
 最初から、作りからして違うのねぇ。。。と、しみじみ感じてしまった。。。

 これは、バレエをやっていた時も感じていたことだけれども、、、

 そうやって、西洋人の中で生まれ西洋で育った伝統的なもの。。。
 バレエとかオペラとか。。。
 そういうものを日本人が習得しようとする時って、結構苦労が
 伴うというかね。。。

 ホント、損だよなぁ。。。と、ハンデを感じたことも、
 バレエをやっていた頃はよくありましたが。。。
 昨日ふと、そういうことを思い出したりしていた。。。

 それでも、、、
 こういうものが好きなのだから仕方ない(笑)

 それに今はまた、もっと違う風に。。。
 もっと前向きに考えられるようになりましたけど。。。^^


 話がずれてしまいましたが、、、

 昨日の公演は、1部はまるで教会の中にいるような、、、
 敬虔な気持ちにさせられるような感じでしたが、2部は
 もう少し砕けた感じになって、1部とはまた違った形で、
 気持ちが高ぶりました。。。

 どれもこれも全部素敵でしたが、ワルツの「アムール河の波」が、
 とても可愛らしかったので印象に残っています。

 アンコールで「ソーラン節」を歌ってくれたときは、
 会場からかすかに笑い声が聴こえてくるほど、雰囲気が和らいでいた。。。
 やっぱり、日本人としてこういうのは嬉しいものですよね。。。


 その、ソーラン節を聴きながら思いました。。。

 こういう時期に日本に来てくれたこと、、、
 本当にありがたく感じました。

 たとえ国は違っても、人間ってやっぱり、みんな同じなのですよね。。。

 人は誰でも、、、
 その深いところに神聖な部分があって。。。

 オペラ座の元エトワールのギエムが、震災で被災した人達の
 ために、封印していたあのボレロをまた踊りに来てくれた時も、
 ものすごく感動したけど。。。
 

 芸術って、、、
 人のそういう神聖な部分を刺激して、心を温かくさせて
 くれるような気がした。。。

 そうやって世界中が繋がっていけたら、、、いいですよね。。。

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