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蝶々夫人は悲劇ではない

 24,2011 13:14
 ・・・という番組を観ました。。。

 岡村喬生という日本のオペラ歌手の方が、プッチーニの有名な
 オペラ『蝶々夫人』の新演出に挑み、それをイタリアで
 上演しようという企画を追ったドキュメンタリーでした。。。

 岡村さんご自身が、蝶々夫人の叔父の僧侶ぼんぞー役を演じられた時、
 そこにおかしな日本語が紛れ込んでいることに気づかれたことが
 『蝶々夫人』に対して疑問を持つキッカケとなられたそうです。。。

 番組のサイトには、こう書かれていました。。。


 日本人に最も有名でありながら、日本文化へ様々な誤解を
 生んできたプッチーニ作のオペラ「蝶々夫人」。オペラ歌手・
 岡村喬生さんが、2011年の夏、日本人にとってなじみの深い
 オペラ「蝶々夫人」の、本場イタリアでの公演を目指すという
 大プロジェクトに挑戦した。

 岡村さんは、100年以上前にプッチーニによって作曲された
 「蝶々夫人」が、“異国趣味が強く、日本についての正しい理解が
 されていない”と考え、新演出でイタリアに乗り込む。



 摩訶不思議な日本語が出てきたり、着物の着方がおかしかったり、、、
 と、私も「これは日本人じゃないよ~」って感じることはやはり
 多々ある『蝶々夫人』ではありますが、、、

 でも、私はそれはそれでよし。。。としていた人でした。

 その当時のイタリアに生きたプッチーニという人は、
 日本をこういうイメージで見ていたんだね。。。という気持ちで
 オペラを観ていました。。。

 そしてそれを、、、
 人類の歴史の1ページとして、たとえそこに間違いがあったとしても、
 それも含めて、そのまんまの形で残しておきたいと思っているほうでした。。。


 けれども岡本さんは、それをよしとはしない方のようでした。

 なので彼が、ここはおかしいと思った部分の歌詞を直し、
 演出も新しくした『蝶々夫人』をイタリアに持っていこうと
 されていましたが、それは結局、イタリアでの上演許可は
 得られませんでした。。。

 それを見ていたら、、、「当たり前だよね。」。。。って、、、
 ついつい思ってしまった(苦笑)

 日本人としての誇り。。。と岡村さんはおっしゃっていたけど、、、
 私の目には、、、それは、日本人のエゴに映ってしまったの。。。


 オーディションで選ばれた蝶々夫人役の方やすずき役の方が
 現地で、若いイタリア人指揮者の元で歌のレッスンを受け、
 イタリア語の発音を厳しく直されたりしていました。。。

 でも、劇場でリハーサルをしたりするうちに、すずき役の人は、
 声のボリューム不足ということで、直前に役を降ろされてしまいました。。。

 芸術に対して真剣になればなるほど、、、
 厳しいんだよねぇ。。。こういう世界って。。。(涙)

 特にその指揮者の方なんて、まだ30歳だったからね。。。
 よけいになのかもなぁ。。。なんて思った。。。


 急遽、イタリア人の女性をすずき役に立てて、本番まであと
 わずかしかないという中、すずき役としてわざわざイタリアまで
 やってきたその女性は、役を降ろされたというその辛さを表には
 出さず、そのかわり、本当に一生懸命、すずき役となったその
 イタリア人女性に、役の立ち居振いなどをつきっきりで教えて
 あげていました。。。

 その健気な彼女の様子に、胸を打たれたのでしょうか。。。
 若い指揮者は、、、一日だけ彼女に、すずき役をやってもいいと
 言ってきてくれました。。。

 まだまだ君は、勉強不足だけどね。。。といいながらも。。。


 また、代役にたったイタリア人女性も、日本人のその彼女に
 深く感謝をしていてね。。。

 「彼女が親切にいろいろ教えてくれたおかげで、私は無事に
  日本人を演じることができました。」

 ・・・と言っていました。


 これが、、、
 日本人なのだよなぁ。。。って感じました。。。


 蝶々夫人のオペラの訂正によってではなく、こういった一連の
 出来事の中での、、、すずき役の彼女の行動を通して、
 イタリアの方々は、日本人の魂を感じたのではないのかなぁ。。。

 なんて思ったのでした。。。
 

 そしてこういうのが、、、
 宇宙のいつものやり方なのだなぁ。。。って。。。


 

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