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デンマーク・ロイヤル・バレエ団 『ラ・シルフィード』

 18,2012 19:54
 
ラ・シルフィード 全2幕 [DVD]ラ・シルフィード 全2幕 [DVD]
(2012/03/07)
デンマーク・ロイヤル・バレエ

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 ずっとこれが観たかったのです。。。

 観たい観たいと思いながら、結局これも、ずっとDVDを
 購入せずに後回しにしてきていたもののひとつでした。
 

 『ラ・シルフィード』というのはとても古いバレエで、
 初演は、1832年のパリ・オペラ座です。

 主演はあの、マリー・タリオーニ。
 振り付けは、その父、フィリッポ・タリオーニ。


 Marie-taglioni2.jpg


 けれどもこの版はその後、失われてしまいました。

 1972年に、ピエール・ラコットがあちこちから様々な資料をかき集め、
 そのタリオーニ版を復元しました。

 それが「ラコット版」と呼ばれているもので、現在、パリ・オペラ座や
 ミラノ・スカラ座などで踊られています。

 
 私は、このラコット版の『ラ・シルフィード』を、パリ・オペラ座の
 もので、以前観たことがありました。

 ・・・が、なんだか途中で眠くなってしまった。。。というか、
 それは、いまひとつピンと来ませんでした。 


 この『ラ・シルフィード』には、もうひとつの支流があり、
 それが今回観た、ブルノンヴィル版のものです。


 August_Bournonville.jpg

 
 オーギュスト・ブルノンヴィル

 
 タリオーニのシルフィードを観たブルノンヴィルは感動し、
 このバレエを自分の国、デンマークでも上演したいと
 思ったのですが、オペラ座から許可がおりませんでした。

 しかたなく彼は、音楽を全く違うものに変え、それにあわせて振付し、
 新しい『ラ・シルフィード』を創りあげました。

 けれども、物語はタリオーニのシルフィードと全く同じです。


 なので、どちらが原点か、、、と言ったら、タリオーニ版ですし、
 それを復元したラコット版のほうが、原点に近いといえるのかな?
 
 ・・・という気もしますが、、、

 でも、このブルノンヴィル版というものは、1836年にコペンハーゲンの
 王立劇場で上演されたものが、ほとんど形を変えずほぼ原型のまま、
 このデンマーク・ロイヤル・バレエ団でずっと踊り継がれてきたものであり、
 そのせいか、そこには何とも言えない「心地よい古さ」を感じることが
 出来るような気がするのです。。。

 プチ・タイムスリップできてしまうような。。。
 当時、この舞台を観ていた人たちと同化できてしまうような。。。

 そんな不思議な匂いを漂わせているような。。。


 私自身はどちらかといったら、伝統を守るタイプではないような
 気がするのですが、、、
 やっぱりこういった「保守派」という人たちも、この世には
 必要なのだなぁ。。。


 なんてね。。。
 そんな思いで観ていました。

 
 ジェイムズ役のニコライ・ヒュベさん。。。
 (現在は、同バレエ団の芸術監督ですね。)

 この役にピッタリハマっていました。
 スコットランドのキルトがすご~く似合ってた。。。

 この衣裳って、着る人によっては「・・・・・・」ってなってしまう
 衣裳ですものね^^;


 そしてこのブルノンヴィル版のジェイムズの一幕のソロは、
 ローザンヌ国際バレエコンクールでもよく踊られる演目ですよね。

 かなり大変そうな踊りです。。。


 『ラ・シルフィード』のCDは、実はブルノンヴィル版のほうを、、、
 ノルウェーの作曲家であるヘルマン・ローヴェンスキョルによる
 もののほうを持っていたので、音楽が馴染みやすかった。。。と
 いうこともあるのかもしれませんが、、、

 私はこちらのシルフィードの方が、好きかもしれません。

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