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バレエ音楽

 13,2012 01:26
 最近久しぶりに、チャイコフスキーの『白鳥の湖』なんかを
 聴いたりしています。


 
チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲)チャイコフスキー:白鳥の湖(全曲)
(2008/01/23)
ロンドン交響楽団 プレヴィン(アンドレ)

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 このCDは、、、
 チャイコフスキーの譜面を、淡々と再現したんだなぁ。。。と、
 そんな印象を感じさせるような演奏です。

 指揮者によって、その「色」が全然変わってしまったりしますが、
 この、アンドレ・プレヴィンさんの指揮は、あえてその色を消して
 自分というものを全く主張していない感じがするの。。。

 そういうのって、かえって難しいのでは?なんて思ってしまいます。。。


 バレエをやっている人は、踊りの練習をするために、もっとゆったりと
 したテンポのCDを好みますし、実際私もそちらのテンポに慣れて
 しまっているので、このCDのテンポは「速い!!」って感じてしまったりも
 するのですが、ただ普通に、曲として鑑賞するには、こういったテンポのほうが
 自然なのでしょうね。


 この白鳥の湖を含む、チャイコフスキーが作曲を担当したバレエは、
 今でこそ「3大バレエ」なんて言われていますが、彼の生前は、
 全くヒットせず、大失敗だと言われていたようです。

 今そんなことを聞いても、ホント、信じられない。。。と思ってしまうけど、
 当時の人達には非常にウケが悪くて、「もう、バレエ音楽なんて金輪際
 作らないぞ!!」と、チャイコフスキーは言っていたのだとか・・・


 その後、プティパとイワノフによって振付や演出を変更されてからは、
 その真価が世間にも認められ、今に至っています。。。

 ・・・ということは、音楽よりも、振付や演出に問題があった。。。
 ということなのかもしれませんね。。。


 このCDでは、当時の譜面通り、現在「黒鳥のグラン・パ」で使われている
 音楽は、一幕の王子と村娘のパ・ド・ドゥの場面に挿入されています。

 なので3幕の黒鳥の音楽は、原典がそのまま使われているのですが、
 チャイコフスキーが、黒鳥用に用意したその音楽は、現在では「白鳥の湖」の
 舞台の中では、あまり使用されることはなく、独立して、ガラなどで、
 「チャイコフスキー・パ・ド・トゥ」として踊られることが多いです。

 これは、プティパとイワノフが振付を改定した時に、勝手にいじって
 変更してしまったからなのですが、それが今では、すっかり定着しています。

 そうしていじったことによって舞台は成功し、チャイコの音楽も
 こうして世に残ったわけだから、それはそれ。。。なのですが、
 それを作曲家の譜面通り、原点に戻そうとした人がいました。

 それが、ブルメイステルで、彼の演出では、チャイコフスキーの譜面通り、
 その原点に立ち返った形で、音楽が進行していきます。


 実は私は、このブルメイステル版が、大好きだったりします。


 「白鳥の湖」は、その終わり方も悲劇であったりハッピー・エンドであったりと、
 様々なバージョンがありますが、ブルメイステル版は、終わり方も幸せなのが
 やっぱり好きです。

 あとはやっぱり、3幕が飽きないところ。。。
 各国の招待客が、みんな悪魔の手下。。。という設定になっています。

 そこにあの、本来の黒鳥の音楽によって踊られるグラン・パ・ド・ドゥは、、、
 流れ的に、グッと惹きつけられるし。。。

 なんとも言えず、ドラマティックな感じがするのです。。。


 子供の頃、お誕生日とかクリスマスプレゼントに私が親にねだったのは、
 いつもバレエ音楽の全曲のレコードでした。

 でも、レコードのそれはテンポが速くて全然踊れないので、レコードの
 回転を下げたりとか、裏ワザを使って録音したりとかね。。。

 そんな、いろいろ試行錯誤していたりしたことを思い出しました(笑)

 だから、このテンポで聞くと、なんというか、、、
 変な懐かしさがこみあげてきたりもするのでした。。。


 今は、踊れるテンポのCDがたくさん出ているから。。。
 便利な時代になりましたね(笑)

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