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『オーヴェールの教会』 フィンセント・ファン・ゴッホ

 12,2013 17:29
20130212135713eb9.jpg
 『オーヴェールの教会』 フィンセント・ファン・ゴッホ 1890年


 ゴッホ最期の地、オーヴェール・シュル・オワーズにある教会を描いたもの。

 ネットで検索すれば、この教会の実物の写真を観ることができ、、、
 それを見ると、この絵の教会は、実際のものとはだいぶイメージが
 違うものであることが解ります。

 でも、、、
 ゴッホには本当にこの絵のように、、、
 教会のその輪郭が、揺らめいて見えていたのでしょうね。。。


 ゴッホは、お姉さんにこんな手紙を送っています。


 ぼくはいま、村の教会のかなり大きな作品を手掛けています。

 この建物は深く澄んだ、純粋なコバルド・ブルーの空にくらべると
 紫色がかって見えます。

 焼絵ガラスのはまった窓は群青のしみのようです。

 屋根は紫色で、一部はオレンジ色です。

 前景にはちょっと緑がかった花が咲き、日のあたっている砂地は
 バラ色です。

 この作品はヌエネンで描いた古い塔と墓地の習作とほとんど同じですが、
 この作品では、色彩はもっと表現力に富み、もっと豪華になっています。



 ヴァチカンの法王、ベネティクト16世が近々引退するそうですね。。。

 そのヴァチカンが権力を振るっていた時代の絵画は、、、
 写実主義的なものがその中心で、その時代に印象派の絵なんてものは、
 絶対に認められはしなかったことでしょう。。。

 その印象派さえも首をかしげるような絵。。。
 たとえばピカソとかポロックとか。。。

 後世には、そういった画家たちも、登場してきたりしました。


 表現の仕方や描き方の変化は、、、
 人類の意識の変化を、そのまんま映し出しているようで。。。


 ゴッホは、印象派にも影響を受けてはいますが、、、
 ゴッホの絵は、ゴッホなのです。。。

 彼そのもの。。。

 彼の世界では、、、
 この教会の壁は、紫色がかっている。。。

 それが本当に、彼が観ている世界であり。。。
 だからそれが、「ゴッホ」だということ。。。


 私たちって、、、
 目の前にあるものを、本当に同じものとして捉えているのでしょうか?

 
 今でも時々思います。。。

 
 私が観ている赤と、あなたが観ている赤は、、、
 本当に同じ色をしているのだろうか。。。と。。。
 

 

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