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貴婦人と一角獣展 ~The Lady and the Unicorn~

 07,2013 17:46
 GW中に、『貴婦人と一角獣展』に行ってきました。


 貴婦人と一角獣展


 20130507143026b9d.jpg


 フランス国立クリュニー中世美術館の至宝とされているこの6枚のタペストリーは、
 国外に貸し出されたことはほとんどなく、過去に一度、1974年にニューヨークの
 メトロポリタン美術館に貸し出された以外は、ずっとフランスから出たことのない
 ものなのだそうです。

 今回、クリュニー中世美術館の改修が行われるそうで、その期間中だけ
 日本にやってくることになりました。

 そんな「至宝」と呼ばれるものをこうして日本で実際に目にすることが
 出来るなんて、、、

 この貴重な機会に感謝です。


 このタピストリーは、女流作家、ジョルジュ・サンドやプロスペル・メリメが
 その作品の中で言及したことにより、有名になったそうです。

 ジョルジュ・サンドは、あのショパンの恋人だった人ですね。
 メリメは、『カルメン』の作者です。


 貴婦人と一角獣(ウィキより)


 私は中世ヨーロッパの芸術って大好きなのです。。。
 特に、初期の頃のものとか。。。

 ルネサンスが花開いた後の洗練された芸術も素敵なのですが、
 私はその一歩手前の中世の香りに、、、妙に惹かれるところがあったりします。

 古いタロットや写本などの絵柄などを観ていると、なんだかゾクゾク
 してくる感じがします。


 そういった香りがかすかに漂ってくるような、大きな6枚のタペストリーに
 ぐるりと囲まれた部屋の中央に立ち、その雰囲気をじっくり味わっていたら、、、
 何とも言えない、不思議な気持ちになりました。

 ちょっと、言葉ではうまく表現できませんが、、、


 今回は、このタペストリーの他にも、中世の美術品がいくつも来ていて、
 中世好きの人には、もうたまらない展覧会になっていると思います。

 いつかフランスの、クリュニー中世美術館に行ってみたくなってしまいました。


 20130507145928dd7.jpg 20130507145706117.jpg
  『触覚』                      『味覚』


 20130507145707846.jpg 20130507145706449.jpg
  『嗅覚』                             『聴覚』


 20130507145706f19.jpg
  『視覚』

 
 20130507150739c21.jpg
  『我が唯一の望みに』


 これらのタペストリーのテーマは、長いこと謎に包まれていたようですが、
 現在では、それぞれ五感を表現しているということで落ち着いているようです。

 最後の『我が唯一の望みに』に関してだけは、未だにハッキリしていない
 部分もあるようですが、それは、五感のあとにくる「第六番目」の感覚を
 表現していると、言われてきていたそうです。

 ウィキによればそれは、「理解する」という感覚になるのだとか。。。
 あとは、「愛」ですとか「処女性」、「これから結婚に入ること」を
 示しているという説もあるみたいですね。

 美術展での説明では、現代風にそれを「第六感」、つまり「直感」と解釈すると
 いうようなことが書かれていました。

 15世紀という時代に、その制作者や依頼主が、このタペストリーにどういった
 意味を込めたのかということは、今では想像することしか出来ませんが、、、

 こういった「解りにくいもの」というのは、その時代時代によって、その
 解釈というものは、変化していくものですね。。。

 そしてその解釈そのものこそが、その時代の人類の意識を反映しているようで、、、
 なんだか面白いです。


 

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