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桜の木の精霊

 02,2006 14:52
 いろいろな方のブログを見てまわっていましたら、あちらこちらで
 桜の写真を見ることができました。今日あたりはとても暖かかったですし。。。
 春ですねぇ。。

 
 桜といえば、ちょっとした不思議なお話をひとつ。。


 私が小学校に入学した時、記念樹として桜の苗木をもらったのですが、
 小さくて細い枝のようだったので、何も考えずにポンッと庭にさしておいたら
 グングン伸びて、いつしかとっても立派な桜の木になりました。

 
 毎年春になると綺麗な花を満開に咲かせるので、子供の頃はお庭でお花見が
 定番になっていました。そういえば、いつだったか秋に毛虫がゾロゾロ
 降りてきたりして(汗)それなりに大変なこともありましたが、でも、
 毎年咲く綺麗な花に、いつもホッと癒されていました。。。

 
 でも、その木はあまりに立派になりすぎて、枝が電線にとどいてしまったり、
 根が張りすぎて庭の土が盛り上がってしまったりと、いろいろ不都合が出てきました。
 桜の木は切ると咲かなくなってしまうそうなので、家族でどうしようかぁ。。
 といいつつ、花があまりに綺麗なので、何年かはそのままにしていました。

 
 私が高校を卒業したての頃だったと思いますが、そろそろ限界かも。。
 と思い始めた私達は、例年のようにお庭でお花見をしながら
 「この桜が見れるのも今年で最後かねぇ。。」「寂しいねぇ。。」
 「でも困ったねぇ。。」なんて、その桜の木の下で話していたのです。

 でも。。それでもやっぱり切るのは忍びなく、結局は切れずに次の年の
 桜の季節がまたやってきました。

 ところが、あれだけ毎年立派な花を咲かせていた桜が、その年は全く
 咲かなかったのです。。

 つぼみも全然ふくらまずに「今年は遅いね。」なんて言っていたのですが、
 まわりの桜が散ってしまった頃になっても芽吹く気配は全然なくて。。。
 それで、私達はとうとうその桜の木を切る決心をしました。。

 
 あの桜の木はきっと、私達の話を聞いていたんだろうね。。って
 母とも話していました。毎年毎年、休むことなく綺麗な花を咲かせていた
 あの桜の木は、私達が困っているのを察して、自ら花を咲かせることを
 やめてくれたのだと思っています。。

 
 今にして思えば、切るのはもう1年待ってあげればよかったような気もします。。
 桜の気持ちを思うと、今でも少し切なかったりして。。。人の意識によって。。。
 とか難しく考えることもできますが、私はこの出来事に関してはなんとなく、
 「桜の木の精霊」がいたんだ。。って考えていたいです。。

 
 桜の季節になると、毎年あの出来事を思い出します。。

 「ありがとう」と「ごめんね」をあの桜さんに会って伝えたいなぁ。。なんて。

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