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個別記事の管理2008-01-12 (Sat)
 今日はまた、ダンカン・ダンスに行ってきました。。。

 明日もう一日レッスンがあって、明後日はメアリー先生の
 ミニコンサートがある。。。
 生徒さん達の中で、2,3人、そのコンサートで踊るのだけど
 今日、レッスンのあと、そのリハーサルがあったので、
 ちょっとだけ観てきました。。。

 その時、メアリー先生の踊りをはじめて観ました。。。
 ほんの3分くらい。。。一曲だけだったけど。。。

 先生のその踊りを観ていたら、すごく悲しい気持ちになってきて
 胸が痛くなる。。。というか、涙が出そうな感じと言うか。。。
 自分がなんで悲しいのか解らないのだけど、すごく悲しいのです。。。

 その踊りが終わったあと先生が、
 
 「これは悲しみの踊り。。。
  (ダンカンが)子供を失った時に作った悲しみの踊りよ。。。」
 
 ・・・って。。。

 なんだか。。。
 それを聞いたら、ものすご~~~~~く感動してしまいました。。。

 だって。。。
 何も聞いていなかったし、何も知らないのに、その踊りをみたら
 私は悲しくなった。。。

 これって。。。
 先生が「悲しみ」そのものを踊っていたってことだよなぁ。。。って。。。
 メアリー先生、やっぱりすごい。。。と。。。

 照明も衣装も背景も何もないのに。。。
 普通に踊っただけであれだけ表現出来てしまうなんて。。。


 ダンカン・ダンスって。。。
 バレエとはまた違う。。。
 テクニックだけじゃないなぁ。。。と思いました。。。

 基礎はやっぱり必要なのだけど、それだけでもダメみたい。。。

 いくら上手に踊れても、自分のエゴがあるうちは、きっと表現出来ない。。。

 例えば。。。
 「春」を踊らなくてはいけないのに、「私」を持ったまま踊ったら、
 その踊りは、「春」にはならない。。。

 「私はこれだけ上手に踊れる。。。」と思いながら踊ったら。。。
 挑戦的だったり、攻撃的な踊りになってしまったりするかも。。。

 それを観た人は、そこから「春」は感じないだろう。。。
  
 踊りのテクニックの上達のほかに。。。
 やっぱり、スピリチュアル的な面でも、いろいろと深めていかないと
 きっとこの踊りは踊れないだろうなぁ。。。と。。。

 先生の踊りを観て感じました。。。

 ダンカンダンスのポイントは、太陽神経叢。。。
 そして、大地としっかり繋がること。。。

 なんだか。。。
 すごいものに出会ってしまったな。。。



 ~魂の燃ゆるままに(ダンカン自伝)より~


  私はアパートで昼も夜も、身体の動きによる魂の神聖なる表現と
  しての踊りを追及し続けた。
  何時間も手を太陽神経叢の上で組み、じっと立っていることもあった。

  私は求め続け、すべての動きが湧き出す泉、動力の中心、
  あらゆる種類の動きが生まれる統合体、新たなダンスを映し出す
  鏡をついに発見した。

  そしてこの発見から私の理論が生まれ、それに基づいて、私は
  のちに学校を設立したのだった。。。

  私は体の中にある経路に流れ込み、体全体を光の波動で満たしていく
  魂の表現の源を探し続けた。つまり魂のヴィジョンや思いを映し出す
  遠心的な力を追い求めたのであった。

  何ヶ月もかかって、この一つの中心に全ての力を集中することを
  学んでからは、音楽を聴くと、音楽の光や波動が私のなかにある
  この泉に流れ込むのがわかった。

  その光や波動は、そこから頭脳ではなく魂の霊的ヴィジョンのなかへと
  映し出され、このヴィジョンから光や波動をダンスの中に表現
  するのだった。。。



 ダンカンの言っている意味が。。。
 ものすごくよく解る。。。

 芸術。。。

 天から受け取ったものを、表現すること。。。
Theme : 人生を豊かに生きる * Genre : 心と身体 * Category : 踊ること
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