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魔女は月の女神と、角のある神を崇拝する。。。という
お話を読んで以来、このケルトの神、「ケルヌンノス」という
神様は、ちょっと気になる存在になりました。。。
今読んでいるケルト神話の本が、ちょうどケルヌンノスの
ところだったのですが、今の私にとってシンクロ。。。
・・・というか、流れを感じるようなことが書かれていたので、
抜粋しておきます。。。
ケルヌンノスという神の性格と、その神話を生んだシンボルを
理解するのに不可欠なのは、彼の頭の角がそれであるという
点であろう。
鹿の角は2月に落ち、毎年一つずつ枝角を増やしながら
5月から9月にかけて再び生えてくる。
鹿は翌春さらに輝かしい角を取り戻すために冬ごとに
角を失うのだ。
恋敵との戦いを経て、持てるすべての力を牝を受胎させる
ことに捧げる頃、その角は見事な枝振りに達する。
そして生殖における役割を果たすと、疲れきった牡は再び
独りになり、ついで彼の誇りであったその飾りをも失うのである。
かくしてケルヌンノスが生殖力と再生のサイクルを象徴している
ことは明らかとなろう。
衰退の後には再生と繁栄が訪れる。
そして、自然についても、魂についても、このサイクルは
同じことなのである。
~ケルト神話の世界(ヤン・ブレキリアン)より~

お話を読んで以来、このケルトの神、「ケルヌンノス」という
神様は、ちょっと気になる存在になりました。。。
今読んでいるケルト神話の本が、ちょうどケルヌンノスの
ところだったのですが、今の私にとってシンクロ。。。
・・・というか、流れを感じるようなことが書かれていたので、
抜粋しておきます。。。
ケルヌンノスという神の性格と、その神話を生んだシンボルを
理解するのに不可欠なのは、彼の頭の角がそれであるという
点であろう。
鹿の角は2月に落ち、毎年一つずつ枝角を増やしながら
5月から9月にかけて再び生えてくる。
鹿は翌春さらに輝かしい角を取り戻すために冬ごとに
角を失うのだ。
恋敵との戦いを経て、持てるすべての力を牝を受胎させる
ことに捧げる頃、その角は見事な枝振りに達する。
そして生殖における役割を果たすと、疲れきった牡は再び
独りになり、ついで彼の誇りであったその飾りをも失うのである。
かくしてケルヌンノスが生殖力と再生のサイクルを象徴している
ことは明らかとなろう。
衰退の後には再生と繁栄が訪れる。
そして、自然についても、魂についても、このサイクルは
同じことなのである。
~ケルト神話の世界(ヤン・ブレキリアン)より~

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